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2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

新顔

 バレンタインのチョコレート・フィーバーも楽しかった(美味しかった)けれど、やっぱり私はおひな祭りがいいな。菱餅、雛あられ、白酒、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物(出汁がたまりません!)、草餅、桜餅、桃まんじゅう。目にも口にも美味しいですね。
 ドーンと豪華に飾られたのもいいけど、我が家は残念ながらスペース無し。なのでバリエーションで楽しみます。あちらこちらに小さなセットを置いて、家中のムードを盛り上げてます。今年、新たにお仲間入りしたのがコチラ。

Dobina

 着物と台座に桜が描かれているので箱には「桜雛」と書いてあります。でもホント。このまま温暖化が進めば、文字通り近い将来「桜雛」が当たり前になる可能性もあるやも…。う”っ、そしたら梅と桜にはさまれて、桃の立場は…?(涙)
 ひな祭り。その美しさや、行事に込められた幸せへの祈りの中に、女性として多く感じ取るものがありますよね。ハレルヤ、桃の節句。

2007年03月03日

前夜祭

 アレルギーを抑える薬は飲む時間をよくよく考えないとエライ目に合いますね。今日は朝からナレーション録り。ちょうどスタジオについた辺りから薬が効き始め、いざ原稿を読もうとしたら鬼のような睡魔が…!気持ちは頑張ろうとしてるのに、ぼや〜っと意識も肉体も弛緩してしまい困りました。自分の意志だけではどうにもならない。まともにロレツも回らず、実にキレが悪い。OKテイクが出るまで四苦八苦しました〜。
 その反動か、夜に行われたamamfwawaのスタッフ・ミーティングはやけに楽しんでしまいました。次シーズンに向けてのアレコレを話しあうのがメイン…でしたが、女子が集まれば自然と雰囲気はひな祭り前夜祭! それぞれが持参してきた甘酒、ピンクのおのろけ豆などですっかりガーリーな夜になりました。

 Tomaranai

 実は明日3月3日はお茶の先生の処でお雛様のお茶事があるのですが、ちょうど仕事とぶつかってしまい出席できず(シュン)。欠席を伝えると、先生は優しくも参加できない私にお手製の雛あられを送って下さったのです。買ってきたものと違って自家製のあられは味わいが違います。歯ごたえがたまりません。

Hinaarare

 ちなみに先ほど、先生宅へお電話したら、ちょうど桜餅を作ってらした。ってことは、明日のお茶事には…これまたお手製の桜餅…う”〜、ますます明日参加できないのが残念です。
 それにしてもついなんでも買って済ませがちな私にとって、先生の優しさと行動力はまぶしく、憧れます。ちゃんと家でこしらえたものと、そうでないもの。込められた「気持ち」の違いが格段の味わいの違いとなって姿を現します。やはり愛はスローを好むのでしょうか。

2007年03月04日

花盛り

 3月3日。土曜日、晴天、うららか。好条件が重なったせいか、着物姿の女性をたくさん見かけました。渋谷、新宿、青山、目白…場所を移動しても見たということは、かなりの率だったのでしょう。まるで春の花が咲いたように、パッと周囲を明るくしていました。その方の年齢に関わらず、それぞれの美しさを楽しめるというのが素晴らしいですね。
 流行の兆しなのか、絞りの羽織が多く目につきました。それも、一時ブームになったようなゾロリとした長羽織ではなく、軽やかな、ちょうどお尻が隠れるくらいの丈のもの。もちろん『絞り』という性質上の理由。さらには絵羽の羽織用に作られたものに対して大柄の女性が増えたことなども、丈を決める要因なのかもしれませんが。
 私はといえば、忙しく駆けずりまわり、残念ながら着物はパス。花粉でグシュグシュになりながら、かなりミジメな心持ちで道行く女性たちを見遣っていました。すると雑司ヶ谷の路地裏でのこと。目立たぬ駐車場の片隅で満開の桜と遭遇。ソメイヨシノではないものの、自分だけの一足早いお花見だ!

