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エコロジー アーカイブ

2007年12月12日

ONE PLANET CAFE

12月12日
 
 環境コンサルタントのペオ・エクベリ氏のお誘いで、昨日はすばらしいお食事会に参加しました。大学教授、ウェブ・デザイナー、アウトドア・ブランドのマネージャー、映像クリエーター、企画コーディネーターなど、異業種・多業種の面々が集い自由に語らいながら情報交換をしました。その中でスペシャルゲストとなったのがザンビアから来日中のお二人。サウスルアングア国立公園認定ロッジのマネージャーを努めるオスカー・ロジャース氏と国立公園公式認定のガイドを担当するビリー・エンコマ氏です。

 国内でも環境問題はいろいろな角度から取り上げられていますが、アフリカにはアフリカの…ザンビアにはザンビアの問題があって。でもそれは決して「他人事」ではなく、改めて地球の広さと同時に「環」として繋がっていることを考える機会になりました。
 オスカー氏が「ワニの卵がやわらかくなっている」と云っていました。どうやら数キロも離れたところにある農園で綿を栽培する際に使われる農薬に原因があるらしいとのこと。農薬は地中に染み込み、やがては水をも汚染します。私たちの多くは食べ物に使われる農薬などには敏感になってきました。けれど衣類はどうでしょう。大量の農薬や有害な化学染料が使われたものがほとんどです。私のタンスの中もしかりです。食べ物のように直接的ではないけれど、洗濯のたびに有害物質は水に流れ出します。それは廻り廻って体内に入ってきます。また皮膚から吸収されるものもあるでしょう。これはほんの一例ですが全てのことは、このようにして繋がっています。

 「因果応報」「風が吹けば、桶屋が儲かる」「情は他人のためならず」

 それぞれニュアンスは多少違っていても、どれもが大きな「わ」の中にあります。こんなふうに、日本人にはすでにホリスティックな素養があるんですもの。PROBLEM=問題の「P」は必ずPOSSIBILITY=可能性の「P」になるはず。
 エコロジーに感心があったとしても、なかなかアクティビストになるのは難しいと思われるでしょう。でも何かを選ぶとき、私たちはすでにアクティビストであることを忘れたくありません。食品、衣類、言葉、行動、考え…。毎日の中のすべての瞬間において、私たちは常に何かを選択しています。そしてその選択がどんな応えを返してくるのか。想像力という素晴らしい人間の力をフル活用したいです。
 そもそもこの集いはONE PLANET CAFEというプロジェクトを中心に実現したものです。説明をすると長くなるので、面倒臭がらずにぜひぜひジャンプしてください。
http://web.mac.com/satoko333/iWeb/One%20Planet%20Cafe/One%20Planet%20Cafe.html

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 追伸:書き込みに関して、みなさんのフィードバックに感謝します。
    ありがとう。

2007年12月15日

冬景色(とゴミ問題)

12月15日

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 今週の番組でもゴミ問題について少し触れましたが、年末年始の収集日のお知らせが貼り出されました。今年も暮れてきたということですなぁ〜。

 ゴミといえば、今まで近所に住んでいた友人が引越をしました。彼女が移り住んだ地域はとりわけゴミの分別が、また出す時間も厳しいそうです。いままで彼女はあまりゴミに対してそれほど意識を向けたことがなかったけれど、今回はとてもいい機会になったと云っていました。ただ困るのは、ゴミを出す時間が厳しく制限されているので、出しそびれるたびに溜まっていくことです。ちなみに彼女は不規則きわまりない仕事に忙殺される日々を送っています。
 そんな彼女がフラリを私のところにやってきては大きな袋をドサドサと置いてゆきます。まるでサンタみたいな格好。でもプレゼントではありません。ゴミです。「ごめん!また出せなかった。よろしく」
 やれやれ。そして私は、彼女がおごってくれる生姜焼き定食につられて、再度ゴミを分別して処理をするのです。

 さて、こんなやりとりの中で思うこと。コレって何かに似てないか?
 CO2排出の限度量を越えた先進国が、他国の枠を買うというやり方。やりくりすれば確かに目の前のゴミは見えなくなるかもしれない。けれどゴミ自体が消えるわけじゃない。なんでも押し入れに押し込んで体裁だけ整えても、家そのものがキレイにならないのと同じ。もっと根本的なこと。そしてもっと全体的なこと。この点は、どこかの点とどう繋がっているのか。お魚が切身で泳いでいると思ってる子供がいる…というほど、点と点をつなぐ線が見えにくい世の中なのかもしれない。でもその線をたぐり寄せるだけの情報とイマジネーションは充分あるはず。

 東京の真ん中でもこんな冬景色を発見。穏やかな陽射しがうれしい、ある日の午後。写メなので小さいですが、わかりますか?干し柿を吊るしてます。こんな景色も(味も!)、季節があればこそ。
新橋「鮎正」の前にて撮影。
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2008年01月01日

謹賀新年2008

1月1日 

 明けましておめでとうございます。
 お陰さまで、またこうして新年を無事に迎えられることに心から感謝します。
 本年も元気で良い年でありますように。

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 暮れまではバタバタでしたが、なんとか穏やかに新年を迎えることができました。年越し特番にも、また「鈴なり」にも沢山のみなさまからメッセージを頂き、本当にありがとうございます。ささやかですが、ブナのお節をどうぞ!
 ちなみに今年の栗きんとんは裏ごしせず、皮も繊維もそのまま。おいもは丸ごと食べた方が体にいいらしいんですって〜。歯ごたえ充分。万両も元気に色づいて、艶を添えてくれました。我が家の万両はどんどん増えつづけています。
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*お知らせ*
1/1〜1/31まで総合エコロジー・サイト「エコロジーオンライン」に出ています。
ぜひ、アクセスしてみてください。
 

 

2008年01月21日

大寒のぬくもり

1月21日

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 仕事を済ませ、午後は父と合流してお墓参りに行きました。予報では雪。一面の銀世界も楽しみだったけど、お墓のお掃除には降らなくて助かりました。それにしても寒っ!手桶を持つ指先がシビレました。ところが、フワッと漂うよい香りに誘われてみれば、辺りにはロウバイが咲き乱れ、続けとばかりに紅梅もつぼみを膨らませています。他の樹々たちの枝先にも、真冬のかじかみから少し解放されたようなやわらかさが感じられました。まだまだ寒さは続きますが、春はそう遠くはないようですね。
 うちのお寺がある山中には、いくつもの「院」や「庵」が点在しています。お墓参りのときには、それぞれの和尚さんを訊ねるのが楽しみです。和尚さんとの語らい。そして美味しいお茶とお菓子。ふふふ。

 帰りの電車の中、一つの空席を父と譲り合っていると、いかにも今どきのギャルが「どうぞ二人で座ってください」と席をたってくれたのです。尋ねてみれば、彼女は終点まで行くとのこと。私たちに席を譲れば3,40分は立つハメになります。もちろん彼女の気持ちだけ有り難く受けとって座ってもらいました。それだけでも暖かい気持ちになったのに、ナント!!全く関係ない他の乗客たちが数名、お年寄りに席を譲りはじめたのです。すばらしい!心の波動は広がり、伝染するものです。善いものはどんどん広がりますように。また、そうでないものがやってきたとき、自分のところで途絶えさせる強さを持てますように。

 ところで昨日の初釜にはどんな装いで出席したのか、というメールをいくつか頂きました。こんなです。茶や辻を描いた加賀友禅に、帯は藍。実はこの帯、人に乗せられるままに、ずいぶん前に求めました。ところが地味で出番がなかったんです。それが今になって試したら寂しくない。つまり私が帯の雰囲気=年齢に追いついたということなんですね。和服は寝かせておいて、出番の機を待つことができるのも良い点ですてぃに〜♪

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2008年01月23日

東京、初積雪

1月23日

snow.jpg 朝、窓の外には清らかな白い世界が広がっていました。東京の初積雪です。不思議なことに、雪を見ると子供に戻ってしまいます。とてもきれい。思わず寒いのも忘れて寝間着のまま外に飛び出し、雪を顔に浴びたり、雪団子作ったり。
 最初に降雪に擬音をつけた人はどんな人だったのか。しんしんと降る雪もあれば、こんこんと降る雪もあります。また歌舞伎では、ドンドンドンドンドン…と、細かくやらわらく太鼓を鳴らし、雪が降っていることを表現します。音の無いものに「音を聴く」。耳ではなく、心で聴く音とでも云うのでしょうか。それは so real…いえ、超リアル。本物以上に本物。直接訴えかけてくる力強さ。すばらしいですね。

 派手好みの人が内面も派手かというと、そうでもないらしいです。むしろその逆で、自分に足りないものを補おうとする深層心理であると、物の本で読んでことがあります。ちょっといつもの「自分のパターン」ではない、赤を基調にした多色使いのキモノを何気なく選んでいました。あまりに寒いので、暖色でテンションを上げたいという心理が働いたのか…。人間の感覚って、はてしなく面白い。全て自分の意志で動いてるようでいて、実は環境と共にある。お釈迦様の手のひらで暴れている孫悟空なのですてぃに〜♪

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2008年01月28日

目を覚まさないと…

 1月28日
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 この目覚まし時計を愛用して、かれこれ20年以上になります。先日うっかり落とした時に秒針がはずれて、中でカラカラ遊んでる状態になってしまいました。すると角度によっては他の針にひっかかって時計が機能しなくなるのです。そういう時はシャカシャカ動かしたり、パシパシ叩いたりしてどうにか復活させていました。ところがついに今朝、しっかり針同士が噛んでしまい、どうにもならなくなりました。もう…潮時? うぇ〜ん。

 今日は来客がありましたが、止まってる時計を見て「私ね、以前は機械屋だったんですよ」と云って車に戻ったかと思ったら、工具を出して、さっさと時計を分解。そして見事、直りました! …不思議なタイミングですね。壊れた日にたまたま来宅した人が機械屋さんだったなんて。その方、現在は建築のお仕事をなさっています。もし今日でなかったら、諦めてお別れしてたかも…。時計くん、よかったね!また一緒に気持ちの良い朝を迎えましょう。

 少し前までは街に時計屋さんがあって、ちょっとしたことなら直してくれたんですよね。今はブランド物の高級時計ならともかく、だいたいは量販店などで、売る側も買う側もほとんど使い捨て感覚になっている気がします。時計に限ったことではありません。街から商店街が消えること、人々から技術が消えること、人同士や人と物の間の絆が消えること、物を大事にする心が消えること… これらは全て同じことのように思えます。そしてそれはとてもコワイことだと思います。

 Sさん、ありがとうございました。

2008年03月06日

ソレイロリア・ソレイユ

3月5日

 先日、友人から小さな鉢植えをもらった。ソレイロリア・ソレイユと書いてある。観葉植物というよりは、雑草の枠に入りそうな草。観葉植物も雑草も、どう位置づけようが、まったくもって人間の都合に過ぎないのだから、どちらにしてもバカバカしいのだけれど。小さな葉っぱが可愛らしい。
 部屋のどこに置くのがいいのか。しばらく迷い、あちこち移動してみた。やっと落ち着き場所が決まった2日目の今朝、ヤツは小さな体をめいっぱい伸ばして太陽を浴びているのに気付いた。たくましい。じつに力強い。いいね。キミのそういうガッツ、好きだよ。思わず声をかけた。ヤツにしてみればガッツも何もない。ただ当たり前に生きているのだろうから、そんなことに感じ入ってる私を「ぬるい」と思ったことだろう。
 ソレイユ=太陽。ヤツらは陽光を求め、そして自身も光となる。私の時間に灯る光。私の暗がりにさす光。その存在はとてもありがたい。私はしあわせでないことを不幸だとは思わない。しあわせに気付けないことが不幸だと思う。だからいつも願うのは光。どうか目の前のしあわせを見失いませんように、と。

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2008年03月28日

花盛り

3月28日
 
 昨日は北鎌倉の円覚寺へお墓参りに行きました。上には桜、下にはレンゲ、たんぽぽ、花だいこん…etc。桜も満開の一歩手前のちょうど見頃。それはそれは、顔が自然とほころんでしまうような素晴らしい春の一日でした。平日にも関わらず、かなりの人出。写真を撮る人、写生する人、お弁当を食べる人、おしゃべりに興じる人、我関せずの人。それぞれの春は、それぞれに仕合わせなんでしょう。人も植物も空も言葉も沈黙も石ころも風も、すべての有機物も無機物も、等しく存在していることを実感します。そんな瞬間が、私はとても好きです。あの世もこの世もない、そんな瞬間です。大きな全体があるだけです。

 花盛りといえば、うちの源平しだれ桃も絶賛開花中です!
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 ところで今週26日の放送で都々逸を紹介したんですが…。これがさっぱりウケませんでした。スタジオにいたスタッフにはチンプンカンプンだったみたい。がっくし。
 まず一つ。
     「君は吉野の千本桜。色香よけれど《き》が多い」
 言うまでもなく、「木」と「気」が掛詞になってますね。
 続いて。
     「梅も嫌いよ、桜もイヤよ。《もも》と《もも》の間がいい」
 これは「桃」と「腿」…むふっ、さりげなくエロですねー。

 

2008年03月29日

地球の時間〜EarthHour

今夜、午後20時から、世界中..."Earth Hour" (地球の時間)


"Earth Hour" (地球の時間)...聞いたことがありますか?
3月29日午後20時に、コペンハーゲン、トロント、シカゴ、シドニー、
シンガポール、テルアビブ、マニラなど世界の大都市のいくつ かで、何百万人
(一般の市民)と20万以上の企業、学校などが参加して、1時間すべての
電気を消す...日本のキャンドルナイトみたいな 「国際版」です。世界中の
政治家やエネルギー会社への強い「ストップ温暖化」メッセージ。

URL: Earth Hour → http://www.earthhour.org 
URL: (映像 YouTube)→ http://www.youtube.com/watch?v=9_c5K7Jdw9E

↑英語なので戸惑うかもしれませんが、内容は難しいものではありません。よかったらご覧になってください。
ほんの少しの間でも、みんなが電気を消すことで、削減されるCO2はかなりの量になります。

自分ひとりが頑張ったって、世の中は変わらない…
未だにそう思ってる人は少なくありません。
でもそれは全くの誤解です。
多勢は、いつだって一人から始まるのです。
自分をみくびらないで下さい。
あなたの力を信じてください。

また必ずしもこのイベントに参加できなかったとしても、チャンスは毎日あります。
毎日が「地球の時間」です。

2008年04月09日

雨上がりの桜湯

4月9日

 冷たい風雨もおさまり、今日の東京は雲はあるものの、うっすらと陽がさしています。

 昨日、京都帰りの友人から桜湯を頂きました。

     わが宿にちもとの桜花さかば
       うえおく人の身もさかへなむ

 これは祇園の神の神詠で、神苑に多くの桜が咲けば、それを植えた人の身も栄えるという託宣歌である、との説明が添えてありました。

 お湯を沸かし、気に入りの茶碗で頂きました、やわらかな香りが立ちのぼり、無彩色だった気持ちに、ほんのり赤みがさしてくるようでした。

 仕事のトラブル、人間関係、将来への不安、過去への後悔、すれちがい…
いろいろな嵐が吹き荒れることもあるけれど、やがて穏やかな陽射しがきっと抱きしめてくれる。そんな瞬間を願いつつ、花のいのちをゆっくり飲みほしました。

 街には緑が芽吹きはじめています。じきに風薫る季節がやってきます。

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2008年04月17日

アースデイ東京2008 〜お知らせ

4月19日・20日、アースデイ東京2008が開催されます。

 19日(土)14:30〜15:15、私もグリーントークステージに参加します!
そらべあがつなげる笑顔の輪「そらべあスマイルプロジェクト」について、お話をしていきます。キュートなそらべあちゃんに会えるチャンス。そして音楽や朗読なども予定しています。
 楽しい時間を過ごしながら、環境のこと、暮らしのことなどを改めて見直すきっかけになればと思っています。2日間にわたり、ステキなプログラム満載です。お一人様でフラッと立寄るもよし。お友達とワイワイもよし。ご家族で楽しむもよし。 ぜひ、みなさんお誘いあわせのうえ遊びに来てください♪


 今朝、牡丹が咲きました。毎年「え、もう?」と驚いているような気がします。美しい花に早く会えるのは嬉しいけれど、時季が少しずれているのも気のせいばかりじゃないのかも。これも温暖化と関係あるのかしらん。そして牡丹よりも気の早いのがガーディニア…クチナシも咲いちゃってます。。。    botan.jpg

 

 
 

2008年04月19日

そらべあと対面♪ アースデイ東京

4月19日
 
 天気予報では間違いなく雨でした。どうみても《傘》マーク。なので朝、障子の向こうがうっすら明るいのを見てどんなに喜んだことか!風の肌寒い一日で、時おり雨もパラつきましたが、なんとかズブ濡れの哀しい事態だけは避けられました。願いは通じるものなんだな〜って、うれしかったです。

 そう。今日はアースデイのイベントでした。会場は沢山の人たちで賑わい、どのブースからも熱気が溢れていました。植物、食物、衣類、石鹸、音楽、装飾品…本当にいろんな出し物があって、キョロキョロしっぱなしの一日。とても楽しかったです。

 わたしが参加したのは「そらべあ スマイルプロジェクト」のことを知ってもらうためのトークショー。ふむふむ、と熱心に耳を傾けてくださる大人たちの横で、キッズたちは「そらべあ」に夢中!そりゃ、無理もありませんよね。私だってメロメロになりましたもの♪しかも、この「そらべあ」。ちゃんとオーガニックコットンなんです。だからスリスリしても気持ちいいの〜。うふん。

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そらべあ+ブナ。ブナが着用してるワンピは友人Mさんから頂きました。これを着るのはアナタしかいない、と…。
ちなみにこんな柄です。唐子はキモノにもよく登場しますね。karako.jpg


 夕方、すっかり空腹と冷えでブルブル。ふと、豆を扱っている売店を見ると、何やら美味しそうなものが…!バタバタ焼き?煮豆を澱粉でのばしたものを鉄板で焼いてるそうです。頂いてみると、もちもち。くにゅくにゅ。あつあつ。カリカリ。こんな食感が一度に私を襲う〜。そしてほんのり塩味が豆の甘さを引き立てている。うわー。たまらなん〜。
あれ?冷えた体が暖まったぞ。すごい、豆パワーだ!

アースデイ東京2008は明日も開催します。ぜひ、遊びに行ってください。

2008年05月06日

遠足日記@川越〜つづき

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大工さんの看板です。思わず何か頼みたくなっちゃう。

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 歴史の漂う店構え。こちらの刃物屋さんでは料理包丁から日本刀まで扱っていました。「道具」って、なぜか見てるだけでワクワクします。

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 遠足の目的の一つでもあったのが、5/11まで川越市立博物館で開催中の「明治・大正の暮らし〜ハイカラ家庭すごろく」。当時流行っていた双六をベースにハイカラな「家庭の一日」を探訪する展覧会です。
 そもそもハイカラとは、洋行帰りの人が着ていた襟の高いシャツ「high collar」に由来してるとか。展示の始めはもちろん「すごろく」。

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 この双六は、乳児にはじまり、嫁入りで上がりとなるものです。当時の価値観が覗きます。それにしても「時間を決めて乳を飲ませる」という振り出し…イケてる。

 朝は歯磨きから。現在の「ライオン」が明治29年に歯磨き粉を発売。「ライオンなら牙も丈夫だし、うってつけの商標登録」ということだそうです。

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 ハイカラ家庭では音楽観賞も。日本蓄音機商会のトレードマークは大仏様。大仏も思わず身を乗り出して耳を傾けてしまうのです!

 他にも興味深いものがいっぱい。充実の展覧会です。ところで、なぜ展示品の写真を載せられるのか…? 実はあまりに熱心に見学していたら、係の方が「撮影許可証」を出してくださったのです。説明も親切丁寧だし、みなさん感じの良い方ばかり。展示品の充実だけでなく、その場が丸ごとステキでした。

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 中庭に水琴窟を発見!水を流すと、地中に埋め込まれた瓶に水音が反響して、なんとも云えない涼しげな音色が聞こえてきます。エアコンに頼らずとも、耳からの涼。エコですね。
どういう仕組みかというと…

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こうなってます。わかりますか?

 最後の買い物は「醤油羊羹」。普通の羊羹よりもコクがあって、最後にお醤油の香りがフワリと鼻に抜けていくのがイイ。かなり後引き系。

 充実の一日を過ごし、本川越の駅に向う途中「あっ!」。大きな赤飯まんじゅうのぬいぐるみ。行きには目に入らなかったのにな…。そしてまた美味しさを反芻するのでした。あれこれ食しましたが、これが一番のヒットかも。赤飯まんじゅうに始まり、赤飯まんじゅうに終わった遠足@川越でした。
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2008年05月16日

成るには…? 

5月15日
  
 何年か前に、デパートの「島根物産展」にて牡丹の苗木を買ったことがあります。その牡丹は毎年、見事な大輪の花を咲かせています。今年もきれいだった!

