慌ただしく日々に追われ、なかなかこのキモノ・アルバムも更新しないうちに9月も半ばを過ぎてしまいました。台風の影響か、雨は上がったものの、ベッタリと張り付くような蒸し暑さ。本音をいえば、こういう時は洋服の方が楽なんですけどぉ…。国立劇場にて文楽セミナーが行われました。今日はスタッフとしての参加なので、やはり着物でお客様をお迎えしたいですものね。頑張りましたよ〜。ちなみに本日のセミナーでは三味線の楽しみ方を教えて頂きました。三味線もただ伴奏をしているのではなく、セリフや役柄によって弾きわけていること。例えば「くぅ〜ん」と合間に音を入れることで時間の経過や場面転換を表すことなど興味深いことでいっぱいでした。
それにしても真夏に戻ったかのように汗だくになりました。それでも不思議なもので、目は季節と共にあるんですね。どんなに暑くても、夏のような色合いでは何か物足りないような、スカスカするような気持ちになります。コックリとした、ふくよかな色彩に傾いてしまう。
ややや! 季節と共にあるのは目だけではありませんでした。残暑が厳しくとも、お腹の方は秋たけなわ。いくらでも食べられてしまうようです。気がつくと、次は何を食べようかな〜、って考えていたりして…ふふふ!

雨はあがっても、そこら中に水たまり。うっかりハネをあげても困るので、薄い色の着物はパス。水玉模様の塩沢紬。糸に強い撚りがかけてあるのでシボがしっかりとたっています。今日みたいに湿気が強くベタつく日にはシボシボが気持ちいい。
雨を意識して、着物の裾線をやや短めに着ました。なので帯もあまりエレガントなものよりも、活発なイメージの八寸。柄はメリーゴーランド(?)の馬。よく見ると、馬はポールで操られています。ちょっとこじつけだけど、文楽の人形と馬を重ねあわせてみました。色も秋らしく!