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2008年11月 アーカイブ

2008年11月01日

11月1日 あむあむふわわ展のようす

 このごろ男性からもキモノに関する相談や質問を受けることが多くなりました。街中でもキモノ男子を見かける頻度が上がっています。殿方にもキモノを楽しんで頂きたい!…と、常々思っていたので、とてもうれしいです。興味はあるけど、なかなか始めの一歩を踏み出せずにいる皆様、躊躇うほどハードルは高くありませんよ。
 ただいま原宿LAPNET SHIPで開催中のニットでキモノ・あむあむふわわ展にも男性のお客様が!こちらのお客さまは粋で気軽な木綿のキモノ、川越唐桟をご注文いただきました。
(イベントの様子はamamfwawaブログでもレポートしています。左のリンクからどうぞ)

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 今回は川越の呉服笠間さんも参加。若旦那が親切・丁寧にアドバイスしてくれます。もちろん女性の皆様もぜひ!

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 川越唐桟(写真・上)の他にも「綿ちりめん」や「ウール」も(写真・下)。お手入れもラクだし、初心者さんから着物の達人さんまで、幅広く重宝していただけるお品です。

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ニットでキモノ あむあむふわわ展@LAPNET SHIP

2008年10月30日(木)〜11月3日(月・祝)
11:00〜20:00
最終日のみ 11:00〜18:00

 LAPNET SHIP
   渋谷区神宮前1-9-11-1F
   TEL 03-5411-3330
    http://www.lapnet.jp/

2008年11月09日

11月8日 イベント終了、そしてネットショップのOPEN


 5日間に渡り開催した「あむあむふわわ展」も無事に終了いたしました。お客様をはじめ、支えてくださった関係者各位に深く感謝いたします。みなさま、本当にありがとうございました。

 今回のイベントを実行するにあたり、「ものごとの流れとタイミング」を深く感じさせられました。すべての出来事は、それ単独で起こるのではなく、拡散したさまざまなエネルギーがギュッと一塊になって現実となる必然。その散らばったエネルギーを束ねるものの大部分は、無意識を含めた意識…すなわち意志であり、意思である、と。だからこそ、いつだって良い心持ちでいたい。雨が降る日も、雲の向こうの太陽を忘れない。答が見つからずに行き止まったら、心の一番高いところによじ登り、向こうの景色を眺めたい。そんなふうに思うのです。

 …なんてね。思いながらも、くじけたり、いじけたり。まだまだ弱虫です。でも頑張りますよーっ。

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 イベント開催記念に作った、amamfwawaロゴ入りどら焼き。「あむどらちゃん」は大人気でした。


 この度、amamfwawaネットショップがオープンいたしました。今年の新作も含め、あむあむふわわのニットを便利にお求めていただけます。どうぞ、ご覧ください。

お買い物はこちらから→ http://amamfwawa.cart.fc2.com/

2008年11月13日

11月13日 全一世界〜ホールワールド

 情は人の為ならず。好きな諺の一つです。情を人にかけるのは、その人を助けるためだけではなく、廻り廻って自分にもかえってくる。加えて云うならば、人のために何かできたときは、本当にしあわせな気持ちになるもの。己の欲を満たすだけでは、完全な満足には至らず、しつこい飢餓感から逃れられない。それはやはり、人は独りでは生きてゆけないという証しなのかもしれません。

 ところが「情は人の為ならず」を、情は人の為にならない。だから知らん顔してればいい、と受け止めている人も少なくないようです。言葉は生き物。時間の経過の中で、言葉の意味や使い方が変わってくるのは仕方ないことです。けれど、こんな変化はしてほしくない。言葉は言葉に過ぎず、言葉に意味を持たせるのがメンタリティーだとすれば、昨今の金融危機などよりも、よほど恐ろしい問題に思えてなりません。

 競い、蹴落とし、勝ち残った末にハーモニーは響かない。多様であるからこそ響く、美しい音色を聴きたいのです。私のテーマは相も変わらず「和→環→輪→話=ハーモニー」。
さぁ、私にできることはなんだろう。このフレーズがずっとリフレインしています。

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 先日の「あむあむふわわ展」で「キモノ体験」というコーナーがありました。普段、キモノを着ない方に「キモノの着たときの感じ」を味わって頂いたり、コーディネートの相談を受けたり。質問攻めにあいながら、私にも改めて気付かされることも!

