さて今回の東ティモール訪問一番の目的は、トイレと水の衛生環境に関する視察です。レポの序章でも触れましたが、単なる寄付をするのでは意味がない。ましてや、誰かがワッと行ってトイレを作ってあげて引き上げるのでは、親切の押し売り、いっそ迷惑になりかねない。このプロジェクトでは「自立」をとても大切にしています。きっかけは作っても、実際にトイレの建設と修復をするのは現地の人々の手によるもの。故に、出来上がったトイレは実に様々。木材でかなり頑丈にできているものから、葉っぱで組んだ簡素なものまで、オリジナリティいっぱいで興味深いものがありました。
中でも気になったのはコレ。

竹を半分に切ったものを組み合わせて屋根にしています。そして軒下には雨樋。雨水を集めるための装置です。
横から見ると…

雨樋を伝って受け止められた雨水は、竹のパイプからトイレの中に設けられたタンクに流れ込みます。トイレ使用後には、その水を汲んで流せる仕組みです。水の供給システムが整うまでの、雨季限定水洗トイレといったところでしょうか。
知恵を出し合いながら、村の人々が総出で助け合いながら作ったトイレは大切にされ、なんだかとても誇らしげ!
学校などにはトイレの使い方と、衛生啓発のポスターも…。

つづく…