虎屋文庫講演会に参加しました。あの羊羹でお馴染みの虎屋が開催しているレクチャーです。今回は国士舘大学の原田信男先生による「百珍と和菓子」というテーマ。
江戸の後期に、一つの食材を使って100通りの料理(食べ方)を記した料理本が話題を呼びました。それが「百珍」です。有名なものには「豆腐百珍」や「卵百珍」などがあります。そうした百珍を通し、食と当時の人たちの距離を覗きつつ、和菓子の役割を探るという内容でした。講演は至ってアカデミックなのですが、食いしん坊としては「どんな味だったんだろか」「食べてみたいな〜」と、気持ちが勝手に浮遊してしまって、なかなか集中できませんでした(笑)。

講演後、虎屋ギャラリーにて6月17日まで開催している「和菓子百珍展」も観てきました。やー、すごいぞ日本人!昔の人たちがこしらえたお菓子の数々。かわいい。きれい。おいしそう。奇想天外なものもあり、これは一見の価値あり。
天保四年、名古屋市でアザラシが捕獲されたそうです。そしてそのアザラシが大変な人気となり、様々がグッズが売られ、アザラシ落雁なんかも作られたそうです。今の落雁よりもかなり小さくてカワイイです。これって、タマちゃんブームの先取り?!
その他、ちょっと変った「食べ方」などの紹介も面白かったです。森鴎外が好んだという「饅頭茶漬け」は、ご飯の上に4つに割ったおまんじゅうを乗せて、お煎茶をかけたもの。意外とあっさりしていて美味だとか。最近のギャルたちはご飯にチョコをかけて食べたりすると聞いてビックリしてましたが、いやはや…。森鴎外とギャルの意外な関係に、さらにビックリ!