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 タンスの肥やしになってるキモノを活かしたい…と、訪れたSさん。


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 洋服の上からですが、簡単に着上げていただきました。喜んでもらえて、私も嬉しいかったです。

2008年11月14日

11月14日 Don't Rain On My Paradae

 このところ調子が悪かった。必死にやる気と希望をかき集めて、なんとか取り繕う時間。そういえば、ずっとお天気も悪かった。冷たい雨まじりの毎日。昨日は久々に晴れて、気温も上がりました。私もあがりました。どうもお天気に左右される質は、いくつになっても変わらないようです。人間も自然の一部なんだから当たり前のことだけど。晴耕雨読。心と体の声はちゃんと聴いてあげないとね。

 耳をすます。とても大事なこと。でも耳にはいらないものも飛び込んできます。
どれを聴き、何にノーと云うのか。

 本質。どうか聴き間違えないように。本質。どうか目をそらさないように。本質。どうか逃げないように。
ならば、どんな雨の日もきっと晴れるでしょう。

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 気に入りの傘が壊れてしまいました。何気なく、テキトーにあったのをさしてみたら、キモノと上手くコーディネートしてました。


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 池の水車を手のひらに乗せて…… あ〜ら、風車になっちゃいました。

2008年11月15日

11月15日 お茶会を味わう

 この時季はあちこちでお茶会が開かれ、街中でも着物姿の方々を見かけます。その方の装いを見ながら、どんな立場なのかを想像したりしながら疑似体験するのも楽しいものです。どこぞの先生がお正客として招かれているのかな…。お茶会に初参加で緊張気味の人かな…。これからお点前をするのかな…と。いろいろな人たちが集まってお茶会は成り立ちます。
 招く側も、招かれる側も、等しく最高の一期一会を願って心を配るのです。
 
 池上梅園で開かれたお茶会に、私も行ってきました。梅こそ咲いていませんでしたが、ところどころ紅葉した樹々が庭園に艶やかなアクセントをもたらし、とてもきれいでした。時折、薄陽もさし、本格的な冬を迎える前の、ほんの一時の穏やかな時間を味わいました。
今日という日を生きられるしあわせを感じます。

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 池上梅園の中にある茶室、清月庵の前にて。お茶会には少しハデかなとも思いましたが、この時季しか着られないキモノなので、ちょっと失礼して…


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 青海波の地紋に、たっぷりの菊を描いています。花だけなら「文様」として通年OKですが、茎や枝などがしっかり描かれているものは、その時季だけに着るというのがお約束。不便と感じる人もいるでしょうが、「だからこそ」の楽しみもなかなか良いものです。


☆「あむあむふわわ」は左のリンクからどうぞ☆

2008年11月21日

11月20日 光と影 〜nirvana〜

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 レストランの窓の向こうには光の海が広がっていた。空気のゆらぎと共に、光はペロリとお尻を向けて、闇を覗かせる。戸板返しのような光と闇のロンド。ジッと眺めたならば、遠近感を奪われ、やがて平衡感覚まで怪しくなってしまう。現実という錯覚の中で泳ぎ、錯覚という現実に溺れる。そんな日々を生きている。

 冬の郵便配達員の小包には
 8月の暑さが入っていた
 月もとけるような湿度のなかで
 カラカラに乾いていた夜
 君を見かけたんだ 
 通り雨は、なぜか降り止まず
 押し流される道徳、約束、貞操、理性
 押し戻される損得、安息、理想、エゴ
 燃えるような寒さのなかで
 君を待っている
 右ポケットに光を、左のポケットに闇を
 少し猫背に君が歩いてくる