Sakura

 これまた自分だけのひな祭り。朝食には菜の花ご飯を用意しました。我ながら美味でした〜。

Nanohana

さて、お知らせです!!
amamfwawaでもすばらしい腕を奮っているニット・アーティストの笠間綾がNHK[「おしゃれ工房」に登場します。ぜひお見逃しのないように
☆〜色で遊ぶニットストール〜  笠間綾
「おしゃれ工房」4月号 3月16日発売 定価500円(税込み)
☆また4月4日には教育テレビ 午後9:30〜9:55 放送予定

☆笠間綾 
 http://www.amamfwawa.com/about/
 http://www.members.aol.com/ayakasama/homegrown.html

2007年03月06日

椿

 Tsubaki 

 啓蟄。過日のナシシロナガカイガラムシ騒動から、どうも虫に敏感になっているかも。花を眺めるつもりが、ハタと気付けば枝や葉の裏を入念にチェックしている自分が…。 嬉しいのは、椿がやっと咲いたこと。小さな苗を入手してからどのくらい経つでしょうか。なかなか花が咲かず、つぼみが出来てもポロリと落ちていました。思いきった剪定と肥料のタイミングが良かったのかな。とにかくようやく開花。白椿の方は硬く小さなつぼみが一つ。こちらは果たして咲くのかしら。自分時間ではなく、椿時間でゆっくり待つことにしましょう。


Shirotaka

 フンワリ気分のひな祭りも、ソワソワ満月も過ぎて、今日はなんだかポッカリとしてました。
 それにしても、この天気はいったい何事でしょう。うららかな晴天に突然ポツリ、ポツリ。また晴れては、にわかにかき曇り本降りに。季節外れの暖かさも雨に流されてしまいました。
 今日の主役は咲いたばかりの深紅の椿。それが引き立つように選んだ着物は白の白鷹お召しです。帯は紺と白のざっくりした八寸。大きめの葡萄の柄が気に入ってます。

2007年03月10日

出会っちゃいました

 Kutsu
 こんなところに足が! 可愛いうえに、汚れの心配もありません。


 出会いとは、かくいうものか。そう思わずにはいられないトキメキでした。某スタジオで仕事を終えた帰り、この通りを行こうか、それとも向こうの道かと迷うこと一度ならず。分かれ道のたびに選択の自由を実感しながら進んでいると、ソレはいきなり目に飛び込んできました。とたんに私は、まるで始めからそこを目指していたかのごとく、すべての迷いから解き放たれたのです。
 ありふれた街のブティックのショーウィンドウ。ちょこんと置かれたバッグ。私が現れるのをジッと待っていたかのような佇まい。「他に数点あった黒やベージュの色違いはすぐに売れたのに、この子だけ何故か縁がなくて…だから半額でいいわ」という店員さんの言葉に、やっぱり私のことを待っていたんだと確信しました。だって黒やベージュじゃダメなんだもん。私は赤い、コレが欲しいんだもん!しかも半額で待っててくれたなんて…どこまで良い子なんでしょう。
 きゃはは。うれしーな。これなら単行本だって入る。メロンパンも舞扇もOK。ポッキーだって箱ごと4つは楽勝だぞ。

Bag
 ロウケツ縞の紬に葡萄柄の八寸帯。帯揚げは赤と青の色みが大胆でいい、最近仕入れたお気に入りの一枚。

2007年03月14日

お知らせ

Kimono

 『季刊 Ki-mono』はキモノに関する最新情報を網羅する専門誌です(http://www.senken.co.jp/kimono/kimono-new.htm)。2007年春号・Vol.167にamamfwawaが紹介されました。私のインタビュー記事も載っています。良かったらご覧下さいね。

Page
 大きな書店、またはamazon.co.jpでも取り扱っています。
http://www.amazon.co.jp/

お知らせ

 ☆今日からスタート! 新しく始まったケータイサイト『ヒトコト』に、和のコラム《和美茶日》を執筆することになりました。キモノはもちろん、ちょっとした「和の世界」の楽しさを取り上げてゆきます。チェックしてみてくださいね〜。
**3キャリア(DoCoMO、KDDI,SoftBank)対応の無料サイトです**
URLは、http://hitokoto.mobil

Cuts
久しぶりに袖を通した市松の単衣。今までなんとなくピンとこなくて、ずっと箪笥の肥やしになっていた帯にふと手が伸びました。こういうことがあるから和服はむやみに手放せないんですよねー。

 ☆もう一つお知らせです。
3月16日(金)20:00〜20:55 TFMにて ON AIR!
『ディズニーライブ!ミッキーのマジックワールド』スペシャル

来る『ディズニーライブ!ミッキーのマジックワールド』の来日公演に向けて、ディズニーの世界をクイズ形式で検証する番組です。
ゲスト回答者はアリtoキリギリスの石井正則と茉奈佳奈ちゃんです。
お楽しみに!

