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2009年02月 アーカイブ

2009年02月02日

2月2日 お知らせです

みなさま、こんにちは。寒い日が続いておりますがいかがお過ごしですか?
蜻蛉日記の更新もせず、ご心配おかけしました。「インフルエンザ?」「失恋?」「食べ過ぎ?」原因は不明だが、どうやらアイツ、ダウンしたらしいぞ。そんなウワサが流れてるとか、流れてないとか。お陰さまで、私はいたって元気です。
あれこれバタバタしておりまして…
…と弁明するのが大嫌いなので、やめておきまーす。

一つお知らせです。
エコロジー関連の情報を取り上げている「おひさまスタイル」というサイトのなかのコンテンツに「ひだまりブログ」があります。様々なジャンルで活躍する方々が仕事のこと、日々のことを通して暮らしを見つめています。
去年の暮れから仲間入りさせて頂いております。

タイトルは: うず 〜和を響かせて〜
和→環→輪→話=ハーモニー。和的な暮らしを楽しみながら、より本質的な「和」とは何かを探ります。衣食住+αが奏でる美しい和音を求めて。

よかったら、併せてそちらもチェックしてください!

予告:先日、ちょっくらプラハとブダペストに行って参りました。その旅レポも近々アップしますのでお楽しみに。
写真はブダペエスとのメトロ入り口にて。

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2009年02月04日

2月4日 大福 LOVE

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 今日のNHK FM『MusicPlaza』でも話しましたが、今年の節分は元気な「鬼は外〜、福は内〜」の声がまったく聞こえてこず、なんだか寂しかったです。時代なんですかね。豆まきが大人しくなってゆく一方で、恵方巻きは勢力を伸ばしつつあるのも東女としてはあまり面白くないのねん。やっぱり土地土地の特色がそれぞれにあってこその楽しみですからねー。

 さて、そんな今年の節分に出会ったハッピーといえばコレ!

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鬼の金棒大福♪

 大福を棒状に長く伸ばしたもので、鬼の金棒を象ってるんです。赤エンドウ豆がゴツゴツ入ってて、それが金棒のイガイガみたいなんですよ(写真には肝心の豆が写ってない〜…泣っ)。赤い金棒がこしあん。白い金棒がつぶあん。不思議なもので、普通の丸い大福と使ってる材料は変わらないはずなのに、なんかちがった味わいなんですよねー。

 で、ふと思ったこと。恋愛もね、大福と同じだってこと。基本的な材料は同じなのに、時季が違う、状況が違う、相手が違う。ちょっとしたことで、同じ恋なのに、それはいつでもが「初恋」なんですよね。ウフフ。

 暦の上では今日から春。どうかハートの中も春でいっぱいになりますように(*^_^*)

☆〜☆〜☆〜☆〜☆ 
エコロジー関連サイト「おひさまスタイル」の中にあるブログ、うず 〜和を響かせて〜もどうぞお楽しみください。

2009年02月08日

2月8日 針供養

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 2月8日は古くなったり、折れてしまった縫い針を供養する日。遅々として進んでいませんが、一応は和裁に携わる身なので行って参りました。浅草寺・淡島堂はキモノ姿の女性たちで大賑わい!

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 大きなお豆腐に針を刺すのですが、これはやわらかいモノに刺すことで、針に楽をさせてあげるんですって。そりゃそうですよね。今までどれほど酷使されたことか!特に私のようなヘタっぴな運針では、さぞ疲れ果てたことでしょう。ごめんね。そしてありがとう。針さん、ゆっくり休んでください。
 有機質・無機質を問わず、そこに命を見出してしまう感覚がなんとも好きなんですね。
究極のアニミズム。大いなる和合ではありませんか!

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 せっかくの浅草なのだから、梅園で粟ぜんざい…いや、揚げまんじゅう…うーん、亀十でどらやき? さんざん迷いながらも、結局は喫茶ブラジルのカツサンドに落着しました。

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竹に大小あられを散らした染めの小紋。帯は白の塩瀬に虎、猿、招き猫などを描いた名古屋帯です。

2009年02月14日

東ティモール・レポート 〜その6

 村の家々を回っている最中に、不思議な建物に気付きました。住居とは少し距離をおいて、ポツンと建っている東屋。

 それはルリックというもので、先祖の霊などが宿る、いわば聖域だとか。写真を撮っていいか尋ねると、少しの間をおいて、村人は静かに頷きました。私がカメラを向けているのを遠巻きに、心配そうな面持ちで見つめる子供たち。そんな視線からも、ルリックが特別なものであるのが窺えます。