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 重ね着が自由自在の着物は温度調節ができて良いですよー。帯のおかげで腰も冷えないし…ふふ! 紬地の羽織の裏は、花札の柄。見えないオシャレもまたヨロシイもんです。まるで「秘めた恋」…な〜んちゃって。

2008年11月23日

11月22日 マサルちゃんと会う

 大切な友人が患っています。とても厄介な病気です。新幹線に飛び乗り、会いにゆきました。東京を離れるにつれ、空はだんだんと広くなり、その広さがあまりに漠然としていて、どこでもない何処かへほっぽり出されたように心細かった。空が広くなるほどに、せつなさに抱え込まれてしまうのです。
 久々に会ったマサルちゃんは、私の腕よりも細くなった足で、そんなくだらないおセンチを一蹴してくれました。マサルちゃん…岡田昌。あえて名前を呼びます。彼は匿名の誰かではなく、紛れもなく岡田昌だからです。マサルちゃんは病気です。でも彼は全くもって病人ではなかった。誰よりも自分の命を生きています。お見舞いに行った私の方こそ元気をもらったぐらい。
 マサルちゃんの足を両手でさすっていると、彼が感じている気持ち良さが、私の手に伝わってくるのです。とても気持ちよかった。行ったり来たり。病気であろうと健康であろうと、今をどう生きるのか。今をどう感じるのか。それが大事なのかも。

 「私たちは不幸じゃないの。もしマサルが不幸だと思ってたら、きっと私も不幸だった。でも本人がそう思ってないんだもん。大丈夫」と、マサルちゃんの愛妻は云います。ホント、その通りだ。

 どんな毎日だって、やがては闇に帰するときがくる。けれど暮れ行くことは哀しいだけじゃない。こんなにも力強く、かぎりなく美しい。そしてそれは朝のはじまり。
マサルちゃん、早く元気になって、また下北デートしようぜ!

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2008年11月27日

11月27日 自己嫌悪 〜反省


過ぎたるは猶お及ばざるがごとし

   食料、物質、エネルギー、情報、愛。

   欲しがるだけでなく、与えたがるのも同義にほかならない。

   自分が鬱陶しくなる日々。うるさい。息苦しい。

 「伝える」ことを生業にしていると、時おりそんな落とし穴にハマることがあります。伝えたい。届けたい。あげたい。わかってほしい。もっともっともっともっと……… 
語らずして、語る。そんな「言葉」こそが本物なのかもしれない。

 新月の前夜、見えない月を雨雲が隠しています。それでも月はちゃんと在るのだから、何も怯えることはないのに。ひととき、深呼吸をして自分を空っぽにしてみよう。そしてもう一度、また新しく生まれよう。
 

 

2008年11月29日

11月29日 Buy Nothing Day(無買日)

 お財布の中にお金があればあるで、使っちゃう。でも無ければ無いで、わりに平気なのです。お金に頓着していない、とも云えるし…。あるいは、普段いかにどうでもいいお金の使い方をしているか、とも云える。問題はお金を使うかどうかではなく、むしろお金を巡って不必要な消費がなされているか、なのでしょう。

 今日、11月29日は BUY NOTHING DAY(無買日)。27日のTFM Daily Planetでもこの話題をピックアップしました。詳しくはウェブをチェックしてください。見るから欲しくなる。あるから使う。あるいは捨てる。
本当に欲しいものは何? 本当に必要なものは? 

 ちなみに今日は三の酉。今年最後の酉の市の日です。仕事で行かれないので、友人に熊手を託しました。酉の市は商売繁盛を願うお祭りでもあり、熊手は福をかき込むという縁起物です。でもこれも考えようによっちゃ、欲っぽい? まぁ、商売はともかく、家族や友人たちの幸せは、私にとって何よりの願いなのであります。

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 紺の紬に、ウロコ柄の半幅帯。細かくオモチャの柄が散らばった、ちりめんの羽織。この羽織、朱色がなんだかハデな気がして袖を通してなかったんですが、久しぶりに出したらフィーリング良し。それが着物の不思議ですねー。
手に持っているのが、私が毎年購入している酉の市の熊手。

 

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