5月26日まで《古代織展》が池袋にある伝統工芸品センターで開かれています。古代織の6産地があつまり、しな織 葛布 藤布 芭蕉布 手紡木綿布といった織物たちを紹介しています。普通、呉服屋さんの奧の棚に鎮座してることがほとんどの古代織物たちは、ちょっぴり遠い存在かもしれません。今回はそんな織物を近くで眺め、手にとって、その感触や味わい深さを実感するよい機会だと思います。
天然素材が糸に紡がれ、織られ、そして布が様々な製品になってゆく…。キモノだけでなく、身近なあらゆるところで、私たちは布と共にあります。その布を通して、人間の手のちから、想像と創造力、自然との歩みなど、多くの感動がありました。
なかでも葛布の軽やかさに心奪われました。手に持つと、フワッと肌に寄り添ってくれるようなしなやかさ。それでいて、まとわりつくのではない独立感。キモノはもちろんですが、ストールや日傘もステキ!
これから暑さも増してきます。先人達から受け継がれてきた知恵と技術を取り入れ、高温多湿の日本の夏を楽しんでみるのもいいな〜…と、また夢をふくらませ、わくわくしました。
