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エコロジー アーカイブ

2007年12月12日

ONE PLANET CAFE

12月12日
 
 環境コンサルタントのペオ・エクベリ氏のお誘いで、昨日はすばらしいお食事会に参加しました。大学教授、ウェブ・デザイナー、アウトドア・ブランドのマネージャー、映像クリエーター、企画コーディネーターなど、異業種・多業種の面々が集い自由に語らいながら情報交換をしました。その中でスペシャルゲストとなったのがザンビアから来日中のお二人。サウスルアングア国立公園認定ロッジのマネージャーを努めるオスカー・ロジャース氏と国立公園公式認定のガイドを担当するビリー・エンコマ氏です。

 国内でも環境問題はいろいろな角度から取り上げられていますが、アフリカにはアフリカの…ザンビアにはザンビアの問題があって。でもそれは決して「他人事」ではなく、改めて地球の広さと同時に「環」として繋がっていることを考える機会になりました。
 オスカー氏が「ワニの卵がやわらかくなっている」と云っていました。どうやら数キロも離れたところにある農園で綿を栽培する際に使われる農薬に原因があるらしいとのこと。農薬は地中に染み込み、やがては水をも汚染します。私たちの多くは食べ物に使われる農薬などには敏感になってきました。けれど衣類はどうでしょう。大量の農薬や有害な化学染料が使われたものがほとんどです。私のタンスの中もしかりです。食べ物のように直接的ではないけれど、洗濯のたびに有害物質は水に流れ出します。それは廻り廻って体内に入ってきます。また皮膚から吸収されるものもあるでしょう。これはほんの一例ですが全てのことは、このようにして繋がっています。

 「因果応報」「風が吹けば、桶屋が儲かる」「情は他人のためならず」

 それぞれニュアンスは多少違っていても、どれもが大きな「わ」の中にあります。こんなふうに、日本人にはすでにホリスティックな素養があるんですもの。PROBLEM=問題の「P」は必ずPOSSIBILITY=可能性の「P」になるはず。
 エコロジーに感心があったとしても、なかなかアクティビストになるのは難しいと思われるでしょう。でも何かを選ぶとき、私たちはすでにアクティビストであることを忘れたくありません。食品、衣類、言葉、行動、考え…。毎日の中のすべての瞬間において、私たちは常に何かを選択しています。そしてその選択がどんな応えを返してくるのか。想像力という素晴らしい人間の力をフル活用したいです。
 そもそもこの集いはONE PLANET CAFEというプロジェクトを中心に実現したものです。説明をすると長くなるので、面倒臭がらずにぜひぜひジャンプしてください。
http://web.mac.com/satoko333/iWeb/One%20Planet%20Cafe/One%20Planet%20Cafe.html

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 追伸:書き込みに関して、みなさんのフィードバックに感謝します。
    ありがとう。

2007年12月15日

冬景色(とゴミ問題)

12月15日

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 今週の番組でもゴミ問題について少し触れましたが、年末年始の収集日のお知らせが貼り出されました。今年も暮れてきたということですなぁ〜。

 ゴミといえば、今まで近所に住んでいた友人が引越をしました。彼女が移り住んだ地域はとりわけゴミの分別が、また出す時間も厳しいそうです。いままで彼女はあまりゴミに対してそれほど意識を向けたことがなかったけれど、今回はとてもいい機会になったと云っていました。ただ困るのは、ゴミを出す時間が厳しく制限されているので、出しそびれるたびに溜まっていくことです。ちなみに彼女は不規則きわまりない仕事に忙殺される日々を送っています。
 そんな彼女がフラリを私のところにやってきては大きな袋をドサドサと置いてゆきます。まるでサンタみたいな格好。でもプレゼントではありません。ゴミです。「ごめん!また出せなかった。よろしく」
 やれやれ。そして私は、彼女がおごってくれる生姜焼き定食につられて、再度ゴミを分別して処理をするのです。

 さて、こんなやりとりの中で思うこと。コレって何かに似てないか?
 CO2排出の限度量を越えた先進国が、他国の枠を買うというやり方。やりくりすれば確かに目の前のゴミは見えなくなるかもしれない。けれどゴミ自体が消えるわけじゃない。なんでも押し入れに押し込んで体裁だけ整えても、家そのものがキレイにならないのと同じ。もっと根本的なこと。そしてもっと全体的なこと。この点は、どこかの点とどう繋がっているのか。お魚が切身で泳いでいると思ってる子供がいる…というほど、点と点をつなぐ線が見えにくい世の中なのかもしれない。でもその線をたぐり寄せるだけの情報とイマジネーションは充分あるはず。

 東京の真ん中でもこんな冬景色を発見。穏やかな陽射しがうれしい、ある日の午後。写メなので小さいですが、わかりますか?干し柿を吊るしてます。こんな景色も(味も!)、季節があればこそ。
新橋「鮎正」の前にて撮影。
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2008年01月01日

謹賀新年2008

1月1日 

 明けましておめでとうございます。
 お陰さまで、またこうして新年を無事に迎えられることに心から感謝します。
 本年も元気で良い年でありますように。

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 暮れまではバタバタでしたが、なんとか穏やかに新年を迎えることができました。年越し特番にも、また「鈴なり」にも沢山のみなさまからメッセージを頂き、本当にありがとうございます。ささやかですが、ブナのお節をどうぞ!
 ちなみに今年の栗きんとんは裏ごしせず、皮も繊維もそのまま。おいもは丸ごと食べた方が体にいいらしいんですって〜。歯ごたえ充分。万両も元気に色づいて、艶を添えてくれました。我が家の万両はどんどん増えつづけています。
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*お知らせ*
1/1〜1/31まで総合エコロジー・サイト「エコロジーオンライン」に出ています。
ぜひ、アクセスしてみてください。
 

 

2008年01月21日

大寒のぬくもり

1月21日

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 仕事を済ませ、午後は父と合流してお墓参りに行きました。予報では雪。一面の銀世界も楽しみだったけど、お墓のお掃除には降らなくて助かりました。それにしても寒っ!手桶を持つ指先がシビレました。ところが、フワッと漂うよい香りに誘われてみれば、辺りにはロウバイが咲き乱れ、続けとばかりに紅梅もつぼみを膨らませています。他の樹々たちの枝先にも、真冬のかじかみから少し解放されたようなやわらかさが感じられました。まだまだ寒さは続きますが、春はそう遠くはないようですね。
 うちのお寺がある山中には、いくつもの「院」や「庵」が点在しています。お墓参りのときには、それぞれの和尚さんを訊ねるのが楽しみです。和尚さんとの語らい。そして美味しいお茶とお菓子。ふふふ。

 帰りの電車の中、一つの空席を父と譲り合っていると、いかにも今どきのギャルが「どうぞ二人で座ってください」と席をたってくれたのです。尋ねてみれば、彼女は終点まで行くとのこと。私たちに席を譲れば3,40分は立つハメになります。もちろん彼女の気持ちだけ有り難く受けとって座ってもらいました。それだけでも暖かい気持ちになったのに、ナント!!全く関係ない他の乗客たちが数名、お年寄りに席を譲りはじめたのです。すばらしい!心の波動は広がり、伝染するものです。善いものはどんどん広がりますように。また、そうでないものがやってきたとき、自分のところで途絶えさせる強さを持てますように。

