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2012年12月 アーカイブ

2012年12月08日

12月8日 振りかえり… 酉の市のこと

早いもので今年を振りかえるころになりました。
余裕を持った暮らしを…などと思いながら、気がつけばバタバタしているのは相も変わらずですね。
それでもただ忙しいというわけではなく、お陰さまで楽しい時間を沢山過ごすことができました。本当にありがたいことです!

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11月は酉の市。ここから本格的な冬のスタートといった感じでしょうか。今年もここまで無事にやってこられて本当によかったぁ、という想いが沸き上がります。

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近所の友達とブラブラと。
冷やかしが多い中(むろん、我々も)、大きな熊手を買っている人がいると私たちも一緒になって「いよ〜』と3本締めに加わります。えへへ。ちょっとはご利益のおこぼれに預かれるかしら?
 
お参りを済ませると、列からしぼり出されるように、夜店のアーケードへ流れ込みます。
最近は屋台の風景も変わりましたね〜。実に国際色豊です。

そんな中に、こんな素敵な光景を発見!
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かるめ焼き自体あまり見かけなくなった昨今。たまにあっても、すでに出来上がってるものを袋詰めにして売ってるだけ。ところが今夜は昔のように、その場で焼いてる屋台が出ておりました。見たところかなり年期の入ったおじいさまです。
子供のころ、祖母が作ってくれたのを思い出すな〜。火にかけたお砂糖がボワァ〜っと膨らんで、まるで魔法のように思いました。そしてまだ熱が抜けきらないのを口に入れると、ジュワッと甘さが口いっぱいに広がるのです。

おじいさま。どうか、どうかお身体に気をつけて。そしてこれからも美味しいかるめ焼きを作って下さいね。

*着物は黒黄八丈。朱色の羽織は縮緬地に小さなおもちゃの柄を散らしたものです。
作ったものの、当初はあまり似合わないような気がして袖を通しませんでしたが、近頃になってずいぶんと映りが良くなった気がします。きっと若いころは、若さと羽織の色柄がケンカしていたのかもしれません。しかし、自分が年をとった分、羽織が色を添えてくれる…そんないいバランスが生まれたのかな?

2012年12月13日

12月13日 去来

今日の暦に「正月こと始め 旧・11月1日 すす払い」と書いてある。
なるほど、そろそろ皆さんのお宅でもお掃除が始まったり、いろいろ忙しくされていることでしょう。
我が家では宮司さんに来て頂き、恒例の大祓の義を済ませました。
罪汚れを祓い、そして今日の恵みに感謝をするとき、今年のいろいろなできごとが思い出されます。
改めて、今こうしていられるのは沢山のご縁がもたらしてくれた「奇跡」だと痛感します。
その奇跡に報いるためにも、精一杯生きなければ…ね!

宮司さんをお迎えするため部屋の整理をしていると、一枚のチラシが出て来ました。

          「平成中村座が隅田川に帰ってきた!!」

先頃亡くなった中村勘三郎さん率いる平成中村座のチラシ。私にとっては最後に勘三郎さんの舞台を観る機会になったチラシです。折れ線だらけでボロボロですが、捨てられなくなっちゃった。
こんなことなら、もっとよく観ておけばよかった。もっと集中して、動きの全てを脳裏に焼き付けておけばよかった。
…いまさら悔いても始まらないけれど。
その分、勘三郎さんが与えてくださったインスピレーションを大事に、次につなげてゆこう。
実際にお目にかかったことはないけれど、本当に沢山の贈り物を頂きました。
勘三郎さん、ありがとうございました。

去来…そんな言葉が頭に浮かんだ一日でした。

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2012年12月19日

12月19日 ケーナとアルパの響きの中で

デュオ・ケーナルパのCDが送られてきました。
TBSインターネットラジオ番組「OTTAVA foresta」を担当していたときにお会いしたお二人のCDです。さっそくかけてみると、冬の澄んだ空気にとけてゆくような心地よい音が溢れ出てきました。

ケーナルパはケーナ奏者の八木倫明さんと、アルパ奏者の池山由香さんによるユニットです。
ケーナというのは南米アンデス地方先住民の縦笛。そしてアルパはヨーロッパから伝わったハープを模して、先住民が生み育てた楽器です。二つのシンプルな音色は美しく混ざり合いながら、この年末の疲れをほぐしてくれるようです。

ケーナには、どこか「はかなさ」や「もののあはれ」といった、胸の奥に眠る何かを呼び覚ます響きがあるように感じます。
八木さん曰く、日本では篠笛とお琴があるように、こうした楽器は元来相性がいいはずなんです。故に、我々日本人にはとても(深い部分で)馴染みのあるものじゃないだろうか。たしかにそうですね。

