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11月22日 マサルちゃんと会う

 大切な友人が患っています。とても厄介な病気です。新幹線に飛び乗り、会いにゆきました。東京を離れるにつれ、空はだんだんと広くなり、その広さがあまりに漠然としていて、どこでもない何処かへほっぽり出されたように心細かった。空が広くなるほどに、せつなさに抱え込まれてしまうのです。
 久々に会ったマサルちゃんは、私の腕よりも細くなった足で、そんなくだらないおセンチを一蹴してくれました。マサルちゃん…岡田昌。あえて名前を呼びます。彼は匿名の誰かではなく、紛れもなく岡田昌だからです。マサルちゃんは病気です。でも彼は全くもって病人ではなかった。誰よりも自分の命を生きています。お見舞いに行った私の方こそ元気をもらったぐらい。
 マサルちゃんの足を両手でさすっていると、彼が感じている気持ち良さが、私の手に伝わってくるのです。とても気持ちよかった。行ったり来たり。病気であろうと健康であろうと、今をどう生きるのか。今をどう感じるのか。それが大事なのかも。

 「私たちは不幸じゃないの。もしマサルが不幸だと思ってたら、きっと私も不幸だった。でも本人がそう思ってないんだもん。大丈夫」と、マサルちゃんの愛妻は云います。ホント、その通りだ。

 どんな毎日だって、やがては闇に帰するときがくる。けれど暮れ行くことは哀しいだけじゃない。こんなにも力強く、かぎりなく美しい。そしてそれは朝のはじまり。
マサルちゃん、早く元気になって、また下北デートしようぜ!

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2008年11月23日 01:58に投稿されたエントリーのページです。

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