12月29日
いよいよ今年も押し詰まってきました。夏を少し過ぎるころまでヒマを満喫し、よろこびながらも「こんな生活で大丈夫か?!」と不安を覚えていたのは何だったのでしょう。秋風に乗って訪れた忙しさに追い立てられて、目まぐるしく日々が過ぎてゆきました。はたして、越えてみれば山は高かったのか、険しかったのか、甘かったのか、塩っぱかったのか。よく分りません。ただ間違いないのは「豊か」であったということ。数々の経験は滋養となり、私をたくましく育ててくれているということ。山は連綿と続いています。わたしは歩き続けるだけです。
今年は大掃除もままならず、お節料理もどうしようか。来客のあてもないし。いっそパスっちゃおうかな。テキトーに出来合いの揃えりゃ体裁は整うだろうし。デパートのお節ってのも一度食べてみたいし…。
でもねー。それも何か大事なことを見失いそうで気が引けるのよね。ってことで、結局おなます、田作り、黒豆、栗きんとんだけは用意することにしました。基本の最小限。…まぁ、自分が食べたいものだけですが。

「お客さまのためだけじゃないんだよ。季節を歓び、感謝すること。そして自分のためでもあるの」祖母の言葉はいつも私とともにあるんですね。たぶん、これからもずっと。
*家の中では木綿やウールのキモノが重宝します。家事をするにも気を使わずに済みますよ。でも前掛けや割烹着はぜひ!