2月28日 桃の節句に向けて
お茶の席はいつだって良いものですが、この時期は特別です。毎年の恒例となっている雛祭りは、通常のお稽古に加え、先生お手製の桜餅やお膳を頂くのが何よりの楽しみです。お料理はハマグリの汁物に茶巾寿司など、桃の節句を存分に味わいます。そしてお土産に、お正月のころから仕込み始める、ひなあられを頂いて、今年も無事にこうしていられることを深く想うのです。
…ってな感じにジンワリと幸せを噛み締めながら帰宅して、ガックシ。
さっきまでの麗しい空間とは大違い。わが家の乱雑なこと、まるで嵐でも吹き荒れたよう。忙しさを言い訳に散らし放題。
うわっ、いけねー。お雛様も出してないじゃん!お雛様が泣いちゃうよー。
慌てて大掃除! で、頑張りました。

この雛人形さんたちは、私が生まれるずっと前からわが家にあるものです。伯母に聞くところによると、少なくとも60年以上は前のものだとか。よくもまぁ、こんな状態で残ってくれているなと感心します。
さすがにお人形さんのおべべは古くなってる箇所もありますが、お道具類は見事に健在です。蒔絵などもキレイなままで、まさに漆と職人技の底力。


この箪笥なんぞ、私が使ってるものより使い勝手がよさそう。ミニチュアにしておくのがもったいない。

帯もお雛様。花を雛人形に見立てた春らしい一本で、毎年この時期だけ登場します。