 ところで昨日の初釜にはどんな装いで出席したのか、というメールをいくつか頂きました。こんなです。茶や辻を描いた加賀友禅に、帯は藍。実はこの帯、人に乗せられるままに、ずいぶん前に求めました。ところが地味で出番がなかったんです。それが今になって試したら寂しくない。つまり私が帯の雰囲気=年齢に追いついたということなんですね。和服は寝かせておいて、出番の機を待つことができるのも良い点ですてぃに〜♪

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2008年01月23日

東京、初積雪

1月23日

snow.jpg 朝、窓の外には清らかな白い世界が広がっていました。東京の初積雪です。不思議なことに、雪を見ると子供に戻ってしまいます。とてもきれい。思わず寒いのも忘れて寝間着のまま外に飛び出し、雪を顔に浴びたり、雪団子作ったり。
 最初に降雪に擬音をつけた人はどんな人だったのか。しんしんと降る雪もあれば、こんこんと降る雪もあります。また歌舞伎では、ドンドンドンドンドン…と、細かくやらわらく太鼓を鳴らし、雪が降っていることを表現します。音の無いものに「音を聴く」。耳ではなく、心で聴く音とでも云うのでしょうか。それは so real…いえ、超リアル。本物以上に本物。直接訴えかけてくる力強さ。すばらしいですね。

 派手好みの人が内面も派手かというと、そうでもないらしいです。むしろその逆で、自分に足りないものを補おうとする深層心理であると、物の本で読んでことがあります。ちょっといつもの「自分のパターン」ではない、赤を基調にした多色使いのキモノを何気なく選んでいました。あまりに寒いので、暖色でテンションを上げたいという心理が働いたのか…。人間の感覚って、はてしなく面白い。全て自分の意志で動いてるようでいて、実は環境と共にある。お釈迦様の手のひらで暴れている孫悟空なのですてぃに〜♪

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2008年01月28日

目を覚まさないと…

 1月28日
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 この目覚まし時計を愛用して、かれこれ20年以上になります。先日うっかり落とした時に秒針がはずれて、中でカラカラ遊んでる状態になってしまいました。すると角度によっては他の針にひっかかって時計が機能しなくなるのです。そういう時はシャカシャカ動かしたり、パシパシ叩いたりしてどうにか復活させていました。ところがついに今朝、しっかり針同士が噛んでしまい、どうにもならなくなりました。もう…潮時? うぇ〜ん。

 今日は来客がありましたが、止まってる時計を見て「私ね、以前は機械屋だったんですよ」と云って車に戻ったかと思ったら、工具を出して、さっさと時計を分解。そして見事、直りました! …不思議なタイミングですね。壊れた日にたまたま来宅した人が機械屋さんだったなんて。その方、現在は建築のお仕事をなさっています。もし今日でなかったら、諦めてお別れしてたかも…。時計くん、よかったね!また一緒に気持ちの良い朝を迎えましょう。

 少し前までは街に時計屋さんがあって、ちょっとしたことなら直してくれたんですよね。今はブランド物の高級時計ならともかく、だいたいは量販店などで、売る側も買う側もほとんど使い捨て感覚になっている気がします。時計に限ったことではありません。街から商店街が消えること、人々から技術が消えること、人同士や人と物の間の絆が消えること、物を大事にする心が消えること… これらは全て同じことのように思えます。そしてそれはとてもコワイことだと思います。

 Sさん、ありがとうございました。

2008年03月06日

ソレイロリア・ソレイユ

3月5日

 先日、友人から小さな鉢植えをもらった。ソレイロリア・ソレイユと書いてある。観葉植物というよりは、雑草の枠に入りそうな草。観葉植物も雑草も、どう位置づけようが、まったくもって人間の都合に過ぎないのだから、どちらにしてもバカバカしいのだけれど。小さな葉っぱが可愛らしい。
 部屋のどこに置くのがいいのか。しばらく迷い、あちこち移動してみた。やっと落ち着き場所が決まった2日目の今朝、ヤツは小さな体をめいっぱい伸ばして太陽を浴びているのに気付いた。たくましい。じつに力強い。いいね。キミのそういうガッツ、好きだよ。思わず声をかけた。ヤツにしてみればガッツも何もない。ただ当たり前に生きているのだろうから、そんなことに感じ入ってる私を「ぬるい」と思ったことだろう。
 ソレイユ=太陽。ヤツらは陽光を求め、そして自身も光となる。私の時間に灯る光。私の暗がりにさす光。その存在はとてもありがたい。私はしあわせでないことを不幸だとは思わない。しあわせに気付けないことが不幸だと思う。だからいつも願うのは光。どうか目の前のしあわせを見失いませんように、と。

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2008年03月28日

花盛り

3月28日
 
 昨日は北鎌倉の円覚寺へお墓参りに行きました。上には桜、下にはレンゲ、たんぽぽ、花だいこん…etc。桜も満開の一歩手前のちょうど見頃。それはそれは、顔が自然とほころんでしまうような素晴らしい春の一日でした。平日にも関わらず、かなりの人出。写真を撮る人、写生する人、お弁当を食べる人、おしゃべりに興じる人、我関せずの人。それぞれの春は、それぞれに仕合わせなんでしょう。人も植物も空も言葉も沈黙も石ころも風も、すべての有機物も無機物も、等しく存在していることを実感します。そんな瞬間が、私はとても好きです。あの世もこの世もない、そんな瞬間です。大きな全体があるだけです。

 花盛りといえば、うちの源平しだれ桃も絶賛開花中です!
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 ところで今週26日の放送で都々逸を紹介したんですが…。これがさっぱりウケませんでした。スタジオにいたスタッフにはチンプンカンプンだったみたい。がっくし。
 まず一つ。
     「君は吉野の千本桜。色香よけれど《き》が多い」
 言うまでもなく、「木」と「気」が掛詞になってますね。
 続いて。
     「梅も嫌いよ、桜もイヤよ。《もも》と《もも》の間がいい」
 これは「桃」と「腿」…むふっ、さりげなくエロですねー。

 

2008年03月29日

地球の時間〜EarthHour

今夜、午後20時から、世界中..."Earth Hour" (地球の時間)


"Earth Hour" (地球の時間)...聞いたことがありますか?
3月29日午後20時に、コペンハーゲン、トロント、シカゴ、シドニー、
シンガポール、テルアビブ、マニラなど世界の大都市のいくつ かで、何百万人
(一般の市民)と20万以上の企業、学校などが参加して、1時間すべての
電気を消す...日本のキャンドルナイトみたいな 「国際版」です。世界中の
政治家やエネルギー会社への強い「ストップ温暖化」メッセージ。

URL: Earth Hour → http://www.earthhour.org 
URL: (映像 YouTube)→ http://www.youtube.com/watch?v=9_c5K7Jdw9E

↑英語なので戸惑うかもしれませんが、内容は難しいものではありません。よかったらご覧になってください。
ほんの少しの間でも、みんなが電気を消すことで、削減されるCO2はかなりの量になります。

