
どの村を訪れてもビックリさせられるのは、その歓迎ぶりです。子供たちが勢揃いしてダンスを披露してくれたり、民族衣装に身を包んだ人たちが楽器を打ち鳴らしながら出迎えてくれました。木と革で作ったものや、すきやき鍋のような鉄製のものなど、楽器はほぼ打楽器です。なかには使いすぎて穴が空いてるものもありました。それでも彼らは大事に扱っています。

photo by 白石芳雄・copyrighted
さらに私たち一人ひとりの首にタイスをかけてくれるのです。タイス(tais)は東ティモールの伝統的な手織物。身にまとったり、敷物にしたり、用途は様々。「帯に仕立てたら、さぞ美しいだろうな〜」なんて、頭の中で用尺を計ってしまいました。ぜひ、いずれ!

ある村にて、歓迎の音楽とダンスの後テントに招かれました。地べたに敷いたゴザに座ると、小さながカゴが二つ差し出され……なんと、タバコです。一つは巻きタバコ。千切りコンブみたいなタバコを、干した葉っぱで包みます。もう一つは噛みタバコ。こちらは練り物っぽい(?)タバコを生の葉っぱに包んで口に入れます。プロジェクトリーダーとユニセフ代表の二人が皆をレペゼンして歓迎を受けていましたが、後になって私も試してみればよかったと、ちょっと後悔。経験できるものは何でもするべし…ですね!

視察の後には必ずごちそうが用意されています。ドライフルーツ、バナナ、ヤムイモ、カサバ…とにかく芋類が中心。カサバは甘くないサツマイモみたい。しっかりした歯ごたえもあって美味しかった。カサバはそこら中に生えていて、村人たちの大切な食料源のようです。コーヒーはコクと香りが豊かですが、ブラック好きの私には目を見張るような甘さ。しかし物資の事情などに思いを巡らせてみれば、彼らがどれほど歓迎してくれているのか、このお砂糖の甘さが物語っている気がします。ホスピタリティーに胸が熱くなりっぱなし…う”っぅ”、。
つづく…