お茶事
6月30日、夏越し大祓。満月。
今日は朝から夕方まで、みっちりお茶事のお稽古。早朝からすでに気温も高く、着物の下は汗だく。それでも不思議なことに、それほど不快ではありませんでした。きっと気持ちがすっきりしていたからでしょうか。『場』の持つ力なのか、或いは集まる人たちの気持ちが場に染み込んでいるのか…。お茶室にいると自動的に気持ちのスイッチが切り替わるような気がします。たたみの感触、お香の匂い、お湯の沸く音、お花やお軸が伝える世界。一つ一つの個性が『和』となって『場』を創っているのです。

お軸は「星寿享」。お花は舟に張った帆のよう。星の川をすべりゆく小舟みたいでとてもロマンティック。ご亭主のお心遣いが、今年ももうすぐ七夕ね、と告げています。

「懐石→濃い茶→薄茶」すごく簡単に分けると、そんな流れです。その中で私は薄茶を点てさせて頂きました。あ”ちゃ〜になりながら、何とかやり遂げました。

真剣にお茶を点てている私のうしろ姿です。うしろ姿なんてなかなか自分で見る機会がないので妙な感じ。
地紋の入った布地に、秋草を描いた夏の訪問着。帯はおしどりの夏唐織り。














(photo by 遠藤志岐子)