 その牡丹は、芍薬に接ぎ木したものらしく、脇っちょから芽が出てきました。すぐにかき取りましたが、そのまま処分するのが忍びなく、植木鉢に植えてみました。植木屋さんに相談したら「それは無理」とのことでしたが、それでも毎年とりあえず、芍薬の葉っぱだけは見ることができるので、そのまま面倒みていたところ…ついに!やりました!何年越しかの夢が実現。芍薬が咲いたのです。しかも2輪!うれしーなー。諦めなくてよかった。

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 ところで12日の月曜日、一足早く「ナルニア国物語」を観てきました。いやー、スゴイ!CGも見事だけど、やはりストーリーや描き方や…いいえ、もうそんな理屈っぽいことはいいんです。ただ物語に身を委ねてワクワク、ドキドキ、ジーン。そしてもちろん笑いも!皆さん、どうぞ公開を楽しみにしていてください。

 愛と勇気と絆と希望。物語はファンタジーの世界かもしれません。けれど、それは決して想像だけのものではなく、現実に胸の中にあるものなんですよね。
私たちがそれらを諦めないかぎり、それは夢物語じゃないって思って、とても力強い気分になりました。

 
 

2008年05月20日

出雲大社・大遷宮…そして

5月18日

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 出雲大社、平成の大遷宮にあたり、なんと私もありがたいことに特別拝観のご縁に恵まれました。
 外から見上げるだけでもクラクラするような感激なのに、中は一体どうなっているのか。期待のしようもないほどの想いで出かけました。「2時間待ちなんて当たり前」「4時間以上は覚悟」「折りたたみのイスを持っていけ」「本や飲み物は必需品」…などと、いろいろ聞かされていたので相当の覚悟をしていたのですが、早く行った甲斐あり、並んだのは2〜30分というウルトラCでした。

 神様に失礼のないようにと、係の方々が拝観者たちの服装を見回るなか、同時に私たちも心を整えて順番を待ち、そしていよいよご本殿へ。大きな階段をよじ登るようにして上がると、周りの樹々の青さがグッと近づいて、そこに宿るものの息吹が全身を駆け抜けていきました。電流が走るとは、こういうことなのでしょうか。そとの廊下をぐるりと回ってから内部を拝見します。天井には「八雲」。1744年に御造営というから、今から264年前です。描かれた雲の絵は鮮やかな五色の顔料がまぶしく今に生きています。す、すごい。すごすぎるー。

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 無事に拝観を済ませて表に出ると、本殿の周りをぐるりと囲むように長い行列ができていました。時間を追うごとに列は長くなってゆきます。ほんの数分の違いが天国と地獄の分かれ道だったんですね。ふー。我が身の幸運に感謝。

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 島根とくれば美保関はマストな大好きな場所。美保神社(写真・左)にお参りしてから、石畳の風情ある小径(写真・右)をぬけたところにある「太鼓醤油店」に寄ります。お目当ては「五本松しょうゆ」と「みほ太鼓」。五本松はおさしみ用。みほ太鼓はコクのある甘露醤油。何を作ろうかなー。お料理の楽しみが広がります。

 心の故郷みたいに親しみと懐かしさを覚えるのが十六島(うっぷるい)。海苔で有名なこの漁港は穏やかな空気に包まれていて、海がトロリとしているんです。青さに照りがあるというんでしょうか。質のいい墨をすったときのような質感…かな。あぁ、つくづく海はいいなー。スーハー、どんなに吸い込んでも足りない。いついつまでも嗅いでいたい潮の香り。もうひとつ、スーハー。

uppurui.jpg  …そして、まだつづく。


                        

出雲の続き… &岡山

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 特に神社巡りを目的としてるのではないけれど、興味を辿ると、つい行き着いてしまうのです。ここは佐太神社。すこーん、とした佇まい。あっけらかんとも云うべきか。写真の右の(見えますか?)狛犬さんも、よく見るずんぐりタイプではなく、ヒョロっとひと味違います。どこにもウェットなところがなく、実にサッパリしてるのがいい。

 神社の前の小さなお土産屋さんで「すましぜんざい」なるものを頂きました。おすましの中に餡入りのお餅と海苔。箸休めにお漬け物もついてます。
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 なんでもここ佐太神社は「ぜんざい」発祥の場所だとか。10月を、神様が不在になることから神無月と呼びますが、反対に出雲では全国の神様サミットが行われるため「神在月」といいます。そのお祭りにて赤豆を煮て、汁を作り、お餅を入れ、それを「神在餅」と云うそうです。佐太神社で作られる「神在餅」がぜんざいの起源なんですって。

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 だいぶ陽が傾いてきた日御碕。斜陽のなかに、わずかな夏の息づかいな感じられるようになりました。巡る季節に出会える仕合わせは何にも代え難いです。

 そもそも出雲大社特別拝観が叶ったのも、岡山に用事があったからなのです。駆け足でしたが、今回はチラッとだけ岡山・勝山を歩くことが出来ました。ここは町並み保存地区で、中でも美しかったのは暖簾(のれん)の数々。お店はもちろん、民家らしき軒先にも暖簾が下がっています。それぞれに趣きのある意匠を染めています。時間が止まったような静かな通りに、やわらかな風が吹き抜けると、つい今しがたまでセピアだった町並みに、フワリと色が浮かび上がります。
 岡山の地は何度か踏んでいるものの、なかなか味わうまでに至らないので、次回はゆっくり堪能したいです。

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2008年05月30日

雨とカエルと甘い花

5月29日

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 予報どおり雨の肌寒い一日。今日の番組収録は夕方から。それまで外出はやめにして、家でたまっている仕事を片付けることにする。部屋を閉め切っていると空気が動かず、だんだん気分がどんよりしてきた。それで私は玄関先に咲いているくちなしの花を摘んで、気に入りの一輪挿しに活けてみた。雨に洗われた花が、部屋をやさしい香りで満たしゆく。甘い。今日はいつもより少しだけ時間の流れがゆるやかなようで、悪くないな。

 新茶を味わいながら窓を伝う雨を眺めていたら、ちょっと刺繍がしたくなったので、先日友人からプレゼントされた朝顔柄のハンカチを思い出した。雨のせいかな。選んだモチーフはカエル。あまり上手じゃないけど、ワンポイント入れて、世界でたった一枚のハンカチになりました。ゲコ。
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2008年06月12日

雨降りにくず餅

6月12日  

 お腹が好いてるときの食品売り場は危険エリア。近道をするつもりで駅ビルの中を抜けたら、うっかり引っかかってしまいました。期間限定で各地のお店が出店するコーナーがあるんですが「今週は何かな〜」なんて横目でチラリと見たのが間違いでした。
 ショーケースの中にはキラキラしたものが…んん? 黒豆くず餅? くず餅といえば、私にとっては灰色がかった透明感の無い、マットなこんにゃくというか、質感のある胡麻豆腐というか、ゲゲゲの鬼太郎に出て来る「ぬりかべ」というか…とにかく四角いのが箱にギシッと入ってて、それを三角に切り分けて、黒蜜ときな粉で食すっつー、アレですよ。目の前にあるのは「くず桜」にも似たような、アンコが入ってない分どこまでも透明で、プルンと抱きしめたいほどカワイイもの。一目惚れです。
 さっそく帰宅するなりお茶をいれました。そして黒豆くず餅ちゃんをお皿に出して…うっとり。それにしてもくず餅というネーミングはどうなの? お餅よりもずっとしなやかで、繊細で、エレガントなのに…。では、いただきます。

 おわっ?? くにゅくにゅ。もちもち。ぷりぷり。むほっ。

 おのれ〜!これがキサマの正体か!私はすっかり見た目に騙されてました。こやつ、なかなかの強者。伊達に「餅」を名乗ってません。ものすごい食べごたえです。弾力、ねばり、コシ、それでいてツルンとした無邪気さ。情に厚いのか、素っ気ないのか。純真なのか狡猾なのか。まるで手に負えない小悪魔め!

 ベランダの草花を濡らす雨とくず餅の透明感が溶け合ってゆく… 
 はぁ〜。緑がきれいだな。

 なんだろう、この安堵感は。空も、植物も、お菓子を作った職人の気持ちも、食べてる私も、外を走る車も、下校中の子どもたちの声も…それぞれがてんでバラバラに、己が道をゆくだけなのに、そこには調和が生まれる瞬間がある。誰も無理していない。頑張って空気を読もうとすることもない。本物の調和。互いが違うからこそ生まれる調和。私はこんな調和が好きなのです。

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黄色いのは粟餅。兵庫の白鷺堂本舗というお店のお菓子です。ごちそうさまでした。

2008年06月21日

あじさい見物

6月21日
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 先日、久しぶりに鎌倉を訪れました。友人とあじさい見物です。まず目指したのは王道中の王道、北鎌倉の明月院、別名「あじさい寺」です。梅雨の只中にも関わらず、頭がひび割れるほどの晴天のためでしょうか、平日だというのに大賑わいでした。あまりの人混みに、一瞬「やめようかな」とさえ思いましたが、境内に入った途端にそんな憂いは吹き飛びました。あぁ、やっぱり美しい!来てよかった、と全身に喜びが行き渡ってゆくのでした。雨なら雨で、それも風情があってよかったのですが…。

 実は明月院の奧に菖蒲園もあると、いままで気付きませんでした。友人に教えられて初めて入園しました。地元の人間ほど、その地域のことを知らないものかもしれません。実際私も鎌倉を離れてから、ここの本当の良さを理解した気がします。親のありがたみにも云えるかもしれませんね。これから人類が宇宙にどんどん出張る時代がきたら、あぁ地球はなんて豊かで美しかったんだろうと痛感するのかも…。

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 つい楽しくて、はしゃいでいたようです。知らないうちに走り回ってる姿を写真に撮られていました。ひひひ。


 北鎌倉から電車を乗り継ぎ、さらに足を延ばして極楽寺の成就院へ。私の生まれ育った家から程近い名所ですが、子供のころはこんなに賑わってなかったような…。いつからこんなに有名になったのだろう。両側にびっしりと咲いたあじさいの路の向こうには、遥か海が見渡せます。ステキでしょ!
 でもね、子供のころは怖くて仕方ありませんでした。ここは海から山に抜ける切り通しで、夕方には鬱蒼と茂る木々で暗く、路の両側にはお墓とお地蔵様と防空壕。深夜ともなれば魑魅魍魎のダンステリアだもの。

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 何年か前にもあじさい見物をしたのですが、なんと気付いたら、その時と同じ着物を選んでいました。きっと私なりの「和」への願いなのでしょう。あじさいの色や美しさを邪魔しないように。同伴者や景色と競うことなく、互いの味を活かす装い。そんな想いで選んだら、こうなりました。帯は海辺を飛ぶ千鳥です。

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 円覚寺の境内で出会った言葉。気持ちがブレたときに、きっと力強い味方になってくれる言葉だと思います。

2008年07月05日

涼を求めて

7月5日
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 一気に暑さがやってきました。今までわりに過ごしやすかっただけに、こたえます。これからは見えない触覚をフルに働かせて涼しいもの、涼しいものへと寄り添ってゆくのでしょう。
 涼しさは目で見て、音に聞き、匂いたち、味わえるもの。エアコンだけに頼っていると、せっかくの夏の楽しみも半減してしまうかも。どうかいろいろな涼しさを発見できますように。

 今日のお菓子は「夕涼み」。羊羹で作った葉っぱが瑞々しい。中は白餡です。この形と菓銘から久隅守景(くすみもりかげ)の国宝・納涼図屏風が浮かびます。ほのぼのとした、やさしい涼しさですね。

 そしてダイナミックな天然エアコンと呼ぶにふさわしいお軸。力強く「瀧」と書かれた横には「直下三千丈」の文字。1丈は1尺の10倍なので、約3メートルとして9000m。どんだけぇ〜!!まるで天から降ってくるがごとく。そりゃ涼しかろうに。
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 今季はじめての夏キモノに袖を通しました。夏の幕開けは小千谷ちぢみ。水色地に花や蔦を織り出した、麻の気軽な一枚です。真昼の暑さの中では、直下三千丈とまではいきませんが、滝の汗。それでも風があると、スーッと抜けてゆく気持ちよさは麻特有の快感です。

2008年07月06日

浴衣はじめ

7月6日
 
 今年も浴衣の季節になりました。この夏はじめて袖を通したのは、去年自分で縫ったもの。生まれて初めての自作です。そうとう柄合わせには神経を使い、自分のなりのベストを尽くしたつもりだったのですが、それでも一年経ってみると、気になる箇所もチラホラ。

 人付き合いも、ひょっとすると柄合わせに似ているかもしれないと思いました。いく通りにも付き合い方や距離感があって、最善と思うように一針ずつ縫い合わせていく。そのときは精一杯でも、後になって「まだ他にもやり方があったんじゃないか」「本当にベストだったのか」と己の来た道を顧みてしまいます。後悔することもあります。それでも出来上がった「いびつ」なものに愛着がないわけでもない。その時、その人と関わって得た何かはたしかにあるのですから。

 それにしても暑いですねー。うちわが家中のあちこちで待機してます。いつでも手を伸ばせば、そこにある…うちわさん、この夏もよろしくね。  
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2008年07月08日

七夕の夜

7月7日

 七夕は今年から「恋の日」でもあるそうです。今夜もたくさんの恋が語られ、灯されたことでしょう。恋は男女のものだけではなく、「好き」という気持ちのすべてのキラメキの中にあるのだと思います。

 きらきら、きらきら。
 世界中がキラメキでいっぱい輝いたら眩しすぎるかしら?

 少なくとも、暗くて寂しい夜道を照らしてくれるぐらいの灯りであってくれたらいいな。どうか、あなたが怖がらないですむぐらいに。

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 今日はタレントであり、キャンドル・アーティストの西尾祐里さんとご一緒しました。彼女は墨色に紫の花を散らした浴衣を着て、モダンでとてもキュートでしたよ!
 生放送中、スタジオの電気を消して、彼女の作ったキャンドルを灯しました。炎が照らし出したのは、ぬくもりのある、ゆっくりとした時間。
 「100万人のキャンドルナイト」の最終日でもある今夜、環境問題や世界のことを考えるのと同じように、みんなが自分の中を照らせたらいいなと思いました。普段は奥深くに押し込めている自分を解放してあげて、心の声を聞く。カラダの声を聞く。そして無理してる自分を少しでも元気にしてあげられたら、って。            
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2008年07月09日

風船でスイカ

7月8日
 
 今日、出会ったSHINOさんは風船職人です。
 すごい! とにかく、すごい!
 めちゃくちゃスイッチ入っちゃいました。
 空気が夢も膨らませちゃうんです。

 スイカ星人の私は一目で虜になりました!SHINO x BUNA x WATERMELON男の3ショットっす。    
   
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2008年07月12日

スイカ男

7月11日

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 風船のスイカ男をもう少し詳しくご紹介しましょう。彼、及びスイカはいくつものパーツから成っています。
 種は風船の先っちょだけ使っています。そして緑色の外皮と赤い実の間に、白っぽい風船に少しだけしか空気を入れずに、あの曖昧ゾーン(お漬け物にすると美味!)を設けています。

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 中でも一番感心したのは彼の目。白い風船に黒目を書き込んだのではありません。黒い風船に、白いのを上からかぶせてあるんです!!

 実を言うとこの風船。楽しいけれど、環境にはあまり良くないんじゃないかと思っていました。しかし素材は土に還る天然ゴムなんです。そして見事に出来上がった「カタチ」は留まることなく、少しずつ空気を逃がし、しぼんで行く。そんな「動き」「移ろい」「儚さ」といったものは、季節や命に見る無常を重なります。風船がとても愛おしく感じられました。
 これがただ膨らませただけの風船だったら、こんなに気持ちを動かされなかったかもしれません。風船に「人の手」が加わったからこそなのかしら。

 このところすっかり私の良き話し相手になってくれています。
    chat.jpg  濃紺に朝顔を白く染め抜いた浴衣で。

2008年07月13日

和の精神で涼しく…のお知らせです

 7月17日(木)18:30〜20:00  
「普通の人のための連続エコ講座」で『和の精神で涼しく』をテーマにお話をさせて頂きます。どうぞ皆さん、遊びにいらしてください!
 詳しくは下記のチラシをご参照ください。

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2008年07月18日

毎日新聞社にて、エコ講座

7月18日

 『和の精神で涼しく』エコ講座にお越し下さったみなさん、どうもありがとうございました。

 普段、慣れている「イェーイ♪」な、ノリで行けちゃうイベントとは違うので、実のところ私もどうなることか…ちょっとドキドキでした。どういう方々が来てくれるのだろう。どんな内容を期待されているのだろう。全てが手探りでした。実際に参加してくださった方の多くは、明らかに私よりも人生経験も知識も豊富だろうと見受けられる方々。けれども皆さん辛抱強く(?)話に耳を傾けてくださり、本当に感謝しています。

 内容は「ホリスティックな視点・捉え方」を中心に、着物がどうエコに繋がるのか…などでした。その時の様子が本日の毎日新聞(7/18朝刊)に載っています。 画像の確認


 一時間のお話と、その後30分の質疑応答の中で、どれほどの成果があったのかはわかりませんが、私にとっては素晴らしい経験でした。参加者からの質問を受けることで、逆に私が学んだり気付いたりすること多く、有意義な夜になりました。

 コメントを書き込んでくださったPAPAさん、恐れ入りました!
「寝るときは何を?」という質問に「ガーゼの浴衣かトレーナー」なんてつまらない答をしてしまいました。模範解答は…シャネルの5番。むぅ〜、やられた。
 私もまだまだ頭が固い未熟者です。今後とも、皆様どうかご指導のほどよろしくお願い致します!!!!

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 終わってホッとしたところで、運営のキーマンたちと記念撮影。
 麻の小千谷ちぢみに、すくいの八寸帯。海の日も間近ということで、帯はパラソルや浮き輪を織り出した海辺の景色です。

 それにしても「先生」と呼ばれるのだけは、どうにもご勘弁願いたいと深く感じました。

2008年07月20日

夏の花

7月20日
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 何年前だったろうか。朗読ライブを開催したときに、ある方からユリの鉢植えをお祝いに頂いた。その後、世話の仕方もわからないまま、「咲かないユリ」の鉢植えがベランダで途方に暮れること数年。いいかげんに諦めて処分してしまおうかとも思ったけれど、なんとなく踏ん切りがつかずにいた。
 今年、見事に咲いたのです。それは前触れもなく、まるで突然のように。いつのものように伸びた茎を、なんの期待もなく見ると、先っちょに細いピーマンみたいなつぼみを発見。それでも期待しないことに慣れてしまった私は、ときめきを抑え込んでは、思い出したように時おり水をやった。そして2日前、咲いたのです。

 諦めることが勇気なのか。待つことが強さなのか。育てることが美徳なのか。咲くことが勝利なのか。許すことが愛なのか。

 テーブルに飾った一輪のユリは涼しい香りを漂わせている。そして黙ったまま、厳しいほどの静寂をまとい、蜜をしたたらせている。Isolated Passion。
 そっと口をつけてみた。甘くない。蜜はほんのりと苦かった。

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2008年08月15日

そら祭り・関東2008 の お知らせ

大地の大切さを知って、自然・人・場所・そらがつながる祭り

 そんなキャッチフレーズを掲げ、そら祭りが来る8月17日(日)、埼玉・所沢航空記念公園の野外ステージで行われます。

 この日、守乃ブナは司会で参加。ぜひ、みなさんも遊びにいらしてください。
入場無料です。音楽、踊り、そして美味しい&楽しい出店ブースもいっぱいです!

詳細

2008年08月22日

自称・便所紙屋のうんちマン

8月21日
 現在レギュラー出演しているTFM『DailyPlanet~Humming Bird』では、実に様々なゲストをお迎えし、いろいろなお話を聞くことができます。エコを考えるコーナーですが、とても幅広く世界を捉えていて、これぞ本来のエコロジー=生態学ではないかと思います。
 昨日は王子製紙nepia・千のトイレプロジェクトチームのリーダーを努める今敏之さんをお迎えしました。このプロジェクトは東ティモールにトイレを作り、衛生習慣の普及を目指すものです。このプロジェクトは元々nepiaが開催していた「うんち教室」が発端となってスタートしたそうです。
 そんなわけで「うんち」がいっぱい語られましたが、初対面の方とこんなに「うんち」を連発したの初めてかも。。えへへ。楽しかった。

 番組の様子はDaily Planetに載ってます。
 
 そしてゲストの今さんも、nepia千のトイレプロジェクトのブログにレポートを載せてくださいました。私が描いた「うんち君」もアップされているので、ぜひ見てください。


 

2008年08月28日

会いたい人、出会っちゃう人〜ご縁

8月27日
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 巡り合わせというか、縁というのは摩訶不思議なものです。いくら接点がありそうな人でもニアミスばかりのこともあれば、まったく接点ないと思っていたのに、なぜかご一緒する機会に恵まれたり。そんなことの歪な連続模様によって「人の一生」なんて形成されているんでしょう。
 あれは10年ぐらい前でしょうか。目黒の寄生虫館に行って、ひどく感銘を受けました。そこのお土産コーナーで買ったのが「蟲実話」という本です。本のなかで、あらゆる寄生虫に関する疑問・質問に答えていたのが藤田紘一郎先生です。すっかり藤田先生の研究への情熱に魅せられてしまいました。でもまさか、実際に藤田先生にお会いする日がやってくるとは…。ゆめゆめ思いませんでした。
 これもまた、ひょんなことから東京FMのDaily Planet~Humming Birdに出させてもらうようになったお陰です。その様子はDaily Planetのサイト内・アーカイブス(8月14日)に載ってるのでご参照ください。

 そして「ブナのあの人に会いたい・夢は叶うぞ」パート2が今夜実現しました。ゲストはドクター中松。どんなヘンな人かと思ったら…やっぱりヘンでした。「ヘン」とは、私にとってサイコーの褒め言葉ですが。。。☆!視野が広い。私なんぞが見ている世界がなんとちっぽけに思えたことか。先生の発明品は、単に目先の便利さを追求するものではなく、その先にもたらされるもっと大きなもの。平和とか、環境とか、国家とか。なんというか、マスコミなどでプロファイルされがちなマッド・サイエンティストではなく、心が伴っているのが感じられました。

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 ドクターが「僕には影武者が二人いるんだ」とおっしゃってましたが、ほんまじゃ。シラク元大統領とジミー・ペイジ。似てるぅ〜。写真を撮るときは「チーズ」ではダメ。な・か・ま・ツ〜〜〜〜〜〜〜〜〜! で、パチリ。

 大事なのは何をしているかではなく、それとどう関わっているかではないだろうか。ロックスターでも、漁師でも、本屋でも、サラリーマンでも、ホームレスでも、ヒモでも、なんでも。日々、いろんな人と遭遇しながらそんなことを思っています。

 

2008年09月14日

9月13日 月の下

 今年の6月には仕上げているはずだった単衣の着物。間に合わなかったので、9月に着られるようにすればいいと思っていましたが…未だ仕上がらず。ふー。かなりゴールは見えてるんですが、どうにもゴール前のスパートで足が絡まってる状態です。

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 和裁のお稽古の後、向島の百花園にてお月見を堪能。虫の声を聞きながら園内をそぞろ歩いていると、日ごろのしがらみがスルスルと解けてゆくようです。

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 芋、栗、梨などの秋の恵みと一緒に肉まんほどもありそうな大きなお月見団子が積み上げられてました。右上方に見えるのがお月様。

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 園内のいたるところに灯籠が灯してあり、それぞれに俳句や絵が書き込まれています。このタヌキにとてもシンパシーを感じたんですよねー。

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 萩の長いトンネルがあります。萩の花が咲きみだれる様を「こぼれるように」とは何と勝れた表現だろうか。満開のころにまた来てみたい。

9月14日 抱かれて…水に流し…そして満たされて

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 早朝に雨がパラついていた。どうせ海に入れば濡れるのだから、紫外線も弱いし、むしろ雨は大歓迎だ。お墓参り以外で鎌倉を訪れるのは久々。海に到着すると、すでに混んでいた。そうか、世間は連休なんですね。たまたまスケジュールが空いただけの私は、日付も曜日も頭から抜けていた。うー。まぁ、でもヨシとしましょう。腰痛のために長いこと波と戯れてなかったし、みなさんの邪魔にならないように端っこでリハビリです。
 へっぽこサーファーではありますが、波を待ちながらタポンタポンと海に浮かんでいると、どんどん境界線が曖昧になってゆく。空と海。海と陸。人と鳥。雨と太陽。過去と未来。どーでもいいんです。海に抱かれている。今、リアルに感じている気持ち良さがすべてになる。何にも囚われたくない。

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笑っていますが、リーフで足の裏はギザギザ。おまけにウニが刺さってメチャ痛いです。パドリングで腕もブラブラ。明日は筋肉痛まちがいなし。ふにー。

 今日は一日お休みにするつもりが、つい午後に仕事をしてしまった。あれほど自由讃歌しておきながら…ひひひ。心地よく気怠いカラダを引きずって帰宅途中、夜空には中秋の名月。 名月や〜… ダメだ。もう頭に電源が入りません。
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2008年09月28日

9月27日 海さくら@江ノ島

 心配だった雨も降らず、暖かな陽射しと乾いた風に恵まれた一日。
公私に渡り、私の良き相棒であるニット・アーティストの笠間綾と江ノ島にくり出しました。amamfwawaシーズン・インに加え、各々が地獄の忙しさに突入する前の束の間のホリデーです。

 江ノ島の展望台で催された「海さくら」はゴミ拾いをして、音楽を楽しむ "Act Locally, Think Globally" というステキなコンセプトのイベントです。物事をグローバルにとらえつつ、身近なところから動く…… NICE!
 どこからやってくるのか、砂浜には無数の使用済み注射器が流れ着いていたりして怖くなります(…と書きながら、実は今回、ゴミ拾いに参加していません。ごめんなさい)。

