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今日の装い アーカイブ

2006年06月06日

ようこそ『鈴なり』へ

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 『鈴なり』サイトがようやく形になりました。キモノが好きな方だけでなく、日々を瑞々しく過ごしたいと願う全ての皆さんに楽しんで頂ける場にしていけたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
 6月になりました。私は毎年きまって「あっ」と小さく驚く瞬間があります。それまでしっかりと私を包み込んでいてくれた袷をしまい、裏地のない単衣に袖を通した時です。
あれ、単衣ってこんなに軽かったっけ? と、ものすごく新鮮な喜びに出会います。袷から単衣への衣替えは6月…といっても、今は気温も高くなっているので5月上旬から単衣を着るかたも沢山いらっしゃいますが。いずれにせよ、新しい季節の到来を実感するのはワクワク、嬉しいひとときですよね。
 独特の凸凹したシボが気持ちよく、単衣として人気の高い塩沢。今日は白地に赤、青、緑、紫の水玉模様を織り出したものを着用。『鈴なり』開店を記念して、お太鼓に大きな鈴を刺繍した帯を合わせました。刺繍はしっかりとした量感が出ます。今日の単衣には少々重たいので、帯揚げの色で軽量感を演出。帯締めも控えめに。6106obi

2006年06月08日

梅雨はすぐそこ…?

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 今年は梅がよく実をつけてくれた…と、思ったら5月の長雨がいけなかったのか。ポロポロと落ちてしまった。ガックシ。梅酢を作ろうと楽しみにしていたのに。残った5、6粒だけじゃどうしようもない。けれど、その子たちはわが家の玄関先で季節の番人をしてくれてます。この3日ぐらいでホンノリと色づいてきました。ってことは、そろそろ入梅かぁ。。。

 お天気と相談しつつ、この時期は何を着ようか悩みますよね。遡ること5日前の日記から:
 6月3日(土) お茶のお稽古日。
朝から曇天。降水確率30%。新聞の予報欄には閉じた傘マーク。微妙だな〜。
そこで登場したのがお気に入りの久留米絣。木綿なので万一、雨に濡れても大丈夫!63kurume
この絣は白い部分がくっきりと浮かぶので、今日みたいにドンヨリした日でも清々しくしてくれるんです。この手のキモノは、ともすると野良着っぽくもなるので少しキレイめな帯ですっきりとまとめました。帯は白の塩瀬に更紗風の花模様です。青、白、赤という基本的なトリコロールは、洋装でも和装でも、イキイキとした気持ちになりますね。

2006年06月09日

お掃除日和

 とうとう降ってきました。関東甲信越は梅雨入りしたらしいです。朝から降りしきる雨。あちこち外での用事を計画してたけど、なんとなく出かける気が失せる。どうしても外せないもの以外はキャンセルして家の中から雨を味わうことにする。窓や戸を開けひろげた解放感の中では気付かなかったのに、閉め切っていると途端に気になるだす。窓枠のホコリ…ガラス戸のくもり…読みっぱなしの雑誌…。やけに散らかってるぞ、ってことでいきなり掃除モード全開に!
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お掃除だってキモノで楽しみませう。赤x紺のウール混紡紬。小さめの市松模様が活動的でお掃除もはかどります。こんな時は軽い半幅の帯をサッと貝の口に結べばバッチリ。裾は短く着ると動きやすいです。普段は白の割烹着を愛用していますが、今日は気分を変えて、お気に入りの風呂敷を前掛けにアレンジしたものを着用。家の中がキレイになると、心の中まで『風』通しがよくなりますね。
ちなみにこんなものを履くと、さらにピカピカに。以前、通販で買ったスリッパとモップが一体になった便利グッズ。思ったより使えます。Osouji_3
Mopslipper

2006年06月11日

あじさい

Ajisaihana6月11日、雨。夕べ洗って干しておいた足袋がジットリとしたまま吊るされてる。朝から薄暗くて、時間の感覚が
なくなりそう。梅雨だなー。こんな天気で少々しおれ気味の私を、あじさいがカラカラと笑う。きれい。あじさいの美しさは葉っぱにあるように思える。もちろんお花も美しいけど、あの葉っぱのフォルム、色、艶、逞しさ…かたつむりでなくても恋してしまう。
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キモノの醍醐味の一つは季節を取り入れられること。あじさい柄のキモノや帯が目を引きますね。でも、そのものズバリでなくとも、全体の雰囲気から何かを演出するのも楽しいもの。今日はあじさいのイメージで装ってみました。少し黄みの入った青い紬は雨粒みたいな水玉模様入り。帯は白地に紫の博多献上。帯締めに葉っぱの色合いが欲しくて緑を持ってきましたが、実はこの帯締めは赤x緑のリバーシブルなのね。だから普通に結ぶと鮮やかな赤が覗いてしまって台無し。そこで、帯締めの真ん中にコブを作って、帯留め風にアレンジしてみました。

                  …いっそ、緑色の帯でも良かったかな。  Ajisaiobi_1

2006年06月19日

ブラック・イルミネーション

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 6月17日〜21日の夏至の日まで『CO2削減〜ライトダウン・キャンペーン』が行われています。昨日はその一環として、全国各地の施設で夜8時〜10時まで消灯イベントが実施されました。その模様を伝えるTOKYO FMの特別番組を、東京タワーのすぐ近くにある東京プリンスホテル・パークタワー1Fのジャズバーから生放送でお送りしました。いつもよりだいぶ暗くなった東京。バーの中も照明を落とし、ロウソクのやわらかな灯りに照らされて、ゆっくりと時間が流れていきました。
 ゲストはシンガーソングライターの竹仲絵理さんと、チェリストの溝口肇さん。お二人の素晴らしいライブも満喫! 竹仲さんの声はとても魅力的で力強かった。そして溝口さんの『世界の車窓から』を生で聴いたときには、思わず旅に出たような気分になりました。
 溝口さんは持参のチェロを「彼女はアンジェラっていうんです」なんて紹介してくれました。アンジェラはナポリ生まれの超べっぴんさん。きっと溝口さんのことが大好きで、大好きで、この夜もあでやかな音色を響かせていたのでしょう。

キモノは紗の黒地に団扇柄。団扇の中に朝顔や金魚を描き込んだ夏物です。本当ならここまで透け感のある紗は盛夏に着るのですが、まぁイベントだし。昨日はかなり蒸してたし…許されるでしょう! 

