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2007年07月 アーカイブ

2007年07月01日

お茶事

 6月30日、夏越し大祓。満月。
 今日は朝から夕方まで、みっちりお茶事のお稽古。早朝からすでに気温も高く、着物の下は汗だく。それでも不思議なことに、それほど不快ではありませんでした。きっと気持ちがすっきりしていたからでしょうか。『場』の持つ力なのか、或いは集まる人たちの気持ちが場に染み込んでいるのか…。お茶室にいると自動的に気持ちのスイッチが切り替わるような気がします。たたみの感触、お香の匂い、お湯の沸く音、お花やお軸が伝える世界。一つ一つの個性が『和』となって『場』を創っているのです。

 Shitsurai

 お軸は「星寿享」。お花は舟に張った帆のよう。星の川をすべりゆく小舟みたいでとてもロマンティック。ご亭主のお心遣いが、今年ももうすぐ七夕ね、と告げています。

Ousu

 「懐石→濃い茶→薄茶」すごく簡単に分けると、そんな流れです。その中で私は薄茶を点てさせて頂きました。あ”ちゃ〜になりながら、何とかやり遂げました。

Oshidori

  真剣にお茶を点てている私のうしろ姿です。うしろ姿なんてなかなか自分で見る機会がないので妙な感じ。
 地紋の入った布地に、秋草を描いた夏の訪問着。帯はおしどりの夏唐織り。

装いも、気分も軽くなりました

 今日から7月。今年の下半期のスタートです。『鈴なり』が更新されてない(怒っ)というメールなども頂き、あわわでした。すみません。6月は何だか怒濤のスケジュールで、ちょっと視野が狭くなっていたかな…? 気持ちにも新鮮な風を送り込んで、新たなガッツで臨みたいです。ガチガチになるのではなく、理想は心にしなやかな筋肉をつける…そんな感じでしょうか。

    気に入らぬ 風もあろうに 柳かな

 吉行淳之介さんが好んだ句だそうです。たまたま新聞か何かで目にしまして、ズギューンと射抜かれました。大きな風穴を開けられた気分です。

Yukatabira
 浴衣のころになりました。早く自分で仕立てた浴衣を着て登場したい(←だったら早よ縫えっつーの!)。

 ちなみに今日は針ではなく、一日じゅう刀を握ってました。お盆を彫ってるうちに、ふと作業をしてるテーブルが私に語りかけてきたんです。「彫れ」って。気付いたらダイニングテーブルに模様が入ってました(笑)。

2007年07月04日

新ショウガ

 親戚から季節の味が届きました。今だけのお楽しみ、新ショウガのお菓子です。ショウガがパラパラのフレークになっていて、甘いのにヒリッとする辛みもたっている、ヤミつきになる味。後を引くんですよ!そのまま食べても美味しいし、ヨーグルトや紅茶に入れても良し。

Shouga


 ●新ショウガを薄切りにする
 ●2、3回水にさらしてアクを抜く
 ●熱湯で2、3分ゆでる
 ●ギュッと水気を絞ったら、フライパンかお鍋に入れて砂糖をまぶす
 ●焦げないように注意しながら煎る
 ●だんだんお砂糖が蜜のように重たくなる(ごまめみたいにキャラメル状)
 ●それでもこらえて、さらに火にかけ続ける
 ●ネットリだったお砂糖がパラパラしてくる
 ●メゲなければ、いずれ写真のショウガ菓子ができあがる

 あまり美味しいので、自分でも作ってみようと、レシピを聞きました。でも大変そうなので、まだ挑戦していません。ネットリとキャラメル状のお砂糖が、どうしてあんなさらさらになるのか、頭でシミュレーションしても分りません。気になる方は試してみてください。味の美味しさは保証します♪

2007年07月05日

お部屋も衣替え

Hanga

 待ってました、バーゲンシーズン到来!画材屋さんだってバーゲンしてくれるんですよ。ありがたい。今日は念願の額装をしてもらいました。額縁って、実はあなどれない値段なんですよね。ヘタなところで手を打ったりすると、せっかくの絵が死んじゃうし…。
 額装したのは版画です。それまではイチゴをモチーフにした油絵がかかっていましたが、版画にかえたことで部屋の中が涼やかなになりました。絵そのものは、むしろ版画のそれの方がギトッとしてるんですけどね。ボリューム感の違いなのでしょうか。