 ライブのラインアップは Half Moon、イノトモ、リクオ、山口洋、LEYONA、古謝美佐子というシビレもの。ぜひとも広い空の下で、海を抱き、風に吹かれながら聞きたい音楽です。そしてそれはやっぱり期待以上に響きました。暮れ行く一日は刻一刻と美しさを増し、トンビも猫も海藻も、漂着したゴミでさえも、私の世界でした。吸い込んだいっぱいのエネルギーは LOVE。自分だけのなかに留めておけない LOVE。もっともっと愛したい。

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 ずっと行きたかった経堂のカフェ、9 Chair で腹ごしらえ。サイコーに居心地のいい空間です。

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 カボチャのキッシュ、レンコンとソーセージのパウンドケーキ。え、そんなに食べる…んですか? と、お店の方に心配されてしまいました。もちろん、完食!おいしかったーっ♪

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 ライブ会場となった江ノ島展望台からの眺めです。写真じゃなくて、生を見せたかったよ。

 
*笠間綾さんのHPが近々リニューアルするそうなので楽しみです。詳しくは彼女のサイトをご覧ください。

2008年10月14日

10月14日 どぜう

 「植物から染まる色は、単なる色ではなく、色の背後にある植物の生命が色をとおして映し出されている」 染織家・志村ふくみさんの言葉です。

 同じ色や形を見ても、好きだったりそうでなかったり。訴えかけてくる「何か」とは何なのか。きっと私たちは感覚のすべてを駆使しながら見えるものの、もっと奧にある「本当のもの」を求めているのでしょう。
 ソレがソレに至るまでに通ってきた全ての道のりを、私たちは「ソレ」として受けとるわけです。人間も、その人が経験してきた全てがその人である。一つ一つを大切に味わい、そして大事にしたい。とりわけ新しい体験には心躍ります。

 どじょうを食べました。東京に居ながらにして、なぜ今まで食べなかったのか。

 「ささがしの 牛蒡のそばで 皆殺し」 古川柳のごとく、たっぷりの笹掻きゴボウに、刻んだネギをどっさり入れて、浅鍋の中で煮えてゆくどじょう。くー。姿まんまの「まる」と、開いた「ぬき」…どじょうをどう頂くか。「ぬき」は食べやすい分、いささかパサパサ感がありました。私は「まる」が好み。

 「どじゃう汁 女房となりへ行っている」 江戸の人たちは煮立った鍋に、生きたままのどじょうを放り込んだそうです。それこそ阿鼻叫喚。地獄絵図。そんなビジュアルに耐えられず、女性たちは見ないようにしてたのでしょう。でも結局のところ、できあがっちまえば旨いから食べる。ほほほ。業の深いことよ。

 人間は喰ったもので出来ている。おいしいものを、心通う人と分かち合い、よい時間を重ねてゆく。これこそが明日の活力であり、しあわせです。感謝。
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2008年10月15日

10月15日 BLOG ACTION DAY〜貧困

 このまえ「人間は喰ったもので出来ている。おいしいものを、心通う人と分かち合い、よい時間を重ねてゆく。これこそが明日の活力であり、しあわせです。感謝」ということを書きました。
 追記するならば…

  そんなしあわせな時間を過ごすとき、いつも思うのが豊かさとは何だろう。不景気、世界恐慌という言葉が連日横行していますが、家族や友人たちと有意義な時間を過ごす…楽しい会話をする。まるで世の中のGNPと何も関係ないけれど、ものすごく豊かなことです。逆に云うと、貧困ってなんだろう。貧困を生みだしているのはなんだろうか。
 今日10月15日は「Blog Action Day」。 世界中のブロガーが一つのテーマについて何かを行おうという企画。去年のテーマは環境でした。そして今年は「貧困」。貧困は世界の問題であり、また私たち個人レベルでも決して他人事ではない問題。それをどう考えるか…

 貧困は、あるいは第三者との接触/フリクション=摩擦によって生まれるのかもしれない。例えば孤島で孤独の中にいても、たわわの果物と海の幸に恵まれていれば、それは豊かさであり「富」であり得る。もし食べ物が何もなければ、それは「餓え」であって貧困とは違う。貧困は「流通」「比較」「競争」といった、第三者が居ることで成り立つことのなかに存在するトラップのような気がしてなりません。

 同時にやっぱり孤独では生きていけません。人の手は誰かを殴ることができる一方で、手当することもできるスグレモノ。手助けすることを GIVE A HAND と云います。私の両手は何のためにあるのだろう。この手で何ができるのだろう。

 100%正解の答はないけれど、日々のなかで出来ることは必ず…ある。

 同じティッシュを買うならばネピア・千のトイレプロジェクトの一箱を選ぶとか、ベルマークを集めてみるとか、水を買うならVolvicにしてみるとか。やれることが思いつかなくても、やれるチャンスは案外いっぱい提供されています。

 まだ私自身が体験していませんし、システムの全てを把握していないので無責任なことは云えませんが、とても興味深く受け止めている存在の一つが KIVA というSNSです。
 
 「ほんのわずかな資金がないために、日々の仕事が立ち行かなくなり、貧困にあえぐ人々がいます。必要としている人にお金を貸すことで、その人が自ら貧困から抜けだせるよう手助けをする。当然、借りる人は事前にきちんと審査されています。貸す人は$25から援助でき、借りた人の仕事がうまく行けば返済してもらえます。」  (直訳すると、こんなカンジかな?)

 通常、一般人が「援助したい」と思ったら国や組織を通じて「寄付」をする場合がほとんではないでしょうか。KIVAは「あげる」のではなく「貸す」のです。良い例えかどうか分りませんが、簡単に云うと「個人レベルのAP BANK」みたいなものかな…?

 現在、日本語にサイトも翻訳されつつあるようです。かつて「あ、お醤油きらした」とか云ってご近所から借りることがありましたよね。いつの間にかコミュニティというものが曖昧になって、交流が難しくなりました。けれどKIVAはネットを通じて世界が「ご近所コミュニティ」になる感覚のようで、かなり注目しています。

                         「和」を探して…
 


2008年10月19日

10月19日 土と平和の祭典

 日比谷公園で行われた「土と平和の祭典」に行ってきました。ステージではコンサート。そしてそれを取り囲むように有機農業者、フェアトレード、農業相談、紙すき、手作りオモチャなど、ブースもいっぱい。想像以上の熱気と賑わいでした。仕事のため、ゆっくりできなかったのが残念でした。
 ただ短時間の滞在にも関わらず、ラッキーだったのは加藤登紀子さん、そしてYAEさんのライブの両方をちょっとずつ聞けたこと。
  
 加藤登紀子さんのMC。途中からだったので全貌はわかりませんが、たぶん曲を書いた日の話をしていたのでしょうか…?

 「とてもお天気のいい日で、見上げると空は真っ青でした。ニュースではいろんなことを云うけれど、空はこんなに青いんだものって思いました。小さな窓から皆が見上げてる空。大きな空の上から、小さな窓を標的にして狙う人たちもいます。それが今の日本、今の世界かもしれない。けれど小さな窓に住み、頑張ってる人たちの方がよほど多いんです」  (ブナ翻訳のため、不正確な表現もあるやも)

 力強く、希望に満ちた言葉でした。
  
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こんなお店がいっぱい。元気な野菜たちは本当においしそう!

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         小さなオモチャから大きなオモチャまで。思い思いに楽しんでました。

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農業の様子を伝えるデモンストレーションや展示も。

 

2008年10月21日

10月21日 満ちる

 着物道楽である。別名・着物バカ。どれほど着物に散財してきたかしれない。それはそれで楽しんだし、学ぶことも多々あります。人間ときには「バカ」といわれるほど何かに熱中するのも悪くない。ただふと、ある思いの前で立ち止まりました。私はたくさんの着物に恵まれてきたけれど、一体そのうちの何枚を本当に手に入れられただろうか。本当に自分のものにできただろうか…。

 ステキな女性と遭遇しました。紺色の地に黒い絣がキリリとして、白い衿は眩しいほどに潔い。腰は曲がっているのに、姿勢の良さを感じるのは何故か。気骨という骨が、彼女を支えているのでしょうか。

 電車の中でたまたま居合わせただけなのに、気付いたら声をかけていました。
「塩沢ですか。いきなりごめんなさい。あまりにお似合いでらしたので…」色合いや、シボの感じから、そう尋ねました。

「いえ、そんな上等なもんじゃございませんよ。買ったのは銀座ですがね、もう何十年も前のはなしです。たしか結城…。あぁ、結城ったって、結城地方で作ってるだけで、あの結城じゃない。すごく安すく求めたんですよ」その方はとても気さくにお話して下さいました。東京の人間だとすぐにわかる口調で。

 「もう80年以上も着物で暮らしてるとね、今さら洋服もどうしたものか分らないもんで」と、軽く会釈をして電車を降りられました。

 着物がその人を雄弁に語る。着物がその人になっている。あんなふうに着たい。あの方は本当に、あの着物を手に入れられたのだなと思いました。

 ものが溢れている世の中。いそがしく情報が飛び交い、人々は正体の知れない孤独を埋めるように道連れを求める。けれど、どれほどの何かを手に入れているのでしょう。

 欲しいのは豪勢なフルコースではない。「おいしいね」と笑いあえる一杯のうどんだったりするのです。         
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2008年10月27日

10月26日 タネ

 打ち合わせの一日。どんな人と、どんな話をしていても得るもの多し。人との出合い、アイディアのキャッチボールは、まるで恵みの雨のよう。干涸びかけた衝動が息を吹き返す。やりたいと思ったのなら、やってみよう。行き止まりにぶつかったら、また別の道を探せばいいだけだ。どんなヘナチョコな足取りでも、歩いていれば、そこに道はできるのだから。

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 朝顔のタネを採りました。この小さなタネの中には、もう来年の夏がいるのですね。

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ニットでキモノ あむあむふわわ展@LAPNET SHIP

2008年10月30日(木)〜11月3日(月・祝)
11:00〜20:00
最終日のみ 11:00〜18:00

 LAPNET SHIP
   渋谷区神宮前1-9-11-1F
   TEL 03-5411-3330
    http://www.lapnet.jp/

2008年11月14日

11月14日 Don't Rain On My Paradae

 このところ調子が悪かった。必死にやる気と希望をかき集めて、なんとか取り繕う時間。そういえば、ずっとお天気も悪かった。冷たい雨まじりの毎日。昨日は久々に晴れて、気温も上がりました。私もあがりました。どうもお天気に左右される質は、いくつになっても変わらないようです。人間も自然の一部なんだから当たり前のことだけど。晴耕雨読。心と体の声はちゃんと聴いてあげないとね。

 耳をすます。とても大事なこと。でも耳にはいらないものも飛び込んできます。
どれを聴き、何にノーと云うのか。

 本質。どうか聴き間違えないように。本質。どうか目をそらさないように。本質。どうか逃げないように。
ならば、どんな雨の日もきっと晴れるでしょう。

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 気に入りの傘が壊れてしまいました。何気なく、テキトーにあったのをさしてみたら、キモノと上手くコーディネートしてました。


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 池の水車を手のひらに乗せて…… あ〜ら、風車になっちゃいました。

2008年11月29日

11月29日 Buy Nothing Day(無買日)

 お財布の中にお金があればあるで、使っちゃう。でも無ければ無いで、わりに平気なのです。お金に頓着していない、とも云えるし…。あるいは、普段いかにどうでもいいお金の使い方をしているか、とも云える。問題はお金を使うかどうかではなく、むしろお金を巡って不必要な消費がなされているか、なのでしょう。

 今日、11月29日は BUY NOTHING DAY(無買日)。27日のTFM Daily Planetでもこの話題をピックアップしました。詳しくはウェブをチェックしてください。見るから欲しくなる。あるから使う。あるいは捨てる。
本当に欲しいものは何? 本当に必要なものは? 

 ちなみに今日は三の酉。今年最後の酉の市の日です。仕事で行かれないので、友人に熊手を託しました。酉の市は商売繁盛を願うお祭りでもあり、熊手は福をかき込むという縁起物です。でもこれも考えようによっちゃ、欲っぽい? まぁ、商売はともかく、家族や友人たちの幸せは、私にとって何よりの願いなのであります。

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 紺の紬に、ウロコ柄の半幅帯。細かくオモチャの柄が散らばった、ちりめんの羽織。この羽織、朱色がなんだかハデな気がして袖を通してなかったんですが、久しぶりに出したらフィーリング良し。それが着物の不思議ですねー。
手に持っているのが、私が毎年購入している酉の市の熊手。

 

2008年12月01日

12月1日 リセット

 冷蔵庫の中はカラッポ。ひもじい。けれど、妙に清々しい気もします。洗剤だの食料だの、どうしても買い置きをしたくなるけれど、それは同時に重たくもあるのです。いつだって手ブラが好きだったのに、ナゼにこんなにも不自由になってしまったのかな? 
 で、話は最初に戻って、冷蔵庫はカラッポ。明日から家を空けるので可能な限り整理をしました。要するに、あるものを食べ尽くしたのです。新たに何も買い足さず、端から片付けていきました。それがなんと気持ちのいいことか!ダラダラ食いは体に良くないと云います。食べたものをしっかり消化して、きちんと空腹を作ってから、次を食べる。それは生活そのものにも当てはまるのかもしれない。常にモノで交通渋滞をおこしている日々。ときには空白も必要です。私というモノも、しばらくこの家の中から消える。己が、ワタシという日常の中から消える。
いいことだ!

 明日から東ティモールに行ってきます。長らく続いた独立紛争によって、あらゆるものを失った人たち。それでも失われない何かとは何なのか。あらゆるものを持っていながらいつも乾きに喘いでいるワタシ。この飢餓感は何なのか。その二つの出会うところに何があるのか。いっぱい感じてきます。
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2008年12月16日

12月15日 世田谷ボロ市〜@TRUNK

 今日と明日は世田谷ボロ市。例年ならフラリと散歩がてらの冷やかし客なのだけれど、今年はなんと売る側に立ちました!

TRUNKというサイコーにイカシた自転車屋さんでのお手伝いです。親友の笠間さんは店先でホットワインの係。私は奥のレジ。始めは慣れない仕事にモタモタしてましたが、だんだんコツが掴めてくると楽しいったらありゃしない。お客さんたちと交わす言葉が生きてるんですよね。そしてお金も…金融破綻に見られるような実体のよく分らないお金ではなく、品物と交換する「目に見える」ものなのです。真っ当というんでしょうか、なんか気持ちよかったです。

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  店内風景。自転車屋さんだけどカッコイイ雑貨や服も扱ってます。

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自転車はフレームの色や形、サドル、バスケットなど好みに合わせて、自分だけのオリジナルが出来ちゃうんですよ。私も自転車ほしくなっちゃった。

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心優しいオーナーは、ちょこちょこ出かけては食べ物や飲み物を調達してくれます。
焼き団子、おいちーっ♪


2008年12月23日

12月21日 暖かな一日 

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 12月も後半になり、そろそろ雪だるまが登場するのもよかろう。そう思ってお出ましいただいた雪だるまさんだけれど、この2、3日は気持ち悪いほど暖かかった。雪だるまも溶けてしまいそうでした。これも気候変動なのでしょうか。寒がりな私としては、寒過ぎるのはイヤだけれど…どうもね。

 「間違いだらけのエコ生活」など、武田邦彦さんの著書が売れまくっていると知りました。読んでいないので何もコメントできませんが、武田氏とお話をした知人によると、かなり過激ではあれども、興味深い見解の持ち主であるとか。ただ危険なのは、武田氏の本意を離れて、著書の表層だけをすくいあげ「環境問題なんてでっち上げ」「環境に対する意識など持たなくていい」「ガンガンやりたい放題やって何が悪い」、そんな投げやりとも開き直りとも取れるような態度に出る人がいないとも限らないこと。

 何がいいのか、悪いのか。本当のところはわからない。けれどこの緑を美しいと思う。風を胸いっぱいに受けるのが気持ちいい。空の青さを見ていたい。そんな自分の思いだけは確かです。「自分」という言葉を分解してみると「自」は「自然」の「自」。「分」は「分身」の「分」。つまり「自分」とは「自然の分身である」と、宇宙物理学社の佐治晴夫先生に教わったことが忘れられない。

 そんな自然に育まれ、自然の美しさをとことん取り入れる和服。やっぱり大好きなんだな。

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紬地のキモノに、ロウケツで縞を描きこんでる小紋。
羽織っているのはamamfwawaのカーディガン、DROP(色=アゲハ)。
カジュアルダウンすることで、キモノはもっと気楽で、もっと身近になります。

2008年12月25日

12月24日 メリークリスマス to YOU

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 仕事づくしのクリスマスイブ。色気ないなー。あはは。

 スタジオの小さな窓から遠景の街を眺めていると、世界はまるでバカバカしく、そしてそのバカバカしさが無性に麗しいものに思えてくる。泣いたり、挫けたり、頑張ったり、笑ったり、傷ついたり、愛したり、怒ったり、信じたり…。なんておっちょこちょいでピュアなんだろう。人間っておもしろい。
ちっぽけだけど大きい。
矛盾にまみれて、みんな必死に生きているんだな。

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東京FMのスタジオから見える景色。偶然? 狙ってる? ビルのてっぺんがクリスマスカラーに点灯しています。


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本日最後の仕事を終え、マネージャーのN氏とミーティングまじりの夕飯。ジョッキを持ったとき、N氏は一番輝くのです。

2008年12月29日

12月27日 充実度、満点

 午前中に仕事を済ませ、午後は年内最後の和裁のお稽古へ。一緒に習っている笠間綾さんが順調に進んでる横で、私は怠けていたツケにほっぺたを叩かれ、静かな悲鳴をあげながらチクチク運針。何とか今年中には製作中の単衣を仕上げたい。
う”〜。

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 集中してガチガチに凝った肩をほぐしてくれるのは、甘いものです。先生が買ってきてくれた鯛焼きは、ヘリを落としていなくて、なんだか得した気分♪ 


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 夜はお笑いライブで大笑い。はとライブというチャリティーイベントなのですが、40組以上は出演してたかな…?6時間ぐらいの長丁場。レッドカーペット状態で、次々に芸人さんたちが登場しては笑わしてくれました。我々は遅れてって、最後の一時間ぐらいしか観られませんでしたが、席を探して通路を歩いてるうちから、すでにウケまくり。笑いのトップギアにすぐ入っちゃうんですよねー。それって、かなり シ・ア・ワ・セ !
しかも笑わせてもらった代価は、いいことに寄付されるんですから、とことんハッピー。

 

 洗顔料や歯磨き粉。残り少ないな、と思ってからが長かったりする。きっと大事にする気持ちが、自然とチビリチビリと使わせるのかもしれません。逆に云えば、豊富にあるときはなんと無駄の多いこと。
 時間もしかり。今年も残りわずかになるほど、毎日をより大事にしている気がする。この感覚を忘れずに、いつも日々を…瞬間、瞬間を大事にせんければ、と思うばかりです。

2009年01月03日

東ティモール・レポート 〜序章

 2008年の12月、一週間という短い期間ではありましたが、東ティモールを訪れる機会に恵まれました。私が担当している、東京FM Daily Planet〜Humming Bird という番組で Nepia 千のトイレプロジェクトのチームリーダーをゲストにお迎えしたご縁で、今回の運びとなりました。
  
 そもそも興味のはじまりは、東ティモールが2002年にインドネシアからの独立を得た際に、環音という音楽ネットワークを主催する友人の広田奈津子が「日本から音楽を贈ろう」と思い立ったことに遡ります。奈津子の強い意志で東ティモール独立祝賀コンサートにソウル・フラワー・モノノケ・サミットの出演が叶いました。それまで、不勉強な私は「東ティモール」という地名すら耳にしたことがありませんでしたが、友人たちが関わったことで、その存在はグッと近いものになりました。

 400年にも及ぶポルトガルによる植民地支配。世界大戦時には日本軍による占領。再びポルトガルに支配された後、インドネシアの武力侵攻を受け、長年に渡る紛争を強いられたのです。侵攻を受けた最初の10年間で東ティモールは人口の3分の1を失ったと聞きます。その後も繰り返される激しい徹底攻撃の末、インフラのほとんどが破壊され、犠牲者の数もわからないほどの苦難を強いられました。そのインドネシアに日本も軍事協力をしていたと知り、身の置き所のない気持ちになりました。しかも主な理由は油田を巡る利権です。つまり日本国において便利で豊かな生活を享受する私たちは例外なく、全員が多かれ少なかれ、戦争の加担者なのです。

 そんな暗澹たる想いを胸にくすぶらせていただけに、千のトイレプロジェクトを知ったときは嬉しくなりました。ネピアの商品を購入すると、代金の一部が→1,000の家庭のトイレの建設 、15の学校のトイレの建設または修復 、衛生習慣の普及と定着のための活動にあてられるとのこと。国や一部の機関に使用目的も曖昧なまま漠然と寄付をするだけでなく、また単なる「寄付」という、ある種の上から目線でもない。自分たちが普段の生活のなかでしている「購買」という選択を通して何かができる…民間人が民間人の力になれる。これは人と人との「和」なのだ、と。

 かくして私はどうしても東ティモールをこの目で見たくなりました。現地インタビューア兼通訳としてチームに加えてくださった関係者各位、並びにスケジュール調整に奔走してくださったスタッフの方々に感謝します。


2009年01月04日

東ティモール・レポート 〜その1

 日本の南、5000キロに位置する東ティモールは、現地の言葉で Timor Lorosae といいます。Lorosae とは太陽が出るという意味。この国の名からして、私たちの暮らす日本と同じ息吹を感じます。日本とは時差もありません。短い滞在中にも、人々とふれ合うほどに、何やらご縁を感じずにはいられなくなりました。

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あいにく直行便が無いため、バリのデンパサール空港から merpati に乗り換えます。こんなに小さくても、立派な国際線。だって正真正銘の独立国なんですから! Viva, Timor Lorosae!

