2月3日

目が覚めると、障子の向こうが明るかった。やった、雪だ!予報が当たったのだ!午後には仕事もあるので足の心配もあるけれど、それはそれ。後のことは後で考えるとして、まずは雪を楽しむぜよ。それにしても、どうして雪が降ると、雪だるまを作ってしまうのか。作らないではいられないのは何故か?口には炭を。目には木の実を。かわいいじゃないか、キミ。
お昼頃、街の様子を見に外に出る。都会の雪は美しい…とは限らない。人や車に踏まれ、薄汚れたシャーベットがベチャベチャといじけた音をたてている。けれど今日の雪は、そんな汚れさえも慰めてしまう。後から後から降り積もる純白。足元を見ていたら、何だかだんだん美味しそうに思えてきた。胡麻ムースの上に飾られた粉砂糖みたい。

境界線について考える。何かと何かが別れるところ。何かと何かが交わる場所。
すっかり冷えきったカラダにはコレ!松江にある「桂月堂」の即席しるこ。トロリとしていて、ほどよい塩気が餡あの甘さを引き立てる。餅米でこしらえた千鳥がお汁粉の上を泳ぐのがかわいい。そしてたまらなく香ばしい。

夕方からナレーション録りの仕事。えらく手間取り、日付が変わってしまった。節分の豆まきもしてないのに…。こんな夜更けに、こっそり小声でやるか。どうしよう。豆の替わりに雪が街中の邪を清めてくれたから、いいかな。