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元気便り アーカイブ

2008年08月03日

元気便り〜キャッチボール

 ある人からキャッチボールの素晴らしさについて聞いたことがあります。相手と向いあって、徐々に互いの距離感を理解し合ってゆく。単純にボールを投げて、受けて、投げて、受けて。それだけなのに、不思議と気持ちが通じ合う。人間関係の基本があるという。
 そういえば、子供のころ父親とキャッチボールをした。二人の間にボールが描いた弧は、今でも忘れられない感触を残している。
 いつからか、キャッチボールする子供の姿をあまり見なくなってしまった。外で遊ぶよりも家にこもって個々にやることがあるのか。外で遊ぶ場所がないから、家にこもるのか。理由は一つではないでしょうが、外に子供(大人も含めて)がのびのびと遊べる場所はたしかに少ないでしょう。公園も「禁止事項」だらけ。
 「節度を守る」「臨機応変」「マナーを持って」などの隙間がなく、「OK」か「NG」だけで決められることがよくあるように思います。それは、なんだか人間を信頼してないな、と感じる瞬間でもあります。
 朝日新聞8月1日、掲載記事。
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2008年09月02日

元気便り〜猫の郵便屋さん

 いつの記事だったか…。ご紹介しようと保存したまま、それっぱなしになっていました。たしか今年(08)の夏の始めごろです。朝日新聞朝刊。

 電話やメールのお陰で情報のやりとろは格段に早くなりました。便利な時代ですね。一方で、便利さが「距離」や「時間」の感覚を鈍らせているのも事実です。距離や時間によって育まれるものがあるとすれば、利便性だけを崇拝していられない気がします。
 平安の時代に恋文を待ちわびた人々と、別れ話さえメールで済ましてしまう現代人と、どちらが豊かな情を享受しているのでしょう。

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2008年11月20日

元気便り〜オリーブを守る

 イスラエル・パレスチナ問題はあまりにも長い時をこえてこじれ続けている。あまりの根の深さに、もはやどうすることもできないんじゃないか…そんな絶望さえ込み上げることがある。もちろん、希望を失ったときが敗北であり、本当の意味での過ちを犯すことになるのだろうけれど。
 この問題に重ねて、自分の身の周りで起こっている様々な解決困難な問題に関しても、己の無力さに途方に暮れてしまう。

 11月19日2008年。朝日新聞(朝刊)に「オリーブを守るユダヤ人の【楯】パレスチナ」という記事を見つけたとき、目頭が熱くなった。こんな人たちもいるんだ…と。途方に暮れてるなんて、それは余裕がある人間のお遊びに思えた。溜め息ついてはグスッてる己が恥ずかしくなった。
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「その問題が生じたときと同じ考え方をしていたのでは解決できない」………
と、アインシュタインが多大なるヒントを与えてくれている。環境問題、金融問題、人種問題、食料問題…etc.、そして極パーソナルな事柄に至っても、新しい考え方を怖れていては、新しい世界には辿り着けまい。今のままが良いものでないとしたら、変えるまで。現状のままで好ましくない生き方を続けるのか(あるいは、生きることを辞めるのか)。新しい考えにシフトして、窮状を打破するのか。
新しい世界に向けて、さぁ一歩を踏み出そう。

 

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