気に入らぬ 風もあろうに 柳かな
日々はさまざまな風に吹きさらされている。薫り豊かな恵みの風もあれば、地獄の裁きのような凍てつく風もある。それでも風は風。涼しいと喜ぶか、寒いと嘆くか……
先日、あることから居たたまれずにブラブラと街へ出ました。普段なら歩かない場所、歩かない時間。そこでバッタリ旧友と再会。冷えた体が内側から暖まるような時間を過ごすことができました。その人を通じて、いま必要としている情報を得ることもできたし。思えば「あること」がなければ、自分は未だに同じ場所で方向を見失ってもがいていたかもしれない。
何がどうなるか、本当にわからないものですね。何が良かったのか。何が悪かったのか。最期の最期には、果たしてわかるのかしら。あるいは知る必要もないことなのかもしれないけれど。
旅の途中。毎日という車窓に絶え間なく流れる景色。きれいな景色。不思議な景色。怖い景色。醜い景色、愉快な景色… 。その一つを一つをどれだけ楽しめたかで、今生の味わいも変わるのならば、どんなものでも大事にしたいな。
朝からの雨があがり、薄日がさしてきた。
