それまでは何でもないのに、見たとたんに欲望にかられる。人の性ですね。だから見なきゃいいんです。でも見たい。見ちゃいけないと分っているのに、見たい。
3月25日まで日本橋三越にて『味と技の大江戸展」を開催中。行くべきか、それとも家でマジメに仕事をするべきか…。悩むことしきり。悶々とするばかりで仕事にならないなら思いきって出かけよう!ってんで、行ってきました。
さすが祭日、会場は大賑わい。今回もまた銀座越後屋さんが出展してるので、応援なのか冷やかしなのか分らないけど、まずは呉服コーナーを目指して…のはずが、上げ潮のゴミですよ。すぐどっかにひっかかっちゃう。誘惑があり過ぎるんですね。江戸の老舗の美味しいもんが勢揃いしてるんだから無理もないか。あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。減量中なのに〜〜〜っ!
やっとの思いで辿り着いた越後屋さん。おっとォォォ。ステキな品々の中に、ひときわ輝いてるものが…。わぁー、夏帯だ。そんな季節なのか。いいなー。きれいぃぃぃ。かわいいぃぃ。きゃぁぁぁ、あ”〜〜。う”〜〜。

コレ好きです。墨色の地に、白く抜いた団扇。その中には萩。ところどころに刺繍が施されているのでカジュアルながらも深みあり。
もう一本気に入った夏帯は、灰みの青の地に、金魚のアップリケ。プックリとした立体感がめちゃ可愛かった。
はっきり云ってバカです。「どの着物に似合うだろう」「こんな場面で締めたらいい」などと嵐のごとく思考をめぐらせながら脂汗出してるんだから。はぁ〜。迷っても、悩んでも、考えても、騒いでも買えやしないのに。だから見なきゃいいのに。自分から火の中に飛び込んでるようなものです。まったく目の保養のつもりが、目の毒だわさ。

帰宅したころにはグッタリ。疲れると甘いものが食べたくなるんですよね。拒めませんでした、船橋屋のくずもち。