Utamaro
 鶏と朝顔にとまったホオジロ。
 東京の夏を彩る入谷朝顔市が明日から始まります。今年は行かれないのが残念。でも我が家の朝顔もすくすく育ってます。

2007年07月06日

夜風を探して

Lights
(photo by 遠藤志岐子)

 店を出ると、銀座はすっかり夜更けの顔になっていた。大きなビルが乱立するようになってから、かつての気持ちよい夜の海風は吹かない。それでもホッとする。渋谷や新宿などの攻撃的な照明、暴力的なノイズがここにはない。銀座の「灯り」は光をつくり、闇を許している。
 目抜き通り沿いには等間隔に置かれた七夕の竹飾り。短冊には思い々々の願いごとが書かれている。その横を行き交う銀座のお姐さんがた。浴衣祭りでもやっているのだろう。あちらこちらで浴衣姿がなまめかしさを競い合っている。彼女たちの胸の中にもまた、願いごとを書いた短冊が揺れているに違いない。


Fuurin

 MIKIMOTOの前には風鈴のツリーが出来てました。思い切りつついて鳴らしたい衝動にかられましたが、信長ではないので、大人の節度をもって風を待つ。しばらくすると、カラカラカラ〜っと幽かな夏の寝息のようなガラスの音。とても儚くて頼りないけれど、たしかに満ち足りた瞬間でした。

追記:土曜日9:00〜9:30放送中のTFM [Tastes Of Love]
        今週は初めてのキャラに挑戦してます。ぜひ、聞いてみてください!

2007年07月11日

ほおずき市

Bus
 わーい、お船だ。水上バスだ!風が気持ちいー。水上バスから見える川沿いの建物の裏側は、表の顔とは違って、どことなく無防備。川沿いを犬と散歩する人たちも無防備。「隙」のある風景って、なんだかホッとするな。


 7月9日、10日は浅草のほおずき市。
 雷門をくぐって仲見世通りを歩くのは、まるで障害物競走です。きびだんご、手焼きせんべい、揚げまんじゅう…「まずはお参りをしてから!」と、怒られながらヨダレをこらえてキョロキョロ、ソワソワ。

   青臭くて甘い、ほおずきの匂い
   水にゆらめく金魚のシッポみたいな、子供たちの兵児帯
   釣りしのぶを揺らしてそよぐ夜の風
   ワサっと落としてしまった、かき氷のあわれ
   立ちのぼる煙
   下駄のパーカッション
   鈴の音
   いつまでも続けばいいと願うしあわせ

 Hozuki
また今年も無事にお参りできる喜びを胸に、夜がどこまでも満ちてゆきました。

2007年07月12日

熊野〜その一

 一泊二日で和歌山を訪れました。飛行機で関空まで行き、そこから先はレンタカー。ハンドルを握るのは2、3年ぶりかな。この前はハワイ旅行をした時でした。その時でさえ10年ぶりぐらい。早い話が超ペーパーってこと。膨らむ期待と、爆発寸前の不安を乗せて出発〜。

Latte
 2日間を共にすることになった相棒。ヨロシクね!
 (クルマにも取説があるんですね。生まれて初めて読んじゃいました)

Hamayuu
 まず道成寺に立ち寄ってから御坊、白浜…と海岸線を走って新宮を目指す。途中、一面に咲いたハマユウに誘われて休憩。

Waaa

 海にくると水を触らずにはいられないのが海育ちの性。波打ち際ギリギリまで行って…… あ”〜、やっちゃった。革靴ごとハマった。ま、いっか。きれいな貝を拾いました。帯留めにでもしてみようかしら。
 ここから少しゆくと、有名な串本町の橋杭岩です。なんど見ても、息を飲むスケールにクラクラ。またここに戻ってきたんだなー。言葉にできない偉大なる意志を感じるのでした。

 新宮市に到着するころ、また雨が降り始めました。薄暗くたれこめるのは雨雲だけじゃない。中上健次の生家も今はなくなり、街は新しい建物でフタをされたような佇まいでした。それでもいくらフタをしても、立ちのぼってくる地熱みたいなものがまとわりついて来る。観光名所ではなく、市街をブラブラする。
 街のいたるところにヒルガオ科の植物がからみついている。青を越えた青い花は恐ろしいほど美しい。