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東ティモールに降り立って、最初に目に入ったのがこの光景。軍備? まだ情勢不安は続いているの? このヘリがどこに所属しているのか、何故そこに待機しているのか、確かめるすべもありませんでした。けれど、ユニセフ・スタッフによると、ほんの半年前と比べても、明らかに落ち着いた雰囲気になり、以前のような緊張感はないとのことでした。

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現地入りしてすぐにスタッフミーティングをしていると、突然の豪雨。日本のゲリラ豪雨もすごかったけれど、やはりこちらの雨はハンパじゃない。見る見るうちに辺りは洪水。この時は雨季に入る少し前でしたが、雨季本番は一体どんななのだろうか。 

 後日談。日本に帰国してから東ティモールの大使とお会いしたときのこと。大使は雨季に頻発する土砂災害を案じていました。
 私は大使に「森がもっと豊かになれば災害も減ると思うのですが…」と軽口を叩いてしまった。それというのも、あれだけ緑豊かな国なのに、なぜか禿げ山が目立つのが気になっていたからです。高木が育たない環境なの? それとも薪で暮らしているせい? 急速な開発? 何? …と。
 大使の返答はこうでした。「インドネシア軍がゲリラをあぶり出すために、山という山、森という森を焼き払ったのです」
 私は言葉を失い、そして我が愚かさを恥じました。

                                   つづく…

 

東ティモール・レポート 〜その2

 首都ディリを離れ、村の視察へ向う途中、山の中腹で女性たちの姿を見かけました。視察チームが休憩のためにちょうど車を止めたので、私は彼女たちのところへ行ってみました。日本を発つ前にティテゥン語を調べ、いくつかの言葉をノートに書き込んでいたので、ドキドキしながら話しかけてみました。

 「Bondia(おはよう)」声をかけると、彼女たちの強ばった表情がすぐに緩みました。

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 「Bee(水)、、、hemu(飲む)?」見ぶり手振りを交えながらの奮闘に、向こうも一生懸命コミュニケーションをとろうとしてくれました。なまじ英語ができる私には「通じない」ということが新鮮でした。逆に「通じない」ことが「分り合いたい」を増幅させ、少しでも通じたときの喜びの大きいこと。それは言語の力だけではなく、ハート同士の働きなのだからなのですね。
 言葉を生業としている身としては、深く染み入る体験でした。ラジオを通して、これからどれだけ「伝え」「分り合える」のか。言葉の機能性にあぐらをかく事なく、語れるようになれるのか…。

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松任谷由実さんの「スラバヤ通りの妹へ」という歌が大好きです。
     ♪rasa sayang その次を教えてよ。少しの英語だけがあなたとの架け橋ならさみしいから♪
きっとユーミンもジャカルタを訪れたときに、こんな気持ちを覚えたのかな…

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給水設備がないために水汲みは彼女たちの大事な日課です。一日に何往復もしなくてはなりません。水汲みは女性の役割であるため、女の子たちの就学率の低下の一因となっているそうです。

                                    つづく…
 

2009年01月05日

東ティモール・レポート 〜その3

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どの村を訪れてもビックリさせられるのは、その歓迎ぶりです。子供たちが勢揃いしてダンスを披露してくれたり、民族衣装に身を包んだ人たちが楽器を打ち鳴らしながら出迎えてくれました。木と革で作ったものや、すきやき鍋のような鉄製のものなど、楽器はほぼ打楽器です。なかには使いすぎて穴が空いてるものもありました。それでも彼らは大事に扱っています。

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                             photo by 白石芳雄・copyrighted

さらに私たち一人ひとりの首にタイスをかけてくれるのです。タイス(tais)は東ティモールの伝統的な手織物。身にまとったり、敷物にしたり、用途は様々。「帯に仕立てたら、さぞ美しいだろうな〜」なんて、頭の中で用尺を計ってしまいました。ぜひ、いずれ!

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ある村にて、歓迎の音楽とダンスの後テントに招かれました。地べたに敷いたゴザに座ると、小さながカゴが二つ差し出され……なんと、タバコです。一つは巻きタバコ。千切りコンブみたいなタバコを、干した葉っぱで包みます。もう一つは噛みタバコ。こちらは練り物っぽい(?)タバコを生の葉っぱに包んで口に入れます。プロジェクトリーダーとユニセフ代表の二人が皆をレペゼンして歓迎を受けていましたが、後になって私も試してみればよかったと、ちょっと後悔。経験できるものは何でもするべし…ですね!

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視察の後には必ずごちそうが用意されています。ドライフルーツ、バナナ、ヤムイモ、カサバ…とにかく芋類が中心。カサバは甘くないサツマイモみたい。しっかりした歯ごたえもあって美味しかった。カサバはそこら中に生えていて、村人たちの大切な食料源のようです。コーヒーはコクと香りが豊かですが、ブラック好きの私には目を見張るような甘さ。しかし物資の事情などに思いを巡らせてみれば、彼らがどれほど歓迎してくれているのか、このお砂糖の甘さが物語っている気がします。ホスピタリティーに胸が熱くなりっぱなし…う”っぅ”、。

                                  つづく…
 

 

2009年01月06日

東ティモール・レポート 〜その4

街の中心地はコンクリートの建物がほとんどだが、郊外へ外れるほど、家はコンクリや石で建てられたものから、木造、葉っぱで出来てるようなものまで様々。

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屋外に台所を設けてるところも多いが、このように中で煮炊きする家もあります。


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燃料は薪。買う場合は一束10セント。
ちなみに東ティモールの通過はUSドルなのです。なんかちょっと不思議…。

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東ティモールの人たちは植木好きが多いらしい。これだけ緑に囲まれて…というか、緑の只中に暮らしているのに、それでも家の前にはこんなガーデニング風景!

以前、地方から遊びにきた知人が「なんでわざわざ植木なんか育てるの?面倒なだけじゃない。あぁ、東京には緑がないから、こんなもんでも貴重なんだね」と云われたことがありました。なんとも言葉にし難い、あの時の哀しい気持ちを今でも忘れられません。希少だから大切で、豊富だったら価値が下がる…そんなことではなくて、心の向いている方向だと思うんですがね。東ティモールの人たちがこんなふうに植物と仲よく暮らしているのを見て、ガチガチに硬くなった肩を揉んでもらったような心持ちになりました。ふー。

                                 つづく…

2009年01月07日

東ティモール・レポート 〜その5

 とにかく犬が多い。市街地でも、郊外でも、どこにでも犬がいる。ウロウロ。フラフラ。飼い犬も、野犬も、なんとなく上手くやってる犬も、どれも生活に大差はなさそう。タイトロープの上を歩いてるヤツ特有のいい面構えをしている。
 狂犬病などは大丈夫なのだろうか。それとなく現地の人に尋ねると「たぶん…でも、たまには…」と、口ごもりながらニヤけた。おい、おい。マジですかいっ!!
あれ、ひょっとして担がれたかな…? ホントのところ、どうなのよーっ!
犬の同じぐらい幅を利かせているのがブタ。街中でも平気の平左で闊歩している。

           
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犬とブタの2ショット。

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こちらはブタさんのアベック。

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飼われている主なものは、他にヤギが目立つ。その家庭で食べられることもあるが、結納の品であったり、お金のかわりに利用されることもあるようです。
もちろん平等とは云わないけれど、人間も動物も等しく「この大地を踏み、生きている」というバイブスがビシビシ伝わってくる。

                                 つづく…

2009年01月09日

1月9日 ONENESS=大いなる「和」 を求めて

 本日、1月9日の朝日新聞朝刊に、パレスチナ武装組織の各派がエジプトが提出したイスラエルとの停戦案を拒否したという記事が掲載されていました。理由は「イスラエルの完全撤退が保証されていない」。

 イスラエル・パレスチナに関する私の個人的な見解はさておき、ここで一番に注目すべきは「今、こうしてる間にも人々が殺されている」ということではあるまいか。そしてそれは海の向こうの「なんだかいつもドンパチやってる、しょうがない連中」の話ではない。政治経済を含め、環境の中でわたしたちは繋がっているのだから。ホッと一息ついて飲んだコーヒーの代金が、誰かの体を吹き飛ばす爆薬になっているかもしれないのだから。
 昨年の夏に、「武装解除 -紛争屋が見た世界」の著者でもある、紛争ネゴシエーター(自称、紛争屋)の伊勢崎賢治さんとお会いしたときに「日本は今も、戦時下にありますよ」と明言されたのが忘れられません。

 今、世界はブレイクスルーするのか、それともブレイクダウンするのかという岐路に立っています。このタイミングで東ティモールを訪れたことも、きっと何か意味があるはず。大いなるONENESS=和を求めて。誰もが幸せである世界は必ず可能だと信じています。

 HEATWAVEの山口洋、そして細海魚さんが2002年に、ネイティヴアメリカンのアクティビストであるトム・ラブランク氏と一緒に「eagle talk」というアルバムを作りました(詳しくはHWのウェブ、またはブログで)。その中の「cide」という曲のPVに、新たに字幕が加えられ、you tubeで見られるようになりました。ぜひ!

* suicide(自殺)、genocide(大量虐殺)、pesticide(殺虫剤)……
 cide とは「殺す」ことを意味します。

 

2009年01月13日

1月12日 ぬくもり

 寒がりが治ったのかな? と思ってたら、大間違い。ただ本格的な寒さに見舞われてなかっただけなんですね。やっぱり今年も相変わらずの寒がりです。ってゆーか、リアルに寒いです。

 戸棚の奧から湯たんぽを引っ張り出しました。やっぱ、いいねー。ぬくもりが違う。この気持ちよさを味わうためなら、寒いのも悪くないかも…なんてね。

冷えた体をあたためる豚汁。
思わず声が出ちゃう(あ”〜)お風呂。
誰かとつないだ手の、妙にうれしい感じ。
これ全部、寒さからのプレゼント。

 冷たい夜気の中で、お月様も銀色に輝いています。まるでピカピカに磨いた鏡のように。世界を見下ろしながら、その鏡は何を映しているのだろう。
どうかそこに映る景色が美しいものでありますように。

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                         photo by 土田千冬・copyrighted

2009年02月02日

2月2日 お知らせです

みなさま、こんにちは。寒い日が続いておりますがいかがお過ごしですか?
蜻蛉日記の更新もせず、ご心配おかけしました。「インフルエンザ?」「失恋?」「食べ過ぎ?」原因は不明だが、どうやらアイツ、ダウンしたらしいぞ。そんなウワサが流れてるとか、流れてないとか。お陰さまで、私はいたって元気です。
あれこれバタバタしておりまして…
…と弁明するのが大嫌いなので、やめておきまーす。

一つお知らせです。
エコロジー関連の情報を取り上げている「おひさまスタイル」というサイトのなかのコンテンツに「ひだまりブログ」があります。様々なジャンルで活躍する方々が仕事のこと、日々のことを通して暮らしを見つめています。
去年の暮れから仲間入りさせて頂いております。

タイトルは: うず 〜和を響かせて〜
和→環→輪→話=ハーモニー。和的な暮らしを楽しみながら、より本質的な「和」とは何かを探ります。衣食住+αが奏でる美しい和音を求めて。

よかったら、併せてそちらもチェックしてください!

予告:先日、ちょっくらプラハとブダペストに行って参りました。その旅レポも近々アップしますのでお楽しみに。
写真はブダペエスとのメトロ入り口にて。

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2009年02月04日

2月4日 大福 LOVE

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 今日のNHK FM『MusicPlaza』でも話しましたが、今年の節分は元気な「鬼は外〜、福は内〜」の声がまったく聞こえてこず、なんだか寂しかったです。時代なんですかね。豆まきが大人しくなってゆく一方で、恵方巻きは勢力を伸ばしつつあるのも東女としてはあまり面白くないのねん。やっぱり土地土地の特色がそれぞれにあってこその楽しみですからねー。

 さて、そんな今年の節分に出会ったハッピーといえばコレ!

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鬼の金棒大福♪

 大福を棒状に長く伸ばしたもので、鬼の金棒を象ってるんです。赤エンドウ豆がゴツゴツ入ってて、それが金棒のイガイガみたいなんですよ(写真には肝心の豆が写ってない〜…泣っ)。赤い金棒がこしあん。白い金棒がつぶあん。不思議なもので、普通の丸い大福と使ってる材料は変わらないはずなのに、なんかちがった味わいなんですよねー。

 で、ふと思ったこと。恋愛もね、大福と同じだってこと。基本的な材料は同じなのに、時季が違う、状況が違う、相手が違う。ちょっとしたことで、同じ恋なのに、それはいつでもが「初恋」なんですよね。ウフフ。

 暦の上では今日から春。どうかハートの中も春でいっぱいになりますように(*^_^*)

☆〜☆〜☆〜☆〜☆ 
エコロジー関連サイト「おひさまスタイル」の中にあるブログ、うず 〜和を響かせて〜もどうぞお楽しみください。

2009年02月08日

2月8日 針供養

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 2月8日は古くなったり、折れてしまった縫い針を供養する日。遅々として進んでいませんが、一応は和裁に携わる身なので行って参りました。浅草寺・淡島堂はキモノ姿の女性たちで大賑わい!

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 大きなお豆腐に針を刺すのですが、これはやわらかいモノに刺すことで、針に楽をさせてあげるんですって。そりゃそうですよね。今までどれほど酷使されたことか!特に私のようなヘタっぴな運針では、さぞ疲れ果てたことでしょう。ごめんね。そしてありがとう。針さん、ゆっくり休んでください。
 有機質・無機質を問わず、そこに命を見出してしまう感覚がなんとも好きなんですね。
究極のアニミズム。大いなる和合ではありませんか!

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 せっかくの浅草なのだから、梅園で粟ぜんざい…いや、揚げまんじゅう…うーん、亀十でどらやき? さんざん迷いながらも、結局は喫茶ブラジルのカツサンドに落着しました。

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竹に大小あられを散らした染めの小紋。帯は白の塩瀬に虎、猿、招き猫などを描いた名古屋帯です。

2009年02月14日

東ティモール・レポート 〜その6

 村の家々を回っている最中に、不思議な建物に気付きました。住居とは少し距離をおいて、ポツンと建っている東屋。

 それはルリックというもので、先祖の霊などが宿る、いわば聖域だとか。写真を撮っていいか尋ねると、少しの間をおいて、村人は静かに頷きました。私がカメラを向けているのを遠巻きに、心配そうな面持ちで見つめる子供たち。そんな視線からも、ルリックが特別なものであるのが窺えます。

 ご先祖を大切にする。その存在を己のなかに感じる。連綿とつづく命に感謝。目に見えぬモノへの畏れ。そして敬い。日々の忙しさのなかに埋没してしまいがちではあるけれど、結局のところ人間が人間であるということは、こうしたスピリットを失わないということなのか。
 
 宗教、信仰、哲学…いろいろな語り部たちが、いろいろに命の物語を伝えてくれます。難しいことはわりません。ただ本能的に、私たちが有機体であり、自然の分身であり、宇宙のカケラであり、あなたも彼も彼女も他人だけれど、同時に私でもあって、本当はどこにも何かを隔てる壁なんぞないんだと…そんなふうに感じられてならないのです。

 多くの人が口を揃えて「全てを失った」とか「ゼロからのスタート」だとか云います。たしかに物資は無いかもしれません。紛争で失ったものも計り知れません。
けれども私の目に映る東ティモールはとても豊かです。

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                                  つづく…

2009年02月17日

2月17日 天の上を目指して

 2月16日(月)登山家、小西浩文さんの講演「天の上を目指して」に行ってきました。会場は山好き、アウトドア好きでいっぱいなのだろうと思いきや… 席を埋め尽くしていたのはスーツ姿のビジネスマンたち。それもそのはず。小西さんが挑む「山」は、私たちの仕事や、ひいては人生そのものに置き換えることができるからです。
私も温む怠惰にバシャッと冷水を浴びせられた思いがしました。
 
 小西さんは8000m級の山々の無酸素(酸素ボンベを使用しない)登頂に挑戦しつづけています。それを可能にするのは肉体のみならず、精神も鍛え抜きます。水が下へこぼれるように、ともすれば楽な方、楽な方へと落ちてゆきがちな自分をどう高めてゆけるのか…

「人が見ていないところでカッコ悪いトレーニングができる人間は、人が見ているところでファインプレーができる」と、小西さんは云います。 そして

「できない理由を探す人が多い。簡単だから。けれど0.1%の可能性でもあるなら、それを信じてやればいい。人は、その人が思った通りになる。山で大事なのは、生き延びるという意思があることです」と。

 はしたて、いまのワタシはどうだろう。。。。

 今がなんとなく流れているから
 特に不自由してないから
 面倒くさいから
 傷つきたくないから
 それが砂の城であると知りつつ、壊すのがこわいから
 
 立ち止まる理由はいくらでも挙げられる。けれどそんな理由に何の意味がある。
衝動に突き動かされながら、前に進むだけだと意を決した夜でした。

 小西さんの言葉をもう一つ。
「人生の中で、何人の人と超真剣に語り合えるか」  konishi-san.jpg

2009年02月21日

東ティモール・レポート 〜その7

 さて今回の東ティモール訪問一番の目的は、トイレと水の衛生環境に関する視察です。レポの序章でも触れましたが、単なる寄付をするのでは意味がない。ましてや、誰かがワッと行ってトイレを作ってあげて引き上げるのでは、親切の押し売り、いっそ迷惑になりかねない。このプロジェクトでは「自立」をとても大切にしています。きっかけは作っても、実際にトイレの建設と修復をするのは現地の人々の手によるもの。故に、出来上がったトイレは実に様々。木材でかなり頑丈にできているものから、葉っぱで組んだ簡素なものまで、オリジナリティいっぱいで興味深いものがありました。

 中でも気になったのはコレ。
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 竹を半分に切ったものを組み合わせて屋根にしています。そして軒下には雨樋。雨水を集めるための装置です。

 横から見ると…
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 雨樋を伝って受け止められた雨水は、竹のパイプからトイレの中に設けられたタンクに流れ込みます。トイレ使用後には、その水を汲んで流せる仕組みです。水の供給システムが整うまでの、雨季限定水洗トイレといったところでしょうか。
 知恵を出し合いながら、村の人々が総出で助け合いながら作ったトイレは大切にされ、なんだかとても誇らしげ!

 学校などにはトイレの使い方と、衛生啓発のポスターも…。

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                                  つづく…


 

東ティモール・レポート 〜その8

 ディリの街中にはぼてふりの姿が目立ちます。パイナップルの他にも、布や魚介類など様々の商いをしています。江戸の街もこんなだったのかしら。

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 何かを待っているのか、それともおしゃべりを楽しんでいるだけなのか…?通り沿いには、よく人がたむろってます。そうえば赤瀬川原平さんが「かつての日本は、何もしてない人がいたものだ」とコラムに書いてましたっけ。なんとなく口笛を吹いてる人…。ベンチで足を組んではブラブラさせてる人…。
現代人はヒマを遊ぶことを忘れている、と。

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 仲良し。
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 街と郊外を結ぶ道の両側に(エルメラへ向う途中)、延々と茂るコーヒーの木。特に誰の所有でもなく、勝手に生えているので、つまり当たり前にオーガニックです。このときは緑の葉っぱだけでしたが、季節になると一面に白い花が咲き乱れ、何とも香しい空気があたりを埋め尽くすそうです。そして花が終われば、今度は赤い実が山を彩るのですね。想像しただけでも、うっとり〜。

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                                    つづく…

 

 

東ティモール・レポート 〜その9

 最後に訪れたヌヌプ村にて突然の雨に見舞われました。雨宿りをしながら心地よい疲労に寄りかかっていると、背後が何やら騒がしい。振り返ると、切り開かれた小窓から子供たちが入れ替わり立ち代わり顔を出しては、私の様子をうかがっているのです。子供たちは好奇心でいっぱい。そのクセ、本当にシャイです。目が合うと、照れながらキャーキャーはしゃいで隠れてしまいます。

 「Botarde. Diak ka lae?」

 こんにちは、元気? と、イスによじ登って窓の中に挨拶をすると、次々に子供たちがまた出てきました。なんて可愛いんだろう。
交わす言葉は少ないけれど、満面に浮かべたスマイルで、私たちは語りあえた………と思う。

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 今度はもっと語り合おうね。また会える日を楽しみにしています。
                              Obrigada, Timor Lorosae!

2009年02月27日

2月26日 BIG ISSUE, small issue

 今週の東京FM「DailyPlanet~Humming Bird」は雑誌・Big Issueの協力により、毎日ホームレスの方をゲストに迎えました。偏見からの解放と、ホームレス問題をもっと身近に考えるきっかけになれば…ということで実現しました。

 ある人は病気や怪我が原因で定職をおわれ、日雇いで働くも、体力の限界とともに家も失った。ある人はいくつかの不運が重なるうちに自暴自棄になり、又ある人は「なんとなく」気付いたらホームレスになっていたという。
  
 それぞれの路上生活。ちょっと取材したぐらいで私に何が理解できるものではありません。ただ一つわかったのは、どれだけ博愛主義のリベラリストを気取ったところで、私自身が実はたくさんの扉を閉ざしていたということです。何だかわからないものを閉め出す扉。わからないものを怖がる扉。無関心という扉。ことなかれの扉。面倒くさいの扉。この他にもいったい何枚の扉があったものか… 自分に潜む醜悪に対面することは、苦くもいい経験になりました。

 企画の最終日の今夜、私も販売者の「プロペラさん」と一緒にBIG ISSUEを販売すべく渋谷の路上に立ちました。凍えた。冷たいのは夜風と雨だけじゃなかった。少なからずビートニクスの影響を受けている私にとって、「路上」はある意味のホームだったはず。けれどそれはあくまでも「帰る場所がある」上でのプレイグラウンドに過ぎないんだな…。

 売ろうと頑張る私にプロペラさんが云いました。「リキんじゃだめだ。販売でも何でもそうなんだ。リキんでもはじまらない。さりげなく、普通でいいんだ」と。人生の先輩の一言には重みがありますね。

 ビッグイシューとはホームレスが売る雑誌です。1冊300円で、うち160円が販売者の収入になります。いわゆるチャリティではなく、仕事を提供し、自立を応援するものです。お客さんのなかには千円札をだして「おつりはいらない」と言ってくれる人もいます。暖かい善意です。けれど販売者さんは雑誌の代価以上のものは決して受けとりません。ほどこしを受けてるのではなく、仕事をしてる誇り…
もちろん、差し入れは大歓迎だけどね〜♪

だからなんだ、ということでもあるけれど
だから生きてる、っつーか。
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2009年03月01日

3月1日 お雛ティーパーティー

 久しぶりにゆっくりとお茶を楽しみました。雛祭りも近いので、いつにも増して華やぎを感じながら、いくつになってもガーリー気分を味わえるしあわせに感謝です。

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 フランスからの留学生、エイドリアンも参加。ただでさえ、見るものすべてが初めてのオドロキなのに、女子に囲まれて小さくなってたかな…?それにしても、思い切りジャパニーズな空間に、英語やらフランス語やらが行き交う面白さ。これぞ本当の「和」だと嬉しくなりました。

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 毎年、先生が用意してくださる雛祭りのお膳は5感の全てに美味しいのです。
むほほ。食べ過ぎとわかっちゃいるけど、茶巾寿司をおかわりしてしもたー。そして白酒でホロハレヒラレ〜。お猪口たった一杯で…おそるべし、白酒。要注意。

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 おみやげは、これまた先生のお手製ひなあられ。たっぷり時間と手間をかけられた絶品です(過去のブログにくわしく書いてるはず)。

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帯のお太鼓です。まんま雛人形ではないので、春の間はずっと締められますが…まぁ、3月3日を過ぎないのが粋ってもんでしょ。

2009年03月08日

3月7日 別れ、そして出合い

 2、3日前から様子がヘンでした。そして皆さん、いよいよ今日のその時がやって参りました。
平成21年、3月7日…掃除機の乱。長年にわたり忠誠を誓ってきた掃除機が、当主であるブナ姫にキバを剥いたのです。その方法とは…自らの電気回路を断つことでした。かくして、掃除機はウンともスンとも言わなくなったのです。  
今夜もご覧いただき、ありがとうございました。

             〜♪エンディングテーマ♪〜

 後に、ブナ姫はワラをも掴む気持ちで街に出て、最も苦手とする家電店にて新たな掃除機を購入。週末の人混みにアップアップしながら家に持ち帰り、取り説と格闘すること30分。ようやく掃除ができるようになったころには、自らの乱暴を反省し、家電を大事に扱うことを深く心に刻んだといいます。
                                  (by 松平アナ)


 …と、冗談はさておき、掃除機がダメになったのには参りました。なんせ花粉症がひどいもんで。この時季は特に、掃除機がないと辛いっす。

 ところで掃除機を買うなんて、生まれて初めての体験だと気付きました。今まで「うちにあった」とか「不要になったのをもらった」とか「誰かが置いてった」とか、適当にあるものを使ってたんです。わお!イチから自分で吟味して買うなんてドキドキ、わくわく。お店の人にいろいろ教えてもらいながら、初めてのmy掃除機ちゃんです。正直、まだあまり使いこなさせてないけど、末長くつき合って行きたいです。
 そして今まで頑張ってくれた掃除機ちゃん、本当にお世話になりました。ゆっくり休んでください。
ありがとう。

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おぉ、輝いてるぜ!!