2007年03月16日

デビュー

 いくつになっても初体験のトキメキというものはあるのですね。今日、オペラ・デビューをしました。予てより一度は体験しておきたいと思いながらも、まずミュージカルがあまり得意な方ではないので、なかなか実現に至りませんでした。それが先日、FM横浜の番組にて新国立劇場の広報を担当してらっしゃるK氏とご縁があり、ようやく思い腰が持ち上がりました。
 初体験の演目は『運命の力』。許されぬ恋人と駆け落ちをしようとするところを娘の父親に見つかってしまい、もめている時に恋人の銃が暴発。父親が死亡したことにより、娘と恋人は一族の敵になってしまう。そして運命の歯車はどんどん不幸に向って回り始める…というお話です。
 まず驚いたのが、父親を日本人が、娘を黒人が、そして娘の兄を白人が演じていることでした。映画や普通のお芝居では考えられないキャスティングですよね。小さな「リアリティ」という枠に囚われないオペラの寛大さなのでしょうか。さらには、同じ音楽劇でもミュージカルとは明らかに違うということ。ミュージカルは普通のお芝居のセリフから唐突に歌になる…その歌いっぷりに違和感を覚えるのですが、オペラの場合は全編が歌。それはそれで一つの一貫した流れになり、とても心地よく気持ちを導いてくれるのです。そしてなんといってもオーケストラ!なんとも肌触りの良い生演奏がすばらしいです。正直いって、まさかこんなにオペラを楽しめるとは思ってませんでした。ぜひまた観たいです。

Opera
 新国立劇場のロビーにて。やや光沢のある紬地の訪問着。オオバコを描いた春に装いたい一枚です。帯はパンフレットに隠れて見えませんが、牛首のしゃれ袋帯です。軽くてシワにならず、つぶれてもパンパンと整えると元通りになる牛首は、長時間座ったりする時に便利です。

2007年03月18日

楽しみ=希望

「マユは何か楽しみにしてることがあるかい?」
「えっ、たとえば?」
「なんでも」
「そりゃ、あるわよ。来週の展覧会とか。Yちゃんと会う約束とか。あのツボミが咲くのも楽しみだし…いろいろ」
「そうか、よかった。どんな小さなことでも、楽しみがあるってのはとても幸せなことだよ」

 いつだったか、こんな会話を父と交わしたことがあります。以来、私は楽しみにすることを楽しむようにしています。これから入るお風呂の暖かさでも、今夜見るであろう夢でも、明日の目覚め方でも。何でも楽しみにする。するとそれがどんな結果であろうと、不思議と悪くないような気がしてくるのですよね。

 そして今日、本当に楽しみなことができました!環境コンサルタントのペオ・エクベリ氏ご夫妻と会食。その際に、彼らがザンビアを訪れたときの話を聞きました。雄大な大地。あらゆる生き物たちが異なるままに共存する世界。私が今まで体験したことのない時間の流れがそこにあるのを感じ、すっかり魅了されてしまいました。ご夫妻は7月に再び彼の地を訪れるという。そこでぜひ私もと、誘ってくださった。7月…それまでに何とか渡航資金を貯め、スケジュールの調整を行わなければ! くぅ〜、夢が広がる〜。

Window
春先に着るには、着物のトーンがやや重たく感じたので、半衿をライトブルーにして軽さを出してみました。けれど軽くなった分だけ、少し冷たい印象に。全体のバランスを取るために赤が鮮やかな更紗調の染め帯。

 会食後、青山のSpiralにて開催中の『帯留め展』へ。面白かったです。
http://www.spiral.co.jp/event/sms/
実用性のあるもの、無いもの。どれも作者のアイディアとセンスが自由に表現されていました。思わず一つ買ってしまいました。ザンビア行きの資金を貯めようと決心したそばから…私ったら、もうっ! 