 ご先祖を大切にする。その存在を己のなかに感じる。連綿とつづく命に感謝。目に見えぬモノへの畏れ。そして敬い。日々の忙しさのなかに埋没してしまいがちではあるけれど、結局のところ人間が人間であるということは、こうしたスピリットを失わないということなのか。
 
 宗教、信仰、哲学…いろいろな語り部たちが、いろいろに命の物語を伝えてくれます。難しいことはわりません。ただ本能的に、私たちが有機体であり、自然の分身であり、宇宙のカケラであり、あなたも彼も彼女も他人だけれど、同時に私でもあって、本当はどこにも何かを隔てる壁なんぞないんだと…そんなふうに感じられてならないのです。

 多くの人が口を揃えて「全てを失った」とか「ゼロからのスタート」だとか云います。たしかに物資は無いかもしれません。紛争で失ったものも計り知れません。
けれども私の目に映る東ティモールはとても豊かです。

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                                  つづく…

2009年02月15日

2月14日 バレンタインの夜は…

ムードたっぷりに
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おいしく
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スィートに
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ロマンチックなのがいいね

2009年02月17日

2月17日 天の上を目指して

 2月16日(月)登山家、小西浩文さんの講演「天の上を目指して」に行ってきました。会場は山好き、アウトドア好きでいっぱいなのだろうと思いきや… 席を埋め尽くしていたのはスーツ姿のビジネスマンたち。それもそのはず。小西さんが挑む「山」は、私たちの仕事や、ひいては人生そのものに置き換えることができるからです。
私も温む怠惰にバシャッと冷水を浴びせられた思いがしました。
 
 小西さんは8000m級の山々の無酸素(酸素ボンベを使用しない)登頂に挑戦しつづけています。それを可能にするのは肉体のみならず、精神も鍛え抜きます。水が下へこぼれるように、ともすれば楽な方、楽な方へと落ちてゆきがちな自分をどう高めてゆけるのか…

「人が見ていないところでカッコ悪いトレーニングができる人間は、人が見ているところでファインプレーができる」と、小西さんは云います。 そして

「できない理由を探す人が多い。簡単だから。けれど0.1%の可能性でもあるなら、それを信じてやればいい。人は、その人が思った通りになる。山で大事なのは、生き延びるという意思があることです」と。

 はしたて、いまのワタシはどうだろう。。。。

 今がなんとなく流れているから
 特に不自由してないから
 面倒くさいから
 傷つきたくないから
 それが砂の城であると知りつつ、壊すのがこわいから
 
 立ち止まる理由はいくらでも挙げられる。けれどそんな理由に何の意味がある。
衝動に突き動かされながら、前に進むだけだと意を決した夜でした。

 小西さんの言葉をもう一つ。
「人生の中で、何人の人と超真剣に語り合えるか」  konishi-san.jpg

2009年02月21日

東ティモール・レポート 〜その7

 さて今回の東ティモール訪問一番の目的は、トイレと水の衛生環境に関する視察です。レポの序章でも触れましたが、単なる寄付をするのでは意味がない。ましてや、誰かがワッと行ってトイレを作ってあげて引き上げるのでは、親切の押し売り、いっそ迷惑になりかねない。このプロジェクトでは「自立」をとても大切にしています。きっかけは作っても、実際にトイレの建設と修復をするのは現地の人々の手によるもの。故に、出来上がったトイレは実に様々。木材でかなり頑丈にできているものから、葉っぱで組んだ簡素なものまで、オリジナリティいっぱいで興味深いものがありました。

 中でも気になったのはコレ。
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 竹を半分に切ったものを組み合わせて屋根にしています。そして軒下には雨樋。雨水を集めるための装置です。

 横から見ると…
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 雨樋を伝って受け止められた雨水は、竹のパイプからトイレの中に設けられたタンクに流れ込みます。トイレ使用後には、その水を汲んで流せる仕組みです。水の供給システムが整うまでの、雨季限定水洗トイレといったところでしょうか。
 知恵を出し合いながら、村の人々が総出で助け合いながら作ったトイレは大切にされ、なんだかとても誇らしげ!