3月8日 鎌倉彫展@溝口

 今年も川崎市生活文化会舘で鎌倉彫の展示をしました。ここは技能振興を目的とし、手工芸などの教室も多く開かれています。私が属している会の他にも、創作帯、人形作り、お料理、陶芸など…いろいろな団体が参加。あちこち覗きながら、人間の「手」と「想像力」のすごさに感心しきり。

 人間関係にしばられ、時間にしばられ、重力にしばられ、欲望にしばられ、感情にしばられ、がんじがらめの日々。その中に完璧な自由があるとすれば、それはきっと「想像力」。そして「手」は想像力のよき相棒。

 この手が。その手が。どうか誰かを殴るためのものではなく、抱き合うための手でありますように。

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キモノは紬地にロウケツの縞。帯はすくいの八寸。柄は回転木馬です。ちょっと春先には重たい配色かと思いましたが、うすら寒い曇天なので少し暖かみを持たせてみました。

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外の広場ではお餅をついて、あんこ&きなこ各3コ=6コ¥200で販売してました。当然、買うでしょ〜。あまりのおいしさに一気食いしてしまいましたが、後からお腹の中でお餅がふくれて…
う”〜ん、ぐるじぃぃ〜〜〜〜〜〜〜。また太るな。

 

2009年03月19日

3月18日 いちご狩り@下田

 暑さ寒さも彼岸まで…。でも今年はお彼岸を前にして、すでに気温が上がってますね。すっかり春の陽気です。私の周りでは多勢のイチゴ・ハンターたちが出没していまして、春を満喫しています。行く先々で「いちご狩りに行ったのよ〜」と嬉しそうに語られるので、そんなに楽しいのかと、私も行ってみたくなりました。そんなわけで遠足GO!!

 わが家の古いアルバムにはいちご狩りらしき写真が残っているのですが、私は幼過ぎて記憶にありません。なので、これはもう「初・いちごハンティング」と言えるでしょう。大好きないちごを心置きなく食べられるなんて、この世の極楽じゃ…と、ワクワクしていたら、そんな私に「そうそう食べられるもんじゃない。買った方が安い」友人たちが口を揃えて言うのです。すると俄然、燃えてくるのが天の邪鬼。MY練乳を持参で乗り込みました。

          ハウスの中では走らないでください
          いちごの棚はまたがないでください

 あれこれ注意事項が書いてあります。
ふん、子供じゃあるまいし。一々細かく言わんでもえーわい。バカにすんのもいい加減にせいっちゅーの!
 …ちょっとムっとしたりして。

 ところが、です。
 まず受付で某番のハウスへ行けと指定されます。その時、小学生の男の子たちのグループがいて、ちょうど一緒にぞろぞろ指定されたハウスに向う格好になりました。その時点で、こいつらに負けるか…って気持ちになって、もう走りたい。

 さらに不思議なのは、イチゴをもいで食べてると、よその棚がよく見えるのです。あれ、あっちのほうが赤くて大きいのがいっぱいなってない? なんて。ちゃんと自分がいるとこだって沢山なっているにも関わらず…それなのに…意地汚いですよね〜。見回して、よし次はあの辺りだ、と移動しようとしたところに小学生が近づいてこようものなら、気持ちが急いて、思わず棚をまたぎそうになっている自分に気付くのです。いや〜、お恥ずかしい。

 春のいちご狩り。己を顧みる、よい経験となりました。ちなみに形振り構わず食べまくった甲斐あり、しっかり元はとれました…ですてぃに〜(おぉ、懐かしい!)。おーっほっほっほっほっほ。

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2009年03月22日

3月22日 お知らせ〜TAP TOKYO

 カフェやレストランで座ると当たり前のように出されるお水。どれだけ美味しく飲まれているのかしら。あって当たり前。お刺身のツマみたいに(私はツマも大好きですが…)なんとなく風景の一部になってませんか。手もつけられないまま捨てられる事もあるでしょう。お水って、そんなに簡単なモノじゃないはずなのに。

 こんな終了間際のお知らせになってしまいましたが、3月22日の「世界水の日」にあわせて、TAP TOKYOなるイベントを開催されています。2007年にニューヨークで始まったTAP PROJECT の東京展開だそうです。普段は無料で提供されるお水に、プロジェクト期間中は、寄付をしませんかという取り組みです。


http://www.tapproject.jp

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2009年03月25日

3月25日 春便り

いつもの眩しい笑顔と一緒に大きな風呂敷包みをもって、富山で自然農をしている友人がやってきました。

わくわく!積もる話とともに、包みから何が出てくるのだろう。

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 「あんまり可愛かったからさ」と、取り出したのはキャベツ。直径20cmぐらいのその姿に、そこに集まった全員から「きゃ〜っ」という感激の声があがりました。

そして次に出てきたのは…???

 「昆布じめを作ってきた」

摘みたてのお野菜を昆布でしめただけのゴ・チ・ソ・ウ!! 
昆布の塩気だけで、他には何も味付けしてないのに、どうしてこんなに深みのある味わいなのでしょう。やはり「自然農」という生命エネルギーをリスペクトした究極農法によるものか(笑)?!

 「はい、ブロッコリー。それから、これが菜の花…カブと白菜」

えっ?菜の花じゃないの?どうして菜の花なのにカブなの? え? え? え?

混乱していると、同席していた先輩が教えてくれました。
 「一般に菜の花というのは、菜種の花。それ以外にも、薹(=トウ)が立って花をつければ【菜の花】でしょ」

なるほど…だから白菜でもカブでも菜の花か。。
普通にお店に出荷される野菜は菜の花(薹が立つ)の前に収穫されてしまうから、お目にかかれないんですね。知らなかった。
それにしても美味しい! 口の中いっぱいに春が広がる〜ぅ♪

 「よく年齢を重ねた女性を「トウが立つ」なんて言って蔑むけど、トウが立つって悪いことじゃないわね。この良さが分らないなんてもったいない。本当の美味しさを知らない可哀想な男たち」うふふ、と茶目っ気たっぷりに笑った先輩に、私も同感!

 「あ、もう一つあった」さらに出てきたのは紅心大根(=コウシンダイコン)。おぉ、噛み締めれば甘みと一緒に、乾いた体を潤してくれる瑞々しさ。そして味もさることながら、見事な色彩。美しい。大地の神様はなんという芸術家なんでしょう。

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かつて平安の人々は装束の色をかさね、無限の表現を楽しみました。この配色は3月に着用した、表に淡紅、裏に萌黄をかさねた【桃】という色目といえそう。

2009年04月01日

3月31日 深夜

 いろいろありますね。ホント、生きているとさ。自分ではどうにもならないことも、自分でやらかしたことも。まぁ、それが「生きてる」ってことなんでしょうけど。

 ともあれ、4月です。新しい風を体中にあびながら、両手をひろげて受け止めよう。いいことも、そうでないことも、すべて。
 FUTURE IS UNWRITTEN……未来はまだ書かれていない。この言葉を胸に歩いてゆくだけだ。

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 わが家はただいま花盛り。それぞれが、それぞれの花を咲かせています。
可憐で、たくましくて、したたかで、謙虚で、力強くて、自由だなー。 
                 
お知らせ:
ラジオ・キャリア20周年。この4月から再び「鈴木万由香」として頑張ります。
改めて宜しくお願い致します。       
                  

2009年04月08日

4月7日 北鎌倉、円覚寺

 今日は法事。午前中からの仕事を済ませ、新橋から横須賀線に飛び乗り、いざ北鎌倉へ。戸塚を過ぎたあたりから、だんだん景色も風の匂いも変わってきます。メタモルフォーゼ。自分の細胞も少しずつ変わってゆくのがわかる。何かが漲ってくるような、裸になってゆくような…不思議な感覚です。

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北鎌倉は名残りの桜の間から新緑が芽吹きはじめ、追いかけるようにレンギョウや山吹の黄色が走っていました。

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そしてお寺の庭には見事な「のりこぼし」。この椿はまるで糊をこぼしたように、赤いところに白が交じってるから「のりこぼし」というんだよ、と管長さんに教えていただきました。奈良の東大寺の辺りでは、季節限定で「のりこぼし」というお菓子も売られるとか。ぜひ味わってみたいなー。

 まばゆい季節の到来にワクワクします。キモノのオシャレもますます楽しくなりますね。あむあむふわわでは、ニットだけでなく、新たに小物も展開しています。ブレスとしても使える可愛い羽織紐やヘア・アクセ。お役立ち間違いなしの半衿、帯締めなどもあります。また期間限定、一部プライス・ダウン商品もあるのでぜひチェックしてみてください。ネットショップはコチラから。

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昼間の気温は高くても、陽が落ちると途端に冷えることも。塵除けを兼ねて、ちょっとした羽織ものがあると便利ですね。「透け感」が軽いモヘアのニットを持参。

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お寺の庭から眼下を見下ろすと、ピンクの海。雲海ならぬ桜海です。

 


 

2009年04月16日

4月16日 いのちの森

 一昨日、友達から電話をもらいました。お母さんが庭で掘れたタケノコで炊き込みご飯をこしらえたから食べないか、と。デザートには、これまた庭で摘んだヨモギの草餅もあるという。もちろん断る理由などあるはずもない。

 うーん。体の中に「春」が染みわたってゆく〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ。

 なんという贅沢でしょう。季節に採れるものを頂く…これ当たり前。当たり前のことが贅沢なのであるとは、ちょっと不思議な気もする。でもそうなのです。
 いま一度「ありがたい」ということについて考えてみる。有り難い。読んで字のごとくだ。
 
 またアースデイがやってきます。4月18日〜19日、第一会場である代々木公園イベント広場では今年も様々な催し物が予定されています。そして今回は代々木公園だけでなく、なんと明治神宮でもイベントが実現します。「いのちの森」と題して、私たちが自然の一部であること…自然そのものであると感じること。
私も参加します。みなさまもどうぞいらしてください。

4月19日(日)10:00〜15:00
 「いのちの森からはじめるワールドシフト@明治神宮参集殿」
「ワールドシフトとは何か?」そして「日本の果たす役割」について「ワールドシフト」への理解を深めるシンポジウムと映像の上映を行います。

第1部 地球意識の目覚め 10:00〜12:00
映画「地球交響曲第5番」(アーヴィン・ラズロ博士の出演パートのみ)
映画「アース・ピルグリム」(世界の聖地と賢者を訪ねる旅。ダイジェスト版)
映像「ベラガイア」の上映(NASA衛星観測データを3D映像で可視化)
第2部 ワールドシフト・シンポジウム 13:00〜15:00
パネリスト
野中ともよ(NPOガイアイニシアティブ代表。元NHKキャスター、元三洋電機会長)
C.W.ニコル(作家、アースデイ東京2009実行委員長)
稲本 正 (オークヴィレッジ代表、NPOドングリの会 会長)
竹村 真一(京都造形大学教授)
コーディネイター
谷崎テトラ(構成作家) ほか。
総合司会
鈴木万由香(パーソナリティー)

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2009年04月28日

海へ還る

 4月26日、強風。あらゆるものが吹き飛ばされた。岬の突端に立ち、潮風を全身に浴びていると、皮膚まで剥がされてゆくようだった。かわりに何かが満ちてくる。手放して得るもの。きっとそれこそが、本当に大事なもの。

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2009年05月22日

5月22日 古代織

 5月26日まで《古代織展》が池袋にある伝統工芸品センターで開かれています。古代織の6産地があつまり、しな織 葛布 藤布 芭蕉布 手紡木綿布といった織物たちを紹介しています。普通、呉服屋さんの奧の棚に鎮座してることがほとんどの古代織物たちは、ちょっぴり遠い存在かもしれません。今回はそんな織物を近くで眺め、手にとって、その感触や味わい深さを実感するよい機会だと思います。
 天然素材が糸に紡がれ、織られ、そして布が様々な製品になってゆく…。キモノだけでなく、身近なあらゆるところで、私たちは布と共にあります。その布を通して、人間の手のちから、想像と創造力、自然との歩みなど、多くの感動がありました。
 
 なかでも葛布の軽やかさに心奪われました。手に持つと、フワッと肌に寄り添ってくれるようなしなやかさ。それでいて、まとわりつくのではない独立感。キモノはもちろんですが、ストールや日傘もステキ!

 これから暑さも増してきます。先人達から受け継がれてきた知恵と技術を取り入れ、高温多湿の日本の夏を楽しんでみるのもいいな〜…と、また夢をふくらませ、わくわくしました。

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http://texinfo.web.fc2.com/

2009年05月24日

5月24日 Blowin' in the Wind

気に入らぬ 風もあろうに 柳かな

日々はさまざまな風に吹きさらされている。薫り豊かな恵みの風もあれば、地獄の裁きのような凍てつく風もある。それでも風は風。涼しいと喜ぶか、寒いと嘆くか…… 

先日、あることから居たたまれずにブラブラと街へ出ました。普段なら歩かない場所、歩かない時間。そこでバッタリ旧友と再会。冷えた体が内側から暖まるような時間を過ごすことができました。その人を通じて、いま必要としている情報を得ることもできたし。思えば「あること」がなければ、自分は未だに同じ場所で方向を見失ってもがいていたかもしれない。

何がどうなるか、本当にわからないものですね。何が良かったのか。何が悪かったのか。最期の最期には、果たしてわかるのかしら。あるいは知る必要もないことなのかもしれないけれど。

旅の途中。毎日という車窓に絶え間なく流れる景色。きれいな景色。不思議な景色。怖い景色。醜い景色、愉快な景色… 。その一つを一つをどれだけ楽しめたかで、今生の味わいも変わるのならば、どんなものでも大事にしたいな。
朝からの雨があがり、薄日がさしてきた。

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2009年05月25日

5月24日 甘いプレゼント

わー!
久々に和裁の先生を訪ねると、お膳の上にはスイカがドンとあぐらをかいてるではありませんか。ポカンとしていると、先生や兄弟弟子が満面ニコニコで「びっくりした?」と、私の前に山盛り切ったスイカを並べました。

あぁ、おいしー。瑞々しい香りが口の中に広がり、鼻からぬけてゆく。こんな本格的な真夏のスイカをいまごろ食べられるなんて…カンゲキ。このところ忙しくて、ちょっと息切れしている私のために好物を用意して待っていてくれたのです。くぴー。あまりの嬉しさに、こんな音しか出ませんでした。

プレゼントは大好き!もらうのも、あげるのも楽しいです。相手の喜ぶ顔を思い浮かべるだけで、千里の道もなんのその。どんなにだって頑張れちゃう。でも時々、失敗します。喜んでもらいたい気持ちが空回りして、独りよがりになってしまう。頑張ったぶんだけ、相手の重荷になることも。

友達に云われたことがあります。
「親切ってのは、相手が求めたときにすればいい。そうでなければ、ただのお節介だよ」と。
どうも私はお節介やきらしい。いけない、いけない。本当に喜んでもらってこそのプレゼントだもの。イマジン。

早く先生のように、さりげないけど沁みる…そんなプレゼントができるヤツになりたいなー。

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2009年05月31日

5月31日 あじさい日和


 6月を目前にして紫陽花が花盛り。サンダルつっかけて、ちょっとポストまで手紙を出しに行っただけなのに、気付けばいつの間にか紫陽花を愛でながらの散歩になっていた。
 花が好き。葉っぱが好き。咲く季節が好き。都会の真ん中にいても、紫陽花の周りにはむせ返るような土の匂いが立ちこめています。そこだけ空気がずしんと重たく感じるのは気のせいかしら。ほのかに怖いような、とても淋しいような、それでいて真夏の訪れを夢見てときめくような、混ぜこぜの想いの重みかもしれません。

         あじさいは心
         小さな花がいっぱい集まって一つなる
         あじさいは心

 そういえば小学生のころ、祖母のためにこんな詞を書いたっけ。
小さな花(正確には萼?)が寄せ集まっているけれど、はたして紫陽花は調和の美しさなのか。
それとも…?

 こんなにも愛しているのに、いっそ嫌いになれたらいいと思ったり。どんなに独りぼっちでも、満たされてしまったり。笑い。泣き。幸せなのに怖かったり。義務と愛と正義と怠慢。律儀と奔放。支離滅裂。一つの心の中にある感情はてんでバラバラ。そんなとき、どんな顔をしているのだろう。いつの日か、紫陽花のように咲ける日はくるのかしら。

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2009年06月07日

6月5日 雨キモノ

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 あむあむふわわの新作サンプルがあがったのでミーティングへ。フィッティングをするため、雨降りの中、キモノで参上。雨コートを着ればいいだけのことだけれど、なんとなくそんな気分ではなかったので、濡れても大丈夫なように木綿の出雲絣を選びました。帯は大胆に傘を刺繍した名古屋帯です。ディテールはどこまでも繊細なのに、全体の印象はザックリとしているんです。そんなところが気に入っているキモノと帯。

「極上のやさしさとは、相手にそれを気付かせないものだ」という知人の言葉が思い出されます。

 ミーティング場所となったK宅では、蒔いた様々なタネが元気に芽吹いています。その中からトマトの苗を分けてもらい、かわりに私は持参した朝顔のタネをあげました。互いに交換したプランツはどんな実りをもたらしてくれるのか。
 そして私たちは仕事と友情を通して、あらゆる可能性のタネも交換しています。大事に育てなくちゃ!

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6月7日 東ティモール/千のトイレプロジェクト

 TFMをキーステーションに、毎週土曜日15;25から放送している「Music Apartment」(6/6・OA)は「環境問題」を軸に、環境意識の高いアーティストやイベントの話題を取り上げました。そして番組のエンディングで去年の12月に訪れた東ティモールのことを少しお話ししたところ、「なぜ東ティモール?」「千のトイレプロジェクトって何?」という問い合わせがありました。まず、番組を聞いてくださってありがとうございます。そして内容に興味を持っていただいて、とても嬉しく思っています。

 東ティモールではトイレの不備などにより、多くの方々が病気になったり命を落としたりしています。健康面だけではなく、児童の就学率の問題にも関わってきます。その現状を少しでも改善できないかと、昨年、トイレの建設と修復のためにネピアが動きました。そしてそのプロジェクトに私もご縁あって関わらせて頂いたのです。東ティモール・レポート、及び「千のトイレプロジェクト」に関してはこの蜻蛉日記の2009年1月〜2月のアーカイブをご参照くださいませ。

 さて、その「千のトイレプロジェクト」が今年も始動しました。再び、プロジェクト・メンバーたちが東ティモールに向けて旅立ったとのことです。その様子はチームブログなどでも報告があると思うので楽しみです。
メンバーのみなさま、頑張ってください!My best regards to Timor Lorosae!

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2009年06月17日

6月17日 ホタルに憧れて

「ホタルを見てきたの」と、友人が瞳をキラキラ輝かせながら語ってくれました。
なんでも、知人の招きで下田を訪れた彼女は、案内されるままに「スポット」に行ったそうです。待つこと十数分。山の上から光の帯がたなびくように降りてきて、不思議なことにホタルの群れは同じタイミングで発光して、大きな光の揺らぎがフワ〜ン、フワ〜ンと闇に浮かび上がりました。それはそれはこの世のものとは思えないような美しさだとか。

話に耳を傾けながらドキドキしました。私も見たい!

私のホタル体験は、いつだったか、世田谷のお祭りのときに小さな倉庫内に放たれたホタルをを観賞するというもの。そんな擬似的な環境でも多いに感動したことを覚えています。
もしそれが自然の中だったら…  
夜の空気を肌に浴び、草の匂い、空の広さ、大地の確かさ、闇の無限につつまれての喜びはどれほどか! 

幻想的な光の魔法の中で、何もかもがほどけてゆきそう。

大好きな人とそんな瞬間を一緒に過ごせたら、きっとその「一瞬」は「永遠」を分かち合える時間なのかも。

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2009年06月20日

6月20日 花時間

花の香りはいつだって私を優しい場所に連れて行ってくれるのです。

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 今年、わが家のアジサイはどれも花のつきが良くないので、何だか自分だけ季節外れのような気になっていました。けれど少し遅れてガーディニアが元気に盛りを迎えています。ギボウシも瑞々しい葉の間から茎をのばし、花を咲かせました。スッと立つ、凛々しい姿が美しいです。

 せっかちの悪いクセですね。何ごとにも、それに見合った時間が必要なのに、すぐ忘れてしまう。気ばかりが急いて、もつれた足は自分をどこへも連れてってはくれやしない。
そんな私に植物たちは「まぁまぁ、慌てなさんな。Let it be」とささやきかけてくれるようです。

2009年06月22日

6月21日 夏至と八百万の神

 朝起きて、ふと「夏越の大祓え」が近いことに気付き、神社を目指して土砂降りの中を往く。歩きながら今年の上半期をなぞってみれば、いろいろあったし、何も無かったようにも思える。ともあれ、こうして元気に歩いていられる仕合わせが全てなのです。嬉しいこと、辛いこと、わからないこと…どんな出来事も、それは未来のために蒔かれたタネ。いつか芽吹く日まで、そのタネの意味が謎であったとしても、心急ぐことなく花の咲く季節の訪れを楽しみにしよう。

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 今日は友人と鎌倉散策をする予定だったのが、急な仕事のために遠足には半端な時間になってしまいました。ならば近場!ってことで、明治神宮の菖蒲田に変更。雨の花見もなかなか趣きがあって良いものでした。
 夏至の日に、思いがけず神社をハシゴすることになったのも、なんとも不思議な導きを感じます。

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2009年06月26日

6月26日 POWER OF ART 更新のお知らせ

今日、6月26日は国際麻薬乱用撲滅デー。去年の今夜、SHIBUYA O-EASTにて【POWER OF ART PROJECT〜stay clean, stay happy〜】のキックオフ・イベントにMCとして参加しました。 音楽を通じて「誘惑に負けない強い心を持とう」をテーマに実現したイベントでした。

あれから一年。POWER OF ART PROJECTは動き続けています。麻薬だけなく、いま私たちが関わる多くの問題をどうしたら少しでも良い方向に持っていけるのか…。大きなカギとなるのは、ありきたりかもしれないけれど、やはり「夢」とか「希望」だったりするのではないか…? そしてそれを支えるのは「勇気」なのかもしれない。

そんな想いから、「勇気のワをつなげてゆこう」と、新たなにLEAGUE OF BRAVESがスタートしました。今回、そのキーマンになってくれたのがケツメイシ、加藤ミリヤさんなど、多くのアーティストをプロデュースしているYANAGIMANさんです。「勇気のワ」は彼からのメッセージから始まっています。

その他にもバンド・メッセージコンテストの開催も決定しました。

コンテスト、LEAGUE OF BRAVES、、、ぜひ皆さんも参加してくださいね。
もちろん私も参加しています!  