2007年07月13日

熊野〜その二

 
 宿は湯の峰温泉の「あづまや」。小栗判官が蘇生したという伝説が残るつぼ湯のすぐ側に建つ旅館です。食事はすべて温泉のお湯を使って調理してるとかで、中でも温泉で炊いたご飯(朝食はおかゆ)がたまらなく美味。これぞ本当の御馳走ですな。

Ogurihangan

 夜、ちょっとだけ外を散歩…といっても、宿屋の前を30m程行ったり来たりするぐらいで精一杯。通りには外灯もなく、ひたすら暗い。すぐ目の前には熊野古道の入り口もあるので近づいてみるが、跳ね返される。オマエたちのくる世界ではない、とでも云ってるような拒絶感。オソレ。それを失くしてしまった人間は狂う。

 部屋に戻って夜に耳を傾ける。川の流れや虫の声、風、雨の音に混ざって何かが聞こえる。まるで山そのものが夜の闇を呼吸してる音なのかもしれない。

Azumaya
 宿の部屋からの眺め。

熊野〜その三

 あづまやの女将さんから玉置神社のことを教えてもらって行ってみることにした。女将さん曰く、雨の後は幻想的なのだそう。朝一番に本宮でお参りをしてから玉置神社へ。しかしこれが、なかなかのドライブ。うねうねの山道はペーパードライバーには冷や汗ものでして。その上、道幅のないところに限って路線バスとすれ違うハメに!崖から落ちそうなほど、ギリギリの端っこまで寄って、そろりそろりと抜けて行く。ヒャー。

 ようやく辿り着いた玉置山。クルマを降りて、神社へは徒歩でゆく。標高1000m。空気がひんやりと寒いぐらいです。樹齢3000年と推定されるご神木をはじめ、杉の巨樹群の圧倒的なパワーには言葉を失います。そして森の中にはうっすらと白い霧がたちこめて、まるでこの世ではないような浮遊感。女将さんが話してくれた幻想的な…とうのはこのことだったのですね。前日の雨を「不運」と思っていたけれど、きっとこのために、雨を降らしてくれたんだ。導かれたんですねー。

Omochi
 本宮の前の茶店では、お抹茶を点てて、つきたての餅菓子を出してくれます。315円! これ東京なら1000円でおつりがあるか、無いかってとこでしょう。お餅おいしーっ。


 すっかりエネルギーを充電してから十津川を経由して奈良駅を目指す。いよいよ東京へ戻る態勢にシフトです。おっと、しかし!ガソリンメーターを見ると、ほとんどカラ。オーマイ、ガッ! Running On Empty♪(by Jackson Browne) どこにでもガソリンスタンドがあると思いこんでいた都会者の愚かさよ。幸か不幸か、ここは山の上。こうなりゃ超エコ・ドライブあるのみ。アクセルを踏まなきゃいいんだろーが。ほとんどスキーです。アクセル踏まずに山を滑り落ちて行く。先の余力のためにブレーキも踏みたくない。ひたすら重力を頼りに転がってゆく。旅はライク・ア・ローリング・ストーンってか!?

 いろいろありましたが、なんとか奈良駅に到着。旅の足となってくれたLATTEちゃんを返却。道連れのKは、このまま奈良に滞在するとのことで、私は一人東京を目指したのであった…。

2007年07月14日

中藤毅彦・斎藤亮一 写真展 a just report 

 雨の中、写真展に行ってきました。中藤毅彦さんと斎藤亮一さんの二人展。同じモノクロの世界で、ちょっと似ているようだけれど、まったく別の個性を放っていました。同じリンゴを煮て食べるのか、焼いて食べるのかほどに違う味わいなのが面白かった。

 写真に限らず、全ての対象は、対峙する人間の気持ちの角度によっていかようにでも変化するってこと。あんがい真実ってのは頼りないもんだってこと。可能性は無限だってこと。水たまりに映る自分に雨粒が落ちるたび、にじんで、ボヤけて。揺らいで、歪んでゆく。それでもやっぱり自分なんだってこと。いつ止むとも分らない雨のように、とめどない思いがポタポタと私をいっぱいにしてゆくのでした。

Rain(photo by 遠藤志岐子)

