
むっ、何じゃこりゃ?!

わぁ、きれい。。。

すご〜い。迫力ですね−!
私はよく呉服屋さんを美術館兼憩いの場所にさせてもらいます。キレイなもの見て、お茶飲みながら楽しいおしゃべり。そしてちょっぴり元気になって帰ってゆく…。まぁ、これを「冷やかし」と云う人もいるかもわかりませんけれど。へへへ。
また少々疲れ気味だったので、目の保養でもさせてもらおう、と呉服屋さんに立ち寄りました。その時に目の端がとらえたのが、どこまでも深くて吸い込まれそうな紫。梨地の絹を丁寧に染めてある逸品。反物を広げてみれば…おぉ、また柄の構図や色使いもたまりませんね。糸目をおいて、しっかりとした輪郭をつけたら、さぞキツイ印象になるでしょう。それを濡れ描き(無線友禅)で仕上げているので、ピシッとしていながら、ちゃんと優しさも内包しています。実に美しい。どんな方がお召しになるのか、着姿を想像するのも楽しいです。
「遊んできませんか」
ニコニコと着付けの準備をする店員さん。私が買わないのを百も承知で楽しませてくれる。懐が広い! 良い店の余裕と云いませうか、貫禄でしょうな。

うぁ〜、ステキ。でも私、完全に着物に負けてます。
見て良いもの。実際に身にまとって良いもの。好きなもの。似合うもの。それぞれですよね。そのギャップをどう埋めてゆくか、というのも着物道楽の醍醐味の一つかもしれません。自分に似合うものだけで完結するのではなく、着たい着物のレベルまで、どう自分を高めてゆくのか。どう年齢を重ねてゆくのか。それはどう毎日を過ごすかという問いであり、つまりは生き方の選択でもあるのでしょうね。恐るべし、ザ・キモノ〜虎の穴!