「いい浴衣が欲しい」 依頼者Nさんの何気ない、それでいて本音の一言は難しい。『いい』に定義はないのだから。Nさんは外資系にお努めの30代半ばの女性。仕事がハードなだけに、プライベートはキモノで和みたいそうです。キモノ歴は長くないけど、さすがに『いい』ものを見る目は確か。色白で肌がキレイなNさんには、どこかスッと一本スジが通ったような雰囲気が良さそうだな。。。
そんなNさんに似合う浴衣を探す一日。新富町でナレーション録りの仕事をした後、午後は呉服屋さん廻りを敢行。新富町→銀座ルートなので、銀座通りよりも手前からチェック。【もとじ(和織、和染)】【新松】【世きね】を覗いて、最後は道路を渡って【むら田】まで足を伸ばす。ちなみに越後屋さんは2日前にチェック済み。今年は『しぼり』が目を惹きます。越後屋さんは、いかにも職人技が栄える上質の絞り浴衣を良心的な値段で提供。

そして特に心奪われたのは、もとじさんで見つけた福本潮子さん作の一枚。『静』と『動』が両立した、洋服と並んでも浮かないモダンなセンスがピカッ!思わず自分が欲しくなっちゃうよ〜。とりあえずNさんにプレゼンしてみよう。