帯は黒ベースでありながら、絶妙な多色使いでやわらかさを引き出している点が気に入って即買いした八寸。エコ、希望、未来…そんなキーワードを基に、若葉色が瑞々しい帯揚げと帯締めを選びました。Obiup

2006年06月26日

目先を変えて…

 降るのか,降らないのか。はっきりしない日はホントに悩みます。傘を持って出ようか、雨コートは必要だろうか。備えあれば憂いなし。でもキモノの日は特に荷物を大きくしたくありませんよね。かといって、荷物を少なくするために、降ってもいないのに雨コートを着て出るのはイヤ。せっかくオシャレしたんですもの〜。

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紗羽織はこんな時にちょっと便利。塵除けになるし、日暮れても安心だし、コートほど暑苦しくないし。 冬の羽織もいいですが、夏の羽織の透け具合には何とも云えない情緒があります。普通の紗とは少し趣きが違い、これは少し変った糸の撚り方をしてるとか。そのせいか軽くて、手触りもガーゼみたいにやわらかい。大胆に染めた笹の柄がまた涼しげ。スーッと風が通り抜けてゆくのを感じます。

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『贅沢品』と敬遠する人もいます。ごもっとも。けれど、予想外に活躍してくれるのも事実。薄物の羽織は活躍期間が長いのです。一般に『お花見のころから…』なんて云うぐらいですから。ちなみに羽織の下は「ジーンズvs小紋」でおなじみの単衣。同じキモノでも、ぐっと印象が変るのが羽織マジックですね。

生地の風合い x 色柄 x 透け感 x 心意気=夏のキモノのオシャレ。


実はコレ、原宿のクエストホールでの朗読ライブの時も、ワンピースと組み合わせてステージ衣装にしました。こんな場面でも役立つとは、私も思ってなかった…。Questhall_5

2006年07月02日

金魚

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7月1日、土曜日。単衣の頃も過ぎ、いよいよ薄物の季節到来。お茶の勉強会には淡い卵色の地に金魚がうっすらと浮かぶキモノを選びました。普段は別の曜日にお稽古をなさってる方々ともご一緒出来る勉強会。社中ではまだまだぺーぺーの身ですから『控えめ』を心がけました。キモノの醍醐味は『調和』にあると私は思います。生地の調和。色柄の調和。季節との調和。そして周囲との調和。そういったバランス感覚の中で、自分自身との調和もまた見つかってゆくような気がします。

帯は水色の絽つづれ。流水を同じ色で織ってあるので、パッと見には無地に見えるかもしれませんね。Kingyoup_1

Higashi_2 Hisago_2
偶然にも出されたお干菓子の一つが流水でした! 
生菓子は『ひさご』。食べるのがもったいないぐらいカワイイ!…もちろん、しっかり美味しく頂きましたけどね。

Kingyogreen_2 Kingyored_2
同じキモノに、別の帯を合わせたバリエーションを考えてみました。水色の流水帯は「金魚 x 水」だとしたら、こちらは「金魚 x 水草」のイメージです。
もう一つのパターンは、金魚の赤色をしつこくならない程度に引き上げてみました。

2006年07月03日

欲張り浴衣

 2、3年くらい前でしょうか、浴衣が若い人を中心にブームのようになりました。それが良いかたちで落ち着いて、普段はキモノを着ない人たちにも夏の浴衣が定着しているように思われます。私も「浴衣が欲しいんだけど…どんなのがオススメ?」と頻繁に相談を受けるようになりました。
 『ザ・浴衣』というような紺と白のすっきりした古典的なもの、トロピカルなハワイアン風、高級浴衣と呼ばれる絹紅梅など、ひとくちにユカタといっても種類は豊富。どういう場面で、どんなふうに着たいのかによって当然オススメするものは変ってきますよね。それに伴いお値段もピンキリです。
 そんな中でもあえて一枚を選ぶなら、欲張りな使い勝手のこんなのはいかがでしょうか。綿麻の混紡でざっくりとした肌触りが涼しさを誘います。もちろん家で簡単にお洗濯ができるので、ぐっしょり汗をかいても大丈夫。モノトーンの細い縞模様はどんな帯とも相性が良いのもポイントです。同じ縞でもよく見ると、竹の節をデザインしたところにさりげない手間が…。Takeshima

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定番の博多献上。色味を押さえて、どちらかというと粋な感じに。マニッシュに帯結びも媚びてない貝の口がよいでしょう。今回は黒xピンクですが、多色使いでも楽しいですよ!


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こちらは真っ白な帯で爽やかさを引き立ててます。羽の大きさや形で、やや甘めの文庫に結んでいます。大人のキュート。


Akakuro 
赤と黒のリバーシブル帯で個性を楽しんでみましょう。ひねりを加えて赤と黒のバランスを崩しながら遊べます。

Erituki
ちょっとしたお出かけならば、衿をつけて「夏のキモノ」として着ることもできます。帯揚げ・帯締め又は帯留めを使えば、よりドレスアップ。ただし、あくまでもカジュアルだということを忘れずに! そして夏の装いの要となるのが『涼やかさ』です。ゴテゴテ飾りすぎないように注意。

2006年07月08日

Inter FM に行ってきました

Interfm写真は向って右がリーソル。左がキャサリン。

 DJのリーソル&キャサリンの暖かいリードのお陰もあって無事(?)に番組出演を果たしました。限られた時間の中で、ちゃんと皆さんに伝わるのようにお話できたかしら…。少しでも「キモノを着たい」「着てみよう」と思うきっかけになったならば幸いです。
 今日のプレゼントは「着付けレッスン」または「浴衣を誂えてみよう・お見立て会」のどちらかを選べるようにするつもりでいたのですが、番組側からの要望で「1組2名様に無料・着付け体験レッスン」に落ち着きました。まぁ、着られるようになるってのは基本ですからね。ぜひご応募ください!

キャサリンさんが気になることを云ってました。彼女も浴衣を持っていて、それは黒地にお花が大胆に描かれたものだとか。人とは違うものが欲しいということで、より個性的な品を購入したそうです。ところが個性があるだけに何度も着られない。すぐに覚えられてしまうし、自分もすぐに飽きてしまった…と。実はそれって、よくある悩みなんです。だからどうしても、入門者や数を持ってない方には定番をオススメすることが多くなるんですよね。
しかし!思いだしてください。私がしつこくいつも云ってることを!和服はパーツの取り合わせ次第で、かなり印象を変えることが出来るのです!

Hikakuこの2枚の写真。何となく違う気がしませんか。分りますか? 画像ではあまり鮮明ではありませんが、半衿が違います。左は淡い水色。右は普通の白。たったそれだけでも印象は変わります。きっと周りの人はすぐに「どこが」と指摘はできないでしょう。でも確実に記憶の残り方は変っているはず。これはほんの一例です。加えて帯揚げや帯締めを変えればもっと変化に富むことでしょう。とにかく「私はこれしか持ってないから」と諦めモードになるのはもったいないです。一緒にアイディアを出し合っていきましょうよ!