また、八木さんに興味深い神話を教えていただきました。

遥か昔、神々の時代にパンという半獣人が妖精のニンフに恋をしました。けれど、ニンフはパンには見向きもしません。あんな毛むくじゃらな野蛮なもの、イヤだわ!…と、まるで愛想がありません。袖にされればされるほど恋いこがれるパン。
ある日パンは「もうガマンができない!」とばかりにニンフに無理矢理せまります。驚いたニンフは息を切らせて逃げ、神様に助けを乞います。
神様は「そんなにイヤならばお前を葦に変えてやろう。すればパンも諦めるだろう」と、ニンフを葦に変えてしまいました。
後を追ってきたパンは姿を変えたニンフを見て心から嘆きました。そしてその葦を刈り取り、笛にして吹きました。その笛こそ、今に伝わるケーナだそうです。ケーナがどこか哀しげな音色を帯びているのは、そんな切ない物語があるからだと伝えられているそうです。

そこまで嫌われちゃうパンは可哀想。そこまでイヤな相手に吹かれてしまうニンフも辛かろう。
神様はもうちょっと気のきいた計らいができなかったのか?…あれこれ考えてしまう語ではありますが(笑)楽器一つにも歴史や物語があるんですね。

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ケーナルパの二人と一緒に横浜センター北駅横・ヨツバコにあるYotsubakoの森にて。
着物は久留米絣です。古くから伝わる人々の暮らしの知恵が詰まっている久留米絣は、どことなくケーナルパの世界と重なるようです。そして帯は付喪神(つくもがみ)を描いたもの。これもまた道具を大事にしてきた日本文化の芸術でしょう。


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ケーナは一本の縦笛ですが、こうして連結したものもあるとか。


ケーナルパのブログはコチラ↓
http://ameblo.jp/duo-quenarpa/

2012年12月26日

12月26日 うずまき堂が出店します

久しぶりにうずまき堂が寅Belleやります!

スケジュールの都合により、各地の手作り市などイベントに出店する機会がなくなってから一年近く。とても残念で寂しく思っていましたが、この度、神楽坂きものフリマの皆さんにご縁をいただきました!

いつもは神楽坂での開催ですが、今回は中野。
何せ初めての会場なので、どうなることやら…
ぜひ、みなさまで盛り上げていただきたい!!!

基本的にイベントは「きものフリマ」です。
状態がよく、すぐに使えるアンティークやリサイクルの着物や帯、履物、小物、リメイク用素材にぴったりの古布などが超リーズナブルプライスで見つかります。
また私のうずまき堂はもちろん、手作り作家さんたちの小物も多数参加。

出店者やスタッフたちは着物好きばかりなので、着物初心者さんたちのご相談にもよろこんでお応えします。着物デビューのチャンスにしてください。
もちろん上級者さんたちも掘り出し物に大満足していただけるかと思います。

開催日時: 2013年1月13日(日)
      午前11時〜午後4時半(最終入場4時)
      入場無料・雨天決行(会場は室内です)

会場  :呑処ひろし(中野区中野3-34-16 2階〜4階)
     http://www.nomidokoro-hiroshi.com/

アクセス:JR・東西線「中野駅」南口徒歩4分

詳細  :居酒屋きものフリマ・ブログ http://ameblo.jp/izakaya-kimonofm/

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2012年12月30日

12月30日 お餅

お餅というのは実に美味しいもの。香り、歯触り、のどごしと三拍子揃って食欲をそそります。これがつき立てとなれば、なおのこと。お腹いっぱいになっても、ちょっと休憩すればまた手が伸びる。
甘い、辛いを交互にループ天国に突入です!

云うまでもなく、お餅はお米から出来ています。たった一粒のお米から発芽し、稲穂に育って多くの恵みをもたらします。その旺盛な繁殖力や豊穣性から稲には神が宿っている、神聖なものと考えられてきました。
そんなお米からできたお餅は神様へ感謝を捧げるための食物としても用いられるようになったそうです。
この儀礼的な食物を頂くことにより、体内に神の霊力を取り込み、元気と幸せを得るとされています。特に新年にはその霊力が強まるそうです。今日でもお正月にお餅を頂きますが、新年のお餅を年玉(年魂)と呼ぶ地域もあるとか。

今年も来る新年に向けて鏡餅を桃太郎で用意をしました。
田原町にある桃太郎はお団子や大福など普段のお菓子も実においしー。ようするにお餅を得意としているお菓子屋さんなんでしょうね。きっと神様も喜んでくださるに違いありません。

今ではぺったん、ぺったんお餅をつくご家庭も風前の灯火となっているのは寂しい限りですね。
国内の食物時給率、お米離れ、食育、農薬、農家の後継者…お餅を前に様々な問題が頭をいっぱいにします。
と、そんな時代ですがこうやって元気に一年を過ごし、新しい年を迎える準備ができる幸せに心から感謝するばかりです。この恵みを大事にし、己が役割をもっと頑張って果してゆかなければなりませんね。

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2012年12月31日

平成24年 大晦日

今年も沢山の良いご縁を頂き、本当に恵まれた一年でした。
こうしてまた大晦日を無事に迎えられることに感謝。
みなさん本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願い致します。

今年の年越し蕎麦は雷門「田川」にて、花巻蕎麦です!

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