2月3日。お茶のお稽古の日はちょうど節分でした。神社の豆まきにも参加したかったけど、豆まきは家でやるとして…ちゃんとお稽古に行きました。うん、行って良かった。丁寧に流れる時間は、忙しさで狂った体内時計を調整してくれるのかもしれません。お茶室は春の慶びに溢れていて、疲れてヒリヒリした神経も安らいでゆくのを感じました。

床の間のお花は大好きなユキヤナギと椿。

節分の帯もこの日で締め納め。また来年まで大事にしまっておきます。

新しい季節の訪れには新しい服が欲しくなりますよね。それなのに、ワードローブの中には古いものばかり。去年買ったものまで色あせて見えたりして…つまらない。きっとお洋服だとそんな気分になることがあると思います。ところが着物は不思議なことに、その反対なんです。例えばこの節分の帯のように『その時』しか使えない、極めて期間限定品があります。だからこそ、毎年それらに再会するのが楽しみなんです。「また会えたね」と云って巡る季節を実感する。無事にその時を迎えられたことを喜ぶ。『今日』を感謝する。それは本当にふっくらと、心が豊になる感覚です。着物をはじめ、和の世界が教えてくれた幸福感。
ところで豆まきはしましたか? 私は小声で…。一人でちょっと恥ずかしかったから。