自分ひとりが頑張ったって、世の中は変わらない…
未だにそう思ってる人は少なくありません。
でもそれは全くの誤解です。
多勢は、いつだって一人から始まるのです。
自分をみくびらないで下さい。
あなたの力を信じてください。

また必ずしもこのイベントに参加できなかったとしても、チャンスは毎日あります。
毎日が「地球の時間」です。

2008年04月09日

雨上がりの桜湯

4月9日

 冷たい風雨もおさまり、今日の東京は雲はあるものの、うっすらと陽がさしています。

 昨日、京都帰りの友人から桜湯を頂きました。

     わが宿にちもとの桜花さかば
       うえおく人の身もさかへなむ

 これは祇園の神の神詠で、神苑に多くの桜が咲けば、それを植えた人の身も栄えるという託宣歌である、との説明が添えてありました。

 お湯を沸かし、気に入りの茶碗で頂きました、やわらかな香りが立ちのぼり、無彩色だった気持ちに、ほんのり赤みがさしてくるようでした。

 仕事のトラブル、人間関係、将来への不安、過去への後悔、すれちがい…
いろいろな嵐が吹き荒れることもあるけれど、やがて穏やかな陽射しがきっと抱きしめてくれる。そんな瞬間を願いつつ、花のいのちをゆっくり飲みほしました。

 街には緑が芽吹きはじめています。じきに風薫る季節がやってきます。

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2008年04月17日

アースデイ東京2008 〜お知らせ

4月19日・20日、アースデイ東京2008が開催されます。

 19日(土)14:30〜15:15、私もグリーントークステージに参加します!
そらべあがつなげる笑顔の輪「そらべあスマイルプロジェクト」について、お話をしていきます。キュートなそらべあちゃんに会えるチャンス。そして音楽や朗読なども予定しています。
 楽しい時間を過ごしながら、環境のこと、暮らしのことなどを改めて見直すきっかけになればと思っています。2日間にわたり、ステキなプログラム満載です。お一人様でフラッと立寄るもよし。お友達とワイワイもよし。ご家族で楽しむもよし。 ぜひ、みなさんお誘いあわせのうえ遊びに来てください♪


 今朝、牡丹が咲きました。毎年「え、もう?」と驚いているような気がします。美しい花に早く会えるのは嬉しいけれど、時季が少しずれているのも気のせいばかりじゃないのかも。これも温暖化と関係あるのかしらん。そして牡丹よりも気の早いのがガーディニア…クチナシも咲いちゃってます。。。    botan.jpg

 

 
 

2008年04月19日

そらべあと対面♪ アースデイ東京

4月19日
 
 天気予報では間違いなく雨でした。どうみても《傘》マーク。なので朝、障子の向こうがうっすら明るいのを見てどんなに喜んだことか!風の肌寒い一日で、時おり雨もパラつきましたが、なんとかズブ濡れの哀しい事態だけは避けられました。願いは通じるものなんだな〜って、うれしかったです。

 そう。今日はアースデイのイベントでした。会場は沢山の人たちで賑わい、どのブースからも熱気が溢れていました。植物、食物、衣類、石鹸、音楽、装飾品…本当にいろんな出し物があって、キョロキョロしっぱなしの一日。とても楽しかったです。

 わたしが参加したのは「そらべあ スマイルプロジェクト」のことを知ってもらうためのトークショー。ふむふむ、と熱心に耳を傾けてくださる大人たちの横で、キッズたちは「そらべあ」に夢中!そりゃ、無理もありませんよね。私だってメロメロになりましたもの♪しかも、この「そらべあ」。ちゃんとオーガニックコットンなんです。だからスリスリしても気持ちいいの〜。うふん。

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そらべあ+ブナ。ブナが着用してるワンピは友人Mさんから頂きました。これを着るのはアナタしかいない、と…。
ちなみにこんな柄です。唐子はキモノにもよく登場しますね。karako.jpg


 夕方、すっかり空腹と冷えでブルブル。ふと、豆を扱っている売店を見ると、何やら美味しそうなものが…!バタバタ焼き?煮豆を澱粉でのばしたものを鉄板で焼いてるそうです。頂いてみると、もちもち。くにゅくにゅ。あつあつ。カリカリ。こんな食感が一度に私を襲う〜。そしてほんのり塩味が豆の甘さを引き立てている。うわー。たまらなん〜。
あれ?冷えた体が暖まったぞ。すごい、豆パワーだ!

アースデイ東京2008は明日も開催します。ぜひ、遊びに行ってください。

2008年05月06日

遠足日記@川越〜つづき

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大工さんの看板です。思わず何か頼みたくなっちゃう。

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 歴史の漂う店構え。こちらの刃物屋さんでは料理包丁から日本刀まで扱っていました。「道具」って、なぜか見てるだけでワクワクします。

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 遠足の目的の一つでもあったのが、5/11まで川越市立博物館で開催中の「明治・大正の暮らし〜ハイカラ家庭すごろく」。当時流行っていた双六をベースにハイカラな「家庭の一日」を探訪する展覧会です。
 そもそもハイカラとは、洋行帰りの人が着ていた襟の高いシャツ「high collar」に由来してるとか。展示の始めはもちろん「すごろく」。

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 この双六は、乳児にはじまり、嫁入りで上がりとなるものです。当時の価値観が覗きます。それにしても「時間を決めて乳を飲ませる」という振り出し…イケてる。

 朝は歯磨きから。現在の「ライオン」が明治29年に歯磨き粉を発売。「ライオンなら牙も丈夫だし、うってつけの商標登録」ということだそうです。

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 ハイカラ家庭では音楽観賞も。日本蓄音機商会のトレードマークは大仏様。大仏も思わず身を乗り出して耳を傾けてしまうのです!

 他にも興味深いものがいっぱい。充実の展覧会です。ところで、なぜ展示品の写真を載せられるのか…? 実はあまりに熱心に見学していたら、係の方が「撮影許可証」を出してくださったのです。説明も親切丁寧だし、みなさん感じの良い方ばかり。展示品の充実だけでなく、その場が丸ごとステキでした。

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 中庭に水琴窟を発見!水を流すと、地中に埋め込まれた瓶に水音が反響して、なんとも云えない涼しげな音色が聞こえてきます。エアコンに頼らずとも、耳からの涼。エコですね。
どういう仕組みかというと…

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こうなってます。わかりますか?

 最後の買い物は「醤油羊羹」。普通の羊羹よりもコクがあって、最後にお醤油の香りがフワリと鼻に抜けていくのがイイ。かなり後引き系。

 充実の一日を過ごし、本川越の駅に向う途中「あっ!」。大きな赤飯まんじゅうのぬいぐるみ。行きには目に入らなかったのにな…。そしてまた美味しさを反芻するのでした。あれこれ食しましたが、これが一番のヒットかも。赤飯まんじゅうに始まり、赤飯まんじゅうに終わった遠足@川越でした。
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2008年05月16日

成るには…? 

5月15日
  
 何年か前に、デパートの「島根物産展」にて牡丹の苗木を買ったことがあります。その牡丹は毎年、見事な大輪の花を咲かせています。今年もきれいだった!

