情は人の為ならず。好きな諺の一つです。情を人にかけるのは、その人を助けるためだけではなく、廻り廻って自分にもかえってくる。加えて云うならば、人のために何かできたときは、本当にしあわせな気持ちになるもの。己の欲を満たすだけでは、完全な満足には至らず、しつこい飢餓感から逃れられない。それはやはり、人は独りでは生きてゆけないという証しなのかもしれません。
ところが「情は人の為ならず」を、情は人の為にならない。だから知らん顔してればいい、と受け止めている人も少なくないようです。言葉は生き物。時間の経過の中で、言葉の意味や使い方が変わってくるのは仕方ないことです。けれど、こんな変化はしてほしくない。言葉は言葉に過ぎず、言葉に意味を持たせるのがメンタリティーだとすれば、昨今の金融危機などよりも、よほど恐ろしい問題に思えてなりません。
競い、蹴落とし、勝ち残った末にハーモニーは響かない。多様であるからこそ響く、美しい音色を聴きたいのです。私のテーマは相も変わらず「和→環→輪→話=ハーモニー」。
さぁ、私にできることはなんだろう。このフレーズがずっとリフレインしています。

先日の「あむあむふわわ展」で「キモノ体験」というコーナーがありました。普段、キモノを着ない方に「キモノの着たときの感じ」を味わって頂いたり、コーディネートの相談を受けたり。質問攻めにあいながら、私にも改めて気付かされることも!

タンスの肥やしになってるキモノを活かしたい…と、訪れたSさん。

洋服の上からですが、簡単に着上げていただきました。喜んでもらえて、私も嬉しいかったです。