POWER OF ART website→  http://pa-project.net/

2009年07月03日

7月2日 星に願いを

 下校途中の小学生たちとすれ違った。子供たちは各々、大事そうに笹の枝を抱えていました。お家に帰ってから七夕の飾り付けをするのだろう。一体どんな願いごとをするのかな。

 ちっちゃな手で書かれた願いごとは、どれも無邪気で可愛い……と思うのは大人のおごりかもしれない。ふと、そんなことが頭を過った。どうも大人(っつーか、わたし?)は子供を相手にすると、上から目線になりがちな気がする。いかん、いかん。「3歳の翁、100歳の童子」とも云うではないか。そもそも彼らと自分の間にいかほどの差があると言えるのか。

      ☆〜☆〜☆〜 ☆〜☆〜☆〜 ☆〜☆〜☆〜 ☆〜☆〜☆〜

 サッカーが上手になりますように ⇆ ゴルフで100を切れるようになりますように
 
 食べても無くならない魔法のプリンをください ⇆ 食べても太らない身体をください

 ○○ちゃんとずっと仲良しでいられますように ⇆ ○○くんとずっとラブラブでいられますように

 成績が上がりますように ⇆ ギャラが上がりますように

 ステキなお嫁さんになれますように ⇆ ステキなお嫁さんになれますように

      ☆〜☆〜☆〜 ☆〜☆〜☆〜 ☆〜☆〜☆〜 ☆〜☆〜☆〜

オイ、なんだよっ!! 小学生と全然かわらないじゃん!!!
さて、わが家には飾る短冊のほかに、実は「ひみつ」の短冊があります。私の胸の中でしずかに揺れている願いごと。いひひ。叶いますように。
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2009年07月11日

7月11日 出逢う

 7月7日の晩、ラジオの特番のため久しぶりの貫徹。深夜3時〜5時まで、アメリカ、ステープルズ・センターで行われたマイケルジャクソンさんの追悼セレモニーをリアルタイムで取り上げました。身体は疲れたけれど、深夜放送にしかない独特の空気やテンポの中でいい時間を過ごすことができました。果たしてそんな時間にどれぐらいの人たちが聞いていたのか知るすべもありませんが、音楽プロデューサーの松尾潔さんはずっと楽しんでくださったようです。いち音楽ファンとして、番組宛にメールまで下さって… 有りがたいことです。
 松尾さん始め、おつき合いくださった皆さま、本当に感謝します。

 番組も後半にさしかかるころ、真っ暗だった空は少しずつ色みを帯びてきました。そして地平線から太陽が少し顔を出したとき、空の上からまるで太陽を出迎えるように月が降りてきました。なんと美しい、輝きの接吻。

 「終わり」は必ずしも「終わり」ではないのだと、宇宙の光が告げているようです。昼と夜。出会いと別れ。生と死。眠りと目覚め。永遠の意味など私にはわからない。けれど、そんな永遠の中に自分がいるんだというのは分かる気がします。

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2009年07月19日

7月19日 手作り石けん

 暑い!とにかく暑い!何をしていても暑い!

 ならば、いっそ暑さを利用するのがいいですね。このところ、せっせと石鹸作りに励んでおります。ひょんなことから足を踏み入れてしまった手作り石鹸の世界を密かに楽しんでいました。それがオリジナル・レシピなどに挑戦するようになってから、あまり「密か」では無くなりつつあるような……

 材料提供をお願いしているオレンジフラワーさんに「こんなの作ってる」とお見せしたら、なんとウェブで紹介してくださいました。
http://www.orange-flower.jp/r_soap/soap_mayuko.html

えへへ。なんか照れくさいけど嬉しい。

 話は戻りまして、何故に暑いときに石鹸作りかというと、温度キープが大事だからです。寒いとすぐに原料となる油などの温度が下がってしまうため、湯煎をしたり、何だかんだと大変なのです。その点、夏場はその心配がほとんどありません。思いつくままに、いろんなアイディアを試すのにもってこいなのです。今日もまた、美味しそうな石鹸を仕込みました。上手くできたら、いずれご紹介させてくださいねー。

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2009年08月13日

8月13日 朝顔さん、こんにちは

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 この夏の朝顔・第一号が開花しました。今年こそは朝顔市とシンクロだぜ…と、いつもより早く種まきをしたんですがね。結局のところ開花は例年通り。ようするに種をまく時期よりも、花自体が「いつ咲きたいのか」に尽きるのでしょうか。どんなに急いだところで、物事にはそれ自体のタイミングがあって、無理に押したり引いたりしてもダメなときはダメ。イケるときは行っちゃうんですね。

 だからこそ。ここぞという波が来たときは、四の五の云ってねーで、とっとと乗れ!って感じ。見る前に飛べ…っス。せっかちなクセに、どうも腰が重い。
自然の力は、いつだって心地よい警策となって、私を打つのです。

2009年08月19日

8月19日 夏の帰り支度 〜&あむふわからのお知らせ

 お盆を過ぎて、そこはかとなく秋めいてきたような…。陽射しは暑くても、風が心地よく身体を抜けてゆきます。先日ゴルフに行ったら、コースは赤とんぼだらけでした。でもね、過ごしやすいのはいいけど、ちょっぴり名残り惜しいような、さみしいような。
お約束、8月のメランコリーですわね。

 あぁ、あと何回スイカを「おいしい!!」って頬張れるんだろうか。。。

 なーんてね。おセンチに浸ってる場合じゃございません。季節の移ろいはオシャレが一段と楽しくなるときでもあるのです♥♥♥
気持ちを豊かにして、ガールズはいつだってキラキラ輝いていたいもの☆☆☆

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男物の反物で仕立てたコウモリ柄の浴衣(真鍋さん私物)。本来トッポイものなので、帯はゆるやかなラインが女性らしい兵児帯(GOLDFISH・ピスタチオ)を使用。

あむあむふわわ・ネットショップで、代金引換選択できるようになりました。
どうぞご利用くださいませ。
http://amamfwawa.cart.fc2.com/

2009年08月24日

8月23日 ささやかな記念日…  に思うこと

 美容院の鏡に向ってボンヤリしていると、「ささやかですけど…」と、お菓子とコーヒーを乗せたトレイが出てきた。そして添えられた小さなポップカードには HAPPY BIRTHDAY。美容師のSさん、ありがとう。思いがけないサプライズに感動。

 そうか、誕生日まであと一週間。一年、早いな。それでいて、たっぷりとしている。頂いたお菓子をポリポリ味わいながら、再び鏡を覗き込んだ。この一年の間に、私の顔はどれほど変わったかな。生き様が「顔」を作るなら、私はちゃんと良い顔をしているだろうか…  していたい、な。

 小田和正さんの歌じゃないけど、あの日、あの時、あの場所で〜♪
人生はそんなことの連続で、タイミングの神様の手のひらで繰り広げられるパーティなのかもしれない。

 この一年を一言で云えば「出会い」です。人、モノ、場所、経験…実に沢山の出会いに恵まれました。初めてのいちご狩り、釣り、ゴルフに夢中になり、初めて味わうドジョウに舌鼓。石けん作りという新しいライフワークもみっけ。日常ではなかなか接点のない業種の方々とも、ずいぶんとご一緒する機会がありました。東ティモール、チェコ、ハンガリーに行かれたのは本当にDEEP IMPACTだったし、この年齢になっても友達はちゃんと出来るものだと知りました。そして、自分の中に《こんな感情》があるんだという新しい発見。今まで知らなかった自分に出会えたことは、とても新鮮なオドロキです。それは未来がどれだけ未知であるかを思い知らされることでもあって、そんな「明日」の前に立ち、どこまでも素直になれるような気がします。

 なんだろうね。つまり、しあわせってことか。

 そしてジョー・ストラマーの名言をもう一度。FUTURE IS UNWRITTEN

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2009年09月05日

9月4日 普段着きもの百反百柄展


普段着きもの百反百柄展
9月17日(木)〜22日(火)に川越の呉服笠間さまにて開催される「普段着きもの百反百柄展」にて、あむあむふわわの商品もごらんになれます。
普段着のきものにぴったりのあむあむふわわニットウェア。この機会にぜひお手にとってごらんください。
詳しくは、呉服笠間さまのサイトをごらんください。
http://park10.wakwak.com/~kasama/

2009年09月07日

9月6日 アイタタタタ…

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 いやはや、マイリマシタ。太ももの脇からヒザにかけて、突然の激痛。打撲のような痛みだけれど、ぶつけた覚えは全く無し。階段の上り下りができないよ。う”ぅ〜〜〜〜。

 この一ヶ月ぐらい、座りっぱなしの日々。外出していなければPCに向っている。しかも姿勢が悪い。机周りが狭い。イスと机の高さが合ってない。とにかく劣悪な条件が整っているのである。それが原因だと思われるが、右の腰からお尻を通って、太ももの裏に突っ張るような痛みがありました。ストレッチしたり、なんとか誤摩化していたのだが…。

 お茶のお稽古が新たな痛みの引き金になったのだろうか?ナサケナイ。

 茶道では正座はもちろん、両膝を揃えたまま立ったり座ったりも、実はかなり激しいのである。私の先生も、いつまでもお茶ができるようにと、ちゃんと身体を鍛えてらっしゃる。茶人に長寿が多いのは、それでかな?健脚は長生きの秘訣。人間、足腰がダメになると全部が弱るらしいからね。私も脱・グータラせねば。
とりあえず、この痛みが引いたらボディボでもしたいぜ。

 陽射しが弱まるほどに、私の海はシーズン・インなのであります。うっしっし。
ちなみにお茶室の花入れの中は、ワレモコウ、ホトトギス、綿…秋を深めていました。

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2009年09月08日

9月8日  999に向けて〜WORLDSHIFT

 デスクワークはあまり得意ではないけれど、何故にPCにへばりついているかというと、ワールドシフトのためであります。ワールドシフトに関する本の翻訳作業に追われています。で、作業はまだ途中段階だけど、それが何なのか。ぜひ、みなさんとシェアし、またフィードバックし合いながら、実現していきたいです。

           ☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆

 いま、私たちは地球的危機に立っています。このままブレイクダウンへの道を突き進むのか。あるいは、ブレイクスルーへの道にシフトするのか。私たちは意識を変えることで、大きな何かを変えることができます。環境問題、教育問題、政治や経済、個人的な悩み。すべてにおいて。今まで「無理」の一言で選挙にすら行かなかった人もいるでしょう。でも現に、一人一人が腰をあげれば政権もひっくり返るのですから。そんな想いをアクションに結びつけてゆくキーワードが

                WORLDSHIFT

 「カオスポイント」「コスモス」と云った本の著者として知ってる方も多いでしょう。世界的なピアニストであり、物理学者、また哲学者でもあるアーヴィン・ラズロ博士が提言しているコンシャスネス。
 今年の1月にブダペストを訪れた際に、ラズロ博士とお会いする機会に恵まれました。短い時間でしたが、いくつか博士に質問したことを以下に掲載します。

【ワールドシフトとは何か?】
 ワールドシフトとは発展の方向性を変える...つまり新たな方向へシフトすることを意味します。現在の方向は危機を生むばかりで、持続可能なものではありません。富は限られた人だけに集中し、貧困は広がってゆきます。雇用、教育、エネルギー問題が生じ、その状態では人類の文明は持続不可能であり、70億の人口を養うことはできません。
 ワールドシフトは今までと異なる目的、優先権、そして価値観を持つことです。

【シフトするためにはどうしたらいいのか?】
  それは意識のシフト。シフトは誰かが指示したり命令して成立するものではありません。チェンジは人々のマインドによって起こります。このままでは人類という家族は生き残れないということに、我々一人一人が気付くことです。そして新しい価値観を手にしたときにチェンジできるのです。新しい意識が芽生えたとき、新たなカルチャーが始まります。団結と協調の文化です。我々は人類という一つの大きな家族であり、一人の行動が全体に影響します。かつての自然に根ざした生活を取り戻し、我々は地球の一部である...有機体であることを自覚しなければなりません。

【日本にはどんな役割があるのか?】
 本来の日本は自然と共にあり、協調や協力を重んじてきました。しかし戦後、日本は急進的に産業を発展させ、物質主義にシフトしました。今、もう一度本来の「和」の精神を見直し、それをテクノロジーと融合させ、最新の知識と伝統的な価値観を併せ持つ新しい文明を開いてゆくことが求められています。

             ☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆

 そして明日、2009年9月9日。この999の日に、ロンドンにて博士が世界に向けて「ワールドシフト宣言」をします。 また世界のあちこちでもシフトに向けての動きがあるようです。

http://www.youtube.com/watch?v=18ZB1qz8JVw&feature=player_embedded

平和で持続可能な世界にむけて、あなたはどうしますか?
あなたはどんな世界を望みますか?

未来は予測するものではなく、創って行くものです。

*「ワールドシフト」を新しくカテゴライズしました。これから、いろいろなお知らせができると思いますのでチェックしてください。

2009年09月11日

9月11日 祈り

 9月9日はワールドシフト宣言の日でした。これから世界はどんな道を辿るのか。私は… あなたは… どんな世界を望むのか。いいことを考えよう。平和で美しいイメージを広げよう。それが力強い行動力の源となるように。

 それでも現実は重くのしかかり、上昇しようとする気持ちを地獄の底に引きずり降ろそうとすることもあります。今日は911。テレビを通してだったけれど、あの時のショックが蘇ります。その年の暮れに、その後のNYを取材しに行きました。たれ込める哀しみと「MOVE ON=次に踏み出そう」という陰陽のパワーがせめぎあっていた。人間は簡単に反転できる。善くも悪くも自由なのです。

    憎む? 許す? 閉ざす? 愛す? 終わる? 始める?……

 
どうか、みんなが平和でしあわせでありますように。心から願っています。

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愛すべき谷崎テトラさんが素晴らしい音楽とメッセージをブログで紹介しています。ぜひ、みてください。 DEEP PEACE。
http://blog.livedoor.jp/tetra_/archives/52441209.html

2009年09月14日

9月14日 世界手洗いの日 〜お知らせ

10月15日、  世界手洗いの日」を知っていますか?

 石鹸を使って手を洗うのは、いろいろな病気の感染などを防ぐのに効果的な方法です。不衛生な環境で失われていく命も少なくありません。それでもなかなか実践や定着が進まない「手洗い」を、みんなで楽しく習慣にしていきませんか。

 私もちょっとだけお手伝いできればと…PR映像のナレーションをやらせて頂きました。街のヴィジョン、ウェブなどチェックしてくださいね。

そして…

「世界手洗いの日」公式ホームページが9月16日にオープンします。お楽しみに☆

英語ですが、こちらも参考にしてください♪www.globalhandwashingday.org 


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2009年09月19日

9月19日  ON THE WAY

 家電が壊れるとき、一斉に壊れる。モテるとき、「困っちゃう〜♥」というモテ波に乗る。もう少し分散してくれたらいいのに、と思ってみても、集中するときはするのである。
 で、いま何が集中してるかっつーと「懐かしい人との再会」。そろそろ私もオムカエが近いのかな…なんて思ってしまう。昨日は地元の後輩と20年ぶりぐらいに会いました。後輩と云っても、この年になると上も下もないけどね。昔はずいぶんと先輩ヅラしてたことが恥ずかしいッス。
 ヤツは昔から「そこそこ」「適当に」「良い加減で」というものを持ち合わせていなかった。白か黒か。ゼロか100か。勝つか負けるか。故に、いつもツッパっていた。私が云うのも何だけど、危なっかしかい小娘だった。
 
 久しぶりに会った彼女はキラキラして、とてもキレイでした。すっかり大人になっちゃって(笑)。オバサンではなく、オトナ。一般的に見れば、エリートでもなく、けっして「まっとう」でもない。どちらかと云えば、裏街道を歩いてきた部類だ。でも彼女の顔を見ていると、「この人は間違った生き方をしてないな」って、そう思うのです。

 苦しみの中にいる。迷いの中にいる。後悔と自己嫌悪。痛み。不安。

 しあわせは一体どこにあるのだろうか、と途方にくれるけれど。いつだって答を出すには早過ぎる。まだまだ旅の途中なのだから。いつか旅を終えるとき、「珍道中だったけど、いい旅だった」と笑えたらいいな。

 提灯の灯りが商店街を彩ります。今年も秋祭りの季節がやってきた。

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2009年09月20日

9月20日 Power Of Art〜 Student Fes

「No Drug、自分のために」を合い言葉に、国際薬物対策センターが実施している薬物乱用防止活動、Power Of Art Project の一環として、本日イベントがありました。プログラムはざっくりと、以下の内容でした。

*全国の高校生バンドを対象に音楽とメッセージの総合評価で競うバンドメッセージコンテストの最優秀バンドの発表
*街中の少年少女たちの生の声を取材している、フリーペーパー「voices magazine」の編集長・橘ジュンさんによる活動報告とバネルディスカッション
*時東ぁみさん、椿姫彩菜さん、武田双雲さん、ヤナギマンさんとのトーク

 薬物乱用について考える、というのが主題ではありました。でも終わってみれば、もっと大きなものを投げかけられた気がしました。
             それは、一言でいえば   いのち   なのかな。

 薬物っていうと、自分には関係ないと思う人も多いかもしれない。でも「いのち」は誰にでも関わること。薬物の問題も、私たちが抱えてる様々な問題も、根っこのところでは変わりなくて、皆がどこかで被害者であったり、加害者であったり、つまり「関係者」ってことなんじゃないかな。。。う”〜ん。

 武田双雲さんから良いことを教わりました。人は「もってないもの」を数えがちだけど、自分の持ってるものを数えてごらん。どんなものでもいい。それは「いい」とか「悪い」とか評価するものではなくて、ただあるものとして。

丸い顔、ドジな性格、ソバカス、たくましい想像力、一途、ペチャパイ…

持っているものを挙げてみるだけで、ワン・アンド・オンリーな自分が見えてくる。そしてこんなにも豊かなんだとわかるから、って。 たしかに!!

Power Of Art Project。次は10月25日にライブイベントを開催します。詳しくはウェブをご覧ください♥

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2009年09月27日

9月27日 秋の海辺と心模様

 人気もまばらになった秋の海は、どこまでも解放感に満ちている。真夏の海のような「楽しまなくちゃ」という強制力がどこにもない。ほったらかし。とても自由で…だからこそ、どこか寂しくて、とても不安定で、それでいて美しい。まるで、あてどの無い恋心だね。
 
 義務でも約束でもない。いたいから、そこにいる。秋の海はそんな場所。ぶらぶらと散歩をしていると、永遠の自由という牢獄に迷い込んでしまったかのように思えてくる。空をすべるトンビは、一体どんな気持ちなのかしら。決まった時間に、決まったネグラに帰る伝書鳩は、トンビに憧れるのだろうか。あるいは、トンビは伝書鳩を羨ましく思うのだろうか。

 ある晴れた休日。久しぶりに潮風に吹かれながら、ゆっくりと流れる時間はとても穏やかでした。
LOVE AND PEACE

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2009年09月28日

9月28日 妖怪好き…なんです

 今日の東京は暑かったけれど、やはり夏物では落ち着かないもんですね。それが季節感というものなのでしょうか。選んだ着物は単衣の塩沢。せめて襦袢は麻にでもすれば良かった。衿を付け替える手間を惜しんだばかりに(決して律儀だからでは無く)、襦袢も単衣にしたら、暑いのなんの!
…まぁ、そこを涼しい顔でいるのオンナのやせ我慢の美学ってやつかな(笑)。

 あむあむふわわのメンバーと一緒にキモノ雑誌の編集部を訪ねてきました。すぐに何が決まるというわけではないけれど、いろいろ楽しいことを企画して、もっともっとキモノの面白さをお届けできたら嬉しいです。何か決まったらお知らせします。お楽しみに。

 さて、面白さと云えば、キモノはかなり自由にカスタムが楽しめるところ。今日の帯は誂えたもの。ごとく、釜、鍋、団扇、納豆、ろうそく…すべて身近な生活用品の付喪神(=つくもがみ)です。

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 お陰さまで呉服笠間さんの催事は無事に終了いたしました。足を運んでくださった皆さま、どうもありがとうございました。
 次に決定している催事は以下の通りです。こちらもヨロシクです♪

2009年10月24日(土)〜11月8日(日)
白瀧呉服店 (東京メトロ地下鉄赤塚駅)

2009年11月11日(水)〜17日(火)
新宿伊勢丹7F呉服売り場

2009年10月08日

10月7日 よろしく、手作り石けんです。

 あれはいつだったか…ある日、友達から「石けんを作ってるの」と聞いたのは。そういえば、ずっと前にどこかの町では廃油を利用して石けんを作ってる市民グループがあると、エコロジー関連の記事で読んだことがあった。でも個人で石けんなんて作れるの?そもそも、石けんは買うものだと思いこんでいた私はキョトンとしていました。

 始まりは、彼女に子供が生まれたこと。その子がアトピーで苦しんでいたために、彼女は石けんに関心を向けるようになったそうです。そして、その関心は私にも飛び火してしまったのです。最初は手作り石けんを分けてもらって満足していたのですが、いつの間にか自分でも作る楽しさを知ってしまい…
えへへ。
材料を吟味して、配合を工夫して、目的や季節など、いろんなことを考慮しては、真心込めて作るのです。ハマると、とことんイッちゃう質なんですよね〜。

 和風が好き。お菓子が好き。石けんが好き。好きなものを集めたら、3倍…いや、それ以上に楽しいかも!そんな想いで作った石けんたち。この度、ちょっとずつですが、あむふわネットショップで扱うことになりました。
よかったら見てくださいね。
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2009年10月12日

10月12日 お知らせ〜 飽きの夜長に昔話はいかが?

 昔話は好きですか? 私は大好き!「マンガ・日本昔話」なんて欠かさず見てたし、大人になってからも本で読んだりしています。そんなワケで、これを依頼されたとき嬉しかった。

ヤフーなどで「民話」で検索すると、こんなのが出てきます↓↓↓↓↓。すぐにクリックしてください。めっちゃ楽しい(そしてタメニナル)世界にひとっ飛びさ!

民話 〜日本に伝わるエコロジーのはなし〜
日本全国の民話を「エコロジー」の視点から収集し紹介。 ... 「民話」は、ずうっとむかしから人々が言い伝えてきたお話のこと。 ... 民話が生まれた場所にまつわるいろいろな写真が見られるよ。 ことば(317) 民話にでてくる言葉 ...
www.minwa.jp

...で、私が何をしてるかというと、いくつかの民話を読んでおります。

2009年10月14日

10月13日 覚醒

 キンモクセイの放つ芳香に酔いしれていたら、こんどは目の覚めるような純白が視界を奪う。今年もまた茶の花が咲き始めました。

 大好きな夏が過ぎると、陽気の心地よさとは裏腹に、そこはかとない憂いに抱え込まれてしまう。痛みというには、あまりに優しく。恐怖というには、あまりに漠然とした孤独感。真綿で締められているような日々。そんな鬱々とした気分から救ってくれるのが真っ白なお茶の花。あの白さが眩しくて、正気を取り戻すのかもしれない。

 さぁ、ここらで集中力を高めて参りますか!やりたいこと、やった方がいいと思うこと、やらなくちゃいけないこと。そんな諸々が湯垢のようにフワフワと私の周りに浮遊していたけれど、何やらにわかに冴えてきた気がします。これから忙しくなりそうな予感。

            波が来たら、乗るべし!    …これだね。

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2009年10月19日

10月19日 キラキラ☆

 透明石けんとしは失敗作だけど、単なる石けんとしては使えるはず。とりあえず型抜きして乾燥&熟成を待つことにしました。

 型抜き後の端っこを丸めたら、何やら天然石のよう。妙にキレイなんですけど。

 朝日に透かしてみたら、キラキラしていた。
きっと私たちはこの石鹸みたいなものかも。哀しかったり、苦しかったり、悔しかったり、怖かったり…まだまだ濁ってるけど、それでも太陽にかざしてやれば、こんなに美しい。

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2009年10月31日

10月31日 故郷の味と ACCEPTANCE

 う〜ん、実によく出来ている「鳩三郎」。うわさには聞いていたが、ここまでとは!ずっと気になっていたのを、今日ついに手に入れました〜。ちょっとカントリーマーム風なソフトな触感がたまらん。焼き色ぐあいも絶妙っす。

 「鳩三郎」は鎌倉銘菓である「鳩サブレー」を販売している豊島屋が売り出しているキーホルダー。昔はこんなもん無かったんですけどね。商魂たくましいといえば、たくましい。ふん、バカバカしい。資源の無駄…と思いつつ、やっぱり欲しかったのです。

 故郷というのは不思議なものですね。そこにいる時には気にもとめないものが、離れると無性に愛おしくなる。鳩サブレーなんざ、どこの家にも大小の缶々が(たいてい文房具入れとかになって)ありました。お使いものに利用されることが多いので、自分で買って食べることはなかった。なんとなく「家にあるもの」「あれば食べる」ものでした。
 ところが鎌倉を離れてからは、手土産には鳩サブレーがお約束。やけに美味しくて、自分用にも買い求めるようになりました。なんでしょうね…なくして分かる、親の有り難さ…みたいなものか?

