2008年11月20日

元気便り〜オリーブを守る

 イスラエル・パレスチナ問題はあまりにも長い時をこえてこじれ続けている。あまりの根の深さに、もはやどうすることもできないんじゃないか…そんな絶望さえ込み上げることがある。もちろん、希望を失ったときが敗北であり、本当の意味での過ちを犯すことになるのだろうけれど。
 この問題に重ねて、自分の身の周りで起こっている様々な解決困難な問題に関しても、己の無力さに途方に暮れてしまう。

 11月19日2008年。朝日新聞(朝刊)に「オリーブを守るユダヤ人の【楯】パレスチナ」という記事を見つけたとき、目頭が熱くなった。こんな人たちもいるんだ…と。途方に暮れてるなんて、それは余裕がある人間のお遊びに思えた。溜め息ついてはグスッてる己が恥ずかしくなった。
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「その問題が生じたときと同じ考え方をしていたのでは解決できない」………
と、アインシュタインが多大なるヒントを与えてくれている。環境問題、金融問題、人種問題、食料問題…etc.、そして極パーソナルな事柄に至っても、新しい考え方を怖れていては、新しい世界には辿り着けまい。今のままが良いものでないとしたら、変えるまで。現状のままで好ましくない生き方を続けるのか(あるいは、生きることを辞めるのか)。新しい考えにシフトして、窮状を打破するのか。
新しい世界に向けて、さぁ一歩を踏み出そう。

 

2008年11月17日

日本ロマンチスト協会

 環境ナビゲーターで気象予報士の井手迫 義和さんのご紹介で、私もいっぺんに賛同してメンバーに加えてもらったのが「日本ロマンチスト協会」。協会自体は、ほとんどシャレみたいなものですが、提唱しているスピリットは至ってマジメ。エコロジーの本質と云ってもよいでしょう。
 画像にもあるように、名刺の裏にはロマンチストとしての心得が書かれています。

 で、このラブラブがどうしてエコに繋がるのか?!
 例えば車を運転してるとします。本当に愛する大切な人を乗せていたら、無茶な運転はできませんよね。自然とエコドライブになるのでは? 愛する人に美味しいものを食べさせたいのは当たり前。なおかつ、それが安全で体に良いものなら最高です。好きな人とはずっと一緒にいたいと思います。同じ時間やスペースを共有することで、消費エネルギーも個々で使うよりも削減できるのです。
 
 近年、特に都心では一人暮らしの方が増加の一途をたどっています。かくいう私もその一人。自分だけのために冷蔵庫を使い、お風呂をわかし、電気を点け…etc。ラブな誰かと一緒にお風呂入れば、水もガスもどれだけ減らせることか。つまり世帯数を減らすことは、自ずと省エネにもつながりやすいのです。

 そして何よりも、誰かを好きでいるってステキ!!

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2008年09月23日

9月23日 お詫び

 うっかり手違いで、せっかく書き込んでくださったコメントが一部削除されてしまいました。作業上のミスという以外は何の他意もありません。
ご迷惑をおかけしてしまった皆様、本当にごめんなさい。

2008年09月02日

元気便り〜猫の郵便屋さん

 いつの記事だったか…。ご紹介しようと保存したまま、それっぱなしになっていました。たしか今年(08)の夏の始めごろです。朝日新聞朝刊。

 電話やメールのお陰で情報のやりとろは格段に早くなりました。便利な時代ですね。一方で、便利さが「距離」や「時間」の感覚を鈍らせているのも事実です。距離や時間によって育まれるものがあるとすれば、利便性だけを崇拝していられない気がします。
 平安の時代に恋文を待ちわびた人々と、別れ話さえメールで済ましてしまう現代人と、どちらが豊かな情を享受しているのでしょう。

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2008年08月23日

『お金』崩壊

 お金があれば助かる。お金は「チャンス」の一つである。品物を買うチャンス。どこかへ行くチャンス。学ぶチャンス…etc.。でもそれがすべてじゃない。無ければ無いで、他の方法だって考えられるはず。むしろお金ではどうにもならないものが沢山ある。そのどうにもならないものこそ、我々にとって大事なものだったりする。分っているはずなのに、いつのまにか「お金」そのものが「目的」になり、お金に振り回され、お金によって崩壊してゆく。そして、その「お金」もまた崩壊するとしたら?

