『祝の島』(ほうりのしま)という映画の試写を観ました。
山口県で原発計画が進んでるという話は耳にしていましたが、
詳しいことは何も知りませんでした。
なんども泣きました。
とてもいい映画に巡り会えたこと、なんとかしなけりゃという想い、
たくさんの感動や焦りや心配や希望など、いろんな感情が沸き上がりました。
山口県上関町祝島で暮らす人たちは、島の対岸に建設予定の原発に28年間も反対しつづけています。
その姿をドキュメントした映画ですが、単なる「原発反対!」という映画ではなく、冷静に公平に、人の暮らしを見つめていて、本当に素晴らしかった。
何が素晴らしかったか。それは原発に反対してる人たちが、原発推進派の人たちを憎んでないことです。
「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」
…と、祝島に暮らす人たちは原発を作らないでほしいと訴えているだけで、誰かを敵にしてるのではないのです。
そして彼らが一番胸を痛めるのは、原発によって人々の絆…心が引き裂かれてしまったこと。みんなが互いを思いやって暮らしていたのに。
そして考えるべきは、何故そんな原発が必要なのか。祝島の人たちへの電力供給のために原発は必要ありません。それは都会で暮らし、便利を享受する我々の大きな責任なのではないでしょうか。
『祝の島』はどっちよりになることもなく、観るものに何を感じ、何を想うか…
そんな投げかけの詰まった作品です。
6月19日より東中野ポレポレ、広島横川シネマにてロードショー公開です。
『祝の島』のウェブサイトはコチラ→http://www.hourinoshima.com