 今日は久しぶりに鎌倉の海に入ってきました。新しく入手したサーフボードは、まだカラダに馴染まず、ただでさえヘタッピなのに、波もベタベタで、どうにもこうにも…散々。それでも右手に江ノ島を感じながら海に浮かんでると、あたたかな大きな腕に抱きしめられるような安らぎを覚えます。全身に平和エキスを注入されるのです。

 そう、この感覚!

 何かに受け入れられている。受け入れている。プラグ・インしている。繋がっている。

この感覚を実感できたら、平和はもっと身近なものになるのではないかな。家族でも友人でも、趣味でも、仕事でも、月でも、海でも、なんでもいい。なんなら「孤独」でもいい。目的のための関係ではなく、対象である「そのもの」と自分の理屈ぬきの関係。ACCEPTANCE。時おり忘れてしまうけど、いま再びこの言葉が響いています。


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2009年11月26日

11月25日 Simplicity♥ベアミネラル

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 多忙につき、しばらく石けん作りを休んでいたので、作りたいレシピが頭の中で溢れかえっている。早くカタチにしたい。そして使ってみたい。皆にも使ってほしい。どんどん願いは大きく膨らんでゆくばかりです。
 先日の伊勢丹・あむあむふわわフェアでも、私の手作り石けんを一部ご紹介させていただきましたが、お嫁にいった石けんたちよ、ちゃんとご主人さまのお役に立っているだろうか? 頑張って、いい仕事をするんだぞぉぉぉ〜。

 さて、石けんを作り始めてから、スキンケアもメイクも、なんだかシンプルになりました。以前は洗面所がいろんな化粧品に埋め尽くされていたんですけどね。どうしてでしょう〜。フシギ。
 なかでもシンプル is BEST の代表といえばベアミネラルです。最近は様々なミネラルファンデが話題になっていますね。全部を試したわけではないので、どのメーカーがベストかは云えませんが、私はベアミネラルが手放せません。なんつっても、簡単・手間いらずで自然な仕上がり!忙しい朝の支度も余裕です。

 波乗りが好きなんですが、海からあがった後、ドすっぴんは無防備すぎるし…かといって、ばっちりメークも場違い。そこでサッサとブラシで肌に乗せるだけでOKなベアミネラルが活躍するのです。これから温泉旅行もいい季節。お風呂上がりにメークをする? しない? 悩みどころですよねー。ましてや彼氏と一緒だったりすると。そんな時もベアミネラルの一筆があれば無問題。何よりも、100%ミネラルなのでエコロジカルで肌に負担がかからないのが良い。もちろん全てではないけど、市場に出回ってる多くのファンでは石油製品。極端に云えば、顔にガソリン塗ってる感じ?(こわっ)

 まぁ、語りだしたらキリが無いけど…早い話が、かなり気に入ってるってことです。そして何故こんなにヒートアップしてるかというと、12/6に「ベアミネラル・シャンパンダイヤモンド・コレクション」という限定キットが出るそうです(写真・右)。今日はそのプレスリリースがありまして、一足早くモニターしてきました。グ〜。

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2009年11月30日

11月30日 ワルリ絵画とヤギとワールドシフト

『ワルリ絵画展 〜インド・少数先住民族の村から〜』に行ってきました。友人から案内され、何気なく訪れたのですが、そこには素晴らしい世界との出会いがありました!

ワルリ絵画は元々土壁に描かれてたそうですが、それを布に描いたものが展示されてました。赤土、牛糞、灰、炭を原料にしたものを布に塗って乾かす。その上に米粉の絵具や顔料で絵を描きます(ポータブル壁? ってことですね)。なので絵画のほとんどは茶色と白、という簡素なものですが、それがまた何とも云えぬ味わいなのです。
 
単純な線、円、三角をベースにした絵はどこかマンガチックでもありながら、簡素だからこその雄弁さがあって、見れば見るどイメージが広がってゆきます。一枚一枚には物語があって、人間が自然とともに在ることの大切さ、コミュニティとしての機能、暮らしの知恵が語られています。

「あぁ、人って本当はこうだよな〜」
「しあわせって、こういうことなのかな〜」

そんなつぶやきが思わず漏れてしまう。
寒い冬の夜に独りぼっちで歩いてて、遠くに人家の灯りが見えたときのような…

これは月明りの下で村人が集まっている様子なのですが、月にご注目。ワルリ族の間では、月にヤギが住んでると云われてるそうです。ヤギが樹の葉っぱを食べるから、月はだんだんと欠けてゆく。そして樹はまた再生し、葉っぱを生やし、月もまた満ちてゆく。見事な自然の循環!

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いま私は「ワールドシフト」に関わり、平和で持続可能な世界の実現を志しています。いま世界は未曾有の危機にあると云われています。経済、環境、食料、雇用etc.。そんな世界はこのままブレイクダウンするのか?それとも危機をチャンスにして、ブレイクスルーするのか?
またドルが下がった、円高になった…ニュースが報じています。私だって気になります。けれども、その「点」を見るだけでなく、もっと大きく「全体」を見れば、きっと世界も個人も変わると信じています。
ともあれ、ワルリ絵画の中に「シフト」をビシビシ感じたわけです。

残念ながら展覧会は終了していますが、また開催されるときはぜひ行ってみてください。

ワルリ族はインド・マハラシュトラ州・ターネー県を中心に住む、人口約36万人の少数先住民族だそうです。彼らについては、ぜひKANSARIのウェブをご覧ください。

2009年12月05日

12月5日 新年に向けて 〜仕込み

 掃除はマメにするほうですが、それでも気付くと、あちこち結構汚れているものですね。流し台の下、本棚の角、食器棚の奧… 
なんだか一年の重みを感じます。暮れに大掛かりな掃除もいいけど、今のうちからチョコチョコやりだせば無理がない。そんなことを考え始める時期になりました。

 といって、掃除を始めたわけじゃありません。来年の干支であるトラをイメージして石けんを作ってみました。模様の出ぐあいに、もう一つ完成度を高めたいところですが、使い心地はよさそうです。今から熟成させ、新年に「解禁」するのが楽しみです。

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2009年12月12日

12月11日 GAKU-MC @渋谷クラブクアトロ

仕事が終わって駆けつけた時、会場はすでに熱気の固まりでした。そういう場合、すっかり気持ちが乗り遅れて、疎外感を強いられることが多いのです。ところが今夜は違ってた。途中からの人間もウェルカムしてくれる場の空気。まさにGAKUさんのお人柄そのものじゃないかと思いました。

このところの憂鬱も全部まとめてキャッチして、包み込んでくれるようなライブ。そして観客もまた、GAKUさんを丸ごと受け止めている。「信頼」というエンジンを搭載して、いろんな景色を見ながら走ったライブでした。

そして、ニューアルバムに収録されている「月が綺麗です」を生で聴けてホントによかった。


          かの夏目漱石
          彼の本当の功績
          キミはそれをを知ってる?

          I LOVE YOU
          それを彼はこう和訳したという

         「月が綺麗です」

今夜の東京は冷たいが雨が降り続いています。それでも私には月が見える気がした。
とても綺麗な月が。

*GAKUさんが「みんな、ケータイ出せ。カメラモードにしたか。よし撮れ!」と云って、会場は大撮影会になりました。               
                               live.jpg

2009年12月23日

12月22日 

今日は冬至。
一年の中で夜が一番長く、そして昼の最も短い日。

とても暗い。闇は冷たくて、こわくて、たまらなく寂しい。
けれど、この日を境に光は日毎にのびてゆく。

ゆず湯をわかし、冷えた体をゆっくりとあたためよう。

先日、友人に尋ねられた。
「あなたにとって死とは?」

死ぬことは生まれること。
生きることは、学びながら、ゆっくりと死んでゆくこと。ふたたび生まれるために。
そして生死を貫くものは愛である、と。

              touji-yuzu.jpg

2009年12月29日

12月29日 ブルーゴールド

いよいよ今年も暮れて参りました。皆さま、どんな年末をお過ごしでしょうか。

毎年、今ごろはお節料理の支度をしています。ストーブの上にかけたお鍋でクツクツと黒豆を炊きます。なますを漬け込む手は芯まで冷えてしまうので、それを時おり黒豆のお鍋で暖めながらの作業です。ところが、今年はそれほど辛くありません。暖かくて、大掃除も楽ですが、ちょっとね…やはり何かおかしいような。気候変動。当たり前だと思っていることは、決して当たり前ではないと考える時期なのでしょうか。

友人であり、ワールドシフトネットワークジャパンの仲間である構成作家の谷崎テトラ氏から、こんなお知らせを頂きました。以下、そのまま引用致します。

これは必ず観に行かなくては! 皆さまもぜひ。

〜〜〜〜☆〜〜〜〜〜〜〜↓↓↓↓↓↓↓↓↓〜〜〜〜〜〜〜☆〜〜〜〜〜〜〜〜〜


来春、こんな映画が公開されます。

『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』
http://www.uplink.co.jp/bluegold/

今、世界で起きている様々な“水戦争”の現状のドキュメントです。
「水問題」ではなく、「水戦争」

20世紀は石油をめぐって戦争が起きていたけれど、
21世紀は水をめぐって戦争や紛争が起きるという話。
、というか、すでに起きているという話。
「Black Gold」が石油で、「Blue Gold」が水。
タイトルのBlue Goldは、水の利権のこと。

先日、ユニセフの方にお話をうかがったのだけど、いま世界の淡水資源が枯渇しつつあって、世界の15億人が安全な飲み水を得られない 。
世界の25億人に適正な衛生設備がない。途上国の下水の9割が未処理で垂れ流されている、という。
これらは気候変動や砂漠化などの要因もあるのだけど、じつは人為的な要因も大きい。
水企業は開発途上国の水資源の民営化をはかり、腐敗した政治家が利益のために利用し、水を巡る軍事的な衝突も起きている。


この映画はもともと『地球に落ちてきた男』というデヴィッド・ボウイが出演していた70年代のSF映画の続編として、企画がすすんでいたそうだ。『地球に落ちてきた男』は水がなくなった地球を舞台として描かれるSF映画で、いろいろ水に関する資料を調べているうちに、監督はSF映画を作るよりも今地球で起きている事をすぐにでもドキュメンタリーとして撮らなければと考えはじめこの映画をつくったのだという。

監督のコメントを引用してみよう。

 「この映画を作らねばならないたったひとつの理由がある。
 社会的には、環境問題は二酸化炭素の排出と
 地球温暖化に絞られているように見える。
 でも、地球が温暖になっても人類は生き延びるだろう。

 地球温暖化は“どうやって”生きるかの問題だが、
 水危機は“生きられるかどうか”の問題なのだ。
 だから、私はこの映画を作った」

この言葉に象徴される。
この映画は多くの人に見てもらいたい映画だ。

東京では1/16より、渋谷アップリンク、ポレポレ東中野、ヒューマントラストシネマ有楽町などで公開。
全国でも順次公開予定とのこと。

Blogにも書きました。
http://blog.livedoor.jp/tetra_/archives/52514594.html

僕が構成する番組ap bank radioでも来年1月4日の放送でこの話題をとりあげます。
http://www.tfm.co.jp/apradio/

2010年01月06日

1月6日 おととい、ガレット

 年賀状なり、年賀メールというのは面倒だけれど嬉しいものであります。日々の忙しさを言い訳に疎遠になりがちな人たちと再会のきっかけを与えてくれる。友人の某とも前の大晦日以来なので、ゆっくり会ったのは一年以上ぶり。一年の間にはいろいろあって、いつ尽きるともなく、ひさしぶりにおしゃべり三昧の夜を楽しみました。
 舞台となったのは笹塚にあるガレット屋さん、Maison Bretonne。美味しいらしいよー、という情報を頼りに行ってみたら大正解!メニューの上から下まで味見したいくらい。あんなに薄っぺらいのに、すごい満足感。そしてお腹いっぱいなはずなのに、なぜかどんどん追加できるデザート。うーん、クセになります。

 私が着ていたキモノに反応してくれて、いつの間にか店員さんたちともおしゃべりの輪が広がりました。要するに、食事というのは食料を胃に詰め込む作業ではない。地球の恵みと、人の手から伝わる愛と、分かち合う時間。それらが一体となり「おいしさ」や「滋養」を頂くことができるのですね。
ごちそうさまでした。

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 いい夜は、何故かいつも歩きたくなるのです。この晩も、約40分の道のりを星見ウォーキング。ニットのNOBUNAGAコート(只今セール開催中!)侮るべからず。かなり冷え込んだ夜でしたが寒くなかった。

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NOBUNAGAの下は、濃紺の紬です。お正月気分を出そうと、白いおもちゃ柄の塩瀬の名古屋帯を締めました。前腹には干支のトラくんもいます。

2010年02月02日

2月2日 雪

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寒い寒いとは言え、まだまだ温かった今年の冬。東京にもようやく雪が降りました。陽が落ちると雨は雪に変わり、街は見る見るうちに白く塗られてゆきました。汚れも喧噪も、何もかも包み込んでしまう一時。完全無垢であることも美しいけれど、陰りがあるからこそ生まれる美もあるのですね。その内に秘めた哀しみも、戸惑いも、あらゆる歪みが作り出す陰影が美しさに奥行きを与えるのかもしれません。大自然の中の美しい雪景色も申し分ありませんが、都会の雪化粧は格別に味のあるものです。

私の胸の中にも雪が降ったならば、少しはきれいになれるだろうか。
雪と一緒にしんしんと静けさが積み上がってゆく夜でした。

          yukidaruma2.2.jpg
米油の石けんです。夕べ、窓の雪を見ながら作りました。

2010年02月15日

2月14日 加計呂麻の森林伐採

2月13日(土)、UAさんのライブイベントが行われました。
友人が企画している定例イベントで、私もお手伝いをしました。自分の出番が終わったら、仕事もたまっていたので早々に帰る予定でした。UAさんのライブは以前にも行ったことがあり、それはそれは素晴らしく、今回はライブパートまで残れないのが残念でなりませんでした。
ところが帰る前にちょこっと客席に行ったら、(やはり?!)それきり釘付け。
えーい、仕事は睡眠時間を削れば何とかなる。でもこの瞬間は今しかない! と、その場を動けないのです。この空間の中にもっといたい。次に何が起こるのか観たい。感じたい。ドキドキしました。きっとUAさん自身が瑞々しい気持ちでステージに立っているからこそ、こちらにも伝わるのでしょうね。

いろんなことが予定調和になっている世の中。自分も知らず知らずのうちに「はみださないよう」「おさまりのいい」ところに甘んじてしまってることがある。妙に熟れて、テキトーが通用してしまう。波風たたず、うまく機能していれば、それで正解なんだと細かいことに目をつぶってしまう。つまらないね。
それで合格ラインを越えられたとしても何の意味もない。

恋にはトキメキがある。100万回目の恋だって、それはいつも初恋なのです。決して同じ恋はなく、悩み、喜び、焦がれ、ときめく。
だから恋をするように仕事をしたい。恋をするように毎日を生きたい。そんな想いを揺り起こしてくれたライブでした。
旧暦の新年にして、聖バレンタイン。さぁ、ときめいて行こう!

さて、UAさんがステージで加計呂麻の伐採問題について話していました。35年の歳月をかけて、チップを作るために加計呂麻の森を伐採してしまう計画が進んでるそうです。
さっそくフェアウッドパートナーズなどと活動し、森林の事情に詳しい友人に連絡しました。彼曰く、島の半分の森をチップにする計画で、主導しているのは鹿児島の海運会社。屋久島のオペレーションもここが中心になってるらしいとのこと。

まだ私もリサーチしきれてないので、いたずらに騒ぎはしませんが、ゆゆしき問題ですね。関係者やよほど興味を持ってる人はともかく、普通に新聞やテレビでニュースを追っていても全然伝わってこない。こういうことが広く知らされないことも、実はとても恐ろしいことです。
興味がある方は検索してみてください。署名運動なども始まっています。私も引き続き動向を探ってみます。

そして、なぜそれほどにチップが必要なのかも考えなくてはね。まるで無限であるようにポイポイ使い捨てるティッシュ。ガラガラガラガラ、手クセだけで必要以上に引っ張りだすトイレットペーパー。過剰包装、etc.。
紙の一枚だって「いのち」であることを忘れたくないです。

2010年02月17日

2月16日 green book

近年「紙メディア」をめぐる状況が変わってきています。本を読まない、本が売れない、というだけではない「何か」。全ては電子メディアにとって代わられてしまうのか。いや、それは無いんじゃないかな〜。…と、思いたい。
先日、森林伐採とチップについて書きましたが、無駄遣いではない紙の存在意義とは何でしょう。

面白い企画展に行ってきました。『papermore』

折戸 朗子さん、宮路 雅行さん、村山修二郎さん、村山 悟郎さん、ハーズ・ダンさんが紙メディアの可能性を探る実験的なアート展です。

中でもグッときたのは村山修二郎さんの「育てる本〜green book」です。
花屋さんで捨てられてしまう葉っぱや花と、製本屋さんなどで出る規格外の商品にならない紙とで作ります。直接紙に草や花を擦りつけると、植物の色がそのまま絵具の役割を果たします。そして出来上がったページは時間や環境の変化とともに色合いを変えてゆきます。本を手にした一人一人が、それぞれに育ててゆくのです。それは自然の風化であり、四季の巡りでもあります。
会期中、白い壁に植物を使って絵を描き続けるそうです。どんどん変わってゆく風景。いいね。
これって、すごく原始的で、すごく普遍的で、すべての衝動の根っこにあるものなんじゃないかな。

子供が落ちていた花びらで壁をゴシゴシしたら、黄色く色づきました。
「きゃー」とも「うわー」ともつかない、妙な声を発して、それは紛れもなく喜びの声だった。

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会期:2010/02/05 (金)〜20(土)
制作時間:12:00〜19:00
休み:月曜日

会場:プロジェクトスペースKANDADA
(千代田区神田錦町3-9 精興社1F)
アクセス:東京メトロ東西線竹橋駅1b出口より徒歩3分
都営三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅A9出口より徒歩3分
入場無料

- ゲストトーク -
日時:2/20 18:00〜20:00
ゲスト:竹熊健太郎
http://takekuma.cocolog-nifty.com/
編集・執筆・漫画原作・評論・大学教授など、幅広く活動している竹熊健太郎氏による「紙とデジタルが共存する出版の未来」についてのゲストトーク

2010年02月26日

2月26日 春、スタート

春一番が吹き、真央ちゃんは銀メダルをとった。
時間はしっかりと流れ、世界は動いてるのですね。

去年の暮れあたりからグズっていました。いくら考えても答は見つからない。進むに進めず、引き返すにも道が無い。身動きとれないまま、ほとんど仮死状態で新年を迎え、節分に福を羨み、バレンタインをやり過ごし、梅の咲くのを横目で眺めていました。でも、いい加減にしなくちゃ。切り替える…というゆーか、切り替える努力をせねば!

オリッピンクの選手たちを見ていて、いつまでもグズグズしてる自分が鬱陶しくなった。誰だってみんな「それぞれの事情」を抱えて頑張ってるんだものね。

たとえ何があっても 「THE SHOW MUST GO ON」

窓辺に置いてある小さなサボテン。別にしょっちゅう水やりをするわけでもなく、まるで置物みたいに変化のないヤツだけど……

周りのケバケバを入れても、せいぜい2ミリぐらいしかない、小さな赤ちゃんを発見。サボテンの芽(?)。石にしがみつくようにして、ちゃんと生きてる。カワイイ!サボテンの仕組みはよく分からないけど、スゲー。ヤツなりに、ちゃんと前に進んでるのだ。

ずっと停滞してたけど、どうしようもないものは、どうしようもない。そんな合点もまずは一歩でしょうか。

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2010年03月01日

2月28日 桃の節句に向けて

お茶の席はいつだって良いものですが、この時期は特別です。毎年の恒例となっている雛祭りは、通常のお稽古に加え、先生お手製の桜餅やお膳を頂くのが何よりの楽しみです。お料理はハマグリの汁物に茶巾寿司など、桃の節句を存分に味わいます。そしてお土産に、お正月のころから仕込み始める、ひなあられを頂いて、今年も無事にこうしていられることを深く想うのです。

…ってな感じにジンワリと幸せを噛み締めながら帰宅して、ガックシ。
さっきまでの麗しい空間とは大違い。わが家の乱雑なこと、まるで嵐でも吹き荒れたよう。忙しさを言い訳に散らし放題。
うわっ、いけねー。お雛様も出してないじゃん!お雛様が泣いちゃうよー。

慌てて大掃除!    で、頑張りました。

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この雛人形さんたちは、私が生まれるずっと前からわが家にあるものです。伯母に聞くところによると、少なくとも60年以上は前のものだとか。よくもまぁ、こんな状態で残ってくれているなと感心します。  
         
さすがにお人形さんのおべべは古くなってる箇所もありますが、お道具類は見事に健在です。蒔絵などもキレイなままで、まさに漆と職人技の底力。
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この箪笥なんぞ、私が使ってるものより使い勝手がよさそう。ミニチュアにしておくのがもったいない。


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帯もお雛様。花を雛人形に見立てた春らしい一本で、毎年この時期だけ登場します。

2010年03月20日

3月20日 ゆすら @手作り市

お天気に恵まれた土曜日、代々木八幡神社で開催された手作り市。香司の今井麻美子さんが出店してると聞き、私も行ってみました。「香司」というだけに、彼女は香りのプロです。カルチャー教室や大学などでも講座を開き、日本の香りの豊かな世界を案内してくれます。
ぜひ、サイトもご覧くださいませ。 http://www.yusura-kaori.net/

匂い袋を手作りするワークショップに参加したのが、麻美子さんと知り合ったきっかけです。アロマテラビーには多少なりとも親しんでいましたが、「和の香り」というのはちょっと敷居が高いように感じていました。でも実際に体験してみると、自分の好きな香りで匂い袋や文香を作ったり、お線香を日常ユースで活用したり、とても身近に楽しむことができるようになりました。

と、言ってもなかなか自分でお線香を手作りしたりはしないので、もっぱら麻美子さんの作品を追っかけてます(笑)。持ち帰った文香を、さっそく箪笥の真ん中の引き出しへ忍ばせました。ふふふ。衣服からフワリと漂う「和の香り」… 
凛と背筋が伸びるさわやかさと、しっとりとした気持ちの和らぎが、不思議な均衡で漂うのです。

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お葬式のお焼香…ではありません!写真・左は、香木などをブレンドしたもので、匂い袋の中身です。そして右は、麻美子さんオリジナルのお線香。

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いつもはビシッと、着物を粋に着こなしてらっしゃいますが、今日はラフ&フランクなスタイルの麻美子さん。
こんなふうに、生・麻美子さんに香りについて教えてもらえるのは、イベントならでは!

