重い十字架を生きるために抱いている
あらぬ良識で大人達は逃げている
カーステレオからふいに流れてきた「飛べないモスキート」。桑田佳祐さんのアルバム「孤独の太陽」に収録されている大好きな一曲です。ずいぶん久しぶりに聴いたけれど、やっぱり胸の深いところまで響いてくる。
悲しい噂で飛べないモスキート
痛みを避けるため
生命をつなぐ赤い川の水
絵になる美談はどこ吹く風
必死にもがき、がむしゃらに歩いて、一体どこに辿り着いたのだろう。ずいぶんと遠回りをしたけれど、やっと巡り合えた山の頂き。けれど、そこからの景色があまりに残酷なものだとしたら、人は何を祈ればいいのか。
いつか大空に架かる虹を待ってる
灯るロウソクをかばいながら生きてる
沖へ遠ざかる希望の船を見ている
どんな答があるのだろう?
昨日からずっと私の中でリフレインし続けているナンバー。歌は「どんな未来になるだろう?」と問いかけ、Feelin' Blue という言葉で終わっているけれど、もしこの歌に続きがあるとしたら……?
どうか、どうかBLUEはやがて晴れますように。
私には答も未来もわからないけれど。あるいは答も未来も、そもそも有りはしないのかもしれないけれど。それでも人は信じつづけることができる。愛しつづけることができる。私はそんな麗しき愚か者でありたいと思うのです。
*桑田佳祐さんの「飛べないモスキート」の歌詞を一部引用させていただきました。