« 福岡にて、雲と海と風 | メイン | 浄化 9月7日 »

いい一日

9月5日

 久々に朝寝坊を自分に許す。惰眠を貪るささやかな贅沢と、ちょっとだけの罪悪感、そして独りよがりの秩序に抗ったという達成感がワルツとなって午前中をクルクル回る。うっとり。ぼんやり。
 友人からの電話で現実に引き戻される。今日はNHK FMの生放送。番組前はナーバスの極限に陥り、陥り切って反転したとき、リラックスしたいい番組になるのがいつものパターン。根っからの小心者なのです。
 夕方に仕事を終えてからクリーニング屋に寄ったり、野暮用を済ませ帰宅。スープとサラダの軽い夕食をとってから再び街へ。
 レイトショーを観る。ブコウスキーの「酔いどれ詩人になるまえに」。ガラガラの映画館。ブコウスキー通にはどうか分らないけれど、映画としては悪くない。サウンドトラックが良ければもっといいんだけど。少なくともブコウスキーを読みたくなったということは、某かの力があるということでしょう。実はずっと気になっていながら未だに読んだことがないのです。きっと好きだろうとは思ってるのに。明日、本屋に行ってみよう。
 映画館を出ると、また雨が激しく降っていました。生暖かい雨に打たれ、気持ち良かった。毎日はこの雨みたいなものかもしれないと思う。凄まじく痛かったり、嬉しかったり、誰かに恋をしたり、腹をたてたり、夢をみたり。けれど上がってしまえば、そこには独りの自分がいるだけ。だから傘はいらない。思い切り濡れるのがいい。

コメント (7)

温泉太郎:

先日、W・ブレイクの「蝿」について反応して思わずメールを送ってしまったものです。NHK-FM楽しく聞かせていただきました。蟻をジェノサイトしている姿を想像して笑ってしまいました。チャラの「切なさ論」も興味深く拝聴しました。ブコウスキー・・・・このとんでもなくイカシタ&イカレタ親父の小説の日本語訳をしているのが、シンガーソングライターでもある中川五郎氏です。中川さんとは、数年前ひょんなことから運転手および小間使いとして(笑)、鈴木亜紀さんとのツアーで丸2日間をお共させていただきました。ブコウスキーといっけん真逆のような女性らしい繊細さを持つ紳士ながら、ブコウスキーとすごく共通する、熟したオヤジ独特の「酔いどれ魔力」を醸し出しながら、いつまでもアウトロー的なスタンスを崩さない、すばらしく魅力的な人物でしたよ。

けん:

顔文字入れた着物が欲しいな

けん:

ブナの木も大地に根をはり風雨にさらされ生きてる。少しの嬉しい事や感動を生き甲斐にして生きてる俺悲しいかな

G:

なんとなく、ここ2日ほど気になっている言葉、

人生は歯磨き粉のチューブみたいなもんさ
チューブの最後のひとひねりまで使い切ってこそ
人生なんだよ

だって。

ブナ:

>ayuheyさま
ご心配ありがとう。昨日はまさにジーンズとパンダ柄のTシャツでした。

ayuhey:

森野ブナさま
あのぅ、和服では・・・いくら化学繊維のものでも濡れて歩かないでください。
濡れて歩きたいときは、スニーカーにジーンズ、それにTシャツにして下さい(^_^)
ボクの遊びでは雨が降ったらゴアのカッパを着ます。
濡れると身体のシンまで冷えますから。。。

ayuhey:

森野ブナさま
仕事のすすめかたも、日常の時間の使い方も、ついでに年齢も、
一言でいっちゃえば「女ざかり」ですね(^^)v
この「さかり」ですが、10年続くヒトもいますけど、すぐに
ポシャっちゃうヒトも居ます。
やはり、レンマとセッサタクマですね。
ボクもブナさまをお手本にしなくっちゃ(^。^)

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年09月06日 02:45に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「福岡にて、雲と海と風」です。

次の投稿は「浄化 9月7日」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35