 その牡丹は、芍薬に接ぎ木したものらしく、脇っちょから芽が出てきました。すぐにかき取りましたが、そのまま処分するのが忍びなく、植木鉢に植えてみました。植木屋さんに相談したら「それは無理」とのことでしたが、それでも毎年とりあえず、芍薬の葉っぱだけは見ることができるので、そのまま面倒みていたところ…ついに!やりました!何年越しかの夢が実現。芍薬が咲いたのです。しかも2輪!うれしーなー。諦めなくてよかった。

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 ところで12日の月曜日、一足早く「ナルニア国物語」を観てきました。いやー、スゴイ!CGも見事だけど、やはりストーリーや描き方や…いいえ、もうそんな理屈っぽいことはいいんです。ただ物語に身を委ねてワクワク、ドキドキ、ジーン。そしてもちろん笑いも!皆さん、どうぞ公開を楽しみにしていてください。

 愛と勇気と絆と希望。物語はファンタジーの世界かもしれません。けれど、それは決して想像だけのものではなく、現実に胸の中にあるものなんですよね。
私たちがそれらを諦めないかぎり、それは夢物語じゃないって思って、とても力強い気分になりました。

 
 

2008年05月20日

出雲大社・大遷宮…そして

5月18日

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 出雲大社、平成の大遷宮にあたり、なんと私もありがたいことに特別拝観のご縁に恵まれました。
 外から見上げるだけでもクラクラするような感激なのに、中は一体どうなっているのか。期待のしようもないほどの想いで出かけました。「2時間待ちなんて当たり前」「4時間以上は覚悟」「折りたたみのイスを持っていけ」「本や飲み物は必需品」…などと、いろいろ聞かされていたので相当の覚悟をしていたのですが、早く行った甲斐あり、並んだのは2〜30分というウルトラCでした。

 神様に失礼のないようにと、係の方々が拝観者たちの服装を見回るなか、同時に私たちも心を整えて順番を待ち、そしていよいよご本殿へ。大きな階段をよじ登るようにして上がると、周りの樹々の青さがグッと近づいて、そこに宿るものの息吹が全身を駆け抜けていきました。電流が走るとは、こういうことなのでしょうか。そとの廊下をぐるりと回ってから内部を拝見します。天井には「八雲」。1744年に御造営というから、今から264年前です。描かれた雲の絵は鮮やかな五色の顔料がまぶしく今に生きています。す、すごい。すごすぎるー。

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 無事に拝観を済ませて表に出ると、本殿の周りをぐるりと囲むように長い行列ができていました。時間を追うごとに列は長くなってゆきます。ほんの数分の違いが天国と地獄の分かれ道だったんですね。ふー。我が身の幸運に感謝。

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 島根とくれば美保関はマストな大好きな場所。美保神社(写真・左)にお参りしてから、石畳の風情ある小径(写真・右)をぬけたところにある「太鼓醤油店」に寄ります。お目当ては「五本松しょうゆ」と「みほ太鼓」。五本松はおさしみ用。みほ太鼓はコクのある甘露醤油。何を作ろうかなー。お料理の楽しみが広がります。

 心の故郷みたいに親しみと懐かしさを覚えるのが十六島(うっぷるい)。海苔で有名なこの漁港は穏やかな空気に包まれていて、海がトロリとしているんです。青さに照りがあるというんでしょうか。質のいい墨をすったときのような質感…かな。あぁ、つくづく海はいいなー。スーハー、どんなに吸い込んでも足りない。いついつまでも嗅いでいたい潮の香り。もうひとつ、スーハー。

uppurui.jpg  …そして、まだつづく。


                        

出雲の続き… &岡山

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 特に神社巡りを目的としてるのではないけれど、興味を辿ると、つい行き着いてしまうのです。ここは佐太神社。すこーん、とした佇まい。あっけらかんとも云うべきか。写真の右の(見えますか?)狛犬さんも、よく見るずんぐりタイプではなく、ヒョロっとひと味違います。どこにもウェットなところがなく、実にサッパリしてるのがいい。

 神社の前の小さなお土産屋さんで「すましぜんざい」なるものを頂きました。おすましの中に餡入りのお餅と海苔。箸休めにお漬け物もついてます。
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 なんでもここ佐太神社は「ぜんざい」発祥の場所だとか。10月を、神様が不在になることから神無月と呼びますが、反対に出雲では全国の神様サミットが行われるため「神在月」といいます。そのお祭りにて赤豆を煮て、汁を作り、お餅を入れ、それを「神在餅」と云うそうです。佐太神社で作られる「神在餅」がぜんざいの起源なんですって。

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 だいぶ陽が傾いてきた日御碕。斜陽のなかに、わずかな夏の息づかいな感じられるようになりました。巡る季節に出会える仕合わせは何にも代え難いです。

 そもそも出雲大社特別拝観が叶ったのも、岡山に用事があったからなのです。駆け足でしたが、今回はチラッとだけ岡山・勝山を歩くことが出来ました。ここは町並み保存地区で、中でも美しかったのは暖簾(のれん)の数々。お店はもちろん、民家らしき軒先にも暖簾が下がっています。それぞれに趣きのある意匠を染めています。時間が止まったような静かな通りに、やわらかな風が吹き抜けると、つい今しがたまでセピアだった町並みに、フワリと色が浮かび上がります。
 岡山の地は何度か踏んでいるものの、なかなか味わうまでに至らないので、次回はゆっくり堪能したいです。

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2008年05月30日

雨とカエルと甘い花

5月29日

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 予報どおり雨の肌寒い一日。今日の番組収録は夕方から。それまで外出はやめにして、家でたまっている仕事を片付けることにする。部屋を閉め切っていると空気が動かず、だんだん気分がどんよりしてきた。それで私は玄関先に咲いているくちなしの花を摘んで、気に入りの一輪挿しに活けてみた。雨に洗われた花が、部屋をやさしい香りで満たしゆく。甘い。今日はいつもより少しだけ時間の流れがゆるやかなようで、悪くないな。

 新茶を味わいながら窓を伝う雨を眺めていたら、ちょっと刺繍がしたくなったので、先日友人からプレゼントされた朝顔柄のハンカチを思い出した。雨のせいかな。選んだモチーフはカエル。あまり上手じゃないけど、ワンポイント入れて、世界でたった一枚のハンカチになりました。ゲコ。
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2008年06月12日

雨降りにくず餅

6月12日  

 お腹が好いてるときの食品売り場は危険エリア。近道をするつもりで駅ビルの中を抜けたら、うっかり引っかかってしまいました。期間限定で各地のお店が出店するコーナーがあるんですが「今週は何かな〜」なんて横目でチラリと見たのが間違いでした。
 ショーケースの中にはキラキラしたものが…んん? 黒豆くず餅? くず餅といえば、私にとっては灰色がかった透明感の無い、マットなこんにゃくというか、質感のある胡麻豆腐というか、ゲゲゲの鬼太郎に出て来る「ぬりかべ」というか…とにかく四角いのが箱にギシッと入ってて、それを三角に切り分けて、黒蜜ときな粉で食すっつー、アレですよ。目の前にあるのは「くず桜」にも似たような、アンコが入ってない分どこまでも透明で、プルンと抱きしめたいほどカワイイもの。一目惚れです。
 さっそく帰宅するなりお茶をいれました。そして黒豆くず餅ちゃんをお皿に出して…うっとり。それにしてもくず餅というネーミングはどうなの? お餅よりもずっとしなやかで、繊細で、エレガントなのに…。では、いただきます。

 おわっ?? くにゅくにゅ。もちもち。ぷりぷり。むほっ。

 おのれ〜!これがキサマの正体か!私はすっかり見た目に騙されてました。こやつ、なかなかの強者。伊達に「餅」を名乗ってません。ものすごい食べごたえです。弾力、ねばり、コシ、それでいてツルンとした無邪気さ。情に厚いのか、素っ気ないのか。純真なのか狡猾なのか。まるで手に負えない小悪魔め!

