11月15日
月探査機「かぐや」からの映像をテレビで見ました。神秘のベールを剥ぎとって、あまり細部まで知ってしまったらロマンがなくなってしまうのではないだろうか。そんな懸念もありました。が、どっこいです。光り輝くスベスベの肌が、実は凸凹だらけだったとしても、やはり月は限りなく美しく魅惑的でした。
これが人間の女性だとしら、そうはいくだろうか。ベールをかなぐり捨て、素っ裸に己をさらけ出せるだろうか。それでも美しくいられるだろうか。本質とは何か。どこにあるのか。たとえ誰も見るものがいない最果ての地においても、花が変わらず美しく咲くように、己も咲くことができるかしらん。愛されないと分っていても、愛し続けることができるだろうか。叶うあてがなくとも、夢を抱いていられるだろうか。
YES。月の地平から昇る地球の青さは「YES」と語りかけていた気がする。
郵便受けを開けると、異国の香りが溢れだしました。ハネムーンのお土産だ 。添えられたポストカードの二人を眺めながら、お湯を沸かす。夜に溶けるバニラ紅茶の甘い匂い。愛のお裾分け。ありがとう。そして、おめでとう。
いつまでも幸せでありますように。