ちなみに今日は、白地に青や赤の筋がスッスッと入った明石縮に墨色の帯。半衿は水色の地に白いレースをあしらったものです。

おまけ: happy TANABATA! 求肥を餡とねりきりで飾り付けた、七夕スペシャル〜。Tanabata_1

2006年07月10日

ほおずき市

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あれから一年かぁ〜、と実感します。四万六千日のほおずき市に今年も行ってきました。揚げ饅頭、焼きたて煎餅、あずきアイス…数々の誘惑を振り切ってまずはお参り。
最近ホントに物覚えが悪いので、特に頭には煙を擦り込んでおかなくちゃ。あ、そうそう、腰痛が治るように腰にも…。気付けば全身がご利益を必要としているわ。たっぷり煙を浴びようと、風下に立ってゲホゲホ。あはは、そんなことですら楽しいのね。
 ちょうど雨がパラつき始めてから行ったからか、思ったほどの人出ではなかった。そのせいかな。浴衣姿の女性も今年はやや少なめ? その代わりに和装ピープルは誰もみんなオシャレでキマってました。一時のブームが過ぎれば、残ってる人はそれなりの方々なのでしょう。嬉しかったのは男性のステキな着流しに沢山であえたことです。いいですね〜。

私は何年か前に作ってから、あまり活躍していない浴衣。紺地に白の絞り。ところどころに赤がちょこっと入ってるのが気に入ってます。Hozukiichi

ほおずきは、去年は売り切れで買いそびれた「千成」を入手! 縁起物だからね…。
そして待ってました。帰り道々、揚げ饅頭をハフハフ食べて、おこしを散々試食して、亀十のどら焼きをお土産に買って…ふ〜、しあわせ。

2006年07月12日

トロカデロ・デ・モンテカルロ

Tro祝・満月! 
今日はことさらに蒸していますが、お月様もボヤ〜っと怪しく夜空に浮かんでおります。さざ波のような雲も闇に照らされて、なんと美しいことか!
今夜は国際フォーラムにてトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団の来日公演を満喫してきました。いや〜、笑った、笑った。開演前の場内アナウンスまで笑えちゃう。NYで誕生したこのバレエ団は全員男性。たしかなダンスの実力を持ちながら、クラシックバレエをコメディ仕立てにしています。バレエには全くうとい私でも笑い転げたり、胸をうたれたり。存分に楽しませてもらいました。
バレエだから当然セリフはありません。音楽もすべてインスト。それでも伝わっちゃうのよね。なんだか「人ってつながれるんだ」と思えた有意義な夜でした。

キモノは小千谷ちぢみ。目は光ってるわ、顔はテカってるわ、お見苦しい写真でごめんなすって!

2006年07月17日

焼き肉

Yakiniku
この国は一体どーなっちゃってんの!?ってぐらいの暑さ。ただの暑さじゃない。イヤラシイ暑さ。ふ〜。ダルくて何もしたくない、できない…いやだ、これは夏バテ? それともワールドカップの昼夜逆転観戦生活のツケ?
そこで今夜は滅多に行かない焼き肉屋さんへ。ガツンとお肉でも頂いたら元気が出るでしょう。
どうか皆さんも、しっかり寝て、しっかり食べて、夏負けしないように頑張ってくださいね!

よくある質問に「どんなところにキモノを着て行ったらいいですか」というのがあります。私は「どこへでも」と答えます。そりゃ海水浴だ、エステだ、山登りだってのは(不可能ではないですが)オススメしません。けれど、基本的にダメなところはありません。ただし、後のお手入れのことなどを考えて、装いは選びたいですよね。そこにもってくと浴衣はオールマイティ。今夜みたいに焼き肉屋さんに行ってたっぷり臭いを浴びてもザブザブお洗濯できるし。雨がザッときてもへっちゃら〜。海水浴やエステなど、着替えが必要なとこでもサッと簡単にできちゃいます!
キモノを楽しみたいけど…つい、いろいろ心配して躊躇してる方。そんな方は今がチャンス。思い切り浴衣で和装生活をエンジョイしてください。

Hekoほおずき市に着ていったのと同じしぼりの浴衣です。この前は真っ白な博多の半幅帯を締めましたが、今夜は濃紺の兵児帯。素肌に浴衣、腰紐一本、メッシュの薄い帯板、兵児帯ぐるぐるっと蝶々結び。たったそれだけ。超お手軽でしょ? きちんと装う楽しみもあれば、手抜きをする気軽さもあります。かまえずに、どんどん着ちゃうが勝ち!

2006年07月29日

夢二…?

米国や欧州では40℃を超えているというニュースを耳にすると、東京の暑さぐらいで愚痴ってはいけないような気になります。しかも日本には五感で涼を味わうという文化があるのも嬉しいですね。わずかに揺れる暖簾や、チリンと鳴る風鈴の音色。すだれに仕切られた屋内外の光の強弱、キモノの色や柄…あらゆる「美」は「気持ち良さ」と一体になって生活の中にとけ込んでいます。
 

Yabaneallとはいえ、やはり暑いものは暑い! なので今日は家の中で、おっとりと過ごしました。
気分は…夢二の世界…かな。ショートボブが少し伸びてきたので、無理矢理カーラーで巻いてルーズなアップ風にアレンジ。着物もきっちり着つけず、少々グズッとするぐらいのスキを残しました。
シャリ感のある麻のキモノですが、紫の濃淡だけで矢羽根を織り出しているせいか、やわらかい印象になると思います。

さわやかに白の帯でスッキリさせるのが私の好みですが、今日は「夢二」ということで、あえて赤をコーディネートすることで耽美な世界を表現しました。

同じ「紫 x 白 x 赤」という3色づかいでも、比率が変るだけで印象はかなり違ったものになります。Akashiro
赤い帯に白の帯締め。白い帯に赤の帯締め。目的に合わせて使い分けると装いの幅が広がって楽しいですね。

また全く同じコーディネートでも、着付けの具合で印象が変るのを想像して頂けますでしょうか。今回のようにスキを作った着方なら、紫のキモノがふんわりと甘く映ると思います。けれども、キリッと気つけると、紫は着る人をとても粋な雰囲気にしてくれます。
「数を持ってないからつまらない」という声をよく聞きます。そんなことはありませんよ。同じキモノを何通りにも活かせるのが本物のオシャレさんですもの! 私も日々、試行錯誤でフーフーしています。
…それから「アンティーク派」とか「正当派」とか、自分をカテゴリー分けしている人もいるようですね。それも何だかもったいない気がします。わざわざ自分に枠をはめなくても、いろんなモノの良いところを楽しめばいいと思いますよ(私は欲張りです…)。ちなみに今日の「夢二の世界」は全くアンティークでないもので演出しました。

2006年08月02日

朝顔

東京もやっと梅雨明けしたと思ったら、なにやら秋めいた風…涼しくて爽やかなのは助かるけど調子狂っちゃいます。今か,今かと出番を見計らってるセミたちはどんな気持ちだろうか。
今年は朝顔のタネ蒔きがいつもよりも遅くなってしまいました。おまけに芽を出してからずっと雨だったからか、うまく育っていません。30cmほど伸びたところで先細り、つぼみもつかず。花を咲かせてはタネをとり、また翌年につなげているのにな。今年はどうだろうか。8月のお天気次第では回復するかしら。ガンバレ、朝顔!

ベランダの朝顔はまだなので、帯に花を咲かせてみました。麻の染め帯です。帯揚げは白やラベンダーなどにするとスッキリと上品なイメージになるでしょう。でも少し髪も切ったことだし、白黒のチェック柄で少々個性的に。元来コンサバなのですが、縞とチェックの組み合わせで冒険しました。Asagao
キモノは竹縞の浴衣です。このHPにちょいちょい登場してますが、ホントに重宝。今日は小野さんを訪ねるのに電車に乗ったので、衿をつけ、足袋をはき、帯は名古屋というお出かけスタイル。こういう綿麻の浴衣は便利なので一枚あると良いですよ!