 ベランダの草花を濡らす雨とくず餅の透明感が溶け合ってゆく… 
 はぁ〜。緑がきれいだな。

 なんだろう、この安堵感は。空も、植物も、お菓子を作った職人の気持ちも、食べてる私も、外を走る車も、下校中の子どもたちの声も…それぞれがてんでバラバラに、己が道をゆくだけなのに、そこには調和が生まれる瞬間がある。誰も無理していない。頑張って空気を読もうとすることもない。本物の調和。互いが違うからこそ生まれる調和。私はこんな調和が好きなのです。

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黄色いのは粟餅。兵庫の白鷺堂本舗というお店のお菓子です。ごちそうさまでした。

2008年06月21日

あじさい見物

6月21日
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 先日、久しぶりに鎌倉を訪れました。友人とあじさい見物です。まず目指したのは王道中の王道、北鎌倉の明月院、別名「あじさい寺」です。梅雨の只中にも関わらず、頭がひび割れるほどの晴天のためでしょうか、平日だというのに大賑わいでした。あまりの人混みに、一瞬「やめようかな」とさえ思いましたが、境内に入った途端にそんな憂いは吹き飛びました。あぁ、やっぱり美しい!来てよかった、と全身に喜びが行き渡ってゆくのでした。雨なら雨で、それも風情があってよかったのですが…。

 実は明月院の奧に菖蒲園もあると、いままで気付きませんでした。友人に教えられて初めて入園しました。地元の人間ほど、その地域のことを知らないものかもしれません。実際私も鎌倉を離れてから、ここの本当の良さを理解した気がします。親のありがたみにも云えるかもしれませんね。これから人類が宇宙にどんどん出張る時代がきたら、あぁ地球はなんて豊かで美しかったんだろうと痛感するのかも…。

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 つい楽しくて、はしゃいでいたようです。知らないうちに走り回ってる姿を写真に撮られていました。ひひひ。


 北鎌倉から電車を乗り継ぎ、さらに足を延ばして極楽寺の成就院へ。私の生まれ育った家から程近い名所ですが、子供のころはこんなに賑わってなかったような…。いつからこんなに有名になったのだろう。両側にびっしりと咲いたあじさいの路の向こうには、遥か海が見渡せます。ステキでしょ!
 でもね、子供のころは怖くて仕方ありませんでした。ここは海から山に抜ける切り通しで、夕方には鬱蒼と茂る木々で暗く、路の両側にはお墓とお地蔵様と防空壕。深夜ともなれば魑魅魍魎のダンステリアだもの。

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 何年か前にもあじさい見物をしたのですが、なんと気付いたら、その時と同じ着物を選んでいました。きっと私なりの「和」への願いなのでしょう。あじさいの色や美しさを邪魔しないように。同伴者や景色と競うことなく、互いの味を活かす装い。そんな想いで選んだら、こうなりました。帯は海辺を飛ぶ千鳥です。

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 円覚寺の境内で出会った言葉。気持ちがブレたときに、きっと力強い味方になってくれる言葉だと思います。

2008年07月05日

涼を求めて

7月5日
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 一気に暑さがやってきました。今までわりに過ごしやすかっただけに、こたえます。これからは見えない触覚をフルに働かせて涼しいもの、涼しいものへと寄り添ってゆくのでしょう。
 涼しさは目で見て、音に聞き、匂いたち、味わえるもの。エアコンだけに頼っていると、せっかくの夏の楽しみも半減してしまうかも。どうかいろいろな涼しさを発見できますように。

 今日のお菓子は「夕涼み」。羊羹で作った葉っぱが瑞々しい。中は白餡です。この形と菓銘から久隅守景(くすみもりかげ)の国宝・納涼図屏風が浮かびます。ほのぼのとした、やさしい涼しさですね。

 そしてダイナミックな天然エアコンと呼ぶにふさわしいお軸。力強く「瀧」と書かれた横には「直下三千丈」の文字。1丈は1尺の10倍なので、約3メートルとして9000m。どんだけぇ〜!!まるで天から降ってくるがごとく。そりゃ涼しかろうに。
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 今季はじめての夏キモノに袖を通しました。夏の幕開けは小千谷ちぢみ。水色地に花や蔦を織り出した、麻の気軽な一枚です。真昼の暑さの中では、直下三千丈とまではいきませんが、滝の汗。それでも風があると、スーッと抜けてゆく気持ちよさは麻特有の快感です。

2008年07月06日

浴衣はじめ

7月6日
 
 今年も浴衣の季節になりました。この夏はじめて袖を通したのは、去年自分で縫ったもの。生まれて初めての自作です。そうとう柄合わせには神経を使い、自分のなりのベストを尽くしたつもりだったのですが、それでも一年経ってみると、気になる箇所もチラホラ。

 人付き合いも、ひょっとすると柄合わせに似ているかもしれないと思いました。いく通りにも付き合い方や距離感があって、最善と思うように一針ずつ縫い合わせていく。そのときは精一杯でも、後になって「まだ他にもやり方があったんじゃないか」「本当にベストだったのか」と己の来た道を顧みてしまいます。後悔することもあります。それでも出来上がった「いびつ」なものに愛着がないわけでもない。その時、その人と関わって得た何かはたしかにあるのですから。

 それにしても暑いですねー。うちわが家中のあちこちで待機してます。いつでも手を伸ばせば、そこにある…うちわさん、この夏もよろしくね。  
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2008年07月08日

七夕の夜

7月7日

 七夕は今年から「恋の日」でもあるそうです。今夜もたくさんの恋が語られ、灯されたことでしょう。恋は男女のものだけではなく、「好き」という気持ちのすべてのキラメキの中にあるのだと思います。

 きらきら、きらきら。
 世界中がキラメキでいっぱい輝いたら眩しすぎるかしら?

