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CHICAGO

Chicago 2月8日〜3月4日、日生劇場にて上演のブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』。初日の今日、さっそく行ってきました。
 やたらと爆音を轟かせ、過剰演出された昨今のコンサートなどに慣らされてしまっているせいか、舞台の幕が上がったときは「こじんまりしてるな」という印象を受けました。ところがどっこい、生バンドの演奏と共に俳優たちが歌い踊る姿は圧巻。プロフェッショナルのプライドが炸裂しまくりで、アメリカン・ショービジネスの層の厚さに脱帽です。
 映画の『シカゴ』も面白かったけど、やはり生の舞台はいいですね。お鍋の中のスープがだんだんグツグツと音をたてて美味しくなってゆくように、演じる側も観客も熱が増すにつれて絡み合い、馴染み、一体となって深まってゆく。元来ミュージカルがすごく好きというワケではないんですが、これはアートです。
 ずいぶん昔に従姉妹に連れられて観に行った映画『オール・ザット・ジャズ』。まだ小学生だった私にはよく理解できなかったけど、何か興奮する「衝動」みたいなものを感じ取ったのを覚えています。その時に垣間見たボブ・フォッシーという人の怨念が今も力強く脈打ってるんですね。
 『シカゴ』は、スターを夢見る女が殺人を犯し、そのスキャンダルを利用してのし上がる…という筋。彼女は無罪を勝ち取るために正当防衛だったと主張するのです。
「あの男は拒む私に執拗に迫り、そして無理矢理キモノをつかみ…」と、そのときの様子を語るシーンでは何度となく【キモノ】という言葉を口にします。もはや【キモノ】は世界語(?!)なんですね。たぶん西洋人にとってはオシャレなガウンみたいな感覚なんでしょうけど、それでもなんだか嬉しいな。

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2007年02月09日 01:51に投稿されたエントリーのページです。

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