さて、朗読ユニット「言の葉号」の相方・小野紫さんを訪ねたのは他でもありません。春以来活動していない言の葉号をそろそろ出航させようか、という相談です。とりあえずアイディア出しだけの段階ですが、また面白いことが出来そうなので楽しみです。決まったらお知らせしますので、みなさん遊びにいらしてください。

2006年08月14日

浅草を満喫

NY在住の友人一家が日本に里帰りしました。この日は皆で浅草へ。浜町育ちのお父さんとって下町はやはり格別。子供たち以上に目を輝かせ、水を得た魚のように生き生きとしていました。お父さんの先導で食事は「尾張屋」。さすが「蕎麦は粋に喰いねぇ」というセリフが得意なお父さんに育てられた子どもたち。NYっ子でも気持ちよくお蕎麦を平らげていました(べちゃべちゃ、ぐちゃぐちゃ、ノロノロ…東京育ちでも不味そうに蕎麦を食べる人が多いというのに…たのもしい!)
食後、浅草寺に行ったことのない子がいたので、仲店をブラリと流してお参り。帰りは「梅園」に寄って甘いもので〆る。実に優等生的な浅草のひと時でした。おみやげに「亀十」のどらやきを買おうと思ってたけど、「梅園」の粟ぜんざいにすっかり満足してどらやきはパス。家に着くころになって「やっぱ買ってくりゃ良かったな」と後悔。
あ、いや。お盆だからどうせ休業中に違いない…と、自分を納得させるのでした。

Asakusa
ガイドブックに出てくるような典型的な浅草観光には、やはり「ザ・浴衣」がよろしいでしょう。深い紺の地に、白く朝顔やアザミを染め抜いたもの。帯は白の博多(出番多し!)。下駄も白木で、鼻緒は白 x 黒の極細の縞。

2006年09月01日

日本民芸館

 陽射しは強いけれど、風がすっと身体を通り抜けるたびに心地よい。いよいよ夏も帰り支度を始めたとみえる。
 目黒区駒場にある日本民芸館。向いの柳宗悦邸は修復工事も終わり公開しています。宗悦は暮らしの中の「当たり前」に美を見出した。そんな彼の住まいは70年以上経っても、しっかりと生きています。そして邸宅のいたる所には空間があり、今風に云えば、それはデッドスペースなのかもしれない。でもその「何もないカラッポ」が、どんな調度品よりも素敵に感じられました。効率やスピードを追い求める社会が、隅に追いやってしまった「無駄」という宝物です。

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民芸館にはどんな装いが合うだろうか…。
久留米絣や琉球紬など、いかにも民芸調なのも面白くないので、本日は控えめに金魚を織り出した薄物の紬。熱帯魚や錦鯉の存在感に比べたら、金魚のそれは派手ではないけれど歴然として有る。日本の美意識ですね。


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着物が控えめなので、はっきりとした染め帯を選びました。麻の自然な風合いが活かされているので、目立ち過ぎることもなく、程よく馴染むと思います。
着物の金魚と帯の花などに用いられている色をすくって、帯揚げを黄みの朱色にしました。

2006年09月03日

旧白洲邸

 9月1日、雨の金曜日。旧白洲邸「武相荘」にて静かな時間を過ごす。好きなものだけに囲まれた暮らし。次郎さんと正子さんご夫妻はここでどんな眼差しを互いに向けたのでしょう。日々の喧噪から逃れて、庭の木々を打つ雨の音を聞いていると、もっと勝手に生きてもいいじゃないかという気持ちになる。もっと我がままでもいいじゃないか、と。けれどそれは責任を果たし、また全てを引き受ける覚悟をした人たちだけに許される特権なのかも。うろたえては右往左往し、逃げてばかりの私にはまだまだ「勝手」は許されない。無理に「勝手」を通せば、自らが勝手の奴隷になってしまうのでしょうね。

夏の薄物をしまい、今日から単衣に衣替え…しませんでした。普段着は臨機応変に、が私流。雨が降っているので着物は自宅でお洗濯できるお千谷縮。アイテムが夏物だけに、色目を爽やかにしすぎると寒々しい印象になるので帯は暖色系にしました。

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銀細工の金魚帯留めがやや寂しく感じられたので、さらに紐でアクセントをつけました。
イメージは初秋の朝顔。夏をまだ手放したくないかのように、しっかりと支柱に絡み付く蔓。旧白洲邸の庭でも壁面いっぱいの朝顔が冷たい雨に打たれていました。

2006年09月04日

芸術祭

 9月2日、土曜日。朝から池袋の芸術劇場では「としま区日本舞踊家集団・華麗なる彩り」を開催。私の日舞の先生が踊るので駆けつけました。先生の舞台は本当にホレボレします。何気ないような動作も、実は簡単にできるものじゃありません。その土台には長い年月に渡る鍛錬とセンスがあってこそ。また舞踊家の内面も vibes となって伝わってくるものですね。
 踊りに限らず、なんでも同じなのかもしれません。ローマは一日にして成らず。美しいキモノ姿も正しい意識を持って磨いてゆかねば。そして結局は着る人の内面が全体の印象を左右するのです。
はぁ〜、私もまだまだ! 頑張らなくちゃ!

Geijutsu_1
まだ大丈夫。9月の一週目ぐらいまでは夏の薄物もOK。でも気分的にはあまりスケスケ〜なのも気が引けるかな…。かといって大汗かいて暑苦しいのもイヤだし。そんな時は明石縮が便利です。ハリっとした夏物らしい着心地だけど、透け感は控えめです。

Tonbo_1
帯は水辺のトンボをサッと墨で描いたもの。色は灰みの薄い青と灰色。地味と云えば地味だけど、トンボの目だけ赤を差してあるのがポイント。帯締めも、その赤と同じ深い赤にしました。

2006年09月09日

groove air

 インターネットラジオをやることになりました。なんせ初めてなので、どんな雰囲気になるのか未知の世界です。このところジャズ、クラシック、J−ポップばかりだったので、洋楽ロックに関わるのは久しぶり。とりあえず、良かったら聴いてみてください。詳しくはコチラ→http://select.moocs.com/d-snap/

 そんなワケで(って、どんなワケじゃ!?)今回は「しっとり路線」から外れてみました。「和服は好きだけど着て行く場がない」というお問い合わせをよく頂きます。和のお稽古事をしてるとか、歌舞伎を観にゆくとか…オベラやバレエ。庭園散策。気取ったお食事会。例えば、以上のような場面なら問題ないですよね。でもそんな機会もないし…と嘆くなかれ。大丈夫! 「浮く」と思いがちな着物ですが、実はいろんな背景と仲良しなんですよ。
 案ずるより生むが易し。じゃんじゃん着ちゃってください。...and enjoy!
↓↓↓ ほらね!