Hato

2007年03月20日

儚い

 Sakura_1

 その桜は、私の記憶のある限り、毎年春を告げていた。かれこれ20年。私よりも長くこの街に暮らしている人や年上の人たちにとっては、もっと長い年月を共にした思い入れ深き桜に違いありません。今日、大きくふくらんだ蕾の中に、一つだけ咲いているのを見つけました。いつにも増して、ひときわ健気で儚くて…美しく思えます。
 誰もが心を亡くしそうな都会の真ん中で、春を運び、みんなに潤いを与えてきた桜。それがバッサリと切り詰められてしまいました。いつ頃からなのか、具合が悪くなってしまったのです。どうやら回復の見込みがないのか、いよいよ処分されることが決まったという話がささやかれています。今,区が新しく植え替える樹を探しているとか。不調の原因は、近くに出来たビルらしい。レストランやショッピングモールが入ったビル。駅と連結しているので、近隣住民たちは少なからず便利に利用していました。ところがそのビルのせいで水はけが悪くなり、土壌の環境も変ってしまいました。そんな事とはつゆ知らず、私もただビルの便利さを喜んでいました。今、多くの人が桜の現状に胸を痛めています。もうじき引き抜かれてしまうのでしょうか。でも、どんなに胸を痛めたところで、その後もビルを利用し続けるのでしょうね。もちろん、私も…。澄み渡った空の青さが辛いです。

キモノでゴジラ

 熱心にお稽古はするけど、なかなか着物で外出しない。そんな人も少ないようですね。たしかに始めの一歩を踏み出すまでは、勇気や気合いを要するものです。でも本当に最初の「えいっ!」という勢いだけなんですよ。一度馴れてしまえば何てことありません。
 …といっても着て行く場所もないし〜、なんて云わないで!
 いよいよお花見シーズンも始まります。大宴会でなくても、着物でフラリと春を愛でながらのお散歩もステキですよ。きっとお洋服で歩くのとは違った景色が見えるはず。

 Godzilla

 私のところに習いに来ているガールズも張り切っています。せっかくだから、ちょっと気分を変えてみようと、この日は帯を『つのだし』に結ぶ練習をしました。途中で疲れて、こんな姿のままウロウロぎこちなく歩き回っていると、ゴジラみたいで可笑しいやら可愛いやら。♪タララッ、タララッ♪って歌ってみて。ほら、背びれやシッポに見えてきませんか?

2007年03月22日

マゾ、、、悶絶

 それまでは何でもないのに、見たとたんに欲望にかられる。人の性ですね。だから見なきゃいいんです。でも見たい。見ちゃいけないと分っているのに、見たい。      
 3月25日まで日本橋三越にて『味と技の大江戸展」を開催中。行くべきか、それとも家でマジメに仕事をするべきか…。悩むことしきり。悶々とするばかりで仕事にならないなら思いきって出かけよう!ってんで、行ってきました。
 さすが祭日、会場は大賑わい。今回もまた銀座越後屋さんが出展してるので、応援なのか冷やかしなのか分らないけど、まずは呉服コーナーを目指して…のはずが、上げ潮のゴミですよ。すぐどっかにひっかかっちゃう。誘惑があり過ぎるんですね。江戸の老舗の美味しいもんが勢揃いしてるんだから無理もないか。あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。減量中なのに〜〜〜っ!
 やっとの思いで辿り着いた越後屋さん。おっとォォォ。ステキな品々の中に、ひときわ輝いてるものが…。わぁー、夏帯だ。そんな季節なのか。いいなー。きれいぃぃぃ。かわいいぃぃ。きゃぁぁぁ、あ”〜〜。う”〜〜。

Tenji
 コレ好きです。墨色の地に、白く抜いた団扇。その中には萩。ところどころに刺繍が施されているのでカジュアルながらも深みあり。
もう一本気に入った夏帯は、灰みの青の地に、金魚のアップリケ。プックリとした立体感がめちゃ可愛かった。

 はっきり云ってバカです。「どの着物に似合うだろう」「こんな場面で締めたらいい」などと嵐のごとく思考をめぐらせながら脂汗出してるんだから。はぁ〜。迷っても、悩んでも、考えても、騒いでも買えやしないのに。だから見なきゃいいのに。自分から火の中に飛び込んでるようなものです。まったく目の保養のつもりが、目の毒だわさ。