 学校などにはトイレの使い方と、衛生啓発のポスターも…。

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                                  つづく…


 

東ティモール・レポート 〜その8

 ディリの街中にはぼてふりの姿が目立ちます。パイナップルの他にも、布や魚介類など様々の商いをしています。江戸の街もこんなだったのかしら。

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 何かを待っているのか、それともおしゃべりを楽しんでいるだけなのか…?通り沿いには、よく人がたむろってます。そうえば赤瀬川原平さんが「かつての日本は、何もしてない人がいたものだ」とコラムに書いてましたっけ。なんとなく口笛を吹いてる人…。ベンチで足を組んではブラブラさせてる人…。
現代人はヒマを遊ぶことを忘れている、と。

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 仲良し。
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 街と郊外を結ぶ道の両側に(エルメラへ向う途中)、延々と茂るコーヒーの木。特に誰の所有でもなく、勝手に生えているので、つまり当たり前にオーガニックです。このときは緑の葉っぱだけでしたが、季節になると一面に白い花が咲き乱れ、何とも香しい空気があたりを埋め尽くすそうです。そして花が終われば、今度は赤い実が山を彩るのですね。想像しただけでも、うっとり〜。

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                                    つづく…

 

 

東ティモール・レポート 〜その9

 最後に訪れたヌヌプ村にて突然の雨に見舞われました。雨宿りをしながら心地よい疲労に寄りかかっていると、背後が何やら騒がしい。振り返ると、切り開かれた小窓から子供たちが入れ替わり立ち代わり顔を出しては、私の様子をうかがっているのです。子供たちは好奇心でいっぱい。そのクセ、本当にシャイです。目が合うと、照れながらキャーキャーはしゃいで隠れてしまいます。

 「Botarde. Diak ka lae?」

 こんにちは、元気? と、イスによじ登って窓の中に挨拶をすると、次々に子供たちがまた出てきました。なんて可愛いんだろう。
交わす言葉は少ないけれど、満面に浮かべたスマイルで、私たちは語りあえた………と思う。

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 今度はもっと語り合おうね。また会える日を楽しみにしています。
                              Obrigada, Timor Lorosae!

2009年02月27日

2月26日 BIG ISSUE, small issue

 今週の東京FM「DailyPlanet~Humming Bird」は雑誌・Big Issueの協力により、毎日ホームレスの方をゲストに迎えました。偏見からの解放と、ホームレス問題をもっと身近に考えるきっかけになれば…ということで実現しました。

 ある人は病気や怪我が原因で定職をおわれ、日雇いで働くも、体力の限界とともに家も失った。ある人はいくつかの不運が重なるうちに自暴自棄になり、又ある人は「なんとなく」気付いたらホームレスになっていたという。
  
 それぞれの路上生活。ちょっと取材したぐらいで私に何が理解できるものではありません。ただ一つわかったのは、どれだけ博愛主義のリベラリストを気取ったところで、私自身が実はたくさんの扉を閉ざしていたということです。何だかわからないものを閉め出す扉。わからないものを怖がる扉。無関心という扉。ことなかれの扉。面倒くさいの扉。この他にもいったい何枚の扉があったものか… 自分に潜む醜悪に対面することは、苦くもいい経験になりました。

 企画の最終日の今夜、私も販売者の「プロペラさん」と一緒にBIG ISSUEを販売すべく渋谷の路上に立ちました。凍えた。冷たいのは夜風と雨だけじゃなかった。少なからずビートニクスの影響を受けている私にとって、「路上」はある意味のホームだったはず。けれどそれはあくまでも「帰る場所がある」上でのプレイグラウンドに過ぎないんだな…。

 売ろうと頑張る私にプロペラさんが云いました。「リキんじゃだめだ。販売でも何でもそうなんだ。リキんでもはじまらない。さりげなく、普通でいいんだ」と。人生の先輩の一言には重みがありますね。

 ビッグイシューとはホームレスが売る雑誌です。1冊300円で、うち160円が販売者の収入になります。いわゆるチャリティではなく、仕事を提供し、自立を応援するものです。お客さんのなかには千円札をだして「おつりはいらない」と言ってくれる人もいます。暖かい善意です。けれど販売者さんは雑誌の代価以上のものは決して受けとりません。ほどこしを受けてるのではなく、仕事をしてる誇り…
もちろん、差し入れは大歓迎だけどね〜♪

だからなんだ、ということでもあるけれど
だから生きてる、っつーか。
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