ちょっとしあわせ
今日はずっと先送りにしていたことにやっと着手しました。
戸棚の中で眠っていたお下がりのキモノ。ぶきっちょな手に針を持って、チクチク、袖丈をつめたのです。以前は、お嬢さん方は振り(お袖)を長くしたもんなんですよね。まるで夢二や中原淳一の世界!ってなもんで、可愛くてエレガント。でもよそ行きならともかく、超普段着で振り袖はちょっと今の生活には不便かも。どうも私は「しゃなり、しゃなり派」ではないし…襦袢だって合わせなくちゃならないし。透けなければウソツキの替え袖でクリアできるけど、夏物はバレバレなので X 。そんなワケで、肩バリバリに凝ったけど出来ました。これで準備OK. いつでもカモン真夏!
一方、家の前には十何足かの靴を並べました。ワケあって私の従姉妹が履けなくなってしまった靴。私にはサイズが合わないし、かといってそのまま捨てるのも忍びない。それで『ご自由にどうぞ』って並べてみました。横目でチラッと見て通り過ぎるか、「いや〜、何これ〜。ギャハハハ」と冗談のタネにしてゆく人たち…。しばらく窓の外を気にしてたけど、誰ももらってくれそうにもありません。あぁ、今の時代はこんなものを拾ってゆく人はいないのかな…と、ちょっと寂しい気持ちになりました。
ところが!!
私が針仕事に熱中してる間に、ふと気付くと靴がいつの間にか全部なくなってるではありませんか。「ギャハハ」とバカ騒ぎをしながらも、あの子たちが引き取ってくれたのかな。しかも、靴を並べておいたところには「アニマル柄の靴を頂きました」とか、メモまで残っていました。じ〜ん。世の中、捨てたもんじゃないわ!
キモノも靴も生き返った日でした。そしてモノという方舟に乗って、人の暮らしや心はどこまででも旅をするんだなと思いました。なんだか、ほんのりシアワセ。
出来上がったキモノの画像はまた改めてアップしま〜す。
































































虎屋文庫講演会に参加しました。あの羊羹でお馴染みの虎屋が開催しているレクチャーです。今回は国士舘大学の原田信男先生による「百珍と和菓子」というテーマ。
パニーニ? ラザーニャ? いえ、ラニーニャでございます。このラニーニャ現象とやらで、今年の夏は猛烈な暑さに見舞われるとか。うぇ〜。これはしっかり根性をすえて覚悟をしておいた方が良さそうですね。























(photo by 遠藤志岐子)






















































他人から学んだ優しさを、私もまた誰かに伝えられたらいいな。









和裁の師匠に頂きました。ネズミのチョコと金太郎アメ。かわいいね。


朝、窓の外には清らかな白い世界が広がっていました。東京の初積雪です。不思議なことに、雪を見ると子供に戻ってしまいます。とてもきれい。思わず寒いのも忘れて寝間着のまま外に飛び出し、雪を顔に浴びたり、雪団子作ったり。




























あちこちに惜しげも無く、雛人形が展示されている。
これだって立派なおひなさま。
年男、年女?






頂いたお香は、ラッピングのリボンの替わりにガラスの桜が添えてありました。よく見ると、それはお香立てにゴムを通したもの。気が利いてますよね!でもそのまま使ってしまうのがもったいない気がして、ゴムを帯締めにグルグル巻き付けてみました。ほら、かわいい帯留めみたい。箸置きにしてもよさそう。













境内をブラブラしてると……何?

















…そして、まだつづく。


































夏の薄ものは、下の白い襦袢が透けるのが涼しげで楽しいです。気楽な八寸の帯に青いトンボ玉の帯留めを。



