
わーい、お船だ。水上バスだ!風が気持ちいー。水上バスから見える川沿いの建物の裏側は、表の顔とは違って、どことなく無防備。川沿いを犬と散歩する人たちも無防備。「隙」のある風景って、なんだかホッとするな。
7月9日、10日は浅草のほおずき市。
雷門をくぐって仲見世通りを歩くのは、まるで障害物競走です。きびだんご、手焼きせんべい、揚げまんじゅう…「まずはお参りをしてから!」と、怒られながらヨダレをこらえてキョロキョロ、ソワソワ。
青臭くて甘い、ほおずきの匂い
水にゆらめく金魚のシッポみたいな、子供たちの兵児帯
釣りしのぶを揺らしてそよぐ夜の風
ワサっと落としてしまった、かき氷のあわれ
立ちのぼる煙
下駄のパーカッション
鈴の音
いつまでも続けばいいと願うしあわせ

また今年も無事にお参りできる喜びを胸に、夜がどこまでも満ちてゆきました。