Kuzu
帰宅したころにはグッタリ。疲れると甘いものが食べたくなるんですよね。拒めませんでした、船橋屋のくずもち。

2007年03月23日

蝶々夫人

 また行っちゃいました。先週の初オペラ『運命の力』につづき、今週は『蝶々夫人』。
 長崎にやってきたアメリカの軍人が、現地妻として蝶々さんをめとり、束の間の愛の生活を送ります。しかし男は祖国へ帰り、残された蝶々さんは彼の子を生み、ひたすら愛する人の帰りを信じて待つのです。そしてついに戻ってきた夫は…遠いアメリカで“正式な結婚”をして“正式な妻”と一緒に現れたのでした。
 涙、涙の悲しいお話ですが、この物語の魅力は悲劇に終始していないところだと思いました。蝶々さんの自害という辛い結末ではあるけれど、心の底から誰かを信じて愛することができる幸福。人の幸とは何であろうか。
 愛され続ける作品とは、観る人の経験値、素養、精神状態などでいかようにも受けとれるものかもしれません。それでいて普遍性を備えていること。100年以上も前の作品を、現代に置き換えたとしても全く違わない社会の構造や人間の心理…。とても興味深かったです。別のキャスト、別の構成で同じ演目を観るのもまた面白そうですね。
 あ、それから舞台のセット。シンプルな構造に、陰を巧みに使いこなすことによって時間と空間が変化するのが良かったな。

 Mbutterfly

 空色の江戸小紋。帯は紫のちりめん地に満開の桜を描いたものです。
劇中で、待ちに待った夫が帰ってきたことを知った蝶々さんが、彼を迎えるために庭の桜の花びらを集めて、部屋中を花だらけにするシーンがあります。あっ、この帯にして正解だったな、と自己満足にひたりました(ニヤリ)。

2007年03月25日

和裁日記#3〜BLOOM

 風の音に起こされる。外に出ると、夏の嵐のような天気。生温い空気が忘れていた梅雨の記憶を呼び覚ます。まだ三月だというのに。それとも私は夜の間に竜宮城へにでも行っていたのか。今が一体いつなのか…迷子になるような朝。
 迷子なら迷子のままでいい。どこにも、何にも属していない自分を楽しむひととき。今、見えるもの。聞こえるもの。香るもの。感じるもの。全身がアンテナ。『身』すらも揮発するかのように、やがて『全身』は『全体』になってゆく。

Tsubaki_1
Wow!今朝、咲きました。たった一つだけついた蕾が、途中で落ちることもなく…嬉しい。楽しみにしていた白い椿です。

Buds
待機中のベビーたち。
左は源平しだれ桃。世間ではもう時期が終わっているようですが、我が家はこれから。
中央は木瓜。去年、花屋さんの裏で見つけたもの。ひっくり返って売り物にならなかったのか、根もむき出しのまま放り出されていました(泣)。まだ完全に枯れていなかったので、100円で引き取りました。あれから一年、元気に再生しています。何色の花が咲くかしらん。
右は牡丹。桃や木瓜の開花はちょっと遅くれてますが、この牡丹は年々時期が早まっているんですよね〜。

Wasai_1
さて、今日の午後は和裁のお稽古です。草木たちに負けないように、私も夏までには『浴衣の花』を咲かせねば!
 写真は前回のお稽古の様子。ジャージであぐら…「和」のすべてが優雅でほっこりではありません(笑)。それにしても、普段は見ることのない自分の無防備な後姿。やはりもう少しシェイプアップした方が良さそう…くぅ〜。

2007年03月26日

和裁日記#4

 やり始めると、何でも夢中になってしまうのです。気がつくと浦島太郎のごとくにタイムワープし、全身バリバリに凝っています。結局、無駄な力が入るから凝るんですよね。和裁も、木彫りも、しゃべりも、恋も。すべて同じこと。力みがあるうちは、周囲も自分も疲れちゃう。もっと楽に、無理なくできるようになるのが理想なんですけどね。まだまだ…。

Waza
布地をはさんで、扱いやすいようにピンを張れる『くけ台』という道具があるのですが、先生は自分の身体を使います。先生の動きはテキパキ素早く、キレがあります。それでいてやさしくて柔軟なんですよね。プロの技です。私も挑戦しましたが、3秒で足がつりました。

Sode
袖の下の部分にゆるい丸みをつけます。その為には四角く裁断した布の始末をしなくてはなりません。ギャザー状になった部分にギュッとコテをあてて…と。

Sode2
まだ袖口の始末が残っていますが、とりあえず袖っぽいものができました!
先は長い。でも少しずつ形になってくると気持ちに弾みがつきますね。モチベーションあげて頑張るぞ〜。
…おっとっと。頑張りが『力み』にならないように、深呼吸。すーはー。