2007年07月17日

熊野〜番外編

 奈良から東京へは、京都に出て新幹線に乗ればアッという間。しかし、そうは問屋が降ろしてくれませんでした。ちょうど急行の京都行きが出てしまったけれど、近鉄奈良線で追いかければ大和西大寺駅で京都行きに乗り換えられるはず。なのに、不慣れな運転の疲れかウッカリしてしまった。というか、学生たちのおしゃべりに車内アナウンスが聞こえず、乗り過ごしちまったのだ。慌てて次の菖蒲池駅で降りたが、なかなか電車は来ない。こんなことなら、奈良駅で無理に乗り遅れた急行京都行きを追いかけずに次の電車を待てばよかった。
 
 ずいぶんとタイムロスをして西大寺に到着してみると、次の京都行きは特急。急行を待つと、さらにものすごい時間の無駄になる。仕方あるまい。特急券を買おう…。ともあれ、京都までくれば、後は何も心配することはない。さて、東京まで乗らずに、一本やりすごして品川で降りることにしませうか。

 あれ、いつの間に眠ってしまったのだろう。文庫本のページを開いたまま眠り込んでいた。窓の外を見る。ん? なぜ三島で止まってるのですか? 寝ぼけた頭にアナウンスの言葉が少しずつ意味をなしてくる。「人身事故のため、消防と警察の現場検証が済むまで、しばらく停車いたします」 …えぇー。マジっすか。

 結局、新幹線にカンヅメになること3時間以上。とほっ。品川駅に到着したのは夜中の1時を回ってまひた。それからタクシーつかまえて。。。
ヘロヘロじゃー。

 でも、そんなアクシデントがなければ菖蒲池に降り立つこともなかったはず。某かの必然がそこにはあるのでしょうね。

Ayameike
  菖蒲池駅前のマンホール。マンホール・フェチにはたまらない逸品!

2007年07月19日

花? …いいえ。

 お茶のお稽古に行く前に着替えるつもりだったのに。仕事が遅くなり、そのまま出抜けることに。アロハにジーンズ。まぁ、仕方ないっか。

Taki


 滞りなくお稽古も終わり、片付けをしていると、後から先生に「それにしてもスゴイわねぇ。うふふ」と声をかけられました。それで他の皆さんも「え、何?」といったふうに私に注目。

 ヤダー。派手だなとは思ってたけど、てっきり花柄か何かだと思ってたわー。

 先輩方にやいのやいの騒がれました。はい、そうです。私のアロハ…ドクロです。お茶室に有り得ねぇーって、面白がって写真を撮ってくれました。でもそんな大らかなお仲間が大好きです。お茶って、堅苦しいばかりじゃないのよね。

Skull

2007年07月21日

My Subterranean Days

 うっかり夏だということを忘れてしまいそうなお天気続きですが、これからドカッと暑さはやってくるのでしょうか。コワイような気もするし、早く来い!って気もするし…。灰色の曇天が続き、気温もあまり上がらない日々が続いていましたが、我が家のぬか漬けは暑さがにじり寄って来ていることを告げています。私好みの酸っぱめになってきましたよ。

 いろんな息抜きの仕方があると思いますが、ぬか床をかき混ぜながらデスクワークの合間に現実逃避するのが私は好き。何故か、ディランの Subterranean Homesick Blues を聴きながらぬか床と格闘してると超テンション上がるのです。テンションと一緒に基礎代謝も上がって来るのが分る!
 なんだかこのところ、ディランとデッドとDonavon Frakenreiterばっかり聴いてるなー。

072107
  ポリエステルなので、今日みたいに雨が心配な天気には便利。ただやっぱり自然素材に比べると暑いかな。バチ衿のカジュアル着物なので、帯も半幅でお気楽に!

2007年07月22日

着付けのポイント

 夕方、ちょっと外の空気を吸いに散歩にでました。渋谷の駅の方まで足をのばしたら、あらら、浴衣姿の女子たちで大賑わい。今日はどこぞで何かイベントでもあるのかしら?いいですね。華やいでますね。つっかけ姿でブラリの自分がちょっぴり寂しく感じたりして。…ま、いいか。どうせ今日はお出かけモードじゃないし。宿題たまってるし。

Eri Eriopposite_1


 
 ところで、せっかくのカワイイ浴衣姿なのに、左前の人がかなり多かったのがザ・ン・ネ・ン!!それ以外はステキに着こなしているのに…。要するに上前と下前を逆に着付けてしまってるんですね。左前は死人です。あえてタブーに挑むという気骨をもってしてるのならご自由ですが、そうでないなら気をつけたいポイントですね。カンケーないじゃん、細かいルールなんてウザイと片付けないで。どうせなら、縁起が悪いよりは良い方がいいじゃないかなー。

2007年07月25日

Daily Planet

Holly
これが、噂のホリーこと、堀内貴之さんです。ホントはもっとホンワカして優しいお顔。こんなに人相悪くないってば!