 少なくとも、暗くて寂しい夜道を照らしてくれるぐらいの灯りであってくれたらいいな。どうか、あなたが怖がらないですむぐらいに。

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 今日はタレントであり、キャンドル・アーティストの西尾祐里さんとご一緒しました。彼女は墨色に紫の花を散らした浴衣を着て、モダンでとてもキュートでしたよ!
 生放送中、スタジオの電気を消して、彼女の作ったキャンドルを灯しました。炎が照らし出したのは、ぬくもりのある、ゆっくりとした時間。
 「100万人のキャンドルナイト」の最終日でもある今夜、環境問題や世界のことを考えるのと同じように、みんなが自分の中を照らせたらいいなと思いました。普段は奥深くに押し込めている自分を解放してあげて、心の声を聞く。カラダの声を聞く。そして無理してる自分を少しでも元気にしてあげられたら、って。            
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2008年07月09日

風船でスイカ

7月8日
 
 今日、出会ったSHINOさんは風船職人です。
 すごい! とにかく、すごい!
 めちゃくちゃスイッチ入っちゃいました。
 空気が夢も膨らませちゃうんです。

 スイカ星人の私は一目で虜になりました!SHINO x BUNA x WATERMELON男の3ショットっす。    
   
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2008年07月12日

スイカ男

7月11日

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 風船のスイカ男をもう少し詳しくご紹介しましょう。彼、及びスイカはいくつものパーツから成っています。
 種は風船の先っちょだけ使っています。そして緑色の外皮と赤い実の間に、白っぽい風船に少しだけしか空気を入れずに、あの曖昧ゾーン(お漬け物にすると美味!)を設けています。

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 中でも一番感心したのは彼の目。白い風船に黒目を書き込んだのではありません。黒い風船に、白いのを上からかぶせてあるんです!!

 実を言うとこの風船。楽しいけれど、環境にはあまり良くないんじゃないかと思っていました。しかし素材は土に還る天然ゴムなんです。そして見事に出来上がった「カタチ」は留まることなく、少しずつ空気を逃がし、しぼんで行く。そんな「動き」「移ろい」「儚さ」といったものは、季節や命に見る無常を重なります。風船がとても愛おしく感じられました。
 これがただ膨らませただけの風船だったら、こんなに気持ちを動かされなかったかもしれません。風船に「人の手」が加わったからこそなのかしら。

 このところすっかり私の良き話し相手になってくれています。
    chat.jpg  濃紺に朝顔を白く染め抜いた浴衣で。

2008年07月13日

和の精神で涼しく…のお知らせです

 7月17日(木)18:30〜20:00  
「普通の人のための連続エコ講座」で『和の精神で涼しく』をテーマにお話をさせて頂きます。どうぞ皆さん、遊びにいらしてください!
 詳しくは下記のチラシをご参照ください。

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2008年07月18日

毎日新聞社にて、エコ講座

7月18日

 『和の精神で涼しく』エコ講座にお越し下さったみなさん、どうもありがとうございました。

 普段、慣れている「イェーイ♪」な、ノリで行けちゃうイベントとは違うので、実のところ私もどうなることか…ちょっとドキドキでした。どういう方々が来てくれるのだろう。どんな内容を期待されているのだろう。全てが手探りでした。実際に参加してくださった方の多くは、明らかに私よりも人生経験も知識も豊富だろうと見受けられる方々。けれども皆さん辛抱強く(?)話に耳を傾けてくださり、本当に感謝しています。

 内容は「ホリスティックな視点・捉え方」を中心に、着物がどうエコに繋がるのか…などでした。その時の様子が本日の毎日新聞(7/18朝刊)に載っています。 画像の確認


 一時間のお話と、その後30分の質疑応答の中で、どれほどの成果があったのかはわかりませんが、私にとっては素晴らしい経験でした。参加者からの質問を受けることで、逆に私が学んだり気付いたりすること多く、有意義な夜になりました。

 コメントを書き込んでくださったPAPAさん、恐れ入りました!
「寝るときは何を?」という質問に「ガーゼの浴衣かトレーナー」なんてつまらない答をしてしまいました。模範解答は…シャネルの5番。むぅ〜、やられた。
 私もまだまだ頭が固い未熟者です。今後とも、皆様どうかご指導のほどよろしくお願い致します!!!!

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 終わってホッとしたところで、運営のキーマンたちと記念撮影。
 麻の小千谷ちぢみに、すくいの八寸帯。海の日も間近ということで、帯はパラソルや浮き輪を織り出した海辺の景色です。

 それにしても「先生」と呼ばれるのだけは、どうにもご勘弁願いたいと深く感じました。

2008年07月20日

夏の花

7月20日
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 何年前だったろうか。朗読ライブを開催したときに、ある方からユリの鉢植えをお祝いに頂いた。その後、世話の仕方もわからないまま、「咲かないユリ」の鉢植えがベランダで途方に暮れること数年。いいかげんに諦めて処分してしまおうかとも思ったけれど、なんとなく踏ん切りがつかずにいた。
 今年、見事に咲いたのです。それは前触れもなく、まるで突然のように。いつのものように伸びた茎を、なんの期待もなく見ると、先っちょに細いピーマンみたいなつぼみを発見。それでも期待しないことに慣れてしまった私は、ときめきを抑え込んでは、思い出したように時おり水をやった。そして2日前、咲いたのです。

 諦めることが勇気なのか。待つことが強さなのか。育てることが美徳なのか。咲くことが勝利なのか。許すことが愛なのか。

 テーブルに飾った一輪のユリは涼しい香りを漂わせている。そして黙ったまま、厳しいほどの静寂をまとい、蜜をしたたらせている。Isolated Passion。
 そっと口をつけてみた。甘くない。蜜はほんのりと苦かった。

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2008年08月15日

そら祭り・関東2008 の お知らせ

大地の大切さを知って、自然・人・場所・そらがつながる祭り

 そんなキャッチフレーズを掲げ、そら祭りが来る8月17日(日)、埼玉・所沢航空記念公園の野外ステージで行われます。

 この日、守乃ブナは司会で参加。ぜひ、みなさんも遊びにいらしてください。
入場無料です。音楽、踊り、そして美味しい&楽しい出店ブースもいっぱいです!

詳細

2008年08月22日

自称・便所紙屋のうんちマン

8月21日
 現在レギュラー出演しているTFM『DailyPlanet~Humming Bird』では、実に様々なゲストをお迎えし、いろいろなお話を聞くことができます。エコを考えるコーナーですが、とても幅広く世界を捉えていて、これぞ本来のエコロジー=生態学ではないかと思います。
 昨日は王子製紙nepia・千のトイレプロジェクトチームのリーダーを努める今敏之さんをお迎えしました。このプロジェクトは東ティモールにトイレを作り、衛生習慣の普及を目指すものです。このプロジェクトは元々nepiaが開催していた「うんち教室」が発端となってスタートしたそうです。
 そんなわけで「うんち」がいっぱい語られましたが、初対面の方とこんなに「うんち」を連発したの初めてかも。。えへへ。楽しかった。

 番組の様子はDaily Planetに載ってます。
 
 そしてゲストの今さんも、nepia千のトイレプロジェクトのブログにレポートを載せてくださいました。私が描いた「うんち君」もアップされているので、ぜひ見てください。


 

2008年08月28日

会いたい人、出会っちゃう人〜ご縁

8月27日
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 巡り合わせというか、縁というのは摩訶不思議なものです。いくら接点がありそうな人でもニアミスばかりのこともあれば、まったく接点ないと思っていたのに、なぜかご一緒する機会に恵まれたり。そんなことの歪な連続模様によって「人の一生」なんて形成されているんでしょう。
 あれは10年ぐらい前でしょうか。目黒の寄生虫館に行って、ひどく感銘を受けました。そこのお土産コーナーで買ったのが「蟲実話」という本です。本のなかで、あらゆる寄生虫に関する疑問・質問に答えていたのが藤田紘一郎先生です。すっかり藤田先生の研究への情熱に魅せられてしまいました。でもまさか、実際に藤田先生にお会いする日がやってくるとは…。ゆめゆめ思いませんでした。
 これもまた、ひょんなことから東京FMのDaily Planet~Humming Birdに出させてもらうようになったお陰です。その様子はDaily Planetのサイト内・アーカイブス(8月14日)に載ってるのでご参照ください。

