あぁ、お掃除の「お」の字もやってない。年賀状の準備すらしていない。何より、気持ちのベクトルが定まってない。ないない尽くしの師走で、このままダラ〜っと年が明けたらイヤだな。…と思っていたら、ステキな光景に遭遇。植木屋さんたちが商店街を回って松を飾り付けていました。「写真撮っていいですか」と声をかえると、若そうな職人さんは「ダメダメー。恥ずかしいっす」と顔を赤らめて逃げてしまいました。もう一人の、いかにも親方風な年長の職人さんに声をかけたら、今度はジロリ。撮りたきゃ、勝手に撮んな。無言のジロリの中に、そんな言葉がハッキリ聞こえた気がしました。シャイなお兄さんも、無口で不器用そうな頑固オヤジも最高にイケてます!
やっぱり職人さんってカッコイイっす。

で、何が云いたいか。つまり、せっせと松を飾り付けている職人さんたちを見ていたら気分がクワ〜っと年末モードになったわけ。お正月に向けてシフトアップ!俄然,楽しくなってきました。だからって、まだ何も手をつけてないには変わりありませんが…。

竹と松のお正月飾りにインスパイアされて、今夜の外出着は帯締め選びからスタート。松のイメージの常磐色の帯締めに合わせて竹の葉を織り出した帯。どうせなら松竹梅だ、ってんで着物はくすんだ紅梅色の紬です。
ところで松といえば、とても好きな語句に「松無古今色」(まつにここんのいろなし)というのがあります。松はいつも瑞々しい翠をたたえ、長い年月を経てもしっかりと立ち続ける。そこには永遠なる心、そして古今を問わず翠であることから平等が表現されています。不屈の節操。

ふ〜。師走らしいことを何もしてませんが、飲み食いだけは「打ち上がって」ます。イヒヒ。今夜はうなぎで満腹。