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陰陽

 昨日、渋谷の温泉施設で大きな爆発事故がありました。私は仕事に向おうところで、たまたま近くにいました。突然すべての物事を止めてしまうような音と揺れ。何が起きたか分らない不安。近くと云っても直接現場が見える場所でありません。ただ、大変な何かが起きたという恐怖だけです。すぐに消防車や救急車などのサイレンが鳴り響き、騒ぎはどんどん大きくなってゆきました。
 それでも立ち止まっているわけには行きません。スタジオに向って歩き出したのですが、あちこちの建物から人々が覗いたり出たりしながら上空のヘリの群れを眺めたり、心配そうに話し合ったりしていました。ほどなくスタジオに到着して、すぐにニュースチャンネルを点けてもらいました。画面の中の大惨事。胸が苦しくなりました。
 ほんのわずかなタイミングで人の命は守られている。或いは危険にさらされている。毎日を当たり前に過ごし、当たり前じゃないことが、いつの間にか当たり前になっています。今、この瞬間に自分が存在していること。語らい、笑い、怒り、泣き、息をしていること。どれ一つとして当たり前のことではなく、とても特別な意味のあることだと思いました。

 それにしても、このところの様々なニュースを含め、人間の傲慢や強引さが目につきますね。儲けるためにはどんな力技をも使う。自然の摂理を平気で無視したり。なんというか、人間のおごりを痛感します。世の中の膿みみたいなものが噴出しているような不気味さを感じてなりません。
 でも、げんなりばかりもしてられません。ポジティブに自分をもっていかないと始まらないし。何ができるのか。何を志すのか。自分がここにいる意味は何なのか。

 間もなく夏至です。光の頂点は闇の始まり。陰陽はいつでも抱き合っている。光と闇から得るものはバランス。そして交わり。

コメント (10)

け:

鈴なりさんあまり気にしないでねヽ(゚∀゚)ノ

ししど:

海原雄山じゃないが万事本質の見極めでしょう。
鈴なりさんが陰陽を出すとはもしかして雨を振らせたかったとか?

two hearts:

ああいう事故のニュースを見るたび、今生きていることのありがたみを思い知らされます。なにか複雑な感じです。

け:

鈴なりさんここにいるのは、ここにいたいから。色即是空空即是色なんですよ

匿名:

かわいい子供を、肩車したり、背中の乗せてお馬さんごっこしたりって感じなのかなぁー?
ところで、ワンちゃん、元気ですか?ゴールデンにとっては、過酷な夏が、、、。

nobody is innocent:

こんにちは。TVや雑誌で、このての施設/店(いろいろありますよね)をさんざん紹介して、それに踊らされた人たちが日々そこを訪れる。運営していた側に責任があるのはもちろんですが、需要があるからこそ営業している、と考えると、この事件に限らず、たとえば地球規模の問題も、多かれ少なかれ僕たちにも責任があるような気がします。

け:

俺は、人間とは地球にとってがん細胞だと思っています。自然界のの生き死には地球が決めてる。地球が必要だから生きてるだけかな。

アッちゃん:

松涛は昔近くの高校に通っていた頃、渋谷へ抜けるのによくとおった場所です。
あのような閑静な住宅街にスパがあったということも驚きですが、どこへ行っても乱立する商業施設を見ると、
確かに今回の事故は、なにか節度をなくしている日本人への警告ではないかという気がします。
今住んでる近くにも、「天然温泉」と称するものができ、はやっていますが、とても行く気にはなれません。
私自身は爆発などを身近に経験したことはありませんが、鈴なりさんのブログを読んだ瞬間、ギクリとするものを感じました。
無事で何よりです。

かんこ:

最近は、朝以外ニュースを見ないので、今朝知りました。
万由香さんがご無事で何よりです。でも、恐いことですね。

ホント、人間の身勝手によって自然を無視したり、また、もっと命を重く見て欲しいのに、儲け主義だったり…。それによって、多くの人が命の危険に知らず知らずのうちにさらされていますね。私は、子供が生まれてからなおさら、強く感じるようになりました。

あ:

ほっ!
良かった!

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2007年06月20日 11:48に投稿されたエントリーのページです。

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