 青木秀和さんの『お金 崩壊』(集英社新書)は興味深い一冊である。

 《社会でモノやサービスを購入するお金と、バーチャルな金融市場を行き交うお金とが乖離してしまったのである。私たちの社会は、そんなお金の暴走に翻弄されている。「お金とは何か?」という根源的な問いかけから出発し、財政赤字、年金制度、グローバリズム、エネルギー問題など様々な論点に迫る》
                
                             =表紙の袖から抜粋。

 政治経済が苦手分野の私には、正直ちょっと頭が痛くなる内容ですが、面倒だからと知らん顔できる事態ではないことに衝撃を受けます。「うへっ!」と何度、トンマな声をあげたことか。中でも資源やエネルギー問題に関する記述は乞う必読。
「グリーン・シフト」という言葉も定着してつつあるが、それはつまり「価値観のシフト」なくしてはならないのだと思う。

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中日新聞の書評→http://www.tokyo-np.co.jp/book/shohyo/shohyo2008051802.html


           

2008年08月03日

元気便り〜キャッチボール

 ある人からキャッチボールの素晴らしさについて聞いたことがあります。相手と向いあって、徐々に互いの距離感を理解し合ってゆく。単純にボールを投げて、受けて、投げて、受けて。それだけなのに、不思議と気持ちが通じ合う。人間関係の基本があるという。
 そういえば、子供のころ父親とキャッチボールをした。二人の間にボールが描いた弧は、今でも忘れられない感触を残している。
 いつからか、キャッチボールする子供の姿をあまり見なくなってしまった。外で遊ぶよりも家にこもって個々にやることがあるのか。外で遊ぶ場所がないから、家にこもるのか。理由は一つではないでしょうが、外に子供(大人も含めて)がのびのびと遊べる場所はたしかに少ないでしょう。公園も「禁止事項」だらけ。
 「節度を守る」「臨機応変」「マナーを持って」などの隙間がなく、「OK」か「NG」だけで決められることがよくあるように思います。それは、なんだか人間を信頼してないな、と感じる瞬間でもあります。
 朝日新聞8月1日、掲載記事。
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2008年07月14日

納豆とパック

 いったいどれだけのゴミを出し続けるのだろう。中でもプラスティックゴミの多いのにはゲンナリします。でもゲンナリしたところで、それは自分のせい。自分がその商品を選んだ時点でプラスティックゴミを受け入れたことになる。「だってそれしか売ってないんだもん…」という言い訳をする自分に、そろそろお別れしなくちゃ。

 納豆が大好きで、ほぼ毎日食べています。いつの頃からか、発泡スチロールの個別パックの納豆に慣れてしまっていました。3コパックとかが、またもう一枚のビニールに包まれています。中には使いもしないカラシやタレが、これまた個別に小さなビニールパックになって入っています。しかも食品トレーやプラスティックの回収ボックスの多くは「納豆パックは不可」とのこと…

 写真は三宿の納豆店、せんだい屋さんで購入した納豆です。経木に包まれた納豆は、ほのかに木の匂いがして香ばしい。こんな美味しさ忘れてたかも!そういえば子供の頃に食べていた納豆は藁(わら)で包んであったな。お箸で絞り出すようにして器に移したっけ。むっちりとして風味豊かでした。
 こちらのせんだい屋さん、プラスティックのパック物も扱っていますが、それらは持ってゆけば回収/リサイクルしてくれるとのこと。

 代価を払うとき、私たちはすぐに捨ててしまうゴミの分まで支払っています。
「売ってるから買う」から「買うから売る」に発想を転換してみました。
 何かを買うときに、なぜ自分はこの商品を買うのか? 安いから? 便利だから? ただ目の前にあるから? 
 買う人間の責任は思ったよりも重たいようです。

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2008年03月21日

樟しょうのう

樟(くす)しょうのう

 
 子供のころ嗅いだナフタリン。衣替えの時期はしばらく臭ってました。今となっては、懐かしような気さえしますが、当時はイヤだった。頭は痛くなるし、くさい、くさいと、衣装箱から出したばかりのセーターやコートを着るのを愚図ったものです。
 20世紀はじめまで、日本は世界最大の天然しょうのう生産国だったそうです。それがプラスティックや化学合成品にとってかわり、今では天然しょうのうは絶滅の危機に瀕しています。私も生まれたときから化学薬品しか知らず、防虫剤は「そういうもの」だと思いこんでいました。近ごろは臭わないタイプのものもあり、時代の進歩を痛感します。とはいえ、化合物であることには変わりません。できることならナチュラルなものを選びたい。そして出合いました。樟しょうのう。

 天然のしょうのうは、クスノキの幹や枝などのチップを蒸すことで発生した蒸気を精製して作った結晶です。古くから防虫・防腐・防臭剤として使われていました。
 思わず深呼吸したくなるようなスーッとする感覚で、気分もリフレッシュします。天日や風にさらすとニオイが消えるも嬉しいです。長期保管した衣類も「あ、引っ張りだしたのね」という生活感も気になりません。私は衣装箱だけでなく、家のあちこちで使っています。下駄箱に入れておけば、外から入ってくる人をさわやかな香りが出迎えます。他にも洗面所や寝室などでも使っています。しっかり個性を持ちながらもツーンとくるキツさがないので、生活の邪魔にならなくて気に入っています。また、天然しょうのうは日本の林業や地域の産業などについて考えるきっかけになりました。

商品名:日向のかおり 樟しょうのう
原材料:宮崎県産のクスノキ
生産地:宮崎県日向市
URL : http://www.yuukihongyo.jp

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