昨日は神宮の花火大会。たくさんの浴衣姿に出会いました。ゴミゴミした街中も、パーッと花が咲いたみたいに楽しくて良いですね。そんな浴衣の「野花」たちを見ながら向った先は歌舞伎座。八月納涼歌舞伎の第三部「南総里見八犬伝」。毎度おなじみの話ですが、久しぶりの舞台観賞で楽しかった。
さて、歌舞伎座の楽しみは舞台のみにあらず。客席も思い思いのキモノに身を包んだ方々で華やかです。着物通の粋な着姿もステキだし、ビギナーさんたちの初々しい姿にもインスパイアされます。浴衣をはじめ、カジュアルな普段着も好きだけど、プレステージな雰囲気漂うキモノ・ワールドにもウットリ。浴衣が「野花」なら、こちらは庭園を彩る「牡丹」や「薔薇」といったところかしら?
ドレスアップ〜ドレスダウン。女性はそんな装いのジェットコースターが大好きなのよね!
「洋服〜キモノ・翻訳」今回のリゾート・シリーズも最後です。大人になっても気持ちのどこかに「お嬢さん」が潜んでいる…そんなイメージの組み合わせです。

ストレッチ素材にシャーリング加工を施したワンピース。これも洗って絞って、すぐ乾く便利品。バンバンのトランクにも小さく丸めれば押し込めちゃうし、シワしらず。面倒くさがり屋でスボラな私には大助かり。

少しあせたような色使いの絵絣がどこか少女らしさを漂わせる麻の小千谷ちぢみ。襦袢も麻なので、風がスーッと通り抜けていくのが気持ちいい。同じ日に普通の浴衣を肌着なしで着ましたが、かえってフル装備の小千谷ちぢみの方が涼しく感じられました。
帯はブドウの蔦を織り出した八寸。
この帯は昔、着付けの師匠から頂きました。元々はオフホワイトでしたが、長年の使用で黄ばみがひどく困っていました。せっかくの頂きものを捨てたくないし…。そこで染め屋さんと相談して色をかけて(染め直す)もらうことに。模様はブドウの蔦だし、夏の清々しい植物の趣きに…ということで、こんな仕上がりに!ひどかった黄ばみもどこへやら。生地もくたびれてクタクタになっていましたが、シャキッとハリを取り戻して生き返ったのです!