 そして「ブナのあの人に会いたい・夢は叶うぞ」パート2が今夜実現しました。ゲストはドクター中松。どんなヘンな人かと思ったら…やっぱりヘンでした。「ヘン」とは、私にとってサイコーの褒め言葉ですが。。。☆!視野が広い。私なんぞが見ている世界がなんとちっぽけに思えたことか。先生の発明品は、単に目先の便利さを追求するものではなく、その先にもたらされるもっと大きなもの。平和とか、環境とか、国家とか。なんというか、マスコミなどでプロファイルされがちなマッド・サイエンティストではなく、心が伴っているのが感じられました。

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 ドクターが「僕には影武者が二人いるんだ」とおっしゃってましたが、ほんまじゃ。シラク元大統領とジミー・ペイジ。似てるぅ〜。写真を撮るときは「チーズ」ではダメ。な・か・ま・ツ〜〜〜〜〜〜〜〜〜! で、パチリ。

 大事なのは何をしているかではなく、それとどう関わっているかではないだろうか。ロックスターでも、漁師でも、本屋でも、サラリーマンでも、ホームレスでも、ヒモでも、なんでも。日々、いろんな人と遭遇しながらそんなことを思っています。

 

2008年09月14日

9月13日 月の下

 今年の6月には仕上げているはずだった単衣の着物。間に合わなかったので、9月に着られるようにすればいいと思っていましたが…未だ仕上がらず。ふー。かなりゴールは見えてるんですが、どうにもゴール前のスパートで足が絡まってる状態です。

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 和裁のお稽古の後、向島の百花園にてお月見を堪能。虫の声を聞きながら園内をそぞろ歩いていると、日ごろのしがらみがスルスルと解けてゆくようです。

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 芋、栗、梨などの秋の恵みと一緒に肉まんほどもありそうな大きなお月見団子が積み上げられてました。右上方に見えるのがお月様。

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 園内のいたるところに灯籠が灯してあり、それぞれに俳句や絵が書き込まれています。このタヌキにとてもシンパシーを感じたんですよねー。

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 萩の長いトンネルがあります。萩の花が咲きみだれる様を「こぼれるように」とは何と勝れた表現だろうか。満開のころにまた来てみたい。

9月14日 抱かれて…水に流し…そして満たされて

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 早朝に雨がパラついていた。どうせ海に入れば濡れるのだから、紫外線も弱いし、むしろ雨は大歓迎だ。お墓参り以外で鎌倉を訪れるのは久々。海に到着すると、すでに混んでいた。そうか、世間は連休なんですね。たまたまスケジュールが空いただけの私は、日付も曜日も頭から抜けていた。うー。まぁ、でもヨシとしましょう。腰痛のために長いこと波と戯れてなかったし、みなさんの邪魔にならないように端っこでリハビリです。
 へっぽこサーファーではありますが、波を待ちながらタポンタポンと海に浮かんでいると、どんどん境界線が曖昧になってゆく。空と海。海と陸。人と鳥。雨と太陽。過去と未来。どーでもいいんです。海に抱かれている。今、リアルに感じている気持ち良さがすべてになる。何にも囚われたくない。

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笑っていますが、リーフで足の裏はギザギザ。おまけにウニが刺さってメチャ痛いです。パドリングで腕もブラブラ。明日は筋肉痛まちがいなし。ふにー。

 今日は一日お休みにするつもりが、つい午後に仕事をしてしまった。あれほど自由讃歌しておきながら…ひひひ。心地よく気怠いカラダを引きずって帰宅途中、夜空には中秋の名月。 名月や〜… ダメだ。もう頭に電源が入りません。
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2008年09月28日

9月27日 海さくら@江ノ島

 心配だった雨も降らず、暖かな陽射しと乾いた風に恵まれた一日。
公私に渡り、私の良き相棒であるニット・アーティストの笠間綾と江ノ島にくり出しました。amamfwawaシーズン・インに加え、各々が地獄の忙しさに突入する前の束の間のホリデーです。

 江ノ島の展望台で催された「海さくら」はゴミ拾いをして、音楽を楽しむ "Act Locally, Think Globally" というステキなコンセプトのイベントです。物事をグローバルにとらえつつ、身近なところから動く…… NICE!
 どこからやってくるのか、砂浜には無数の使用済み注射器が流れ着いていたりして怖くなります(…と書きながら、実は今回、ゴミ拾いに参加していません。ごめんなさい)。

 ライブのラインアップは Half Moon、イノトモ、リクオ、山口洋、LEYONA、古謝美佐子というシビレもの。ぜひとも広い空の下で、海を抱き、風に吹かれながら聞きたい音楽です。そしてそれはやっぱり期待以上に響きました。暮れ行く一日は刻一刻と美しさを増し、トンビも猫も海藻も、漂着したゴミでさえも、私の世界でした。吸い込んだいっぱいのエネルギーは LOVE。自分だけのなかに留めておけない LOVE。もっともっと愛したい。

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 ずっと行きたかった経堂のカフェ、9 Chair で腹ごしらえ。サイコーに居心地のいい空間です。

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 カボチャのキッシュ、レンコンとソーセージのパウンドケーキ。え、そんなに食べる…んですか? と、お店の方に心配されてしまいました。もちろん、完食!おいしかったーっ♪

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 ライブ会場となった江ノ島展望台からの眺めです。写真じゃなくて、生を見せたかったよ。

 
*笠間綾さんのHPが近々リニューアルするそうなので楽しみです。詳しくは彼女のサイトをご覧ください。

2008年10月14日

10月14日 どぜう

 「植物から染まる色は、単なる色ではなく、色の背後にある植物の生命が色をとおして映し出されている」 染織家・志村ふくみさんの言葉です。

 同じ色や形を見ても、好きだったりそうでなかったり。訴えかけてくる「何か」とは何なのか。きっと私たちは感覚のすべてを駆使しながら見えるものの、もっと奧にある「本当のもの」を求めているのでしょう。
 ソレがソレに至るまでに通ってきた全ての道のりを、私たちは「ソレ」として受けとるわけです。人間も、その人が経験してきた全てがその人である。一つ一つを大切に味わい、そして大事にしたい。とりわけ新しい体験には心躍ります。

 どじょうを食べました。東京に居ながらにして、なぜ今まで食べなかったのか。

 「ささがしの 牛蒡のそばで 皆殺し」 古川柳のごとく、たっぷりの笹掻きゴボウに、刻んだネギをどっさり入れて、浅鍋の中で煮えてゆくどじょう。くー。姿まんまの「まる」と、開いた「ぬき」…どじょうをどう頂くか。「ぬき」は食べやすい分、いささかパサパサ感がありました。私は「まる」が好み。

