今年の暮れは上手にペースが掴めず、お正月の準備もあまり出来ませんでした。半ば諦め状態で、お節もデパートで調達すればいいかな〜…なんて。でも、いよいよお正月が目前に迫ってくると、やはり出来ることは最低限でもしたいと思えてくるもの。「いまさら間に合わないよ」と友達に云われながら、せめて大好きな黒豆、お煮染め、なます、田作りぐらいは自分でこしらえたい…!そんなわけで昨日は台所で大奮闘。
一年の仕合わせを願った(語呂合わせ的?)ものや、栄養面から食べるもの。お節料理に使われる食材には、どれもちゃんと意味があります。だからこそ、心を込めて一つ一つを丁寧に作りたいですよね。 なのに! あぁ、それなのに!
くわいの皮を剥いてるときです。つい力が入って、うっかり尖った部分まで取ってしまった。これじゃ里芋と見分けがつかん。そもそも、くわいは「芽がでますように」と願いを込める縁起物の中の縁起物。私としたことが、自ら芽を摘んでし・ま・っ・た。幸い買ってきたくわいは一つじゃないので、残りは慎重に調理しましたが。
【急いてはことを為損じる】 早くも来年のテーマを授かったような…来年はイノシシなのに? いや、普段でも猪突猛進しがちな私への立派なメッセージとして受け止めませう。

着付けのお稽古にも熱心なKちゃん。お正月には妹にも着付けてあげる、と意気込んで年内最後のお稽古に滑り込んできました。手にはプレゼント。開けてみると、可愛いラッコの室内履き。なんか着物の色ともマッチしてませんか?

「着る」技術はもちろん、「着物の楽しみ」を少しでも伝えられたなら嬉しいです。着物がファッション性に優れているのは云うまでもありません。けれど単なる「着る物」だけではなく、広く深い世界への入り口でもあります。着物をきっかけに、歴史を学んだり、自然、植物、鉱物、気象、芸術、芸能、宗教、民族…。着物には様々な背景が綾を成しています。私もまだまだ勉強中! 来年はもっと多くの方と着物の世界を味わいたいと思っています。
お陰さまで忙しく、内容のギュ〜っと詰まった一年を過ごさせて頂きました。みなさま、本当にありがとうございました。良いお年を!