Graffiti
着物はよくあるフツ〜の古典柄です。それこそ和室がピッタリな着物ですが、それでも街中に出たら出たで、馴染むと思いません?
派手なペインティングの前で。


Blur
9月7日は夕方になっても暑かった。薄物ではなく単衣にしたのは早かったかも。涼しい顔してるけど、中は汗だくでした。

Mosaic
ポップアート? 謎のモザイクのオブジェ。フツーの着物にフツーの帯。

2006年09月18日

雨上がりの文楽セミナー

 慌ただしく日々に追われ、なかなかこのキモノ・アルバムも更新しないうちに9月も半ばを過ぎてしまいました。台風の影響か、雨は上がったものの、ベッタリと張り付くような蒸し暑さ。本音をいえば、こういう時は洋服の方が楽なんですけどぉ…。国立劇場にて文楽セミナーが行われました。今日はスタッフとしての参加なので、やはり着物でお客様をお迎えしたいですものね。頑張りましたよ〜。ちなみに本日のセミナーでは三味線の楽しみ方を教えて頂きました。三味線もただ伴奏をしているのではなく、セリフや役柄によって弾きわけていること。例えば「くぅ〜ん」と合間に音を入れることで時間の経過や場面転換を表すことなど興味深いことでいっぱいでした。
 
 それにしても真夏に戻ったかのように汗だくになりました。それでも不思議なもので、目は季節と共にあるんですね。どんなに暑くても、夏のような色合いでは何か物足りないような、スカスカするような気持ちになります。コックリとした、ふくよかな色彩に傾いてしまう。     
 ややや! 季節と共にあるのは目だけではありませんでした。残暑が厳しくとも、お腹の方は秋たけなわ。いくらでも食べられてしまうようです。気がつくと、次は何を食べようかな〜、って考えていたりして…ふふふ!

Shiozawadot
雨はあがっても、そこら中に水たまり。うっかりハネをあげても困るので、薄い色の着物はパス。水玉模様の塩沢紬。糸に強い撚りがかけてあるのでシボがしっかりとたっています。今日みたいに湿気が強くベタつく日にはシボシボが気持ちいい。
雨を意識して、着物の裾線をやや短めに着ました。なので帯もあまりエレガントなものよりも、活発なイメージの八寸。柄はメリーゴーランド(?)の馬。よく見ると、馬はポールで操られています。ちょっとこじつけだけど、文楽の人形と馬を重ねあわせてみました。色も秋らしく!

2006年09月24日

気に入ってます〜

 先日、「きものの花咲くころ」という本が主婦の友社から出版されました。「主婦の友」90周年を記念して、90年間に渡り紙面を飾ってきた数々の着物と記事をまとめたものです。着物が好きな方にオススメなのはもちろんのこと、日本の女性が歩んできた時代を垣間見ることが出来る、とても興味深い一冊です。歴代の女優さんたちの美しさを見るだけでも、すごく勉強になります。
 そんな本を読みながら、今の着物の立ち位置を考えます。「日常着」でもなく、単なる「贅沢品」でもない。特別なものでありながら、もっと身近な存在にしたいという願いも込められている…。一言で表すならニーズの多様化、ですかね。着物オルタナ時代? なんだろ。。。だからこそ、枠に囚われすぎない、いろんな着こなしがあっていいのかも。
 今、私は半幅帯に夢中です。気軽で、収納も楽で、旅行などにも便利。かしこまった席には無理ですが、カジュアルが生活の大半を占める生活の中では大活躍します。中でもハマっている結び方が、お太鼓風のアレンジ。今日の着付けのお稽古で、試しに教えてみたところ「かわいい!」と大評判でした。「つのだし」ではちょっと粋すぎるかな…という時にもビッタリ。

Handaiko2
練習3回で、このとおり。「どうですか〜?」と生徒さんが楽しそうにしてると、私も嬉しいです。

Handaiko
前から見ると、普通の帯と変りません。どうです? ちょっとカワイイでしょ?



きものの花咲くころ?「主婦の友」90年の知恵

Book
きものの花咲くころ?「主婦の友」90年の知恵

著者:主婦の友社,田中 敦子

販売元:主婦の友社

Amazon.co.jpで詳細を確認する

2006年10月05日

沖縄パワーを浴びて〜城間栄順さん&平良敏子さん

 10月3日。9日まで東銀座の時事通信ホールで開催されている「城間栄順・琉球紅型展」に行ってきました。
 重要無形文化財である結城紬、久米島紬、宮古上布、越後上布、喜如嘉の芭蕉布、そして純日本産生糸による正絹・松岡姫(鈴なりインタビューの服部さんとの会話中にも出てきましたのでご参照ください)を使って染めの世界を存分に繰り広げるという壮大な企画でした。
「布を生かす染めに徹した。あたたかみのある布と向き合うとき、心が引き締まる思いだった」と語る城間栄順さんの言葉の通り、それは染めと織りの見事なコラボレーション。染め物を見るとき、私はその誘目性が故に、つい布自体まで気が回らないことが多々あります。ところが染めと織りのどちらが前に出るということもなく、双方が互いの素晴らしさを引き立てている…。そして私は今回はじめて、芭蕉布ってこんなにスゴイものなんだ!と気付かされました。今まで自分にとっては門外だった芭蕉布と引き合わせてくれた機会に感謝!
 この日行われた城間栄順さんと芭蕉布を作ってらっしゃる人間国宝の平良敏子さんとの対談では、城間さんと奥様の馴れ初めや、戦後の思い出など、いろんな話題がでました。一つ一つのエピソードが絡み合い、織られ染められ、人生という反物に仕上がってゆく…そんな印象を受けました。
 平良さんは芭蕉布を織るのに、まず芭蕉を刈るところから始め、糸を作り、数えきれない行程を経て布を完成させます(詳しく知りたい方には《平良敏子の芭蕉布》という本をオススメ!)。モノはどうやって出来るのか、どこから来て、どこへ行くのか…。それを知ってるのと、知らないのでは、そのモノの味わいも格段に違うんですね。現代の生活は加工品に溢れています。欲しいものを、欲しい形になった状態で、私たちは簡単に手に入れられます。お魚が切り身で泳いでいると思っている子供達のことを笑っていられませんよね。思わず我が身を振り返る対談でした。芭蕉布を「banana cloth」なんて呼ぶ平良さんは自由でチャーミング! 繊細さと大胆さ。優しさと厳しさ。そんな沖縄のダイナミックスに圧倒された一日でした。

Bingata
うしろの巨大な幕は、実はもっと鮮やかな黄色。鶴亀の吉祥文様がベースになっていますが、鶴は「火の鳥」みたいな力強さ。亀は頭に何か生えてるし…耳? 角? なんだろ。そのエネルギーを浴びていると、ちっちゃい事でイジイジしてるのがバカらしくなってきます。

Tsuki
まだ少し蒸していたので着物は単衣。帯は塩瀬の江戸友禅。秋らしく萩やススキがなびく中で遊ぶ鹿たち。お太鼓には(写真では分りづらいですが)大きなお月様がぼかしで描かれています。ところどころに刺繍を施すことで陰影が深まっています。



宝布に華咲かち?城間栄順 琉球紅型作品集

Book
宝布に華咲かち?城間栄順 琉球紅型作品集

著者:城間 栄順

販売元:日本放送出版協会

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2006年10月07日

荒らしのあとの満月

 せっかくの十五夜だいうのに昨日は大嵐。すだれは飛んでくわ、植木鉢はひっくり返って割れるわ、傘は折れるわ、わが家も大騒ぎ。けれどそれだけで済んだので良かったです。被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
 今日は打って変わっての快晴。家々の洗濯物が気持ち良さそうに風になびいているのが目につきました。もう一つ目についたのは、投げ捨てられた傘たち。きっと昨日の暴風雨に耐えきれず壊れ、そのまま捨てられたのでしょう。かわいそう。ポイ捨てが悪いのは云うに及ばず。壊れるまで頑張った傘たちへのせめてもの感謝として、ちゃんと葬ってやればいいのにな…。