2007年03月29日

花盛り

 替わりの桜が見つかったら引き抜かれてしまうかもしれない…。20日のブログにそうお書いた桜の樹がどんどん開花して、見るたびに花が増えてゆきます。ポンポンと弾けるように生き生きとして、うふふ、ポップコーンみたい。こんなに元気なら、引き抜かれずに済むかしら。
 忙しそうに歩いている人たちも、そこを通るときはフっとスピードが緩めます。横断歩道で信号待ちをしてる人たちも、信号機よりも桜の樹を見上げています。青に変っているのをウッカリ見過ごしても、なんだか許せちゃう。その分、もう少し桜を見てられるんだものね。
 花が咲くと、人の心はいつもより少しやわらかくなるようです。おしゃべりも花盛り。知らない人とも「きれいですね〜」なんて挨拶を交わしたり。なんてステキな季節でしょう。

 お茶のお稽古でも春うららでした!
 
Hanabira
 口の中でゆっくりと溶けてゆく…。お濃い茶と頂いた『初桜』。中はこし餡のねり切りです。

Usugoori
 薄い真煎餅を和三盆で包んだ『薄氷』というお菓子があります。口に入れると、本当に薄い氷がスッと無くなるような繊細な味わい。その『薄氷』が春の桜になりました。
 写真ではよく見えませんが、上の扇(煎餅)には桜の樹が描かれています。その樹から、はらはらと花びらが舞う景色を菓子皿の中で表現(by 先生)。
ところでこの菓子皿。筒状になっている竹をググィッと広げてお皿にしてあるんです。ステキですねー。

すっきり暮らす〜 &お知らせ

 日ごろから着物で過ごすことが増えて良かったことは『後回しにしない』ようになったことです。以前は脱いだ服を丸めて『とりあえず』置いておく…。気がついた時には『とりあえず』が積りに積もって大きな山となり、やがては雪崩に遭う羽目に。それが着物の場合は脱いだらすぐに衣紋掛けに吊るして汗を飛ばし、片付けるときもきちんと畳んで仕分けします。そんなことを繰り返してるうちに、そのつど片付けることが気持ちよくなってきたんですよね。今まで面倒くさかったことが、不思議と快感になる。面倒くさいと思って『ネグって』いれば、かえって面倒くさいことになると分ってきたからでしょうか。いつでも慌てず、気持ちよく使用できるように小物類にアイロンをかけるのも苦ではなくなりました。
 そんな私なのに…。着物に関わるとこ以外は、やはりズボラっす。特に書籍類はダメです。どんどん増える本。つまみ食い状態で読み散らかしたものを『とりあえず』手元に積み上げてゆく。そしてまた増えた本がさらなる地層を形成してゆくのです。

 非現実的なほど暖かな今日の風に吹かれていたら、突然そんなゴチャゴチャした暮らしがイヤになりました。思い立ったが吉日。ついに整理整頓に着手しました!必要なくなった本は思いきって処分し、空いた棚にキレイに仕分け。………

Books

 張り切っていっぺんに本棚から本を抜き出したはいいけど。果てしない。今、くじけてます。それでコレを書いてます。PCを一心不乱に見ています。
だって振り向けば床中に散らばった本、本、本。どーすんだよ!?今夜,寝る場所ないじゃん!  (ちなみに床におふとん敷いて寝ています)くーっ。


★お知らせ☆
またまた特番です。
3月30日(金)20:00〜20:55 TFMにて
 ディズニーライブ!ミッキーのマジック☆ワールド スペシャル
【僕とおじさん】をON AIR

もうすぐ来日公演のスタートするミッキーのマジック☆ワールドの魅力を、今回はドラマ仕立てでお届けします。お楽しみに。

2007年03月30日

ヒトコト〜お知らせです

 勢いよく降った今朝の雨。植物たちはサッパリと、そして生き生きとしてシャワーを喜んだようです。顔を出したお日様の下で気持ち良さそうにしてました。

Momo
 どんなかと楽しみにしていた桃が咲きました。しだれ桃。

Giboushi
 ギボウシが芽を出しました。いつも放ったらかしなのに、毎年ちゃんと顔をだしてくれます。また会えたね!

Image_1
 桃とギボウシの共演から、ちょっぴりよそ行き気分のコーデをイメージしてみました。

 ところで、ケータイサイト【ヒトコト】はチェックして頂けましたか? まだ、という方は是非、宜しくお願いします!「和の世界」をいろんな切り口で取り上げています。3キャリア(DoCoMO、KDDI,SoftBank)対応、無料サイトです。
ヒトコト

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