 東京FMで放送中の Daily Planet に出演してきました。なんと現場に行ってみれば、私を迎えてくれたのは堀内貴之さん。ホリーとは以前から仲よく(…といっても、ほとんど会わないけど)気心も知れています。それですっかり安心してというか、調子に乗って、ベラベラしゃべり倒してしまいました。
 今日はホリーのノドの調子が悪く、急遽「じゃ、これ読んでよ」とか、どんどん原稿を渡すんですよね。そんな、いきなりフラれても…。漢字に弱い私はうろたえちゃいますよー。ヒヤヒヤでした。
 どうなんでしょうか。キモノについてお話をする企画だったんですが、果たして目的は達成されたのかしらん。

Side
 藍に朝顔を染め抜いた浴衣には、赤x黒のリバーシブル帯を。髪飾りもちょっとコーディネートして、レザーの花をあしらったフレンチコームでアップ・スタイルに。

カブトムシ と ハチ

Watermelon

 スイカは私のライフライン。とりあえずスイカがあれば生きてゆけると思う。
カブトムシと呼ばれています。

 虫といえば、私の好きな話にこんなのがあります。友達から聞いた話。ハチは生物学的に見ると、どう考えても飛べないそうです。たぶん、あのでっぷりと太った丸いハチのことだと思いますが、カラダに対して羽の大きさや筋力が伴っていないから。でも彼らは飛んでいる。何故か。それは、ハチが自分は飛べないと知らないから。

2007年07月29日

月とスイカ

 ある人が云いました。
 「初めて会ったとき、相当イヤな感じだったよ」
 ガーン。うそ。ショック。信じらんない。そんなふうに受け止められてたなんて…びっくり。その時のことをハッキリ覚えてます。私はただ、ただ緊張してた。そして、どうしたらいいのか分らないままオロオロ。でもそれは全く異なる印象となって相手に伝わっていたのね。しゅん。パブリックイメージより100万倍も不器用な私は空回りばかりだ。ぐすん。
 「誰かわかってーっ!」吠えてみたところで、私の心の中の真実なんて問題ではなく、それよりも相手にどう思われたかという現実がすべて。凹むよ。

Bloom

 ところで、大好きなスイカがあれば全身で夢中になっちゃうカブトムシのくせに、もう何日もスイカがありません。ふと、声がしたんです。わきまえなさい、って。スイカだって貴方に食べられてばかりいられない、って。スイカの気持ちは分らないけれど…。だからカブトムシは我慢してるのです。でも夜空ににじむ丸い月を眺めてはスイカを想う。食べたいものを食べたいと云う。会いたい人に会いたいと思う。そんなにいけないことなのかな。また月が欠け始めたころ、大好きなスイカを探しにでかけてみようかな。

 

2007年07月31日

パパとゴッドハンド

Papa
父のアトリエ abracadabra にて。


 7月30日。久しぶりに軽井沢へ父を訪ねました。あいにくの雨で、軽井沢は上着を着ていても寒いぐらい。でも山々から立ちのぼる白い霧は幻想的で、夏の緑をいっそう深く、美しく見せるのでした。
 久しぶりに会った父は、娘が云うのもヘンですが、とてもステキだった。加齢という重力に抗うことなく、むしろ仲よくすることで強く、賢く、やさしく、しなやかに毎日味わっているよう。Acceptance。父からまた一つ教えられた美学です。彼からはまだまだ教わることがありそう。パパ、どうか元気でいてください。

Seitai

 軽井沢に行くもう一つの目的はゴッドハンドです。筋金入りの腰痛持ちの私は長年整体ジプシーと化し、鍼灸、整形外科、ほねつぎ、カイロ、マッサージ、気功など、あらゆる門を叩きました。当然、それだけのお金もつぎ込んできたわけです。けれど、このゴッドハンドと巡り合ってから、どれだけ自由になったことか!ホントに調子がいいんです。今では軽くメンテを時折するだけ。
 難を云えば、このゴッドハンド、変わり者であまり仕事をしたがらないんですよ。

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