Mangetsu1
 十五夜のお月見は残念ながら嵐にふき飛ばされましたが、今夜は満月!
昨日の分も取り返そうとお月見散歩にくり出しました。
おーい、お月さんどこにいるのー?
初めての袷。単衣と比べると、はっきりと重さが分る。ひんやりとした夜気にあたりながら、その重さが心地よく感じられました。

Odango
悪天候にくじけて今年はお月見団子を作らずじまい。口の方も昨日の分を取り返すべく、くし団子をいっぱい買っちゃった。

 Mangetsu2
モアレのために写真では分りませんが、千筋(細い縞)の江戸小紋です。夜目には白っぽい着物の方がよく映えますが、今夜の主役はお月様。月明かりの邪魔をしないような色目を選びました(さすがに黒じゃ闇夜のカラスだしね)。
まばゆい月に、こんばんは!

2006年10月21日

そ、そんなにダメですか…?

 最近の気になる一言。

「キモノを着てるような女はダメだ」

 ドンファンで有名な某ギョーカイ人。あらゆるジャンルのプロデュースを担当し、交友関係も広い。来るものは拒まず、去るものは追わないタイプ。そんな彼が発した言葉が、繰り返えしますが「キモノを着てるような女はダメだ」です。
 彼曰く、全身を覆うキモノに守られていると緊張感がなくなる。緊張感のない女は気持ちも体もダレるというのです。ちょっとキレイだなと思っても、いざ脱がせてみると逃げ出したくなる…と。そんな女たちは、キモノを着てる、というだけで満足/安心して、自分自身を磨くことを忘れがちなのがダメの最たる原因らしい。
 なるほど。ダメ女と云わせる理由をアレコレ聞いてると、たしかに認めざるおえないとこはあるかも。気になり、私もキモノ女性たちを観察してみました。

*キモノ女性はグループ行動率が高い*
 通行の邪魔になっていたり、おしゃべりに夢中なあまり声が大きかったり、周囲の迷惑に気付かないことが多い。
*歩き方がきたない*
 草履や下駄を履いてるせいか、かかとを引きずるように歩いてる人が目立つ。だらしない印象で、姿勢も悪くカッコ悪い。

 大きくはこんなところですが、細々と列挙すればキリがありませんね。ただし、これらは全て「キモノだから目立つ。洋服だったら誰も気に留めない」ことかもしれません。だからと云って、言い訳にもなりませんが。つまり、キモノを愛する女性はもっともっと美意識を高める必要があるということでしょうか。
 ちょっと袂を持つ、腕をにょっきり出さない、物を拾う時には腰を落として、姿勢をよく、背中を丸めて下腹を突き出すような立ち方はしない、周囲への心遣いを忘れない…etc.。ちょっとした立ち居振る舞いで印象はグッと違ってくるはず。それから階段の上り下りの際には、両膝を離さないようにして歩くと美しいシルエットになりますよ。キモノでガニマタはイヤ過ぎですから。

Genmaicha
ラインはS字、手にはお茶。心の中は清く、正しく、美しく。忘れません、思いやり。

 あぁ〜、そういう私もまだまだ修行中。本当の美しさまでは長い道のりです。でもキモノを着ていて本当にステキに振る舞えたら、洋服の時にも無敵かも!
 キモノを着てることで安心するのではなく、「キモノ」を女性としても、人としてもランクアップするきっかけにすればいいんですよね。隠してくれるようで、キモノは思いのほかボディラインが出ます。そしてユニフォームなモノだけに、人柄もよく出ます。日々、心身のシェイプアップに励みませうぞ、世の乙女たち!

2006年10月28日

秋の恵み

 昨日は分刻みのスケジュールでさすがにヘトヘト。でも最後には良い時間を過ごせて疲れも吹っ飛びました〜。

 このところ多忙につき偏った食事が続いていましたが、久しぶりにゆっくりと季節の恵みを堪能できたお食事会。ケータイサイト【JazzMax】の担当、T氏の仕切りで青山にあるお店へ。ちょっと路地を曲がったところにある分りづらい場所にあるせいか、とても静かでくつろげる空間でした。

 Dessertお野菜とクルミ麩を和えた小鉢、胡麻だれで頂く戻り鰹、ハモの炊き込みご飯など、メニューは創作和食。これに日本酒でも傾けたらもっとイイ感じなんでしょうね。残念ながらお酒に弱い私はグレープフルーツジュース。ちょっと乱暴な取り合わせかな…と思いきや、どうしてどうして。なかなか巧妙な口当たりでしたよ。デザートはゴボウの甘露煮と黄身時雨。ゴボウの直径からも分るように、なんともプチな黄身時雨。これがまた小さいくせに、蒸したてで、口に入れた途端にフワ〜っと卵の風味が広がるニクイ奴なんです!

Miyashita
アプローチには竹の小径。実はT氏と私は互いに「妖怪好き」。うっかり袖引き小僧でも出てきそうですね、とワクワク。

Up
暑いのか寒いのかハッキリしないですね。日中は暑いぐらいでも、夜の急な冷えに備えて羽織を一枚。葡萄をモチーフにした洒落袋帯には葡萄の帯留めで「秋の葡萄フェア」を演出。後から、羽織も葡萄の色だと気付き、偶然の妙に自己満足。うふふ。
ちなみに帯留めにしているのは、駅構内のイベントスペースで見つけたブローチ1000円也。けっこう使えます!

2006年11月04日

フリマ

 気持ちよく晴れた11月3日、文化の日。神楽坂にて「きものフリマ」なるものが開催されました。ぶらっと散歩がてら…なんてユル〜イ気持ちで行ったらトンデモナイ!!
 会場は神社内の建物。午前中にも関わらず、すでに入りきれない人で長蛇の列ができてました。そして並ぶこと1時間。やっと入場したものの、皆さんの熱気におされて、あわわ。…と、云いつつ帯締めを一本¥500でお買い上げ。ちょうど欲しかった色が見つかってラッキー!