 「どじゃう汁 女房となりへ行っている」 江戸の人たちは煮立った鍋に、生きたままのどじょうを放り込んだそうです。それこそ阿鼻叫喚。地獄絵図。そんなビジュアルに耐えられず、女性たちは見ないようにしてたのでしょう。でも結局のところ、できあがっちまえば旨いから食べる。ほほほ。業の深いことよ。

 人間は喰ったもので出来ている。おいしいものを、心通う人と分かち合い、よい時間を重ねてゆく。これこそが明日の活力であり、しあわせです。感謝。
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2008年10月15日

10月15日 BLOG ACTION DAY〜貧困

 このまえ「人間は喰ったもので出来ている。おいしいものを、心通う人と分かち合い、よい時間を重ねてゆく。これこそが明日の活力であり、しあわせです。感謝」ということを書きました。
 追記するならば…

  そんなしあわせな時間を過ごすとき、いつも思うのが豊かさとは何だろう。不景気、世界恐慌という言葉が連日横行していますが、家族や友人たちと有意義な時間を過ごす…楽しい会話をする。まるで世の中のGNPと何も関係ないけれど、ものすごく豊かなことです。逆に云うと、貧困ってなんだろう。貧困を生みだしているのはなんだろうか。
 今日10月15日は「Blog Action Day」。 世界中のブロガーが一つのテーマについて何かを行おうという企画。去年のテーマは環境でした。そして今年は「貧困」。貧困は世界の問題であり、また私たち個人レベルでも決して他人事ではない問題。それをどう考えるか…

 貧困は、あるいは第三者との接触/フリクション=摩擦によって生まれるのかもしれない。例えば孤島で孤独の中にいても、たわわの果物と海の幸に恵まれていれば、それは豊かさであり「富」であり得る。もし食べ物が何もなければ、それは「餓え」であって貧困とは違う。貧困は「流通」「比較」「競争」といった、第三者が居ることで成り立つことのなかに存在するトラップのような気がしてなりません。

 同時にやっぱり孤独では生きていけません。人の手は誰かを殴ることができる一方で、手当することもできるスグレモノ。手助けすることを GIVE A HAND と云います。私の両手は何のためにあるのだろう。この手で何ができるのだろう。

 100%正解の答はないけれど、日々のなかで出来ることは必ず…ある。

 同じティッシュを買うならばネピア・千のトイレプロジェクトの一箱を選ぶとか、ベルマークを集めてみるとか、水を買うならVolvicにしてみるとか。やれることが思いつかなくても、やれるチャンスは案外いっぱい提供されています。

 まだ私自身が体験していませんし、システムの全てを把握していないので無責任なことは云えませんが、とても興味深く受け止めている存在の一つが KIVA というSNSです。
 
 「ほんのわずかな資金がないために、日々の仕事が立ち行かなくなり、貧困にあえぐ人々がいます。必要としている人にお金を貸すことで、その人が自ら貧困から抜けだせるよう手助けをする。当然、借りる人は事前にきちんと審査されています。貸す人は$25から援助でき、借りた人の仕事がうまく行けば返済してもらえます。」  (直訳すると、こんなカンジかな?)

 通常、一般人が「援助したい」と思ったら国や組織を通じて「寄付」をする場合がほとんではないでしょうか。KIVAは「あげる」のではなく「貸す」のです。良い例えかどうか分りませんが、簡単に云うと「個人レベルのAP BANK」みたいなものかな…?

 現在、日本語にサイトも翻訳されつつあるようです。かつて「あ、お醤油きらした」とか云ってご近所から借りることがありましたよね。いつの間にかコミュニティというものが曖昧になって、交流が難しくなりました。けれどKIVAはネットを通じて世界が「ご近所コミュニティ」になる感覚のようで、かなり注目しています。

                         「和」を探して…
 


2008年10月19日

10月19日 土と平和の祭典

 日比谷公園で行われた「土と平和の祭典」に行ってきました。ステージではコンサート。そしてそれを取り囲むように有機農業者、フェアトレード、農業相談、紙すき、手作りオモチャなど、ブースもいっぱい。想像以上の熱気と賑わいでした。仕事のため、ゆっくりできなかったのが残念でした。
 ただ短時間の滞在にも関わらず、ラッキーだったのは加藤登紀子さん、そしてYAEさんのライブの両方をちょっとずつ聞けたこと。
  
 加藤登紀子さんのMC。途中からだったので全貌はわかりませんが、たぶん曲を書いた日の話をしていたのでしょうか…?

 「とてもお天気のいい日で、見上げると空は真っ青でした。ニュースではいろんなことを云うけれど、空はこんなに青いんだものって思いました。小さな窓から皆が見上げてる空。大きな空の上から、小さな窓を標的にして狙う人たちもいます。それが今の日本、今の世界かもしれない。けれど小さな窓に住み、頑張ってる人たちの方がよほど多いんです」  (ブナ翻訳のため、不正確な表現もあるやも)

 力強く、希望に満ちた言葉でした。
  
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こんなお店がいっぱい。元気な野菜たちは本当においしそう!

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         小さなオモチャから大きなオモチャまで。思い思いに楽しんでました。

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農業の様子を伝えるデモンストレーションや展示も。

 

2008年10月21日

10月21日 満ちる

 着物道楽である。別名・着物バカ。どれほど着物に散財してきたかしれない。それはそれで楽しんだし、学ぶことも多々あります。人間ときには「バカ」といわれるほど何かに熱中するのも悪くない。ただふと、ある思いの前で立ち止まりました。私はたくさんの着物に恵まれてきたけれど、一体そのうちの何枚を本当に手に入れられただろうか。本当に自分のものにできただろうか…。

 ステキな女性と遭遇しました。紺色の地に黒い絣がキリリとして、白い衿は眩しいほどに潔い。腰は曲がっているのに、姿勢の良さを感じるのは何故か。気骨という骨が、彼女を支えているのでしょうか。

 電車の中でたまたま居合わせただけなのに、気付いたら声をかけていました。
「塩沢ですか。いきなりごめんなさい。あまりにお似合いでらしたので…」色合いや、シボの感じから、そう尋ねました。

「いえ、そんな上等なもんじゃございませんよ。買ったのは銀座ですがね、もう何十年も前のはなしです。たしか結城…。あぁ、結城ったって、結城地方で作ってるだけで、あの結城じゃない。すごく安すく求めたんですよ」その方はとても気さくにお話して下さいました。東京の人間だとすぐにわかる口調で。

 「もう80年以上も着物で暮らしてるとね、今さら洋服もどうしたものか分らないもんで」と、軽く会釈をして電車を降りられました。

 着物がその人を雄弁に語る。着物がその人になっている。あんなふうに着たい。あの方は本当に、あの着物を手に入れられたのだなと思いました。

 ものが溢れている世の中。いそがしく情報が飛び交い、人々は正体の知れない孤独を埋めるように道連れを求める。けれど、どれほどの何かを手に入れているのでしょう。

 欲しいのは豪勢なフルコースではない。「おいしいね」と笑いあえる一杯のうどんだったりするのです。         
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2008年10月27日

10月26日 タネ

 打ち合わせの一日。どんな人と、どんな話をしていても得るもの多し。人との出合い、アイディアのキャッチボールは、ま