
朝、表に出たら牡丹の花が咲いてました。年々開花が早まってゆくような気がして、環境問題やら、心配事は尽きません。でもこの美しさを前にしてると、ささくれた気持ちも潤ってきます。心配にくたびれているよりも、できることをやろう!そんなふうに発想が前向きになってゆくのは、植物が良いエネルギーを分けてくれているから。ありがとう。
自然を征服するのではなく、自然と共に暮らしてきた日本人にとって季節はどれだけ大事なものか。四季があやふやになるにつれ、痛烈に感じます。衣食住のすべてにおいて、四季がなかったら、日本の暮らしはさぞ味気ないものになるのでしょうね。和菓子ひとつをとっても、花びら餅→うぐいす餅→桜餅→草餅→柏餅…
四季折々の楽しさです。いくら美味しくても一年中チョコレートケーキだけだったら、どんなに寂しいことか。世界的に見ても、突出して優れた色彩感覚や味覚。日本人のそれは、四季があるからこそ養われたんですね。

牡丹が咲くころまでには仕上げたいと思っていたんですが… 全然間に合いませんでした(トホっ)。牡丹を図案化した板額。彫りが終わったら、これに漆を塗ります。完成はいつになることやら。