 Freem

 それにしても着物姿の多いこと。たのしい〜。アンティークでバリバリにキメている人。さりげなく渋い普段着の人。所謂「正当派」と呼ばれる人。お宮参り(ちょうど七五三ですものね)のついでらしき晴れ着の親子連れ。なかには着物の裾を短めにして、その下からレースが(レース付き長襦袢なのか!?)10cmぐらいフリフリしてる子とか、それぞれ自分なりの着こなしを満喫していました。

Boss
 私は紬地にロウケツ染めで、よろけ縞を描いた着物。帯は秋草と月の季節柄。ちなみにこの日は十三夜。今年の十五夜は大雨だった分、せっかくだから昼間から背中にお月様を背負ってのお月見気分!…って、背中に背負ってたら自分じゃ見えないんですけどね(笑)。帯留めには小さめのドングリを選びました。
 一緒に写ってるのは今回の「きものフリマ」を実現させたSさん。好きなことには並々ならぬ情熱を傾け、労力を惜しまない。その行動力と人望たるや、本当に尊敬します。そのパワーは、しょっちゅう諦めや臆病風にヘコんでいる私のカンフル剤です。

*お太鼓柄は10月5日の【沖縄パワーを浴びて〜城間栄順さん&平良敏子さん】のページに載ってます。

2006年11月11日

ひとりを慎む   …なるべく。

 もっと頻繁にアップしろ、という声を多数いただきました…。
 
 仕事の現場に出向いているとき以外は机にかじりついてのデスクワークが続いていまして。そんな時は、どうもオシャレなどというものからは一番遠いところにいるのでございます。いやはや、近所のコンビニすら行かれないような姿…。そうなると生活というのは、すべてにおいて雑になるものでして。新聞は読み散らかしたまま。食事の時にはお膳の上のものをズィ〜っと端に押しのけて、やっと出来た小さな隙間でご飯をかき込む。衣類もとにかく「楽」を優先。
 向田邦子さんのエッセイで「ひとりを慎む」(たしかそんなタイトルだった?)というエピソードがあります。人の目がないと、どんどんお行儀が悪くなってゆく。でも女性として、人の目がたとえ無くてもちゃんとしていたい。むしろ一人だからこそ、我をしっかりと持っていなくてはならない。そのような内容でした。それが私の意識の端っこに付箋のように、いつもちょこんと張り付いているんですよね。だからこんな時には、なんとも後ろめたいような、自己嫌悪というか…。とにかくそんな状態で、とてもじゃないけどアップなんてとんでもない話でした。ごめんなさい。
……と、ここまでは長〜い言い訳。

Shiozawa

 今日は久しぶりに小野さんが訪ねてくれまして、私もやっと脱スウェット&パーカーです。ほぉ〜、やっぱりキモノは良いわ〜。 机に向って悶々としてたのが、スカッとリフレッシュ。たとえそれが超普段着だとしても!
黒地に白い蚊絣の塩沢紬。帯はすくいの八寸。ナナカマドのような赤い実が、深まる秋らしくて好きです(って、暦はもう冬ですが)。

2006年11月13日

武士の一分

 12月1日、全国ロードショー公開する「武士の一分」の試写を観てきました。良かったです。試写室には仕事で来ている人ばかりなので、わりとシビアな目で見ているというか、ちょっと冷めた空気が漂うこともしばしば。けれど、今日は上映後の拍手も!
 日々の中で、つい見落としてしまうような小さなこと…。実はそんな小さなことこそが、積み重なって「人の暮らし」をつくり、ひいては「人生」であるんですよね。そんな日々の中の「つぶつぶ」を拾いあげる達人、藤沢周平さんの原作を、これまた達人の山田洋次さんが見事に一本の映画にしてくれました。観る前と、観た後では確実に何かが自分の中で変っている…。きっともっと自分の幸せに敏感になる。例えば、何気なく食べているお米をもっとよく噛んで、その甘さと旨さに感じ入るような。木村拓哉さんの絶妙なるユーモアの「間」も見所ですよ。&泣ける!

Daikanyama

 映画のせいでしょうか。無性に着物が恋しくなり、次の仕事の前に一度来たくしてジーンズから着物へ変身。これまた映画の影響でしょうか。ちゃらちゃらしたオベベよりも、もっと生活感があるのがよくて、選んだのは混紡の紬。帯もプレーンな博多の半幅です。先日のキモノ・フリマで購入した500円の帯締めもデビューしました。そろそろ羽織ものがないと、夜はさすがに辛いですね〜。Obi

2006年11月15日

ポストカード撮影

 街はクリスマスの飾り付けで彩られ、デパートにはお歳暮の垂れ幕。飲食店はパーティ予約の案内。「暮れ」がグッとリアルになってきましたね。
 昨日は美容院のPR用ポストカードの撮影をしました。クリスマス&お正月に向けてのものです。

いくらお正月を意識しても、過度に「礼装」「晴れ着」にならないような…クリスマスらしい暖かさも忘れずに…大人だけど可愛い…

Image

 スタッフとイメージのコンセプトをあれこれ話し合い、私がコーディネートしたのは、赤い小紋と黒の名古屋帯。カジュアルでありながら、質感で安っぽさを排除する方向でまとめました。画像はあくまでもイメージ。撮影の現場でスタッフが手持ちのデジカメで撮ったスナップです。これがレイアウトや加工でどう仕上がるのか、みなさんも楽しみにしててくださいね。
Yukidaruma


一目惚れした帯は、しぼりで雪だるまを描き出しています。雪のフワフワ感にやられました。柄がこんなでも、色味を抑えてあるので甘くなりすぎず、コーディネート次第で「ちゃんと大人」にも。こういう帯をイヤミなく締められるチャーミングなおばあちゃんになりたいな。

2006年11月18日

衣装展

 大河ドラマなどで使用された衣装展に行ってきました。実際に着用したものを見ると、役者さんたちの背格好がだいたい分って面白いです。例えば、浅野ゆう子さんはダイナミックなイメージがあったので、さぞ大きい方なのかと想像していたのですが、衣装からは華奢な様子がみて取れました。テレビというフレーム・ワークの不思議さですね。また強い照明も、着物の色みや質感を変えてしまうんですね。
自分が着物を選ぶときも、どんな状況で着るのか…そんなことをも想定するといいかもしれません。よくリゾート地の強い陽射しの中でステキに見えた服が、帰ってきたら派手すぎてダメ、なんてことありますよね。それも陽射し=照明のマジックなのでしょう。もちろん、心境の問題もあるでしょうけど。

 Ishouten

 私(右)はロウケツのよろけ縞の着物。しぼりの帯を合わせました。全体がシンプルなので、刺繍の半衿。でも色は白。…我ながらコンサバだわね。
友人のMさん(左)は墨色に水玉の着物。刺繍半衿は紺。帯はなんと自分で気に入った生地を見つけて帯に仕立てたという「超おあつらえ」の完全オリジナル。本当にオシャレさんなんです。写真では分りませんが、裏地にも凝ってるんですよ〜。いつも良い刺激をもらってます。
 それにしても、「キモノ」と一口に云っても、その個性たるや限りがありません。だから楽しいのじゃ!

