ややっ…! 不思議なものです。
ピアノの置いてある部屋を片付け終わり、ホッと一息ついたところに電話が鳴ったのです。
「あー、もしもし。何度かご連絡したんですけど。あー、よかった。やっと繋がりました。少し遅くなりましたけど、今年も…」
と、電話の主は年に一度、毎年ピアノの調律をお願いしているTさんでした。
電話を切って、思わず口にしました。うん、そりゃあんだけ部屋がごった返してたら、来たくても来られなかっただろう…
片付けた途端に滞っていたものが一気に流れ出したのを実感。思い切って片付けて良かった。
とにかく忙しい→忙しいと片付ける時間も体力ない→とりあえずモノを置く場所ができる→「とりあえず部屋」は→正式な「物置部屋」になり→「倉庫」になり→「豚小屋」(ブタさん、失敬!)→気づけば「ゴミため」と化している。
さすがにコレじゃいかん!ってことで、すっかり片付けて新鮮な空気を取り込めば、、、 おぉぉっ〜 気持ちいいぃぃ〜っ!
幸せを呼ぶ片付け術とか何とか、そのようなハウツー本もあるようですが、そんなものを読むまでもなく、生活はすっきりと風通しが良いに決まっている。物理的にゴタゴタしていると、気持ちのパイプまで詰まってしまいますね。
調律師のTさん曰く「ちょうどお盆。お宅のご先祖さまたちも喜んでるんじゃないですか? 今はみなさんピアノも消耗品みたいにすぐ処分しちゃうけど、ピアノは100年でも200年でも生きて、歴史を生きてますからね。大事にしてあげてください」
そう、このピアノは3代に渡って鈴木家を見守ってきた歴史の証人。戦争体験者でもあるのです。
過去に学び、未来を創る。我々がすべきことは沢山あります。
おじいちゃま、おばあちゃま、みんな… 今夜は送り火を焚いて見送らなくちゃならないけど。いつでも見ていてください。