2010年04月02日

4月2日 はじまります! ラジオから ワールドシフト

本日21時から新番組「WorldShift RADIO」始まります


TOKYO FM アース&ヒューマンコンシャス番組
「WorldShift Radio」
4月2日より、TOKYO FM、FM FUKUOKA、AIR-G'(FM北海道)にてオンエア決定。
(TOKYO FM/FM FUKUOKA 毎週金曜日21:00〜21:30
AIR-G' 毎週日曜日21:00〜21:30)
番組本編のPodcast配信も予定しています。

世界規模の金融・経済危機、気候変動、終結しない戦争、内戦テロ、世界人口の増加など、今まさに起きている「ここにある危機」に対して、新しい価値軸を創り、持続可能な社会を目指して、パラダイムの転換=WorldShiftを訴えていく番組です。

パーソナリティは、私が母のように頼りにし、姉のように慕い、こんな女性になりたいと憧れる、野中ともよさん。
構成は、TFMデイリープラネットに出演して以来の友であり、尊敬する谷崎テトラさん。
そしてゲストには経済、政治、環境、文化のキーマンを迎え、ワールドシフトのさまざまな動きを伝えます。

この番組をメディアとして活用してワールドシフトのムーブメントをおこしていけたらいいですね。

4/24、25のワールドシフトフォーラム@国連大学、
そしてまもなく発売の「ワールドシフトハンドブック(ビオマガジン)」など
様々な動きがこの春スタートします。

なお、国連大学のフォーラムは席数が限られておりますのでお早めに。ワールドシフトハンドブック付きです。みなさま、ぜひご参加くださいませ。
お問い合わせ・お申し込みは forum@worldshift.jp

2010年04月09日

4月9日 手作り市@世田谷観音 〜出店のおしらせ〜

いよいよ明日です。
先日、友人が参加している手作り市へ遊びに行ったことから、私も挑戦することに!
これまではお付き合いのあるお店などに(こっそり、ひっそり)置かしていただいていたのですが、明日は自分が店主となって手作り石けんのお店を開きます。
明日の会場は世田谷観音。雨も大丈夫そうなので良かったです。だって商品が石けんなだけに、それこそ雨だったら「水の泡」…あはは。

商品のチェックをしたり、おつりの準備をしたり、何から何まで初めてづくしでドキドキです〜。でも何歳になっても初体験することがあるというのは幸せなことですね。まぁ、あまり気負わずに。経験しながら学んでゆくこともあるでしょう。
楽しもうっと!
ぜひ、みなさんも遊びにいらしてくださいな。

手作り市「青空個展」@世田谷観音 → http://aozorakoten.com/


2010年04月16日

4月16日 今年もまた「いのちの森」@明治神宮

ワールドシフトの動きを受けて、去年からはじまった「いのちの森」。それは単なるイベントではなく、100年先…1000年先にも残してゆきたい、伝えてゆきたい「いのち」への祈りです。今年も沢山の方々の想いが集まって開催へと運びました。

4月17日、18日はぜひ皆様、明治神宮へいらしてください。
(いのちの森の詳細はコチラ→ http://www.inochinomori.net/

明日の開催を前に、今日は正式参拝をしてきました。いつもながら心地よい緊張感が体を貫いていきます。緊張しながら、ほどけてく…  
お約束の時間よりも早く行って、境内を一周。雪まじりの冷たい雨が、また何とも木々の美し
さを引き立てることか!手がしびれるほどにかじかむのも忘れて、大きな「いのち」の一部でいる喜びを体中で感じました。

最近「元気ないな」と思う人が多いように感じます。特に心やマインドが苦しそうな人がいっぱい。みんな疲れているのかな?何かに怯えているのかな?
原因はそれぞれでしょうけれど、もしこの大地や空や、大いなる「いのち」にプラグインできれば、きっともう少しハッピーになれると思うんだけど。
鎮守の森のBIGなフトコロに飛び込んでみませんか?

明日も寒いようなので、暖かくしてきてくださいね!
ところで古代フラを踊る方々って、フラだからやっぱり薄着(半裸?)なんでしょうかね?
根性入ってます♥


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2010年04月28日

4月28日 世間は連休なのかー

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目に青葉、街にもコイの戯れに
過ぎしトキメキ  君、いまいずこ

暑いんだか寒いんだか、ヘンな陽気に戸惑いつつも、時は流れて4月も残りわずか。
何だかんだに忙殺されてるうち…そうか、もうこんな時期かぁ。
明日の会食には桃太郎の柄の帯を締めていこう…などと思ってみたり。

それにしても良い季節になりました。晴れて爽快、雨でも風情。
あじさいの葉が日に日に力おびてきます。
今年はどのぐらい咲くかしらん。

   なんとなく作ってみました…あじさい石けん  SBCA0021.JPG

2年目を迎えた「いのちの森」。新たな課題や目標を見いだしつつ、沢山の方々のご協力を得て、すてきな二日間になりました。関わってくださった皆様、関心を寄せてくださった皆様にどうか、これからも「いのち」でつながっていきましょう。

そしてワールドシフト・フォーラムも予想を超える盛況となりました。フォーラムが終わったことは「はい、おつかれさんでした」ではなく、これからが始まりなのだと、胸に熱いものを感じております。
ワールドシフトについては、随時ウェブでお知らせてしますので、ぜひチェックをお願いいたします。↓
ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン

2010年05月07日

5月7日 できました! Worldshift ハンドブック

『WorldShift ハンドブック』
アーヴィン・ラズロ著、ワールドシフトネットワークジャパン 翻訳・監修
(ISBN978-4-904379-21-9、ビオマガジン社、1050円)

       本当に持続可能で平和な世界を願って、我々にできることは…何?

問うほどに迷路に迷い込みそうな難題に、わかりやすく、且つ実践可能な手引書として対峙したアーヴィン・ラズロ博士の著書「Worldshift 2012: Making Green Business, New Politics, and Higher Consciousness Work Together。

この本を日本でも出そう!という想いから、アホたち(ア=熱く、ホ=ホレる)が集まり完成させたのが…翻訳本でありながら、翻訳を超えた本。日本に暮らす人たちが、より「自分たちの問題」として理解できるよう、ラズロ博士の許可をいただき取り組みました。
(全員、無償でがんばりました〜っ)

『Worldshift ハンドブック』ではまず、この世界がどんな状況にあるかを報告し、社会・経済・環境など、我々を取り巻くすべての分野における「シフト」の提案をしています。といっても、シフトの仕方は人それぞれ。きっと「あなたのシフト」に繋がる何かがあると思います。

ジュンク堂や新宿紀伊国屋など都内の大きな書店をはじめ、順次地方の書店まで本が並んでゆくそうです。
(amazonなどネットでも買えるはずなのですが、まだアップされていないようですので、もう少しお待ちください)

また10冊単位で購入をする予定の方は割引もあるようです。
ぜひWorldShift ハンドブックを活用して、みなさんそれぞれの現場でワールドシフトを立ち上げていってください。
お問合せはワールドシフト・ネットワーク・ジャパンのサイトからどうぞ!

             あなたはどんな世界を望みますか?


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2010年05月26日

5月26日 銀座 やまと屋さんの草履

今日の放送でもお話ししましたが、大好きな草履がもう手に入らなくなってしまいました。
ここ最近では一番ショックな出来事です。
本当に残念でならない。
それはかつて大好きだった胡萩堂が店をたたんでしまった時以来の傷心です。

問題の草履というのが、写真のコレです。

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写真の撮り方が巧くないので分かりづらいかもしれませんが、カカトの何とも美しい曲線。
私は背が高いので、特別に一段減らして低く誂えているのですが、本来は高さがある分、もっとカーブがはっきりとしています。
スタイルだけでなく、これが最高の歩きやすさと履きごこちを実現させているのです。

たいていの草履は上から見た場合、左右の形に差がありませんが、これは台にも特徴がありますね。同じ寸法の草履にくらべ、足をすっきり華奢に見せる上に、足裏に吸い付くように、一歩ずつエスコートしてくれます。
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こうした草履を作るには熟練の職人技を必要としますので、職人さんがいなくなれば当然、草履はできません。
どんな精巧な機械も作れないのです。


次は何色にしようかな…
空色…
いや、若草色もいいな…


そんなふうに楽しみにしながら、欲しい気持ちを大事に育てていたのに。かなしい。

物が手に入らないことだけが哀しいのではありません。

安さばかりが幅をきかせ、町並みも、人と人との繋がりも、歴史も、未来を育てるという願いも踏みつけられてゆくような事態が残念なのです。

安いのけっこう。いいものが安く手に入れば、それは嬉しい。私も100yenショップにも行けば、ユ☆クロにだって行きます。

けれど、それだけが価値基準ではないだろうに。

多少高いと思っても、その値段には何が含まれているのか。その「モノ」と「値段」の後ろにあるものは何か。支払った代価が、未来に何をもたらすのか。お金を使うことの責任を実感しました。

2010年05月27日

5月27日 そっぺさんの詩

そっぺさんという詩人が書かれた詩です。
ワールドシフトの仲間が紹介してくれました。
とてもすばらしい詩です。
私のところに貯めておくだけではもったいない詩です。

だから(勝手ですが)皆さんに読んでもらいたくて、ここにご紹介します。

               *************
 
 


 ぼくは牛です

 普段はしゃべることはできないんだけど
 今日は特別に人間語を話せる魔法をかけてもらったんだ

 今ね、日本の宮崎県っていうところで
 口蹄疫という病気が流行ってるよね

 ぼくら牛とか友達の豚とかヤギとかキリンとかシカとか…
 足の爪が偶数に割れてる動物の間で感染する病気なんだ

 自然界に生きる僕らの仲間が感染してもさ
 大病にはならないんだけど
 家畜として飼育されてるとさ
 なんせ人口密度?家畜数密度?が濃いからさあ
 すぐにドバーっと感染しちゃって

 症状は口とか足とかが水ぶくれになって
 食欲が落ちるから体重が減るんだよね
 そしたら人間にとっては
 肉質が悪くなるとかで価値が下がるみたいで
 そうなると育てる意味がなくなるみたい
 そして感染速度の速い病気だから
 もう、殺すしかないんだって

 一緒に住んでる仲間の1人でも感染してたら
 全員殺されるんだって


 もしも人間界でさあ
 クラスに1人でもインフルエンザに感染したら
 その学校の生徒全員殺します
 社内で1人でもインフルエンザに感染したら
 その会社の社員全員殺します
 町内で1人でも感染者が出たら
 その町の住人全員殺します
 って決まりができたらどうだい?

 ぼくらはそんな決まりの中で生きて、殺されていくんだ

 もっとも、その理由で殺されなくったって
 ゆくゆくはもっと恐ろしい目に遭うんだけどさ

 ぼくらを育ててくれてる農家さんは泣くんだよ

 ごめんな
 ちゃんと育て切らないうちに殺してしまうことになって
 ごめんな
 怖い思いをさせて
 ごめんな
 元気なおまえまで巻き添え食わせて
 ごめんな

 って、涙を流して泣くんだよ。

 その光景はきっと日本中の多くの人に
 ぼくらのことをかわいそうだと思ってもらえたと思う

 ぼくらはさ
 どの段階が人間の言う
 ちゃんと育ち切った状態なのか知らないけどさ

 やっと一人前になったかなって思った頃に
 突然トラックがやってきて
 育ててくれた人に手を振って見送られて
 知らないとこだけど恐ろしくて怖いってことは感じ取れる場所へ
 連れて行かれて
 怖くて足がすくんでると電気棒でお尻を叩かれて前へ進まされて
 額に電気ショックを当てられて気絶して
 目が覚めたら足の1本をヒモで縛られて逆さ吊りになってて
 なんだよやめてくれよってもがいてもとれなくて
 のどをズバッと切り裂かれて
 血がどくどくと流れ出して
 ぐるじい、、だずげで… と訴えてるのに
 足とか腕をどんどん切り落とされて体がバラバラになっていって
 意識はいつまでも残っていて…
 こんな一大事なのに誰も助けてくれないし
 育ててくれた人はもう知らん顔だし
 日本中の誰もが知らん顔

 みなさんにお初にお目にかかるのは
 スーパーのパックの中

 ちなみにどんなにバラバラにされても
 意識はちゃんと残ってるんだよ
 だれがどんな風にぼくらを飲み込んだのか
 見届けてるんだ
 胃袋の中に入って消化されたって
 意識は残っているんだよ

 まあそれは今はいいけれど

 ともかく
 そんな切ない最期よりも
 育ててくれた人が涙する目の前で
 血を出さずに殺されて
 運がよければ焼いてもらえ
 その手間がかけられない場合でも
 ちゃんと埋葬してもらえる
 手も足もくっついたまま埋葬されて
 手を合わせてもらえるんだ
 日本中の人からも
 かわいそうね、って思ってもらえる

 この病気で死ぬ方が
 ぼくらにとっては穏やかな気持ちで成仏できるんだ


 今回のできごとはさ
 世界中にいるぼくらの仲間で話し合って
 決めたことなんだよ

 この方法しかなかったんだ

 ぼくらの気持ちを伝える方法は
 これしかもう思いつかなかったんだ

 どんなにたくさんの人間たちに迷惑がかかろうとも
 もうぼくらにはこれしかなかったんだ

 ただ、わかってもらいたい一心だったんだ

 日頃、ぼくらがどんなに悲しい思いをしているのか
 ってことを…


 だからおねがい

 被害額がいくらだとか
 損失がどうだとか
 保障がどうだとか
 畜産業がどうなるとか
 他の業界への影響がどうだとか
 責任は誰にあるのかとか

 その心配をしながらでもいいです

 どうか問題の本質に目を向けてください

 いくら保障をしても
 畜産農家を支援しても
 地域を支援しても
 募金をしても

 問題の本質から目を逸らさないでください

 人間という生物は本当に栄養学的に
 ぼくらを日常的に食べないと生きていけないのか

 ぼくらに対するこのような残虐行為が
 人間どうしの争いに影響を及ぼしていることはないのか

 ぼくらを食べるために飼育することは
 地球の環境にとって最善なのか

 地球上では全ての人に行き渡る充分な量の穀物があるのに
 ぼくたちを養うためにそれが行き渡っていない
 ということはないのか

 ぼくらをこんな風に扱うことによって
 人間としての魂の成長は得られるのか

 …


 援助や募金をするのなら
 畜産農家さんたちが別の職業につけるように
 どうか支援してください

 屠殺業者さんが別の職業につけるように
 支援してください

 精肉業者さんが別の職業につけるように
 支援してください

 ぼくらが家畜制度から解放されるように
 環境を整えてください

 ぼくらを食物として扱わない
 新しい文明をつくる努力をしてください


 ぼくにしゃべれる魔法をかけてくれてありがとう


 ぼくらの気持ちをブログや日記、ツイッターなどで
 伝えてくれている多くのみなさん
 ありがとうございます

 

 最後まで読んでくれて
 どうもありがとうございました


 ぼくはうしです


 追伸:
 ひとつ言い忘れてたことがあったんだけど
 というか、本当は言ってたんだけど取り消してたことがあるんだ
 でも大切なことだからやっぱり言うことにしたよ

 それはね

 ぼくらは人間が大好きだってこと

 ぼくらはね
 人間が大好きなんだよ
 人間のために働くことが大好き
 重い物だって力持ちだから平気だし
 退屈な作業だって飽きずにできる

 一生懸命働いて人間の役に立って
 喜んでもらってかわいがってもらえると
 すっごく嬉しいしもっと役に立ちたいと思うんだ

 ぼくらが人間にできない仕事をやって
 人間たちがぼくらのお世話をしてくれるなら
 ぼくらは死んだあと人間たちに
 食べてもらうことも喜びのうちなんだよ
 ぼくらをかわいがってくれる大好きな飼い主さんが
 食べ物がなくてお腹を空かしているならば
 ぼくは喜んでこの身を捧げるよ

 ぼくらと人間はそういう関係だったんだと思うんだ

 大好きな人のためなら死ねる

 人間のみなさんもぼくらもその気持ちは同じだよ


 長くなっちゃったね
 読んでくれてありがとう

 また魔法をかけてもらって
 お話できたらいいな

 ありがとう

 うしより

転載元
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1496358644&owner_id=16882363

2010年06月07日

6月7日 3331アーツ千代田

昨日、3331アーツ千代田に行ってみました。「21世紀型オルタナティブ・アートスペース」として古い中学校を改装しての誕生です。
正面には小さいながらもくつろげる芝生公園があり、ドーンと開けた入り口には日比野克彦さんが手がけている朝顔プロジェクトの苗木がいっぱい、可愛らしい葉っぱをつけて並んでいます。

そしてジョンレノンのイマジンを想起するような白を基調とした内装の館内。まだグランドオープン前ということで、準備中のスペースもありますが、面白い展示、ワークショップ、手づくり市などが開かれていました。


2階にあがり、奥まで歩いてゆくと…

暗い部屋にキラキラとうごめくものが…    なに?

あぁ、金色の冠をつけた人たちがウロウロしてる。  だから、、、何?

「三十三間堂プロジェクト」千仏顔を作ろう!  というもの。1000人の顔の仏像を作るということで、参加者たちは仏像メイクをしてカメラに修まるのです。金色の冠は仏様たちの装具でした。

へー、面白いなー。  ステキ、ステキ!  と、うっとり。

すると、何故か私もやることになり、気づいたら仏像のお仲間になっていました〜。あっははは。たのしー。

近くには「羽付き」で有名な達磨鯛焼きもあるし、下町情緒たっぷりの中のアートスペース。ちょっとこれからも気になる場所です。

ちなみに「三十三間堂プロジェクト」を主宰してるのはtetaさんというアーティスト。すごく魅力的なオーラを放っている方で、彼女自身がアートでした!

tetaさんのブログ→  http://teddha.exblog.jp/


こんなんなりやしたぁー☆☆    mizutuki.jpg

2010年06月11日

6月11日 『祝の島』〜ほうりのしま

『祝の島』(ほうりのしま)という映画の試写を観ました。

山口県で原発計画が進んでるという話は耳にしていましたが、
詳しいことは何も知りませんでした。
なんども泣きました。
とてもいい映画に巡り会えたこと、なんとかしなけりゃという想い、
たくさんの感動や焦りや心配や希望など、いろんな感情が沸き上がりました。

山口県上関町祝島で暮らす人たちは、島の対岸に建設予定の原発に28年間も反対しつづけています。
その姿をドキュメントした映画ですが、単なる「原発反対!」という映画ではなく、冷静に公平に、人の暮らしを見つめていて、本当に素晴らしかった。

何が素晴らしかったか。それは原発に反対してる人たちが、原発推進派の人たちを憎んでないことです。

「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」

…と、祝島に暮らす人たちは原発を作らないでほしいと訴えているだけで、誰かを敵にしてるのではないのです。
そして彼らが一番胸を痛めるのは、原発によって人々の絆…心が引き裂かれてしまったこと。みんなが互いを思いやって暮らしていたのに。

そして考えるべきは、何故そんな原発が必要なのか。祝島の人たちへの電力供給のために原発は必要ありません。それは都会で暮らし、便利を享受する我々の大きな責任なのではないでしょうか。

『祝の島』はどっちよりになることもなく、観るものに何を感じ、何を想うか…
そんな投げかけの詰まった作品です。

6月19日より東中野ポレポレ、広島横川シネマにてロードショー公開です。


『祝の島』のウェブサイトはコチラ→http://www.hourinoshima.com

2010年06月23日

6月22日 ワールシフト 書籍

何だか日々に忙殺され、時に心を亡くし、目の前のことや自分事にばかり目をやり、気がつけば迷子になってる…そんなこと、ありませんか?

もうじき夏越の大祓です。今年を迎えてから早いもので半年が過ぎようとしています。清々しい気持ちで明けたはずの新年も、知らず知らずのうち薄汚れてくるものです。今一度、さっぱりと汚れを拭い、新たな気持ちで新しい一歩を踏み出したいものです。

                  wslogo.gif

『ワールドシフト』 
アーヴィン・ラズロ著、ワールドシフトネットワークジャパン 翻訳・監修
(ISBN978-4-904379-21-9、ビオマガジン社、1050円)

このハンドブック、あなたはもう読まれましたか?
まだという方は、ぜひ読まれたし。
本の中身については、以前ご紹介しているのでご参考になさってください→5月のブログ記事。


        


               book01.gif

書店などでももちろんご購入いただけますが、オンラインショップでもお取り扱いしています。
こちらからどうぞ → アマゾン

2010年07月22日

7月22日 この夏、はじめての蝉の声

あぢー。

昨日、スタジオのモニターには銀座に出現したアイスバーなるものが映し出されていました。氷で出来たお店。床も天井も壁もカウンターもグラスも椅子も。すべて氷。お客さんたちは南極探検隊みたいな格好でお酒を飲むのです。この猛暑で流行ってるとか。

そのすぐとなりのモニターには別のチャンネルが映り「南半球に大寒波」というニュース。大雪と寒さで死者も出てるとか。


くるってる。何かが確実にオカシイ。


今朝、今年はじめて蝉の声を聞きました。すごくホッとしました。
私は何だかうれしい気分になって梅ジュースで乾杯。一ヶ月前に漬けた梅が美味しい滋養を与えてくれます。

こんな幸せに感謝。
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2010年07月26日

7月25日 週末@高知

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龍馬空港から会場へ直行。控え室の窓から高知城を望み、高知上陸を実感。何年ぶりだろう〜。

今回は某イベントのための出張です。龍馬ブームに湧く街は、ちょうど地元のお祭りと重なり、浴衣姿の人も多く、何やら華やいでいました。うーん、私も仕事じゃなかったらなー。
リハの合間に抜け出して、ひろめ市場をブラブラ… ひひひ。

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おぉ〜、あっちもこっちも龍馬がおるがじゃ〜。
何故か龍馬の肩にはバービーさん。よく見ると、顔こわい。

酒飲み天国! 飲めなくても、思わず「うまそうじゃ」と云ってしまう訴求力。
土佐っ子たちのお酒好きは近藤正臣…じゃなくて〜… 山内容堂のお酒好きを脈々と受け継いでるとか。
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           hirome1.jpg

いちいち美味しそう〜♥
ちなみに、初めてウツボを食べました。
江戸の穴子、京都の鱧、土佐のウツボ=おいしい御三家でしょ。


英一。 英二。 この50円の違いは何?!
                hirome3.jpg

                

おっとっと。これじゃまるで遊山レポぜよ。
ちゃんと仕事もしたがじゃ。

わーい。めっちゃ楽しい週末でございました〜♥
共演者の【豆しば】とパチリ! (厳密には【枝豆しば】です)
                
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