Sorezore

2006年11月26日

お茶にみる季節

「あぁ、もうこんな時期なのね」
 気付けば、春夏秋冬、年中そんなことを口にしています。オシャレは季節にさきがけて…のはずだけど、気持ちはいつも過ぎてゆく時間を惜しんで、取り残されてゆくよう。特に今年は暖かさが続いていたせいか、仄暖かい、清々しい秋がずっと続いてゆくような錯覚に陥っていました。
 忙しくサボりがちだったけど、今週末は思いきって仕事を後回しにしてお茶の先生を訪ねました。炉開きも済み、風炉が据えられていた時とはまた別の空間に生まれ変わっていました。夏の間は移動型の「風炉」と呼ばれるものを用いて火をおこし、お湯を沸かします。冬の間は畳に切られた「炉」に炭を入れます(写真右下)。どちらも火をおこすのは同じですが、不思議と炉の方が暖かさが沁みてきます。まさに「ほっこり」。しかしこの「ほっこり」も一歩外へ出れば、また暮れの慌ただしさにかき消されてしまいます。お茶の時間はしばし浮き世から解き放たれる至福のパライソなり。

Robiraki

小さなヒョウタンを散らした黒縮緬のキモノはずいぶん前に購入。自分でキモノを見立て始めて間もないころのものです。まだ自分に何が似合うのか、どんなものが好きなのか、よく分ってなかったんだな〜。作ったものの、あまり出番は多くありません。でも、そんな着物でも帯や小物で引き立ててあげようと、最近は心がけています。
帯は母から譲られた紅型。かわいいピンクベースなので、地味な着物も少し楽しくなりました。

2006年11月30日

色と音と心模様

 昨日のNHK放送の中で、「群青」についてお話ししました。科学的、物理的、医学的な見解からすれば、色は光の反射とそれを受容する目や脳の働きに過ぎない。けれど色をもっと豊かにするのが心理であり、人の経験と記憶だと思います。 私にとっての群青。それは…

  夜中の海岸
  突き出した岩の上に黒く並ぶ松の木のシルエット
  暑いのか寒いのかもわからない真空
  孤独
  ゴーッと鳴り響く音
 
 色彩が引きずりだす、記憶の断片。そして色彩が奏でる「音」。それらがなんなのか、私にはわかりません。ただ感覚はどこまで自由なのだと確信するばかりです。そして「記憶」は決して「過去」だけのものではなく、常に現在と寄り添いながら進行形である、と。

 ふと、作曲家の金井さんのことを思い出しました。2006年度全日本吹奏楽コンクール課題曲【風の密度】の作者、金井勇さんです。 金井氏が、お茶室で過ごす時間を大切にしている、と語ったのが印象的でした。その瞬間に作曲のことを考えているわけではないけれど、静寂の中にいるからこそ聞こえてくる音もある…。そんなお話をして下さったのが嬉しかった。語らずして語る。見せずして見せる、といった私の理想/憧れを分ってくれる人だと感じました。近頃、世の中は少々うるさい。
 
 少し前から小雨が降ってきました。窓の外。音もなく降る雨。それでいて私は雨の音を聴いています。

Garden
 金井氏とは9月に、私がパーソナリティを務めているFM横浜の番組のゲストに来てくださった時に初めてお会いしました。作曲家の先生をお迎えする…どんな気難しい芸術家然とした人だろうか。エラソーにされちゃったりして〜(泣っ)なんてオロオロしていたら…。白いTシャツにジーンズ。大汗かきながら「どうも、どうも」とペコペコ。思わず「えっ、金井先生の付き添いの方?」と勘違いしてしまいそうでした(謝)。かえって妙な先入観を頂いていた自分が恥ずかしい。物事に対してフェアな目線を持った【好青年】といった感じかな。

2006年12月03日

冬の彩りと紬のいい関係

 Kiku
 12月。暖冬とはいえ、冬は冬。どうしても暗いイメージが付きまとうけれど、ところがどっこい。冬だってしっかり彩り豊な楽しい季節。
 どこからか飛んできた種から育った菊。2年目にしてようやく花が咲きました。うれしーっ!すっかり紅葉したナナカマドの葉は毎日ヒラヒラ〜。その根元にある南天の実が真っ赤っか。その後の万両も色づいてきました。季節を感じます。空気が乾燥している分だけ、色彩がまっすぐ目に飛び込んでくるみたいで気分が冴えてくると思いませんか。悪くないね…冬!

 気分が冴えても、根っからのボンヤリは治らないようです。東京の地下鉄は入り組んでいるのでボンヤリは命取り。今日も気付いたら知らない駅。寝過ごすのならまだしも、起きてるくせに降り忘れたり、何故か全然違う線に乗ったり、逆方向を目指したり…。方角の神様が私を操ってるとしか思えない!…それとも、これも何かの必然なのかしらん。

 そんなわけで夕方からの着付けレッスンにギリギリになってしまった。生徒さんが来る前にスベリこんで、大急ぎで準備。「やる、やらないは自由だけど、知っておくと便利」ってんで、結ばないお太鼓のお稽古をしました。教えつつも、私自身が普段やらないので、今ではかえって生徒さんの方が私よりも上手かも!…て、感心してる場合じゃないですよね(汗)。【教えることは、教わること】これは昔、私が着付けの師匠から頂いたお言葉です。

Omama

母方の祖母がお気に入りだった帯で、シックめに装ってみました。ザ・紬って感じが今日の気分…かな。

2006年12月14日

セサミのチカラ

 暖冬。ひょっとしてこのまま暖かいのか?…と、ちょっと思ったりしましたが、それなりに冷えてきましたね。でもまだ年末の実感はわかないな。 街はワサワサしてるし、家の大祓も無事に済んだし、市場にはお正月の食材が並び始めたし。外堀はかたまってるんですけどね〜。心の中は取り残されてる感じ。
 てゆーか、まだ暮れてられないのです。だって大事なイベントがあるんですもの。そう! The New Kimono-Knitwear amamfwawa はチェックしてもらえたでしょうか。販売フェアもいよいよ今週末になりました。天気予報によると、週末は良いみたいだし。あとは皆さんにお越し頂ければバッチリでございます! amamfwawaのウェブにも商品画像が載っていますから、気になる方は是非のぞいて見て下さいね(http://www.amamfwawa.com) 。そちらのブログにはお洋服とのコーディネート例なんかも出ています。

Fluffy_sesame

 今日はカーディガン・タイプの FLUFFY を着ました。色はセサミ。着物は母が若いころに着ていたもので、私もとても気に入っています。でも気分によっては少し派手に感じることも。今日みたいな曇天(夕方から雨)だと気持ちもマッタリしてて、あまりはしゃぎたくない…そんな時には、FLUFFYセサミを一枚羽織るだけで全体の派手さが抑えられて気持ちと着物のバランスがとれるので助かります!

Fluffysesame1s
写真だとあまりハッキリ分らないかもしれませんが、ニットならではの繊細な編み目がとてもオシャレなんですよ。それにモヘアは暖かーい。ちなみに昨日はNHKの生放送に、色違いのパウダーシュガーをデニム&ブーツに合わせて着ていきました。

2006年12月16日

あむあむふわわ・フェア in Ebisu

 The New Kimono-Knitwear amamfwawa Debut!
鈴なりでも告知していた amamfwawa (あむあむふわわ)が今日デビューしました。製品としては存在していたものの、じかにお客様の目に触れる場をようやく設けることができました。「写真で見るのと印象が違う」「実際に着てみると、もっとステキ」など、いろんなご意見を聞くことができました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

Amfwafair

 今日と明日の二日間(12/16、17)、恵比寿の奥和屋という呉服屋さんで販売フェアを開催。店内にコーナーを設けて、皆様に自由に見て頂けるようになっています。中には「実は全く着物は着ないんです」という方も、洋服の上に羽織ってみたら「いいわ!」と購入してくださったり。「まだ着れないの。でもこれから頑張ります」と着付けへのモチベーションを高めて購入してくださったり。色々な角度でamamfwa